2018/11/07 - 2018/11/08
1663位(同エリア2427件中)
pipicoさん
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この旅行記のスケジュール
2018/11/07
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バスでの移動
博多バスターミナル → 由布院駅前バスセンター(高速ゆふいん号)
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バスでの移動
由布院駅前バスセンター → 別府ロープウェイ(MyべっぷFree利用)
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別府ロープウェイ
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バスでの移動
別府ロープウェイ → 堀田(MyべっぷFree利用)
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徒歩での移動
10〜15分程
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夢幻の里 春夏秋冬 にて立ち寄り湯
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徒歩での移動
20分程
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ホテルさわやか別府の里 に宿泊
2018/11/08
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バスでの移動
板の平向井病院前 → 由布院駅前バスセンター(MyべっぷFree利用)
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徒歩での移動
湯布院散策
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金鱗湖
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徒歩での移動
30分程延々と坂を登る
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束ノ間の湯 にて立ち寄り湯
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徒歩での移動
20分程で湯布院メインストリートに戻り、またぶらぶら土産屋巡り
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バスでの移動
由布院駅前バスセンター → 博多バスターミナル
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この旅行記スケジュールを元に
11月。 まだまだ歩き回るには良い季節。
そして、紅葉の季節!
色づく木々に癒されるため、それから、今回はなんとなく落ちてる自身の気持ちに元気が出るような旅にしたくて、でも費用は抑えなきゃと、考えに考えて行程を組みました。
元気が出そうな町、別府。
そこでロープウェイから紅葉絶景を見たい。
これが今回外せないイベントだった私は、別府ロープウェイを拠点に考え、別府の中でも一番近くの堀田温泉へ。
調べていると、別府~湯布院間を繋ぐ便利なバス乗車券もあることを知り、乗り継ぎ時刻の関係上で湯布院経由の方が都合良さそうだということも判明。
初日は別府の湯、翌日は湯布院の湯で英気を養おう。
そして、散策を楽しもう!
しかし、今回は天ヶ瀬の時より歩いた。
しかも、半分は坂道。
もー、鍛錬遠足のような旅でした。
写真多めに撮って、無くなりそうになるスマホの充電にビクつきながらの旅でもありました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
選んだ交通手段はコレ、「とりっぷきっぷ」。
高速バスで別府・由布院発着利用ならおまけに路線バスの別府周遊と別府から由布院への道のりが乗り放題できる「MyべっぷFree」という券までついてくる。
これで高速バスの往復代金とほぼ同じ金額。
車が無い人にはとっても有り難いチケットです。
高速バスは予めネットで予約入れとけば、あとは博多バスターミナルの窓口でサクっと購入できました。 -
博多から出発です。
バスターミナル発の時はだいたい決まってこの組合せをコンビニで調達。
夜もとり天食べる予定なのに‥ -
由布院到着。
十数年間ぶりだー。
他の温泉地に比べるとやっぱり平日でも観光客多め。
久しぶりで懐かしい気もするけど、今となっては九州で最大級の観光地、以前と明らかに違うのは、外国人率が異様に高い‥ -
「MyべっぷFree」は由布院バスセンターで受け取りました。
スクラッチで削られてた2日間が有効となります。
ロープウェイの割引券も頂きました。
別府市内もこの券であちこち廻りたかったけど、予定詰め過ぎても私は絶対こなせないので、今回は由布院~堀田温泉までの利用とします。 -
湯布院の温泉街を抜けて、バスはどんどん山を登っていきます。
窓からは秋の心安らぐ風景が。 -
城島高原パークには紅葉したり
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黄葉したり、そのままの緑色の鮮やかさを保っていたりと、それぞれの木々がとても綺麗な色合いを見せていました。
-
山間の紅葉ドライブを楽しみ、到着しました、別府ロープウェイ。
-
早くアレに乗りたーい!
