2018年10月19日（金）、20日（土）の1泊2日で日光へ行きました。日光はこれまで何度か行っていますがいつも日帰り。今回は珍しく宿泊ありです。「まるごと日光東武フリーパス」というきっぷを使って鉄道とバスで旅をしました。当初は初日に東照宮など駅から近い所を見て、2日目に中禅寺湖方面へ行ってみようかと思っていました。しかし紅葉の時期の中禅寺湖方面はとても混む、特にいろは坂を抜けるのに2時間、3時間かかってしまうという情報を目にし、平日である19日に遠い方へ行き、20日に近場に行くことにしました。土曜の中禅寺湖方面の混み具合は行っていないのでわかりませんが、私たちは全く混雑に巻き込まれることなく、スムーズに旅ができました。

まるごと日光東武フリーパスを使って紅葉の日光へ行ってみました

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2018/10/19 - 2018/10/20

1056位(同エリア3281件中)

エリア

日光(栃木)

旅行の満足度: 4.5

観光: 4.0

ホテル: 5.0

グルメ: 5.0

交通: 4.0

同行者: 家族旅行

一人あたり費用: 1万円 - 3万円

交通手段: 私鉄

旅行の手配内容: 個別手配

浅草に着きました。天気予報はずっと良くなかったのですが、当日になって曇り予報。なんとかなりそうです。
東武の浅草駅です。ここから日光へ向かいます。
今回は「まるごと日光東部フリーパス」というきっぷを利用しました。浅草から日光までの往復の鉄道の乗車券に加え、日光での広い範囲のバスが乗り降り自由になります。浅草発だと料金は4,520円。特急料金は別なので、事前にネット予約をしておきました。4日間有効のこのパスを2日間しか使いませんでしたが、全てバラバラに料金を支払うよりも1,500円ほど得になりました。
9：30発のけごん13号という列車を予約していました。自宅から浅草へ向かう電車が遅れて少し焦りましたが、遅れずに乗ることができました。
さあ、出発です。
フリーパスは浅草駅の窓口で買ったのですが、そのとき時刻表やバスの路線図が載っている冊子をもらいました。これを見ながら電車の中で予定を組みました。
東武日光駅に着いたのが11：16。ここからバスに乗って明智平ロープウェイへ向かう予定だったのですが、そこで昼食を食べられるか分からなかったので、駅前でお蕎麦を食べてから12：07にJR日光駅の前から出るバスに乗りました。なぜわざわざJR日光駅から乗ったのかというと、混雑を恐れたためです。バスはJR日光駅前が始発で東武日光駅を経由して中禅寺湖方面へ行くのですが、紅葉真っ盛りの週末だとJR日光駅でバスがすでにいっぱいになり、東武日光駅前からは乗れないこともある、という情報を目にしたのです。それでわざわざJR日光駅まで歩いてそこからバスに乗ったのですが、この日は金曜日でそこまで混んでいなかったので、東武の駅前からでも（席に座れない人もいましたが）乗れていました。バスに乗ってからも道が混むこともなく、ほぼ時刻表通りに進みました。
あとで行く先々の人に聞いたのですが、もう少し後の時期の週末が本当に混むそうです。この日は天気予報もずっと悪かったし、金曜とはいえ平日だったので拍子抜けするほどどこも混んでいませんでした。
明智平ロープウェイに乗るために、「明智平」という停留所でバスを降りました。ロープウェイのチケットを買うために窓口に行ったのですが、そこのお兄さんに「展望台は濃い霧が出ていて何も見えません」と言われてしまいました。どうしようか迷ったのですが、霧が晴れることもあるだろうし、展望台に向かうまでの景色だけでもきれいだろうからと乗ることにしました。
ロープウェイから見た景色。向こうに小さくいろは坂が見えます。写真だと色が悪いですが、紅葉がきれいでした。
展望台に着いたら霧が晴れていました。中禅寺湖と華厳の滝がきれいに見えます。展望台側のロープウェイ駅のお兄さんに聞いても、すぐさっきまで濃霧だったようです。ラッキーでした。

