菊とラケット

2018/11/02 - 2018/11/02

その昔、「菊と刀」と言う外国人の書いた日本人論があったような気がします、、、読んだことは無いのですが。そこで「菊とラケット」と題し、天皇と武家、文化などをテニスをしながら考えようなどとアカデミックな物ではなく、菊花展を見てからテニスに行ったので、菊と着いた書物を思い出しただけでした。

鹿沼の友人から、またテニスをやろうと連絡がありました。秋晴れの良い天気なので、テニスだけではもったいなく思い、出発する前に栃木の観光を調べてみました。すると季節は秋ですが、紅葉はもう少し後のようです。菊は開花の時期なのか、菊花展を開いている町がいくつかありました。鹿沼へ行く前に、小山の「道の駅思川」へ立ち寄ってみました。

着いて見ると駐車場も広く、大きな道の駅です。芝生の広場も広く、その一角が第67回小山市菊花大会の会場になっていました。まず目を引いたのが、菊花で作られた大きな富士山。いくつかの菊の鉢を集めたのでしょうが、数メートルの大きさがあり、面白い展示法です。沢山の方が、その花をバックに写真を撮っていました。会場の中に入ると、テントの下に菊が展示されていました。懸崖作り、大菊、大作り花壇など、どれも見事に咲いていました。菊花会と書かれた帽子をかぶっている方がいたので聞いてみると、この夏は酷暑で世話をするのが大変だったとか。ハウスに入れたり環境を調整して、開花を菊花展の時期に合わせたのだそうです。

道の駅の売店では野菜が多く売られていましたが、切り花も売られていてもちろん菊でした。数種類の小菊が花束にまとめられて480円。都会の花屋さんに比べて、とてもお買い得でした。

思川から鹿沼までは、一般道で40分ほどのドライブ。今回は鹿沼運動公園のテニスコートを借りたようです。公園は市街地から少し離れ、周りを山に囲まれた自然あふれた場所にありました。大きな公園で、テニスコート以外にスポーツ施設があり、子どもの遊べる遊具などもありました。ちょうど幼稚園が遠足に来ていたようで、小さな子が大勢そろいのスポーツウェアで滑り台などで遊んでしました。

公園内を散歩してみると、銀杏が黄色かったり、葉の赤くなった樹木もあったりしました。山の秋は早いのか、テニスの終わった頃には空気もひんやり感じられ、夕陽が山の方へ沈んでいきました。

エリア 小山(栃木)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ショッピング: 3.5

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

雲一つない青空の元、栃木ロードを走ります。

道の駅思川に到着。

菊花展を開催中のため、駐車場側にも菊の展示がありました。

どの施設も小山が付いていました。

売店には新鮮な野菜が並んでいました。

食堂のメインはラーメン。栃木でも、蕎麦ではないのでした。

菊花展の入口に、大きな菊の富士山が。

開錠の中には、ずらりと菊が並んでいました。

三本立単鉢厚物、こんもりと大きな花を咲かせています。

こちらも三本立、花弁の細い管物。繊細な感じいがします。

こちらは懸崖作りかな。小さな花がたくさん揃うと、大菊とは違う趣がありました。

大花壇のつくりでしょうか。富士山と言う名前で賞を取っていました。

こちらは文部科学大臣賞の札がありました。

こんもりときれいに咲きそろっていました。

菊の盆栽仕立てもありました。小さくてかわいい。

菊苗の販売も行われていました。

鹿沼総合運動公園に着きました。

とても広くて、いろいろな施設がありました。

緩やかな丘の様な公園内に、アスレチックもありました。

子ども達が遊んでいた滑り台。距離が長くて面白そうです。

グランドの銀杏が綺麗でした。

木々がだいぶ色付いていました。

帰り道、秋の夕暮れは早い。