【中国】旧満州と北朝鮮国境～②北京

2018/08/15 - 2018/08/15

お盆休みに中国の上海、北京、瀋陽、丹東を旅しました。
目的は、瀋陽に帰省中の友人と会う事と、丹東で北朝鮮に触れる事です。
初めての中国東北部は想像以上に魅力的な土地でした。

■旅程（この旅行記は★のついた日程について）
　1日目 東京⇒上海（移動のみ）
　　MU540 HND17:50⇒PVG20:05
　2日目 上海⇒北京（北京観光）
　　MU272 PVG15:30⇒PEK17:50 ※振替便
★3日目 北京（北京観光後、夜行列車で北京から瀋陽へ移動）
　4日目 瀋陽（瀋陽観光）
　5日目 丹東（瀋陽から日帰りで丹東観光）
　6日目 瀋陽⇒東京（移動のみ）
　　CZ627 SHE8:25⇒NRT12:25

■宿泊先
　・上海航空酒店
　・北京宝辰飯店
　・遼寧賓館

エリア 北京(中国)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 レンタカー タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: 中国南方航空 中国東方航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

3日目。この日は北京市内を観光し、夜に寝台列車で瀋陽に向かいます。
ホテルの部屋から見える北京駅です。

ハワード ジョンソン パラゴン ホテル ホテル

朝7時過ぎですが、すごい人の数です。

宿泊した北京宝辰飯店の外観。

北京駅の食堂で朝食。

北京駅 駅

ピータン粥。
うまいです。

北京駅から地下鉄で前門駅まで移動します。
まずは毛沢東の遺体が安置されている毛主席紀念堂に向かいます。

前門 正陽橋 建造物

天安門広場が見えてきました。

毛主席紀念堂はカバン等の大きな荷物持ち込み不可。
荷物預け所に財布とスマートフォン以外の荷物を預けました。天安門広場の東側大通り沿いにあります。

荷物預け所の正面。

身軽になって天安門広場へ。
9時過ぎに到着しましたが既に凄まじい長蛇の列です。列の最後尾を探すのすら苦労しました。

天安門広場 広場・公園

全人代が開かれる人民大会堂の横を通ります。

人民大会堂 現代・近代建築

天安門広場を延々と人の列が取り巻いています。

列は進んだり止まったりの繰り返し。
夏は炎天下で長時間待つことになるので水は必携です。私は水を他の荷物と一緒に預けてしまい、かなりきつかったです。

毛主席紀念堂が見えてきました。

巨大な共産主義的なオブジェ。

入口近くまで来ました。

セキュリティを通過します。
直後に毛沢東への献花用の花が安価に販売されています。

毛主席紀念堂。
内部は撮影厳禁です。中に入ると巨大な大理石の毛沢東像があり、花を購入した人はここで献花します。像の奥の部屋に毛沢東の遺体が安置されていました。
ここに到達するまで3時間弱かかりましたが、毛沢東の遺体が安置された部屋に滞在出来る時間は30秒程度です。

毛主席記念堂 建造物

荷物を回収し、紫禁城に向かいます。

天安門 建造物

天安門の中を通ります。
周りは凄まじい数の人です。

紫禁城の入り口へ到着。
ここでチケットを買おうとしますが、受付の女性が「Tomorrow」を連呼。どうやらまだ12時過ぎなのに受け入れ可能人数上限の6万人を超えてしまったようです…。まあ周りの人の多さを見れば納得です。8年前に一度入ったことがあるので、今回は諦める事にします。

午門 史跡・遺跡

頤和園に行く事に決め、天安門西駅まで歩きます。

風情のある道。

天安門西駅から北宮門駅まで地下鉄で移動し、頤和園の北側の入り口から頤和園に入ります。
ここも大混雑。

頤和園 広場・公園

今度は無事に頤和園に入場出来ました。
後湖に架かる橋を渡ります。

丘に沿って建物が見えてきました。

頤和園のランドマーク的な佛香閣。

丘の上から。
昆明湖が見渡せます。これが人造湖とは…。

階段を降りて昆明湖の方に降りていきます。

佛香閣を下から。

昆明湖まで降りてきました。
たくさんのボートが浮かんでいて完全に行楽地になっています。現在の状況を西太后が見たらどう思うだろう、と考えてしまいます。

昆明湖に沿って進みます。

橋を渡って南湖島へ。

遊覧船も中国風。

南湖島からの眺め。

絶好の休憩スポットになっています。
想像を超えるスケールの頤和園を堪能できました。

頤和園を後にして、北京大学へ。
誰でも自由に入れると聞いていたのですが、守衛に門前払いにされました。アポがないと入れないとの事。紫禁城の午門に続いて本日2度目のリアル門前払い。

北京大学医学部 建造物

気を取り直して地下鉄で王府井へ。
一転して近代的な目抜き通りです。

王府井大街 散歩・街歩き

多くの人で賑わっています。
8年前に来た時は旧暦の大晦日だったからか、ほとんど人がおらずそのギャップに驚きました。

王府井を後にして、ホテルで荷物をピックアップ。
夜行列車に乗るために北京駅へ向かいます。北京22:24⇒瀋陽北7:25のK53の高級軟臥車に乗車します。切符は事前にWebで手配し、窓口で引き換えました。

北京駅 駅

待合室も大混雑です。

多くの人が大量の荷物を持って電車を待っています。

乗車時間が近づきホームに入れるようになりました。
各車両の入り口に車掌が控えています。

K53の高級軟臥車の客車内。
定員2名で、部屋内に洗面台とトイレが付いています。入り口はオートロックで、乗車時にカードキーを渡されます。

洗面台。

トイレ。清潔です。ただし、汚物は線路に直接ぶちまけるタイプです。

定刻に北京を出発しました。この日は流れ行く北京の夜景を見ながら就寝しました。

③へ続きます。明日は瀋陽を観光します。
http://4travel.jp/travelogue/11415028