ちょうど良いタイミングで今から出発しようとするゴンドラに乗り込めました。
しかも、100人乗りのゴンドラに乗車したのはたった7人。ラッキー☆ -
あっという間にどんどん登っていきます。
別府湾が見えてきてテンション上がってきた♪ -
という浮かれ気分からふと我に返ってみた。
私、高所恐怖症だった‥
落ちたりしないよね?
同乗してる人たち、みんな穏やかな顔で乗ってるからきっと大丈夫なのよね?? -
襲ってきた恐怖心を頑張って押しのけ景色に集中。
あぁ、やっぱり乗ってよかった。
緑・橙・黄色、一面好きな色ばっかり。
肝心の紅葉は予想よりも今ひとつでしたが、それでもほら、木々の上にゴンドラの影がくっきり映し出されていい感じ。
もう少し撮影技術があればいいのにな。
実際の景色も少ーし霧がかかっていました。 -
無事に山上に到着。
あ~、今居るところは「おんせん県」。
そう考えるとまたまたテンションアップ。 -
景色はくすんでいるけど良い天気です。
温度計の表示は12℃。
寒いと覚悟し、上着を2枚用意してきてタイツまで履いてたのに‥日差しのせいか少し暑いなぁ。 -
調査不足でしたが、更に山頂に続く遊歩道が。
せっかくだから登ってみようと歩き出したけど、ただでさえ暖かい中の鍛錬遠足ばりの山道。
じわじわ汗が滲み出てきた。
せっかくだからと自分に言い聞かせ、汗をかきかき山頂目指し‥ -
着いたー!!
んー、でも、さっきのスタート地点とあんまり景色変わらない‥
やっぱり少し霞んでる。
それでも、標高千数百Mから見下ろす別府市内とその向こうに見える別府湾の大パノラマは素晴らしかった。
少し元気もらえたかな? -
乗ろうと思っていた下りのゴンドラを2度も見送り、お腹減ってきたのでクールダウン兼ねて自販機のアイス食べながら待ちました。
下りは先程とはうってかわって70人程が乗車。
こんなに乗って、落ちないの~(汗)とまたもやビクビク。
いやいや、みんな楽しそうに乗ってるやん、大丈夫、大丈夫‥
まばらだけど、ほら紅葉も綺麗。
何ごともなくゴンドラは私たちを麓まで運んでくれました。
生きて戻って来れたことと、目的をひとつ達成できたことに安堵し、次は堀田温泉に向かいます。 -
堀田温泉には前から行きたかった立ち寄り湯があります。
「夢幻の里 春夏秋冬」。
ロケーション・泉質ともに良いところだと職場の方からも話を聞いていました。
最寄りのバス停からなら徒歩でも行けそう‥
「堀田」バス停で下車し、Googleマップを頼りに歩きます。
大きな県道から入り込んだところで、自信なかったから地元のおじちゃんにも道尋ねつつ、持ってた菓子くわえながら歩くこと約15分。
時刻は15時をまわり、昼食をとりそびれた私はかなりお腹空いてましたが、旅行に出るといつも食事が二の次になってしまいます。
なので、この日もこのオールレーズンが昼食となってしまいました。 -
程なくして湯けむりが見え、ほのかに硫黄の香りが辺りに漂ってきました。
-
思いのほか近かった!
