恐怖の吊り橋から安倍大滝＆秘湯＆富士山

2018/10/29 - 2018/10/30

「ハイキングができて、滝が見られて、温泉に入れるところへ行きたい。
ついでに富士山も見たい。」と
夫が言うので、その条件でネットで探していたら、
梅ヶ島温泉というのを見つけました。
しかも、泉質がとてもいいらしい。

そして、ハイキングでは、恐怖の吊り橋も体験できる
・・・ということで、興味が湧いてきました。

一日で計画を立てて、翌日には新幹線に乗ってました。

天気も良く（というか天気が良いので行ったのですが）、
とても充実した温泉旅行になりました。

エリア 梅ヶ島温泉(静岡)

• 旅行の満足度: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 高速・路線バス 新幹線 JRローカル 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

京都8:58発のひかりで静岡まで。約一時間半。

静岡駅から梅ヶ島温泉行のバスに乗ります。
（バス乗り場は北口9番乗場です。）

静岡駅 駅

梅ヶ島温泉行のバスは一日5本しかありません。

10:45発に乗りました。（ICOCA使えました）

バスは空いてました。

1時間45分乗ります。

途中、対向車とすれ違えないくらいの狭い道も走ります。

お昼は、京都駅で買ってきたう巻き寿司弁当を、
バスの一番後ろの席で食べました。

梅ヶ島温泉入口のひとつ手前の停留所「安倍大滝入口」で降りました。

ここから、安倍大滝までハイキングです！

バス停を降りたところに、安倍の大滝の案内板があります。

歩き始めてすぐに、下に降りる階段があり・・・

一つ目の吊り橋があります。
これは、全然怖くありません。

安倍大滝の説明。

とにかくすばらしい滝であると書いてあります。

さて、問題の恐怖の吊り橋までやってきました。

「一人ずつ ゆっくり　渡ってください」・・・とな。

こりゃ、団体で来たら、相当時間がかかりそうです。

高さはそれほどありませんが、
まあまあ長いです。渡るのに1分くらいかかりました。
写真だけではわかりませんが、ちょっと揺れます。

手すりを持たずには渡れません。

目の前に、滝（自然の滝ではなく川に段差があって水が流れ落ちている）があり、
そのザーザーという音が恐怖感をかきたてます。

誰もいないのをいいことに、へっぴり腰で
キャーキャー言いながら渡りました。

写真だけでは伝わらない怖さを動画にしたので、
ご興味のある方は、ご覧ください。
https://youtu.be/obNAdx-hNVo

上りの階段もたくさんあります。

雲一つない青空の元でのハイキング、最高です！

先ほどの吊り橋がちょっと怖いだけで、
他は危険なところはありません。

この橋も大丈夫です。

小さな沢を渡るところもありましたが、
たいしたことはありません。

また橋!?・・・と思いましたが、

この橋も、全然怖くありません。

橋の多いコースです。

この橋は、板が数枚はずれていましたが、
気を付けて渡れば大丈夫です。

バス停からスタートして40分後、
やっと安倍大滝に到着！

目的物のあるハイキングは楽しいです。

安倍の大滝 自然・景勝地

滝の勢いがすごいので、近づくと飛沫がかかります。

マイナスイオンをたっぷり浴びました。

ここまで来る間、誰にも会いませんでした。

安倍の大滝 自然・景勝地

滝を堪能したあと、元来た道を引き返すのが通常のコースですが、
地図で見ると、鯉ケ滝まで行けそうだったので、
滝の手前の山道らしきところを登っていくことにしました。

めちゃくちゃ急な登り道です。
階段も柵も何もありません。

25分ほどかかり登りついた先に、車道がありました。
登ってきた道の入り口には進入禁止の案内が！(゜.゜)

危険なので進入禁止・・・と書いてあります。

すみませ～～～んｍ(＿_);ｍ
そんなこととはつゆ知らず、登ってきました。

そういえば、確かに、ちょっと危ない道でした。

登るのはそうでもないけど、
降りるのは怖いだろうな・・・
と思いながら登ってきました；；；

車道を5分ほど山側に歩くと、
目的の鯉ケ滝がありました。

鯉ケ滝と恋敵 をかけた上手くできすぎた話（？）

一生懸命読んだのに、
最後の一文「事実は定かではない」で、
コケそうになりました(笑)

