2018/10/13 - 2018/10/30
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Weiwojingさん
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ビシュヶクでの滞在もわずかになった。これまで市内はほとんど見て回ったが、そんなに多く名所旧跡があるわけではないので、物足りない気がした。ビシュケク滞在最後に、キルギス国立美術館見学とフィルハーモニー・コンサートホールでのコンサートに出掛けた。コンサートに関しては前号で報告したので、割愛させていただく。
今篇では、ビシュケクの街の様子、キルギス料理、国立美術館でのキルギス美術見学やそこで開催されていた韓国人写真家の個展等を紹介したい。偶然とはいえ、韓国の写真家による展覧会を見学し、さらに写真家本人にお会いし、話をすることが出来た。正に奇縁とも言ってよいだろう。
- 旅行の満足度
- 5.0
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ビシュケク市内はすっかり初冬の様相を示し、木々の葉は黄色く色ずいていた。そんなに寒いという訳ではないが、朝晩は幾分か厚着をする必要がある程度である。
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日中はかなり暖かいために子供を連れて散歩をする人の姿もあちこちで見られる。日中は暖かく、気持ち良い位である。
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黄色く色づいた木々が多い。日本の木の紅葉と同じように美しい。
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黄色い葉と赤い実をつけた木ががコントラストを見せ、これまた大変美しい。
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黄色く色づいた葉を真近かに見ると、あまりきれいだとは言い難い。
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明るい照明で華やかな雰囲気を放つレストランがあり、地元では高級なところとして知られているようであるが、小生にはかなり縁遠い場所であり、入るのに躊躇してしまいそうである。
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遊園地があり、観覧車もあったが、ただあまり人がいない。寒々とした光景だった。
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ビシュケクの街を歩いていると、時折大きな建物の壁面に巨大な絵が描かれているのに気が付いた。この絵は美容室で身を整えている女性の姿を描いたようである。
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こちらも建物の壁面に女の子の大きな絵が描かれている。
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建物の壁面にキルギス独特の文様が描かれている。
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馬上に跨る勇士は誰なのか全く分からないが、キルギスの歴史と関わりがある人物なのかもしれない。やたらに銅像が多い。
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キルギス国立美術館へ行ってみた。かなり充実したコレクションを持ち、絵画、彫刻、織物など優れたものを見ることが出来る。
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美術館の正面入り口。小生が訪れた時はあまり見学者はいないようで、閑散としていた。
時間をかけて、ゆっくり見て回った。1階には現代画家の展示室がと特別展示室がある。2階は西欧、旧ソ連とキルギスの画家の作品が多数展示されている。キルギスの絵画の題材は草原での生活、牛や羊の群れ、身近な山々、険しい氷の山といった自然を題材としたものが多い。 -
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Stukoshin F. M. (1914~1974)作 ”On the Thresh”
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美術間の入り口にこんな案内のポスターが掲げられていた。これは韓国人写真家の展覧会の案内のようである。興味を覚えて、ちょうど開会式があるというので、出席させていただいた。
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韓国人写真家丁 泰榮氏の写真展を興味深く見学した。この日が初日で開会式の折、最初韓国人だと思われて「アンヨンハセヨ」と挨拶されて、同じく「アンニョンハセヨ」と答えたら、その後韓国語で話し始めた。驚いて韓国人ではなく日本人(イルボン)だと答えた。
彼のあいさっの中で小生のことを紹介され、多くの方々が話しかけてこられた。中にはある韓国人が日本語で話しかけてきた。 -
オープニングカットが行われたが、その時後ろの方にいたら、前に来て写真を撮るようにと勧められ前に来てその時の様子を写真に撮った。
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いくつか彼の作品を紹介したい。
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開会式の後レセプションが行われた。料理や飲み物が用意されていて、少し頂いた。
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会場で見かけたキルギスの女性たち。
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見学者や招待客の中には何人も日本語を話す人がいて、驚かされた。
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お二人は韓国語を学んでいる大学生で、興味があり、この日展覧会を見に来たようで、会場で少々話を得る機会を得た。帰りに小生がホテルへ戻るのに道が分からないと言うと、2人して案内してくれた。韓国語だけでなく、英語も上手であった。
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キルギスではあまり他の中央アジアの国々と比べると鉄道がそんなに普及していないが、鉄道には興味あったのでビシュケクⅡ駅へ寄ってみた。
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街の中心部からかなり離れていて歩いて行くのは少し大変なように思えたが、何とか歩いて行った。
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駅構内には職員を除いて誰もいなかった。時折人の姿があったが、乗客ではなさそうである。
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待合室の天井を見上げると、あまりにもきれいな装飾が施されていて大いに感興を覚えた。ソ連時代の名残か、公共の建物に立派な絵や装飾を見ることがある。
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オペラバレエ劇場には最初の日にすでに訪ねていたが、再度訪ねてみた。この劇場は抑留日本人によって建設されたと言われている。
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ロビーに入ると、なかなか豪華な造りである。しかし、劇場の中には入れなかった。この日は何の公演もなかったので、閉じられていた。
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劇場前にハイアット・リージェンシーという5つ星のホテルがあり、少々寄ってみた。
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アラ・トー広場には国旗掲揚台があり、常時2人の軍人が待機している。
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かなり高い国旗掲揚台で、一体どのくらいあるのだろうか。
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典型的なキルギス人男性の姿があった。こののような姿の人はよく見かけた。
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フィルハーモニー・コンサートホールの現代的な建物があり、中に入ってみた。入口に掲げられていたポスターにあった翌日のコンサートに興味を覚えて、チケット購入したいと思った。