そして、思いのほかすてな雰囲気の建物。
受付横にもジャズが流れる落ち着いた休憩場があります。
大浴場と貸切り湯とがあり、貸切りは滝を眺めることもできるようですが、あまり贅沢もできず、大浴場を選択。
平日だからお客さんも少ないだろうな、と思って。 -
小川に架かる橋を渡ってお風呂へ向かいます。
扉を開けると、期待通りの先客無し。
扉の横でサワガニだけがお出迎えしてました。 -
大浴場。
雲仙の時のような白濁の硫黄泉です。
かかり湯をするとほわ~っと硫黄のいい香り。
入ると温度も程よく、ロープウェイでひと汗かいてた身体には一層心地いい。
しかも貸切り状態だー。 -
静けさの中、湯気と緑とそよ吹く風と私。
掛け流しの音と鳥の鳴き声だけが聞こえます。
癒される~。
お化粧も落として顔まで浸らせたかったー。
たまたまかもしれないけど、雲仙で入った小地獄温泉より硫黄の香りを強く感じた気がします。
後から若旦那さんらしき方に話すと、「ウチはまだ薄い方ですよ、明礬に行ったらもっと強くてコッテリしてますよ」と。
硫黄泉で有名な明礬、今回足を延ばそうか迷ったところでしたが、明礬は明礬だけで多分ひと旅できそうなので、次回のお楽しみとしています。
今回はこちらで存分に硫黄の香りを独り占めでき、もう満足。 -
実は、今回標高の高いところで体力使ったせいか鈍い頭痛がしており、それも持病のある右後頭部だったため、「あら、もしかして血管にマズかったかしら‥」と心配になって湯上り後の休憩中に血圧測ってみました。
ところが、いつもより低い数値。
測定ミスかなと思い何度かやり直したけど同じ位。
温泉&リラックス効果かな?
もともと血圧高くはないけど、急上昇が血管に悪いからと先生から血圧管理を勧められているので、旅行の時もコレを持参してます。
どこでも手軽に使えて便利です。
身体が冷えないうちに服を着て受付に戻ります。
春夏秋冬さんは九州八十八湯対象施設。
最後にスタンプ押して頂くと、
「いろいろ(温泉地を)廻ってるんですか?」と若旦那。
「でも、車が無いしなかなか行けるところも限られて~」と言うと
「そうですかー、でもいいですね、自分はなかなか行ける暇が無くて笑」と。
お休みは悪天候の日とかになるそうで、そうなるとご自身で温泉巡りも難しいだろうしな。
「でも、(温泉巡りしてる)お客さんからこういう話を聞くのも楽しいですよ」って、穏やかに話されてました。
お風呂だけでなく、管理人さんも優しーいところでした。 -
春夏秋冬から宿泊先までもMyべっぷFreeでバス移動する予定でしたが、バスが来るまで少し待ちそうだったため、歩いて行くことに。
20分程で着きました。
「ホテルさわやか別府の里」
最初は温泉掛け流しの宿で探していましたが、こだわり除くと見つかったのがココ。
循環ろ過だけど、立派な堀田温泉の宿で、特筆すべきはもーとにかく安い!
部屋風呂と朝食付きで4千円代、希望ならプラス千円くらいで夜に定食が付く。
夕食は普通に美味しく食べられれば何でも良く、全然重要視してないので、私にとっては非常に魅力的でした。
ビジネスホテルより安いやん☆
ただ、老人福祉施設と一体という独特のホテルで、クチコミでもそこに賛否両論ある模様。
この際風情は諦めて‥いざチェックイン。
結果、かなり満足のいく宿泊となりました! -
迎えてくれたのは感じの良いスタッフさんたち。
夕食の定食を予約していたので、料金先払いし、お部屋に案内して頂きますが、その前に「化粧落とす前にどっかで記念に写真撮ってほしいけどおススメの場所ありますか?」と頼むとニコニコでこのスペースを勧められ‥
え⁉︎恥ずかしい~と言っても
「皆さんココで撮られてますよ」とニコニコ。
インスタグラム風顏出しパネルでアラフィフおばちゃんの撮影会です。
留守番の息子にラインで送ったら「怖すぎ」の一言が返ってきた‥
気を取り直してお部屋へ。 -
ツインの洋室は完全バリアフリー。
もっと殺風景かなと思ってたけど、全然オッケー。
お掃除もキレイにされていました。
ベッド、フカフカです。 -
アメニティも充分。
