釧路湿原とトマム　②釧路湿原

2018/07/28 - 2018/07/29

社員旅行で北海道へ行くことになりました。
どうせなら延泊して何処かへ行きましょうよと、同僚2人。
一年先輩のＦさんと、同期Ｓさんの三人で相談。
Ｆさんは「釧路湿原でカヌーに乗りたい」
千恵蔵は「トマムで雲海テラス体験したい」
Ｓさんは「どこにでもお供します」
練りに練ったプランが完成しました。
練りすぎて分刻みのスケジュールが何回か訪れる事に・・・。

さあ、北海道満喫しますよ～。
①札幌市内（社員旅行編）
②釧路湿原
③トマムとトンボ玉造り

エリア 釧路(北海道)

札幌から釧路へ行くにはレンタカーで移動すると4時間30分かかる
そこでカヌー乗って宿泊地トマムまで移動するのは時間的に無理
で、考えたのが　札幌→釧路まで飛行機
これならなんとかなる。

事前調査では私達が宿泊していた札幌駅のＪＲタワーホテル日航札幌から丘珠空港までタクシーで約２０分。２７００円くらい

お腹一杯朝食を食べた私たちはホテルフロントへ預けていたスーツケースを持ってホテル前で待機しているタクシーに乗り込み　丘珠空港まで
道路はガラガラ。すいすい進みます。

7:30　予定通り丘珠空港到着

とても小さい空港だが　ちゃんとショップもある

これが　これから乗り込むJAL2861

こんなに晴れているのに　釧路空港周辺は天候曇りで視界が確保できていないそう。条件付きのフライトになるということで、とても心配。

8：00発

めちゃくちゃ狭い機内

席は左一列、右二列。

座席上の天井は頭ぶつかる。

飛行機が小さいので（目的地も近いし）そんなに高い高度を飛ぶこともなく　最初は快適

しかし　次第に雲が立ち込めてきて　まったく外が見えなくなった。

釧路空港は大丈夫かしら。

8：50　釧路空港到着
曇っている。
引き返すことなく無事到着できたので良しとします。

到着ロビーをでてニッポンレンタカーのデスクへ

マイクロバスに乗り込み出発

ゲートを抜けて空港周りのフェンス越しに少し進むとニッポンレンタカーの建物が。
あれ？バスに乗る距離ではないのでは？
まあ、スーツケースもあるしね。

9：30　釧路市湿原展望台到着
ここまでの道は　市内をでると本当に何もない道を進みます。目印も何もないのでカーナビ様様

この展望台を左手の方に進むとこんな入口が
ここが遊歩道入口です

この展望台から　1時間ぐらいで一周できるそうです
しかし、一周するほど時間がない私たちはこの地図にある正面あたりの「サテライト展望台」を目指すことにしました。
サバンナのような広大な景色を見ることができるそうです。

こんな林の中を歩く

この林。強い日差しを遮ってくれていいんだけど　蚊が尋常じゃないくらいいる。
ゆっくりなんて歩いていられない。
元々急いでるので　丁度いいっていえばそうだけど
もう少し　森林浴を楽しみたかった

ちょっとしたベンチがありますが、日差しが・・・。

遊歩道はとても歩きやすい。
左周りでサテライトへ向かうコースはアップダウンもそれほどなく比較的歩きやすいコースです

10：00到着

あいにく曇っていて　しかもかすんでいますが
どうでしょう。
サバンナのような広大な景色ですね。
見える範囲全部が湿原だそうです。
すごいですね。

さあ、我々には時間がありません。
ここから釧路市展望台へ引き返します。

展望台の上階にある展望所は有料の割には景色がいまいちと聞いたので登りませんでした。
トイレをお借りして、お土産屋さんをのぞきます。

そして　次は釧路駅をめざします。

10：50釧路駅到着です
駅前のロータリーにあるコインパーキングに停めます。

11：06発のノロッコ号に乗ります

ノロッコ号は全国のＪＲみどりの窓口にて指定券を購入することができます。自由席もありますが、自由席は一両しかなくて　乗車する直前に駅に到着することを考えて　往きは指定席を購入しました。

