2度目のイタリア一人旅（3日目inフィレンツェ）

2018/09/15 - 2018/09/24

イタリア旅行３日目は、ローマからフィレンツェに移動し、ルネサンス期のフィレンツェの歴史遺産を訪ね歩きました。
訪れた場所は、サン・ロレンツォ教会→メディチ家礼拝堂→メディチ・リッカルディ宮殿→ドゥオーモ→サンジョヴァンニ礼拝堂→ジョットの鐘楼→ドゥオーモ博物館

エリア フィレンツェ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

イタリア旅行３日目は、朝早起きしてテルミ二駅へ向かう。

8時15分のItaloだが、直前までどのホームに入ってくるのかわからず、電光掲示板をじっと眺める。

Italoに乗りフィレンツェへ出発。

3か月前に予約したこともあり、PRIMA席（１等車）でも、24.9ユーロとさほど高くなく、フィレンツェまで1時間半の快適な旅だった。
ただ、日本と違って座席の向きを変えることができず、進行方向座席を予約したつもりが、反対向きだった。
イタリアの主要駅は行き止まりで、折り返すごとに進行方向が随時変わるのでこればかりは、予想できない。

フィレンツェＳＭＮ駅に到着、９月も半ばを過ぎているが、今日も暑い。空は真っ青！

まずは、ホテルへ。駅から歩いて５分ほど、サンタ・マリア・ノッベラ広場にある。

ホテル ロッソ 23 ホテル

広場の斜め向かいには、サンタマリアノッベラ教会がある。

ホテルの中は、斬新というか一風変わっている。
とりあえず、スーツケースだけ預けて、すぐに市街へ繰り出す。

最初に訪れたのが、サン・ロレンツォ教会。メディチ家とゆかりの深い教会だ。

中は、広いが、意外と装飾は少なくあっさりとしていた。

教会の脇には回廊があり、２階へあがるとミケランジェロが設計したという「ライレンティアーナ図書館」がある。質素だけど天井や壁に重厚感があり、歴史を感じる。

教会を一旦出て、教会の裏手に回ると「メディチ家礼拝堂」がある。歴代トスカーナ大公の墓所とのことで、壮麗感あり。ただ、石造物の落下があったらしく、一部工事をしていた。八角形の壁面のの６箇所に墓が添えられていた。

続いて訪れたのが、歩いて５分ほどのところにあるメディチ・リッカルディ宮殿。

これが、有名な鏡の間。思っていたより狭かった。
座わって休めるように椅子がたくさんおかれていたが、鑑賞用には無い方がよかった。それとも、今でも人が集まって何かする場所？

時刻は13時、ドゥオーモへ向かう道すがらEatlyという、お店で食事を。連日のパスタとなったが、美味しかった。意識せずブラっと入ったのだが、ガイドブックにも載っている有名な食材の専門店だった。

続いて、フィレンツェ観光の中心、ドゥオーモ（サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂）へ。13年前にも来たが、やはりその美しさ・壮大さは素晴らしい！

ヴァザーリが描いた天蓋のフレスコ画は、見事だが、他は壁画や彫刻はなく、いたって質素。ローマの数々の教会とは趣がことなる。

ダンテが描かれた絵が飾られている。

続いて、サンジョヴァンニ礼拝堂へ

ギベルティが作り、後にミケランジェロが「天国の門」と評した扉が有名。ただし、これはレプリカだそうで、実物はドゥオーモ博物館にあるとか。
でも、大勢の人だかりで、観光客を入れずに写真を撮ることができなかった。

中に入ると意外と何もない空間。ただ、金箔の天井画はみごと。

映画「インフェルノ」でラングドンとシエナがダンテのデスマスクを探しだした洗礼盤を探した。映画での雰囲気と違うが、これかな？柵があって近づくことはできなかった。

サンジョバンニ洗礼堂を出て、ジョットの鐘楼に登ることとした。前回来た時は、ドゥオーモの天蓋まで登ったが、予約制ですぐには登れそうになかったので、こちらにした。

414段の階段を上がるのは結構きつい。階段が狭いので、後ろから人が続いていると立ち止まって休むわけにもいかない。
でも、頂上まで登りきって眺める外の景色は最高！ドゥオーモのクーポラがこんな風に見えた。

フィレンツェ市街の眺めも最高、赤レンガ色の街並みが、ヨーロッパならではの雰囲気を味わえる。

ジョットの鐘楼を降りると、次はドゥオーモ博物館へ。ここで、天国の門の本物を見学、ガラス張りのケースに入れられている。10枚の彫金画に旧約聖書の10場面が描かれているとか。一つ一つ確認・堪能した。こちらが本物だというのにあまり人がおらずじっくり見れた。

有名なミケランジェロのピエタ像。この彫刻だけでワンルームを占有しており、暗がりに照明で浮かびあがった彫刻は素人でも「傑作」を感じさせる。

その他、こんなものも。そろそろ歩き疲れてきて、隅々まで見て回る余裕はなかった。
歩いてホテルへ戻り、少し休んでから夕食を食べに出たが、近くに日本語で書かれたラーメン屋があり、思わず入ってしまった。
これで、３日目終了。（4日目「ピサ遠征」に続く）