2018/09/28 - 2018/09/28
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belleduneさん
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私の家の宗教は、禅宗・臨済宗ですが、中学高校の宗教がこの曹洞宗だったので、中学1年生の道徳の授業で校長先生から道元禅師の講義を聴いていましたし、朝礼や集会の初めには、講堂で椅子に座って、毎回座禅をしていました。
永平寺は、寛元2年(1244)に道元禅師によって開かれた座禅修行の道場。山に囲まれた谷地に、大小70余りの建物があります。道元禅師は、正治2年(1200)に京都に生まれ、14歳で比叡山に出家します。24歳の時に、中国に渡り、天童山如浄禅師の元で、厳しい修行に励んだそうです。「正伝の仏法」を受け継いで、28歳で帰国します。34歳で、京都深草に興聖寺を建立します。その後、羽多野義重の要請で、越前国に移り、ここ永平寺を開かれたということです。
- 旅行の満足度
- 4.5
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龍門から入ります。
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道元禅師の御歌 春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえて すずしかりけり
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通用門から入ります。
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階段上には祠堂殿があります。
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吉祥閣で見学ルートの説明を聞きます。左側通行を静かに歩くこと、修行僧にはカメラを向けない、撮らないことなど常識心得です。
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「傘松閣」は、豪華な絵天井の間となっています。平成6年の改築で1階には参拝者の控え室、2階は、156畳敷きと広々としています。昭和5年当時の著名な画家144名による230枚の色彩画が飾られています。
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欄間の透し彫りも素敵です。
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この絵天井には、願いが叶うという5枚の絵があります。
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唐獅子2枚、青と白です。
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2匹の白い鯉と黒い鯉
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床の間
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栗鼠の絵
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5枚を見つけることができました。
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願いは叶うのかな...
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僧堂は、明治35年(1902)の道元禅師650回大遠忌記念の改築で、雲堂と称されています。堂内中央には、智慧の象徴、文殊菩薩が安置されています。修行僧が教えに従い、座禅、食事、更に睡眠をとる最も大切な道場となっています。座禅のできる「単」と言われる席が約90人分設けられています。
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山門方向
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正面から山門を見ています。
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優美な屋根の反りですね。
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仏殿から中雀門を見ています。
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仏殿は、明治35年の改築で、総欅造宋朝様式の建築となっています。七堂伽藍の中心で、須弥壇上には本尊釈迦牟尼仏、阿弥陀仏、彌勒佛の三尊像が祀られ、昼と夜の勤行などがここで行われます。
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法堂は、天保9年(1843)の改築で、間口18間、奥行14間、約420畳敷きで、七堂伽藍中、最大の建物。正面中央奥には、聖観世菩薩が祀られています。本来は、説法の道場ですが、今では朝課や各種の法要儀式が行われています。丁度この時、法要中だったため、建物付近では写真を撮りませんでした。
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大庫院は、昭和5年の改築で、地下1階地上4階の木造建築で、主に仏膳と修行僧や来賓の食事を調えるところです。正面には、護法韋駄尊天などを安置しています。上階には来賓の接待室、150畳の大広間があります。
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大庫院全景で、瓦葺入母屋造り、柱には欅と檜の良材を使った貴重な建物。内部には、建築当初からエレベーターが設置されています。
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浴室は、僧堂、東司と共に三黙道場の一つで、死後の禁じられた大切な道場です。浴室正面には、跋陀婆羅菩薩が祀られています。この菩薩に三拝し、開浴の喝を唱え、作法に従い、「沐浴する者千人なりとも、その湯浄きこと元の如し」の言葉通り、次に入る人に心を配り、入浴するという。入浴は身も心も清浄となるための修行。月の内、四九日(4日と9日)が沐浴日となっています。
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内部には入れません。
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浴室から左手奥上方向。
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右手は、大庫院から浴室へ降りてくる階段部分。
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山門へ向かいます。山門楼上の羅漢堂には、釈迦牟尼仏を中心に16羅漢・五百羅漢が祀られているそうです。2階へ上る階段が見えています。毎日、修行僧が楼上に登り、お経をあげています。
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浴室方向
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山門天井
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山門から中雀門方向を見ています。
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七堂伽藍の中で最も古いもので、寛延2年(1749)の造立だそうでうs。中国唐時代様式の楼閣門となっています。
道元禅師による「吉祥山永平寺」命名由来の額が掲げられています。 -
両側に仏教の守護神である四天王が安置されています。南方増長天王、西方雷冨園天王?
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山門軒下
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しつこくて申し訳ありません。
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報恩塔(納経塔)平成8年(1996)に建立された写経を納める塔。永平寺では納経頂いた方々の願意を込めて、毎日、朝課で祈願・供養しているそうです。
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唐門方向
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唐門へはいけないので、塀の外から屋根だけを見ています。
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この通用門の右手奥に浴室があります。
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永平寺川に沿って塀が作られています。
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永平寺川を少し歩くと、寂光苑へ行けます。
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出家の志を立てた道元禅師の稚髪像、明全和尚を慕った名全塔、如浄塔などが並んでいます。奥には、永平寺歴代住職のお墓や祠堂殿で納骨供養されたお骨を納める御堂があります。しかし、奥の草叢にはマムシ注意とありました。
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これが道元禅師の姿を表す稚髪像です。
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鐘楼「寂照の鐘」は自由に撞くことができます。
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早雲橋を渡って戻ります。
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永平寺川の流れは昨今の雨で結構流れが早いです。
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滝があります。
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永平寺川沿いで見た観音三十三箇所巡りの標識は、名古屋の市川佐吉氏によるもの。
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二股に分かれた大木が多く見られます。
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帰りに撮った瑠璃聖宝閣は、展示室と収蔵庫を兼ねた宝物館です。国宝の「俯瞰坐禅儀」をはじめ、重要文化財、書、絵画、書籍、器物など永平寺に伝わる宝物数千点や古文書も多数納められているそうです。
俯瞰坐禅儀とは、道元禅師が中国から帰国後、最初に記されたもので、あまねく座禅を進める教えのことで、坐禅の心得、作法を丁寧に説き記されています。 -
石段も苔生していて、苔好きには堪りません。
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吉祥閣は、昭和46年(1971)に一般の方を布教教化する場として建てられました。禅の修行を体験して、道元禅師の教えを実践するための道場となっています。1泊の修行体験「参籠」、より坐禅に重きを置いた「参禅研修」、随時受け付けている「写経道場」などがあるそうです。一度体験しに行ってみようと思いました。
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冬の雪景色も見たいので、また来たいお寺です。
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