おっと、その前に駅弁を購入

釧路駅には駅弁を売るお店が何軒かあります

蟹飯のなかでも花咲ガニをえらびました

中はこんな感じ

結構ぎっしり乗ってます

ノロッコ号

定刻通り出発！

ノロッコ号の中では小さな売店があります。

おにぎりとかスナック菓子とか飲み物ですかね
その中にプリンが

みんな買ってました。
御多分にもれず千恵蔵も。
ふぉぉ～～～。やさしい味。ミルクプリンですね

私たちの車両は団体さんで満席でした。

釧路駅を出発して　まず見えてくるのは水門。
水門ができてから一度も使われたことがないという。

見どころは徐行運転。
ボランティアさんがマイクを通じてずっと案内してくれます。

草むらの下はずっと湿原

いよいよこんな景色がみえてきました

線路から蛇行している川が見える最高のポイント
丁度カヌーが通りかかりました

我々もこのあとここを通るのね
ワクワク。

11：54　塘路駅（とうろえき）到着

駅を出るとガイドさんが待っていました。
今回申し込んだツアーは2ｈ30のコース。B&Bかむほーむというツアー会社です。
2h30は集合してから解散するまでの時間なのでカヌーに乗っている時間はもう少し短時間になります。とのことです


トイレに寄って、いざ車に乗り込みます

12：00塘路湖　湖畔でカヌーに乗り込む準備をします。
ライフジャケットつけて。

いざ、出発。

ＪＲのガードをくぐり

おーそこは　こんな風景。

静か。
水面に空が写ってる。

カヌーを漕ぐ水の音だけしか聞こえない。

カヌーに乗っていると目線が水面から50cm位しかないので水面を走ってるような感覚です。

おっ。

第一エゾシカ発見

程よく曇っていて
水の上なのでまったく暑くありません。
しかし　釧路で暮らす方々は今年は暑いと申しておりました。
関東に比べたらめっちゃ涼しいけどね

あっオオワシです
と、遠くからガイドさんが指さして教えてくださいます。

えっ　全然みえない。

段々近づくと
お～見えてきました
あれが鷲ですか。

綺麗ですね。

鹿親子ですかね。

エゾシカは飽きるほど何度も出会いました。
近づくと逃げてしまいますが
川が遠くまで見渡せるので　かなり遠い所から確認することができます

写真には取れませんでしたが　カワセミにも出会いました。

13：50細岡到着

とても素晴らしい体験をすることができました。
カヌーのガイド様ありがとうございました。

ここから細岡展望台まで行きたい旨伝えると展望台近くまで車で送ってくださいました。
15：10釧路湿原発のノロッコ号にのるまで細岡展望台へ向かいます

まず細岡ビジターズラウンジで休憩
トイレお借りします

色が微妙ですが（スマホの色調整がおかしい？）
山ぶどうのソフトクリーム
ミックス。

おいし～い。
疲れた身体にしみます。

14：30
ビジターズラウンジからは5～6分で到着
細岡展望台。

ここからの眺めも最高ですね

午前中に訪れた釧路湿原展望台が向こうにあるらしいです。

う～～ん。

広いぞ釧路湿原

15：10発に乗るのでそろそろ駅に向かいます
細岡展望台から釧路湿原駅まで15分くらいかかります。

まず　微妙に舗装されている道路を下る
そのあとは細い遊歩道と階段。
駅まではずっと下り坂

ここまでずっと階段

下りで良かった。
これもガイド様が展望台近くまで車で送ってくださったからですよね。
感謝。

14：50釧路湿原駅着
いい感じのログハウス
売店でもあるのかと思って中に入ると　がらんとしています

無人駅。

乗る前に切符買わなきゃと見まわしますが
販売機も駅員もいません。

なんだか懐かしいようなホーム

電車が到着すると　次々乗り込んでいきます。
切符の確認は？
と思っていましたら
電車発車してから車掌さんが回ってきて切符を購入
帰りは、自由席です。

帰りもボランティアさんが周辺ガイドをしていますが
疲れた私たちは睡魔に襲われ、釧路駅まで夢の中。

定刻通り15：36釧路駅着

駅前のコインパーキングから車に乗り込みます。
駅そばの駐車場で楽ちんです。

今回借りた車はダイハツ　ブーン。
ニッポンレンタカーの女性限定車両予約で予約しました。