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演奏会当日、中に入ってびっくりした。何やら式典があり、軍楽隊が演奏していた。
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民族衣装をまとった子どもたちが何人もいた。
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子供たちが何人も立っていて、入場者を案内していた。このような民族衣装は普段見ることが出来ない。
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みんな小学生くらいなのだろうが、かわいらしい民族衣装を着ていた。
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コンサートホール前の広場には馬に乗り、剣を持つ「マナス王像」がある。
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この建物は大学のようである。キルギス国際大学と言う名前であると教えられた。
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いかにもかつてのソ連風といった感じで、このような建物は随所で見ることが出来た。ただ、このような強圧的ともいうような造りはあまり好きではない。
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”I LOVE VISUKEK” とでも書いてあるのだろうか。
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ビシュケクの街を歩いていると、あちこちに銅像がある。恐らくソ連時代に作れたものかもしれない。
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静かな一角。歩いていても気持ちよい。
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ビシュケクの街はまるで公園のようで、あちこちに樹木の生い茂る大きな広場があった。
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ある広場に来ると、老人たちを囲んで何やら新聞記者らしい人がインタビューをしていた。興味を覚えて、しばらく見ていると、小生にも話しかけてきた。左端の人はロシア語の新聞のロシア人記者で、この日は軍関係の何かの記念日らしく、中央の男性に質問をしていた。
記者はキルギス語でインタビューしていたが、小生には英語で話しかけてきた。老人は小生にいろいろ質問をしてきたが、記者が訳してくれた。 -
老人は確か83歳と言っていたが、服につけていた勲章を見せてくれた。
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前時代的なモニュメントがある。
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この日は日曜日で、天気も良く、多くの人がのんびり過ごしている様子がうかがえる。
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この方のお孫さんと散歩だろうか。
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「ドゥボーヴィ公園」はかなり大きな公園で、中央に巨大な彫像がある。
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腕相撲をしている青年たちがいた。思わずしばらく見ていた。
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大学生と思われる青年たちがいた。
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歩き疲れたので、このカフェでしばらく休憩することにした。
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お茶を飲んで、休憩した。この国の人々はコーヒーよりもお茶(紅茶と緑茶)をよく飲むようである。
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ビシュケク市内には何軒か日本料理店があが、中国料理店に比べると非常に少ない。
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こちらの店は SUSHI CHEFS という名前の日本料理店であるが、中にはあまり客はいないようである。
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ここは「ジャララバード」という伝統的なチャイハナ・スタイルのレストランで、なかなか雰囲気が良い。ここで昼食をとった。
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レストランの外にはこのようなチャイハナがある。天気の良い日は来kのような場所で食事をしたりお茶を飲んだりするのは快適である。
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伝統的な「ラグマン」を食べてみた。
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料理のオーダーを間違えてしまった。上のラグマンと同じような麺料理をもうひとつ頼んでしまったのである。メニューはキルギス語で書かれていたので、英語のメニューを見せてもらい、オーダーしたが、似たようなものになってしまった。このような失敗は何度かあった。
それにしても、キルギスの国民食と言われるラグマンは小生にはそんなに美味しいと思えない。ただ珍しく思えたので食べてみた訳である。 -
この銅像は・・・・?
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街を歩いていると、商店の看板や表示はキルギス語やロシア語がほとんどであるが、中にはこのように英語で書かれたものもある。
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随分変わったモニュメントがある。何を表したものか分からない。
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馬の彫像がある。馬はキルギスでは昔からなくてはならない動物で、地方に行くとどこででも目にする。
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映画館があったが、昼間は上映はしていないようで、誰もいなかった。
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「大統領府」の大きな建物。政府の建物なので写真を撮るのは憚れると思ったが、カメラを構えても何もなかったので、安心した。この国では空港や駅などでは写真撮影は禁止されているので、注意を要する。
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キルギス市内にはあちこちに横断地下道がある。厳しい冬に備えて作られているのだろうか。
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地下道には小さな商店が軒を連ねている。文房具店、コピー店、携帯の店、衣類の店等ある。
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地下道のあちこちにこの掲示が見れる。もちろん ”No Smoking!” のしるしである。
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キルギスの著名な小説家チンギス・アイトマートフの写真が多数展示されている。
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何の建物か分からないが、ソ連風とは異なるようで、興味を覚え写真を撮った。
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キルギス滞在を終えて、次の目的地であるウズベキスタンのタシケントへ移動した。次号をご覧ください。
□ 「中央アジアの国々を訪ねて ④ ー ウズベキスタンのタシケントで第二次世界大戦後の日本人抑留者の足跡を辿って」
(http://4travel.jp/travelogue/11420084)
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