中禅寺湖の奥の方に光りが差していてきれいでした。手前のクレーンが残念です。明智平ロープウェイには初めて乗りましたが、華厳の滝と中禅寺湖が一緒に見られて素晴らしいです。また違う季節にも見てみたいですね。
展望台から見た景色です。
再びロープウェイに乗って戻りました。ちょうどタイミングよくバスが来たので「明智平」停留所から竜頭の滝へ向かいました。
直前の紅葉情報では、竜頭の滝は「見頃」となっていました。期待が膨らみます。
良い感じに紅葉しています。
竜頭の滝。紅葉がきれいでした。
竜頭の滝に沿って作られた遊歩道を歩きました。
遊歩道から見た竜頭の滝です。
遊歩道を進みます。緩い階段の遊歩道で、少しずつ上流へ上っていきます。
竜頭の滝の上流に架かる橋から見た景色。向こうに中禅寺湖が見えます。

竜頭の滝のさらに上流です。遊歩道を上りきったところに「滝上」というバス停がありました。ここからバスに乗って駅方面へ戻りました。
駅のコインロッカーに置いておいた荷物をピックアップしてタクシーで今夜の宿に向かいました。インザミストという客室5部屋の小さなホテルです。
お料理が評判の宿です。まずはサーモン。お料理が書かれた紙がテーブルにあったのですが写真を撮り忘れてしまったので、正確な料理名を覚えていません。
地ビールです。この後ワインをカラフェでいただきました。
手前がキッシュ。
キッシュの奥の器の蓋を開けるとこのようなお料理があります。湯葉や温泉卵、ウニなどのお料理です。
お魚の料理です。
マッシュルームのスープです。
ステーキです。
デザートです。評判通りとってもおいしいお食事がいただけました。一品一品丁寧に作られていることが分かるお料理です。盛り付けも器もきれいです。写真を撮り忘れましたがパンも自家製とのことでおいしかったです。大満足の夕食でした。

お部屋はこんな感じで十分な広さがあります。お風呂は部屋にもついていますが、部屋ごとに順番に広い貸切風呂も使えました。廊下にウォーターサーバーがあって自由にお茶が飲めたり、とても過ごしやすい宿でした。
朝食もおいしいです。まずは玄米のおかゆです。
サラダと卵のお料理です。この他にもフレッシュジュースや自家製パン、自家製のヨーグルトなどが出ました。朝から大満足の朝食でした。
宿のご主人に東武日光駅まで車で送っていただき、荷物を預けた後、東照宮まで歩いて行くことにしました。これは二荒山神社の神橋です。
結婚式が行われていました。
二荒山神社、東照宮、輪王寺の103棟（国宝9棟、重要文化財94棟）の「建造物群」と、これらの建造物群を取り巻く「遺跡（文化的景観）」は世界遺産に登録されています。
東照宮へ向かいます。
東照宮です。
東照宮は混んでいます。どうしても他人が映り込んでしまうので、載せられる写真が少ないです。
有名な三猿。修復して顔が変わりました。

階段を頑張って上って奥宮まで行きました。
奥宮から戻る途中の景色です。
続いて二荒山神社へ向かいます。
東照宮内で結構歩いて疲れていたので、そんなにじっくり見られていません。
大猷院の前まで行きましたが疲れていたので中には入りませんでした。
昼食です。澤本といううなぎのお店です。香ばしくておいしい鰻重でした。
バスで東武日光駅まで戻りました。
昨日帰りの特急券を購入していました。17時半頃の特急を予約していたのですが、早く戻ってきたので16時頃の特急に変更しました。有名なさかえやのを揚げゆばまんじゅう食べてこの旅も終了です。
今回は「まるごと日光東武フリーパス」を利用しています。2日目はバスにほとんど乗っていないのですが、結局1,500円以上の得になりました。内訳は下記のとおりです。

まるごと日光東武フリーパス（浅草駅から）4,520円

フリーパスを使わずに個別に乗った場合の金額
浅草⇔東武日光の往復（鉄道）　2,720円（片道1,360円、特急券は別途）
日光駅⇒明智平（バス）　1,100円
明智平⇒竜頭の滝（バス）　570円
滝上⇒東武日光駅（バス）　1,450円
神橋⇒東武日光駅　200円
合計6,040円