安価な宿なのにお菓子も置いてあり、それから、夜9時になると「大人のおやつタイム」といって、フロントで更にお菓子を頂けるとか。
「少ーしですけどね笑」と謙遜されてましたが、実際もらいに行くと、柿ピー・ミニフランクドック・ミニスコーンの3種をそれぞれ頂け、ちょっと嬉しかった笑 -
部屋に専用の半露天風呂があります。
ちょっと薄暗く、窓の建て付けが悪くて(開かない)隙間だらけ。
結構古そうに感じる。
それでも、これも風情と思える朽ち果て具合で、なんだか田舎のおばあちゃんちに来たような懐かしい気分になりました。
蛇口をひねると温泉が出ます。
あえてチョロチョロ少しずつ出し続けました。その音がずっと部屋の中にも聞こえてきて‥あ~、この音がたまらない。 -
大浴場はごく普通。
お湯もさほど特徴は感じませんでしたが、湯上り後は温泉独自の香りを体に感じました。
タオルは部屋から持参、浴場にシャンプー・リンスありますが、フロントにシャンプーバーも有り。
奥にはサウナと小さな露天風呂も。
湯上り後はレモン水をセルフで頂けます。
夜まで立ち寄り客らしき方々がちらほら来られてました。
この宿に泊まると、宿泊時間内に明礬にある系列のお風呂も無料で入れるサービスがありましたが、さすがに送迎サービスまでは無く‥
車で5分と言えど、私の場合徒歩やバスだとちょっと時間かかるし、チェックインの時刻もいつもより遅めだったため断念。 -
とにかく昼食抜きで歩きお腹空いてたため、夕食は一番早い17時半にお願いしました。
ここでもすごーく感じの良い係の女性の方がいろいろ配慮しながら対応してくれました。
出てきたとり天定食、とても800円代とは思えぬ充実ぶり。美味しい!
「ご飯はお代わりできますからね~」と女性の方。
お願いすると、別茶碗で持ってきてくれた。
「わー、お茶碗使わせてスミマセン」と言うと
「いいのよー、ウチはね、お代わりはいつもこうだから(ニコッ)」
800円代の定食なのに‥
魚の南蛮漬けの味を聞かれ
「美味しい!汁まで飲みたいくらい」と言うと
「どうぞどうぞ」
「行儀悪くないですかねぇ‥」
「いーえ、どうぞ飲んでください。その方が嬉しいです。お酢だから身体にいいですよ(ニッコリ)」
疲れを取りたかった私はお言葉に甘え、お酢まで完食。
高台の宿なので、食堂の窓からは別府の街を見下ろす景色。
ベランダに出て少し景色を楽しんだところ、なんか頭に糸のようなものが引っかかってる‥
クモの巣に引っ掛けたかしらとアセって係の女性に見てもらったところ、
「あらあら、(全身見回して)クモは付いてないみたいだけど‥ちょっと待ってね、これで全体を拭いてみてね」とすかさずウェットティッシュを差し出してくれ、何から何まで神対応のお方でした。
平日だからか時間が早かったからかお客さんもほとんど居ず、ゆっくりと夕食を楽しめ、しかもこのお値段、満足しかありません。
宿泊フロア内にある休憩場にはマッサージチェアーや漫画が置いてあり、昔読んだ「生徒諸君!」をめくってみたところ懐かしくて、つまみ読みだけどついついページをめくり続けてしまいました。
ナッキーに告白しないまま沖田くんが死んでしまったくだりで不覚にも涙が溢れてきて、あ、こりゃヤバい、また頭痛くなっちゃう‥と部屋へ戻ることに。
夕方からの右後頭部の頭痛がずっと鈍ーく続いており、体調に不安を感じながらの就寝となりました。
血管、修復されてるわけでもないし、疲れるほどのアグレッシブな行動は控えなきゃかなぁ‥ -
翌朝、目覚めると頭痛が引いていました。
よかったー。
軽く湯船に浸かり、昨夜と同じ食堂へ。
昨日の夜景もよかったけど、朝焼けの別府湾もきれい。
朝食はバイキングです。
充分なメニュー。朝からめいっぱい食べました。
ブロッコリーが入ったスムージーが美味しく、何度もお代わりしました。
朝になって気付いたけど、平日は出張利用者が多いようで、大半がサラリーマンらしき人でした。
そんな中のん気にスッピンで浴衣姿のまま朝食とるのはなんだかいささか気がひけましたが、それでも朝カレーまで平らげた!