ほぼ新車で快適な乗り心地です。

カーナビに星野リゾートトマム、ザ・タワーを選択

ちょっと寄り道。駅からまっすぐに伸びる広い道路沿いにあるコンビニによります

トイレ借りて　夜の部屋飲みのドリンクやお菓子など買い込み
いざ　出発

18：40　到着しました

山の中にこんな高層ビルが二つも。
現実感がありません。
が、実際見ると　うん。そこに建ってる。

私たちはザ・タワー1に泊まります。
駐車場はＴ1かＴ2と事前調査していましたが見た感じ満車。

しかし、Ｔ1の入口に一番近い方に一台だけ空きを見つけました
ラッキー。

車から荷物をおろしていると
夕焼け空が綺麗

おっ。虹が出ている。
幸先いいぞぉ～～～。
明日は晴れるかな。

ここがフロントです。
フロント前にはリゾート内を巡回しているバスが停まります

フロント入ると　こんなかわいいオブジェがお出迎え

宿泊客は中国からの人が多いのかフロント係のかたも中国人
勿論　日本語ペラペラですが

チェックインをしたら手ぶらで部屋へ
後で荷物を運んでくださいます

今回予約していた部屋はスタンダードな3人部屋だったのが　出発前に電話があり「もしよろしければそのままの料金でデラックスルームにグレードアップしませんか」と。
あ～ダブルブッキングでもしたかなと思い。「いいですよ」と返事しました。
これが　デラックスルームの玄関。
なんだか無駄に広い

リビングルーム

ベットルームっていうか寝室か。
4人部屋なんですね

空の冷蔵庫あり。

事前調査でトマム周辺コンビニなどはないと聞いてましたので
釧路駅そばで飲み物仕入れておいてよかった

洗面所はこんな感じ。
建物は古いけど　こうやって所々真新しい

アメニティ
髪の毛用のゴムはありがたい。
他の人と区別するようにかそれぞれ違う色で用意されている
細かい気配り

お風呂場
石が冷たそう

浴槽はなんと窓に面していて　景色を一望
すんばらしい。

19：30荷物を置いたらいざ夕食
夕食の帰りに大浴場へ寄ってこようとお風呂セットも持って。

今回の宿泊には夕食はついていないので施設内のレストランへ
色々あって迷っちゃうけど
北海道名物スープカレーが食べたくて
ホタルストリートにあるお店「ＧＡＲＡＫＵ」へ

こんな渡り廊下的な所を歩いていきます
雪降ったりすると　こんな通路はありがたいよね

お店に到着すると、発券機があり、それによると1h待ち。
それは困る
その周辺のお店みると　どの店も客待ちの列ができてる
なんでもいいから早く食べたい

で、比較的空いてそうな店にも予約入れた。
すると　こちらの店の方から呼ばれる。
「アルテッツァトマム」イタリアンのお店。

じゃがいもたっぷりのたらこクリームスパゲティー
1680円（！）

ラクレットチーズもあるそうで、せっかくなので
三人でシェアしました
チーズあつあつ。

お店をでると20：30

丁度花火が始まりました。

どこぞの～花火大会のように何千発って訳ではないけど
いいもんですね。
トマムに泊まった人限定の花火

大浴場行のバスに乗ろうとフロント方面に行くと
フロント前の広場がすごい人込み

なんだ、なんだ。

おっ。マシュマロ

大混雑の真ん中に焚火。
そこに多数の手にはマシュマロ。

そんなんじゃあ　生焼けだろう。
って、思うけどやらずにはいられない。

キャンプのマシュマロの美味しさを思い出しました。

そしてバスに乗り込み大浴場があるミナミビーチへ

ミニミビーチ
昼間は波のプールになってるらしい
トマムに何日いても子供は楽しいよね（大人も若ければ）

ここの横に「木林の湯（キリンノユ）」がある

驚いたことにパンフレットなどに掲載されている露天風呂しかない。
内湯がない。
探しちゃたよ。
でも、日本人はみんな探してた。
露天風呂なくても　内湯ってあるよね。普通

外の露天風呂はプールの消毒のにおいがして　なんだか長湯できなかった。

更衣室には無料のアイスキャンディーがあって
中国人が何本も食べていた。

フロントそばにも　この無料アイスがあって　やっぱり中国人が一人3本とか持って帰ってるのを目撃。それも大人が。まあ、いいけどね。

明日はいよいよ雲海を見に行きます
早く起きなきゃいけないからと準備整えて就寝