クロアチアの旅、最後はザグレブです。<br />ここまで無事に来れてよかったです。<br />ザグレブは半日しかいられないので、主な見どころをざっと見て美味しいものを食べるのが目的です。<br />ここまでほとんどお土産を買っていないので、買い物もしました。<br />観光地よりもザグレブの方が物価が安いのですね。<br /><br />さて、この旅で少し不安だったのが帰路です。<br />アエロフロートロシアでモスクワ経由…。<br />大丈夫と思いつつ、何かトラブルがあったときにどうにもできないんじゃないか？<br />と心配していたのです。<br />幸い遅延などもなく、スムーズに帰ってこれただけでなく、モスクワ空港が楽しくて、却ってモスクワ経由にしてよかったなとさえ思いました。<br /><br />クロアチアは旧市街地がどこも個性的で街歩き好きにはたまらないところでした。<br />アドリア海とか山とか、車窓もすごくきれいなので、バス旅、おすすめです。<br />外国での運転に慣れていればレンタカーもいいんだろうなー。<br />今回もまた、楽しい旅でした。<br />

秋のクロアチアバス旅！その４・ザグレブと帰路（モスクワトランジット）

28いいね！

2018/09/29 - 2018/10/05

142位(同エリア976件中)

エリア

ザグレブ(クロアチア)