この辺りまで来ると、かなり紅葉してました。

車道を下って宿に向かいます。
車はたま～に通る程度。

本日のお宿、湯の島館さんに到着。

鯉ケ滝から歩いて40分くらいでした。

梅ヶ島温泉 おもいでの宿 湯の島館 宿・ホテル

全部で６室のこじんまりしたお宿です。

2年前にリニューアルされたばかりで、とてもきれいでした。

彩 という名の部屋を予約しました。
16畳の和室です。
2人で泊まるにはもったいないくらい広々としています。

全室、川に面しています。

窓を開けると、川のせせらぎが聞こえてきました。

梅ヶ島温泉で、キャンペーン中でした。

金色のボールペンもらいました。

さらに、純金20ｇと無料宿泊券がもらえるかもしれない抽選に
応募しておきました。

お風呂は全部貸し切り風呂で、４つあります。

「風」「林」「火」「山」と名前がついています。

フロントに鍵をもらいに行って入り、
出たらまた鍵を返しに行くというシステムです。

この日は平日（月曜日）で、宿泊客は3組。

なので、お風呂も空いていて、すんなり入れました。

驚いたのは、お湯がトロトロッ！
化粧水に浸かっているいるみたいでした。

貸し切りで気兼ねなくゆっくりできるのも良かったです。

これは、「林」のお風呂。

これは、「風」のお風呂。

何故、桶？　
「風が吹けば桶屋が儲かる」 だから？(笑)

奥の浴槽の周りは畳敷きです。

泉質は、どのお風呂も同じくトロトロです。
まさに秘湯です！

シャワーも２つあります。

写真はありませんが、「山」のお風呂も入りました。
「山」のお風呂だけはシャワーはひとつでした。
でも、洞窟風呂で雰囲気はありました。

夕食は、個室で。

メインの料理は、軍鶏なべ。

鶏肉より歯ごたえがあり、美味しかったです。

創作料理が多かったです。
どれも美味しく頂きました。

デザートは、キウイ・りんご・パイナップルのゼリー。

翌朝、４つのお風呂の内、ひとつ残しておいた「火」のお風呂に入りました。

脱衣所は、「山」のお風呂以外はどれもゆったりとしています。

この「火」のお風呂の脱衣所には、囲炉裏がありました。
多分、「火」だから？

夕食のときと同じ個室で朝食です。

宿から歩いて5分ほどのところにある
三段の滝を散歩がてらに見に行きました。

5分というので、ちょっと軽くみてましたが、
坂道を歩くので、けっこう疲れました。
良い腹ごなしになりました。

これは砂防ダム。

温泉の源泉があるところです。

誰もいませんでした。
静かなところです。

10時半のバスで、静岡駅に向かいます。

2日目は富士山を見に行きます。

お風呂同様、バスも貸し切りでした（途中まで）。

静岡駅からJRで清水駅まで行き、そこからバスで10分。
波止場・フェルケール博物館前で降りて、
日の出桟橋乗場まで歩いて3分。
清水港ベイクルーズ観光船に乗りました。

日の出桟橋 名所・史跡

45分間 清水港の湾内を回る観光船です。

とてもいい天気だったので、富士山が良く見えました。

外国人観光客もたくさん乗ってました。

手前に見えるのは三保の松原の松です。

ウインドサーフィンしてるのも見えました。

富士山は雪があった方が富士山らしいですね。

湾内は、工業地帯なので、倉庫やクレーンなどもあり、
景色としては、ちょっと興ざめかもしれません。

かもめがたくさん追いかけてきていました。

船内はこんな感じ。

ほとんどの人が外に出てました。

船を降りて、河岸の市まで歩きました。20分。

清水魚市場 河岸の市 お土産屋・直売所・特産品

まぐろ館でちょっと遅めの昼食です。

河岸の市 まぐろ館 市場・商店街

まぐろづくしのにぎりです。

まぐろ館の中にあったクレーンゲーム。

さすが港町。焼さんま。

ズワイガニのカニ爪ボールペンです。

でも、静岡でズワイガニって獲れたかに？
・・・というツッコミはなしよ(笑)

清水駅の2階の通路からも富士山がきれいに見えました。

でも、地元の人は見向きもしないのね。もったいない。

清水駅 駅

この旅行記へのコメント （2）

• ねもさん 2018/12/01 10:40:26

  初めまして

  kamyさん
  静岡市にようこそ！　山に海に静岡満喫ですね。楽しんでいただけたようで、静岡市民の一人としてうれしいです。また素敵な静岡旅行記ありがとうございます。
  安倍の大滝への揺れる吊橋は山ノボラーの私も怖いです。だから普通の観光客の皆さんが、恐怖の吊橋をクリアして、よく滝見物に来るな～と感心します。
  恋敵ですか、その奥にこんな滝があるとは、地元民なのに知りませんでした。
  
  私は今や絶滅危惧種の運転免許なしなので選択の余地ありませんが、お連れ合いが旅は公共交通機関にしたいと仰る気持ちは分かるような気がします。旅の帰途は、心おきなく飲みながら帰りたい(笑)

  kamyさん からの返信 2018/12/01 14:23:20

  Re: 初めまして

  ねもさん
  コメントありがとうございます。
  静岡はいいところがたくさんありますね。
  伊豆は何度も行きました。
  今回、山の方側は初めてでしたが、こちらもなかなか良かったです。
  地元民が知らないのに、地元外の人が知ってる情報って
  結構ありますね。
  このフォートラベルの旅行記を読んでいて、
  気づかされることがあります。