今回もたっぷり楽しんだソウル（および近郊）の秋旅～③江華島名産の赤かぶキムチ作り体験。夕飯はソウルで、鶏一羽丸焼き！

2018/10/11 - 2018/10/16

１７回目の韓国旅行。秋ですが、少し紅葉には早いかも。
今回は、フォートラベルで知り合った友達Ｓーさんと、念願の海外旅行という機会が実現しました。５泊６日という行程のうち、旅の後半に合流します。
それまでは各自で観光、２日目のこの日は、これまで訪れていなかった江華島へツアーです。ツアー前半では、わずか2.3キロ対岸に見える北朝鮮を眺めることが出来ました。
後半はキムチ作りからスタートです。

　①今回もチェジュ航空でソウルへ！
　②ツアーで初の江華島。北朝鮮がくっきりと見えました！
★③江華島名産の赤かぶキムチ作り体験。夕飯はソウルで、鶏一羽丸焼き！
　④朝鮮王陵、奉恩寺のウォーキング！
　⑤世界遺産「宗廟」の迫力には改めて感嘆！
　⑥一山湖水公園をゆっくり散策しました！
　⑦MBCドリームセンターとサムゲタンの夕食！
　⑧インチョン市内をのんびり観光！
　⑨干しダラスープの朝食食べて、帰国です！

エリア ソウル(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩 飛行機
• 航空会社: チェジュ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

続いてやって来たのは、江華島名物赤カブを使ったキムチ作り体験。
キムチ作りの先生は、江華島伝統手工芸の花紋席（ ファムンソッ）作りの名人でもあり、こちらでは、地元の小学生や観光客に伝統の製法を教えている方なんだそうです。

「莞草(ワンチョ)」というイグサに似た植物を緻密に編み込んでいく工程を指導する設備。
ワンチョは、イグサほど長くないので、継目が目立たないように継ぎながら編み込んでいくのが難しいそうです。
技術の伝承は大変なようです。

花紋席（ ファムンソッ）＝花ござ。
江華島では古くから家内手工業として花ござ作りが盛んで、かつては王室御用達でもありました。生活習慣の変化によって花ござの需要が減り、美しい伝統工芸品は、四角く編まれた花ござや、丸く編まれた小物入れなど素朴だったり、優雅だったり、色や模様に姿を変えています。

さぁ、キムチ作りです。
材料は江華島名物の赤カブに、ネギ、青菜。全て自家製・無農薬だそうです。

赤カブ＝江華カブは、昔から肌の美容に良いとして「畑の化粧品」と呼ばれ、ビタミンが豊富で消化を促す効果があるそうです。

ぱつんぱつんのエプロン。
金太郎さんか！

こんな感じでカットしていきます。

その他加えるのは、魚醤、アミの塩辛、食塩。

水の中には、ニンニクのみじん切りが入っています。そこにアミの塩辛を入れます。

そして、これも自家製のコチュ(唐辛子)。

かなり入って、もう真っ赤です。

野菜と合わせます。

混ぜまーす。

容器に詰めます。
約１リットルあります。

出来ました。
１人一個のお土産！

「韓国にいる間は、発酵を抑えるためにホテルでは冷蔵庫に。帰国されたら、常温で2日置いてくだされば、食べ頃です」
なるほど、なるほど。これは嬉しい。

帰国後自宅で頂きましたが、カブは、厚めに切ってあるので歯ごたえがあって美味しいキムチでした。

ハーレム状態での記念撮影。
私の隣が先生です。

畑には赤カブが栽培されていました。

最後にやって来たのが「江華風物市場（カンファプンムルシジャン）」です。

江華風物市場 市場

大きな市場でした。

江華島は、江華干潟など世界的に貴重な生態系や数多く残る文化財を保全するため開発が制限され、公害を誘発する汚染の無い清浄地域に指定されています。
従って、野菜類も安心という訳です。

農産物、水産物、果物、精肉、薬草など、無いものはないといわれます。

大量のコチュ！

フルーツも新鮮。
韓国の果物は、基本的に日本と同じ種類ですので、親近感が湧きます。

市場の各店にはこのような写真があって安心。

ところで、この写真の奥さん。
日本人でした。
どういうご縁で、江華島までやって来て、しかも市場で果物屋さんの奥さんをやっている・・・。

また、「ソチャン体験館」からツアーに同行してくれたガイドさんも日本人でした。
ガイドさんは、新潟県の職場に研修で来られていた韓国人のご主人と知り合い、縁あってこの地に嫁がれたとのことでした。

先ほどキムチに漬けこんだスンム（赤カブ＝江華カブ）。
江華カブは、日本の一般的なカブよりも大きく、皮が鮮やかな赤紫色です。

色んなキムチ類。

魚介類も。

韓国では特別のお魚、イシモチも並びます。

以上、江華島への日帰りツアーでした。
江華島へは、バスターミナルからバスで行くことも出来るようですが、現地での移動などを考慮すると、日帰りツアーで行くか一泊する必要がありそうです。
また、個人的には城郭・山城や行宮跡、世界遺産の「江華支石墓」などにも行きたかったですが、次の機会にしましょう。
なお、「江華支石墓」は現在修復工事中だそうです。

江華島からの帰路は大渋滞。
約２時間かかって、明洞に到着です。

地下鉄明洞駅にはポロロ！

東大門にやって来ました。
この頃、夜景でしか見たことのない「興仁之門 (東大門) 」(笑)。

興仁之門 (東大門) 建造物

夕食にやって来たのは「ケリムウォン 東大門店」。
ケリムウォンは、もち米を詰め込んだ韓国産の鶏肉をまるごと一羽焼き上げる新しいスタイルのチキン料理・おこげ付き鶏丸焼きの専門店です。

毎回、来たい来たいと思いながら、なかなか来ることが出来なかった念願のお店。駅から徒歩１分とアクセスも抜群です！

ケリムウォン (東大門店) 韓国料理

塩とカラシベースのタレ、大根の漬物、大根葉のキムチが来ます。

注文したのは「チーズコーン入り鶏丸焼き・おこげ付き」22,000ウォン。

糸引くチーズ！

鶏はしっかりと油が落ちているのでさっぱりしています。
おこげも美味しい。

チキンとビール（メッチュ）で、チメッ！
見た目よりさっぱりしてますよ。

裏の焼き場を覗きました。
鶏が丸ごとグルグル回っています。

燃料は薪です。

こんな感じでじっくりじっくり焼いているんだから、油も落ちてさっぱりした食感になるんですね。美味いわけだ！
ごちそうさまでした。

ホテル近くにある、「ブラック&クック」という店。
前から気になっていたお店ですが・・・。

こちらのチキン丸焼きは、薪ではなくて電熱線でした。

(4)に続きます。
https://4travel.jp/travelogue/11413737