エーゲ海クルーズ　　4/8　メテオラ編

2018/09/14 - 2018/09/26

中高年(?)憧れの地｢エーゲ海」へ行ってきました。

旅行記は次のように編集。
　1/8　エミレーツ航空・ビジネスクラス編
　2/8　アテネ編
　3/8　ミコノス島編
　4/8　メテオラ編
　5/8　クレタ島編
　6/8　サントリーニ島編
　7/8　ナフプリオン編
　8/8　船編

尚・写真は編集の都合で順不同です。

エリア メテオラ周辺(ギリシャ)

ギリシャ本土のヴォロスに寄港。
風の船室の1デッキ下に格納されていた乗下船台（？）を降ろしています。

今日はギリシア北西部、セサリア（テッサリア）地方北端の奇岩群とその上にあるメテオラ修道院群の総称「メテオラ」に行きます。

船会社主催のツァーに参加。
何と私達以外参加者はスペイン語。

バスの前にいる男性が私達だけのために英語で説明してくれました。折角の英語でも風はチンプンカンブン。

途中トイレ休憩で寄ったお土産屋。レモネードみたいな飲み物と羽二重餅とゼリーを合わせたようなお菓子を美味しく頂きました。

岩の上に立つ修道院が見えてきました。

現在も活動している6カ所の内、2カ所の修道院に訪れました。

ここは1カ所目。
「アギオス・ステファノス修道院」

メテオラ 史跡・遺跡

入り口に橋があり、お陰で私達も階段を上らないで見学できました。

修道院の屋内は撮影禁止。

これは入り口直ぐの所の外壁に描かれていた絵画。

撮影は出来ませんでしたが，屋内の宗教絵画は色鮮やかで驚きました。

この写真の奥から室内に入りました。

荒廃していたこの修道院、1961年から女子修道院として再開されたとか。

室内の見学が終わり庭に出たら、カランバカの街が遙か下に見えました。こんな岩山に修道院をよく作ることができたなー。

庭からはカランバカの街が一望できます。

アギオス・ステファノス修道院を後にして。

途中バスが幾つかの修道院が見えるフォト・スポットに停まってくれました。

「アギア・トリアダ修道院」
140段の階段を昇らなくてはいけないそうです。この修道院の見学でなくて良かった。　

反対に目をやると・・・

沢山の修道院が見えました。

中央の一番高い所にあるのが、メガロ・メテオロン修道院。その右斜め下は、ヴァルラーム修道院。
写真左下にはアギオス・ニコラオス修道院とルサヌー修道院。

５つの修道院が、一度に見ることができる素晴らしい展望台でした。

メガロ・メテオロン修道院(左)とヴァルラーム修道院(右)

アギオス・ニコラオス修道院(左)とルサヌー修道院(右)

遠くから見るとキノコみたい。

2カ所目訪問の「ヴァルラーム修道院」

ここは階段を上っていきました。

この高い所からロープが下げられ、食料や人が網に入れられて運び込まれたそうです。

食料など運び上げるとき、このロープの先のフックに網を掛け巻き上げたそうです。

「ロープはいつ取り替えるのです?」と信者が聞いたら、「ロープが切れたとき」と答えたとか。

本当かどうか不明ですが、人が運ばれているときだったら･･･。ウーン、「神の思し召し｣？

人も運ばれた網。

フックのあった所から下を見ました。網の中からこの景色を見ると怖いでしょうね。

当初はワイン。その後雨水を溜めた大きな樽。

何リットル入るのかしら?

修道院に入るときは、女性はスカート、男性は長ズボン。タンクトップ等肌の露出度の高い服装は禁止。

スカート以外の女性には入り口で巻きスカートのような布を渡されます。布も色々な模様や色があって選びたかったのですが、次から次と人が続いていたので贅沢は言えずこれになりました。

展望台から小さく見えたルサヌー修道院が階段を上るとき近くに見えました。
見る角度によって印象がずいぶん変わります。

メテオラの由来はギリシア語で「メテオロス(中空の」を意味するという言葉からきているそうですが、本当に空中に作られたと言う印象。

ホントに岩の上。奇岩の上に修道院を作ろうと考えたり，作ってしまったり、宗教の力は凄い。

見上げると、籠が動いていたのですが、何のためでしょう?

　ヴァルラーム修道院から見えた、メガロ・メテオロン修道院。

時間があったら、一番大きいと言われるこのメガロ・メテオロン修道院にも行きたかった。

以前テレビでほんの少し見ただけだったメテオラ。
その時は名前も分からずただ「すごい所があるな」と感心していただけで、まさか来ることができるなんて思っていなかった。
実際来てみると本当に高い奇岩の上にある修道院で、そして神を信じてここで生活をした人々がいたと言うことに、テレビで見たときより圧倒されました。

最後まで見て下さってありがとうございました。