逆にほぼ一人客なので静かで良かったです。
朝の担当者は昨夜の神女性から男性に代わってましたが、こちらも非常ににこやか。
朝から気持ち良いです。 -
チェックアウト前にもうひとっ風呂。
陽射しがこぼれてきて気持ちいい。
浴槽は大人一人が足伸ばせる程の大きさあります。
今日も歩くから充分足ほぐしておこう。
窓の隙間から虫も入るのか、この朝デッカい蜘蛛がいたのにはびっくりしましたが、帰り間際に気付いたのでもう見て見ぬフリ‥ -
いつもギリギリの時間でチェックアウトしますが、今回は一本早めのバスに乗ろうと思い、10時前に部屋を出ました。
これからまた入浴予定もあるし、お化粧もしません。
誰に笑われようと気にしません!
宿は、ハード面の物足りなさをソフトの部分でプラスに感じられる良いところでした。
ネットが繋がっておらず、ルーターの貸し出しはあったもののそれも繋がらず、そして貸し出しの際の夜勤者の対応だけがなんだか残念なものでしたが、それ以外は◎です!
てっきり造花と思い込んでたテーブルのお花もよく見ると活き活きとした生花でおもてなしの心感じます。
機会あればまた利用したいかな。 -
時間がギリギリだったため、早足でバス停へ。
ココからまた山超えて湯布院へ戻ります。
さよなら、別府。
今回は別府風情はそれほど感じない土地だったけど、満足です。
近いうちにまた来ます。
今度は鉄輪か明礬がいいかなぁ。
天気予報は曇りだったけど晴れてる。
前日同様かなり暖かく、2枚の上着が邪魔な程。
目的地までの歩きはどうなるだろう‥ -
バスは定刻より少し遅れて到着。
昨日の別府ロープウェイを経由します。
男女交えた高齢の団体客の方々がワイワイ楽しそうに後方席を陣取り、運転手さんの
「ロープウェイ観光の方は帰りのバスの方向をお間違えないように気をつけてくださいね~」
というアナウンスに、元気に
「はーい!ワハハハ~笑」
と応えていらっしゃいました。
旅先でよく見かける光景。
お仲間内で四方山話に花咲かせながら観光を満喫している様子が見て取れます。
皆さんよく笑いほんとに楽しそうで微笑ましい。
あぁ、これが健康寿命の秘訣でもあるんだろうな。
でも私はこれがどうやら苦手。
超マイペースのため、団体行動がどうしても苦になってしまいます。
一人で出かけて何が楽しいんだか‥と実家の母にも言われるけど、自分の体調と懐具合とノリとで行動し、何にも気を遣わずその時出会ったものに対して湧く感情を自分の中にすんなり落とし込める一人の旅行は私にとってはとても楽しく魅力的です。
時折、この景色を一緒に見ることができたら‥と誰かを想い急にさみしさが込み上げてきたとしても、それも素直に今の自分の感情として落とし込みます。
するとそこに自然の色だったり匂いだったり音だったりが自分を慰め励ましてくれるようで。
一人で温泉に浸かりに行きたいのは、そういうところからかもしれないなぁ。 -
由布院バスセンターに到着したのは10:30頃。
帰りのバスの便は17:30なので、時間が充分にあります。
行きたいのは立ち寄り湯2件と、金鱗湖。
でも、はしご風呂はちょっと体調に不安もあるから1件にしておこうかな。
まずは、メイン通りを歩いて
↓
金鱗湖
↓
束ノ間の湯 に入浴&ランチ
↓
「岳本」バス停から「由布院バスセンター」に戻る
↓
お土産屋さんで買い物
このプランで動こう。
金鱗湖に続く通りは土産屋や食べもの屋が軒を連ね、徐々に人も増えてきました。
といっても、絶対日本人ではなさそうな雰囲気の人ばっかり。
噂通りだわー。 -
あ、これ、有名なお店ね。
興味なし。 -
このジャム屋さん、30年近く前からあったはずだけど、もっと素朴な建物だったはず‥
今となっては私の記憶の中にある湯布院の町並みとは全く違う風景が広がっていました。 -
初めて訪れたのは19歳の頃。
こんなかんじののどかな風景で、その中にぽつんぽつんとお土産屋さんが建ってるような穏やかなところだったと記憶しています。
その後も3回は再訪しましたが、ほんの少し立寄るだけ・仲間とワイワイでそっちに気が向き景色無視・時間無くて宿泊しただけ‥という旅だったため、しっかり歩いてまわるのは実に約30年ぶり!