旅行の満足度: 5.0

観光: 5.0

ホテル: 5.0

グルメ: 4.5

ショッピング: 4.5

交通: 4.5

同行者: 一人旅

一人あたり費用: 25万円 - 30万円

交通手段: 高速・路線バス徒歩

航空会社: アエロフロート・ロシア航空

旅行の手配内容: 個別手配

ザグレブで最初にしたことはトラムのプリペイドカード購入です。「地球の歩き方」にはどこのキオスクでも買えるように書いてありますが、写真のような大きな店舗でしか買えませんよー。
１回ごとのチケットは小さいお店でも買えます。
トラム、色がかわいいです。
宿の近く、ザグレブ中央駅まで移動します。
ここはアートギャラリーですね。
この近くに宿があるはず。
宿まで行ってみましたが、鍵がかかっていて入れません。アパートメントなので、家主さんに連絡しなければならないのですね。
うーん、どこかでメールできないかな。
とりあえずお腹が空いていたので、近くの食堂でお昼ご飯にしました。
ここでWi-fiが使えるといいのですが。
でもまずはご飯です。
豆のスープとパン、カプチーノを注文しました。
うん、少し塩辛いけど美味しいです。
満腹になったのでWi-fiを繋ごうと思ったら、どこにもパスワードが書いてありません。
お店の方もなんだかすごく忙しそうで聞きにくく…。
お会計をしてお店を出ました。
宿の近くでWi-fiスポットを見つけました。
なんと。３時間くらい前に家主さんからメールが来ていたではないですか。
バスターミナルのWi-fiが使えるお店でメールチェックすればよかった…。
家主さんに「すぐ近くにいるよー」とメールし、５分後くらいに会うことができました。
お宿は「モンテビデオデラックスアパートメント」。
旧市街地まで徒歩５分くらい、ザグレブの中心街にあります。これで１泊６０ユーロ。おトクだと思います。
ダイニングキッチンだー。
１泊しかしないのがもったいないです。
家主のお兄さんが近くのスーパーとかオススメレストランとかを教えてくれました。
お金はカードで先払い、チェックアウトは外のキーボックスに鍵を入れるだけ、という方式です。
家主さんとすんなり会えれば、なんて楽チン快適なんだろう、と思いました。
で、クロアチアで不思議だったこと。
プリトヴィツェのペンション以外、全部の宿で部屋の内側からも鍵を鍵穴にさして閉める方式だったんです。
（この写真、部屋の中です）
これってクロアチア独特のものなのでしょうか、ヨーロッパではよくあることなのでしょうか。
このとき午後３時くらい。
家主のお兄さんがくれた地図を見ながら旧市街地を歩きます。
イェラチッチ広場に着きましたー。
青空市場ですー。
ハチミツがたくさん売っていました。
ミツバチがぶんぶん飛んでいたので、純粋なハチミツだっていうことですね。
大好きなクルミのはちみつ漬けを買いました。
マグネットとかラベンダーのポプリとか、かわいくて安いものがたくさん売っていました。ここ、楽しかったです。
旧市街地の教会とかを見に行きます。
この坂を登ればいいらしいです。
この像のところを入って…
この先にいろいろあるらしいです。
石の門のところにあるマリア様のイコンです。
祈りをささげている方がたくさんいました。
石の門をくぐって直進すると…。
来たー。
聖マルコ教会です。
ザグレブに来たなーと実感しました。
屋根ばかりに目が行きがちですが、入り口のところの彫刻も素敵です。
内部はゴージャス。
壁画もすごい。
ステンドグラスも素敵です。
ここでパイプオルガンの演奏、聞いてみたいです。
次はどこに行こうかな。
いいお天気でよかったです。
ナイーヴアート美術館です。
ナイーヴアートは元々は農民が独学で描いていた絵画です。
ガラスに裏から描かれているものが多いのも特徴です。
普通風景画は遠いところ（空とか地面とか）から描き始め、だんだん手前のもの（木とか家とか）を描き込んでいくものですが、ナイーヴアートはガラスの裏から描くため、手前のものから描き始めるそうです。
それ結構遠近感表現が難しそう。
（紙やキャンバスに描かれているものもあります）
どこかで見たことのある絵だと思ったら…。
原田泰治さんの作品です。
そうか、原田さんの作品もナイーヴアートの仲間ですよね。
ナイーヴアートは色鮮やかでかわいらしいのですが、暮らしの厳しさや自然への畏敬の念なども表現されていて、とても見ごたえがありました。
有名な失恋美術館はあまり興味がないので外観だけ。
ここはどこ。
地図を見てもよくわからなくなってきました。
素敵な眺めが見られたからいいや。
ここ素敵ー。
ザグレブも美しい街ですね。
この辺りからケーブルカーに乗れるはず。
ケーブルカーもトラムのプリカで乗れます。
ケーブルカーで坂を下りますー。
あっという間に坂の下に着きました。
さすが世界最短のケーブルカー。
ここがケーブルカーの下の方の乗り場です。
木の扉とか、クラシカルで素敵です。
階段を登って聖母被昇天大聖堂を見に行きます。
ドラツ広場。
市場はもう終わっていました。
ドラツ広場を抜けると聖母被昇天大聖堂です。
想像以上に威圧感があります。
うわわ、これはすごいです。
今までの悪事を懺悔したい気持ちになります。
教会の隣。
これも素敵。
あとは旧市街地をふらふらしましょう。
レストランがたくさんあります。
より取り見取りだ―。
まだワールドカップを引きずってます。
２位だもん、まだ冷めやらず、だよね。
6時を過ぎました。
そろそろ夜ご飯にしましょう。
といってもお昼ご飯が遅かったので、それほどお腹が空いていません。
なのでアパートのオーナーのお兄さんが熱烈に進めてくれたチーズやさんに行くことにしました。
中庭の席を勧められました。
あら、キレイ。
チーズ屋さんだから半分飲み屋さんなのかな？
と思ったら、アルコールはビールが少しあったくらいでした。
私は下戸なのでオレンジジュースです。
甘いものとしょっぱいものがあったので、夜ご飯だし一番スパイシーそうなものにしました。
グラタンっぽいですね。
おお、まろやかなチーズがたっぷりで美味しいです。
チーズが数種類入っているようです。
パスタっぽいものが入っていますが、食感からするとニョッキを薄ーく伸ばしたもののような気がします。
味はとても美味しいですが、全部やわらかいので私的にはもう少し歯ごたえが欲しかった…。
すっかり暗くなりました。
スーパーで朝ごはんとお土産のコーヒーを購入し、宿に帰ります。
あまり遅くなると、新市街地はあまり治安がよくなさそうな気がします。
宿に着きましたー。
廊下もきれいです。
おはようございます。
部屋の窓から見えるのは普通のザグレブの街の風景です。
この街で生活しているように錯覚しちゃいます。
スーパーで買った朝ごはんです。
鶏肉のパテをパンにはさんで食べてみました。
うん、美味しいです。
こういう朝ごはんもいいなあ。
２，３泊すれば、チーズとかハムも買えたのにな。
１３：２０発の飛行機なので、１１：００に空港に着けば大丈夫ですね。
朝は部屋でゆっくりして、９：３０くらいにチェックアウトしました。
トラムでバスターミナルに行きましょう。
これはトミスラフ広場かな。
バスターミナルです。
窓口で「チケットください」
と言ったら、「On the bus」と。
窓口の存在意義とは。
いよいよ帰るのかー。
あっという間だったな。
あと２，３日、ザグレブでゆっくりしたかったな。
30分ほどで空港に到着です。
帰路はアエロフロートロシアです。
が、出発2時間前（搭乗時間じゃないですよ、出発ですよ）の2時間前を過ぎてもカウンターが開きません。
大丈夫か、アエロフロート。
結局出発の1時間45分前にカウンターが開きました。
ハラハラしましたが、ザグレブの空港はとても空いていて、イミグレとか手荷物検査とかがするっと通れたので問題なしでした。
アイスを食べる余裕もありました。
このピスタチオアイス、美味しいかったです。
初アエロフロートー。
ドキドキだー。
珍しい色合い…。
ほぼ定刻に出発しました。
軽食が出ましたー。
おしぼりがかわいいです。
サンドイッチは普通に美味しかったです。
モスクワに着きましたー。
うわああ、寒い…。
飛行機から空港へ向かうバスの中でごそごそとフリースを着込みます。
乗り換え時間は2時間強なので、あまり時間はありませんが、マトリョーシカグッズとかかわいかったので買い物がしたくなりました。
残ったクーナを両替しようとしたら、私の前の人が何枚も書類を記入させられていました。
めんどくさそうなので両替はあきらめました。
買い物できないのかなあ…。と思っていたら。
なんと。
銀聯カードが普通に使えました。
チャイナマネー恐るべし。
銀聯カードで買ったミートパイ１００ルーブル（１７０円）。
具が炒めたひき肉のみというシンプルさで、美味しかったです。
マトリョーシカのマグネットとかポーチも買えて、楽しかったです。
さあ、広州に帰りましょう。
機内食はチキンとマッシュポテト。
なんか南方航空の機内食に味が似てるんですが。
しかも機内の温度が高くて眠れない…。
9時間のフライトで映画2本見て2食がっつり食べたからほとんど寝てないです。
写真は朝ごはんのパンケーキです。
クレープっぽいです。
これは美味しかったです。
アエロフロートロシア、いつもと違う体験ができて楽しかったです。
そして今回の旅もとても楽しかったです。