あまりの変わり様にがっかり‥
商業的にも地域活性に成功したことは喜ばしいことなんですけどね、同じインバウンド観光に人気の黒川温泉よりもなんかガツガツした感が強くて、うーん‥和めない。
それでも土産屋にフラフラ入っては試食を繰り返すうちに結構時間が過ぎていき、お昼に金鱗湖に辿り着きました。 -
金鱗湖も外国人だらけ。
しかも写真撮影の際のポージングが老若男女問わず完璧。
カメラを向けている側も「もう少し手を斜めにもってきて」って感じにアドバイスしながら何枚も撮ってる。
自撮りの仕方も振り向きざまに髪なびかせてパシャッ!ってやってるー。
絶対日本人じゃないのは一目瞭然。
思わず景色よりそちらに気をとられるという湯布院散策でした。
肝心の金鱗湖は、これも客の多さに対して何てこともないこじんまりとした池のような湖があるだけで、感激という感激のないままでした。
昔見た時はもっと趣きあったような‥
一緒に見た人が大好きな彼だったからなのかな。
金鱗湖付近の紅葉はとても綺麗でした。 -
そして、この日のメインイベント、九州八十八湯のひとつである名湯で湯浴みを楽しむために、湯の坪街道から離れて、大分自動車道方面の山側に歩き出しました。
リサーチはしていたものの、11月なら少しの山歩きも楽勝だろうとタカをくくっていた私。
待っていたのは結構な登り坂。
登って登って、写真のあたりまで来るともうかなり暑くて‥
このお宿も人気だよなぁ、一人客専用の温泉付のお部屋、いつか泊まってみたいなぁと思いつつ、時折ヒョイヒョイと横切る車たちをうらめしく見ては更に上へ。 -
もう30分は登り続けたんじゃないかと思うけど、もう少し先のよう。
実はちょっと前にもうひとつ立ち寄り候補にしていた宿には着いたけど、ここまで来たからにはと通過して更に上まで来てしまいました。
この道をグルっと回れば、下り坂途中に目的地があるはず‥ -
遠くにさっきまで居た湯布院の町が小さく見えます。
ずいぶん登ってきたなぁ‥‥
前日の鶴見岳以上の鍛錬遠足となり、今回の旅行はTシャツにジーンズで来るべきだったと後悔。
かなり疲れ、また頭痛がしないかと心配でしたが、ここを下ると温泉で生き返られる‥
こんな山道、スカート履いたおばちゃんが一人で歩いている姿はきっと横切る車からは哀れか滑稽に見えるだろうなと考えながらも頑張って毅然と歩き続けましたよ。 -
看板あったぁーー!!(感涙)
時間計ってませんが、感覚的にはかなり歩いた。
それもほぼ登り坂。
私は遠回りのルートを選んでしまったようで、金鱗湖付近からではなく由布院駅寄りの山道から登って行った方がまだマシだったみたいです。
なるほど、こーゆー地形なのねとひとつ納得。
これも旅の醍醐味かな。 -
「束ノ間」さん。
以前は「庄屋の館」という名の宿で、その頃から名前だけは聞いていました。
青湯が美しいと有名だそうで、青色は空と海だけで充分だと思う私も、開放的で広い露天風呂がありそうだったので、この季節に行くならこのロケーション☆とピックアップしたところ。
敷地内、至る所から湯気が出ていました。
大浴場の露天風呂は、改装されたからなのか、女湯だからなのか、写真で見たよりももっとシンプルで非常にスッキリした清潔感漂う造り。
こちらは平日でもお客さん絶えず、また「撮影禁止」の札もあったためスマホに収めることができず。
噂の青色の湯は、この日はコンディション悪かったのか私の感性の問題か、???でしたが、浸かり心地はとても良く、柔らかくて少しヌルっとする肌触りでした。
少し甘い匂いもしたのは気のせいかな?
山あいの紅葉を眺めながら、ゆっくりと酷使した身体の疲れを取りました。
あ、気付けばまた昼食とりそびれた~ -
束ノ間さんではランチと入浴をセットで利用できるようだったのでその予定でいたのですが、あまりのくたびれ具合に一刻も早く入浴したくてごはんのことを忘れてました。
駅付近に下りた時に適当に食べようと、とりあえず温泉たまごだけ頂くことに。
温泉蒸しらしく、中身も茶色いたまご。
うん、普通に美味しかったです。
グルメじゃないから食レポはキツい。
八十八湯スタンプも押してもらいました。
休憩場はお洒落な雰囲気。
こちらもジャズが静かに流れていました。
立ち寄りした春夏秋冬の休憩場も、そして、宿泊したさわやか別府の里の食堂もジャズだったなぁ。
この季節には聴きたくなる音色です。
帰宅して、コルトレーンの「Say It」を流しながら、そして歩き回って身体に筋肉痛を感じながらも、今回の温泉旅を振り返り満足感覚える秋の夜。
次回はどこへ行こう‥
考える間もなくもう予約しちゃいましたw -
しばらく心身元気でいられますようにと、最後に噴き出す湯気をクンクン嗅ぎまくり下山。
帰り道は楽勝でした。
ほんとは来た道戻ったところのバス停から由布院バスセンターに移動するつもりだったのですが、これも不要だということを悟り、なかなか予定通りにはいかないものだとあらためて感じました。
家族へのお土産買って、お腹空いたから鶏めしのお弁当食べながら帰りのバスを待ちます。
バスに乗り込むと、今回も爆睡のうちに福岡へ戻って来ていました。
考えると、「MyべっぷFree」が大活躍するはずが、かなり自力に頼る体力勝負の旅となってしまったな‥
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この旅行記へのコメント (2)
-
- rei125さん 2021/11/10 18:07:34
- 参考になりました
- 別府ロープウエイを調べてこちらにたどり着きました。
階段があるのですね^^;
階段は結構きつい感じでしょうか..?
上まで登って景色が変わらないとか..ちょっと笑いましたが..そんなものですね(;^ω^)
ちなみに、さくっと登ってさくっと降りたイメージですが、滞在時間はそこまで長くないですね?
どうしようかな。由布院に朝に寄ろうかなと思ってますが、ゴンドラも1600円かかるし..←ケチ
結構な運動量ならやめようかなと思ってるところです^^
- pipicoさん からの返信 2021/11/11 08:10:31
- Re: 参考になりました
rei125さん
ご覧頂きありがとうございます^_^
大分旅行の予定がおありなのですね。
私が行ったのは3年前のことになるので記憶も曖昧ではありますが、ロープウェイで山上まで登るとすでに絶景の展望所になっており、そこから更に100m近く徒歩で登ると山頂です。山頂への徒歩往復は30分位だったかな??
当日は予想外の暖かさもあり汗が出て疲れましたが、階段も急ではないし運動量としてはそこまでハードでもなく、でももしキツそうだったら展望所止まりでも充分楽しめるとは思いますよ。
私は景色に見入る時間はそれ程長くはなかったけど、下りのロープウェイに2度も乗り損ねたため上りのロープウェイ乗車から下りロープウェイで下山してくるまでトータル2時間程かかりました。
由布院から別府ロープウェイまではバスだと30分はかかるので、それも踏まえてより良い行程を組まれてください☆
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