2018/08/25 - 2018/08/29
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harihariさん
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2018年8月
毎年の夏、恒例の旅行です。
何かのニュースで根室本線の廃線が検討されている、というのを聞いて、今行っておかないと後悔するのでは。。。と思い、行き先を根室方面に決めました。
美味しいものもたくさん食べて、道東にしかない雄大な大自然を見て、道東の歴史と文化と遺産を体験した5日間。
日本の東の果ての町、根室への旅です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- レンタカー JRローカル Peach
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
4日目 8月28日
根室で迎える3日目の朝。
町はまだ静か。 -
身支度をして、朝食の買出し。
車で5分、24時間営業のスーパー「タイエー西浜店」。 -
今日の朝ごはんは、あえてのスーパーのお弁当。
72時間の人間模様を撮り続けるテレビ番組で、去年だか一昨年だかにこちらのお店がロケ地になっていて、なんとなく興味を惹かれたのです。 -
タイエーの「やきとり弁当」。
「やきとり」といっても、お肉は豚肉。
北海道のローカルチェーン、ハセガワストアのやきとり弁当とほぼ見た目は同じですが、それもそのはず、タイエーはハセガワストアのチェーン展開なのです。 -
ホテルに持ち帰って、根室の町を眺めながらの朝ごはん。
ここでしか見られない景色で、ここでしか食べられないものを。
一日の始まりとしては、申し分ない。 -
一晩お世話になった部屋。
根室湾に沈む夕日と、根室の町を一望できる素敵な部屋でした。 -
朝のうちにレンタカーを返して。
まずは昨日の夜にも訪れた根室駅に。 -
朝日に一番近い街「NEMURO」。
電車だと札幌から7時間、函館から10時間もかかってしまう、遠い遠い町です。 -
平日朝の8時半。
誰もいない駅前の目抜き通り。 -
根室駅のすぐ前にある「てるい商店」。
明治末期の木造建築。 -
この日の午前中は、のんびり根室の町を見て回ります。
-
「碓氷勝三郎商店」
明治20年(1887年)創業の根室唯一の酒蔵です。
建物は大正2年(1913年)の建築。 -
銘柄は「北の勝」。
全生産量の8割が釧路・根室地区で消費されているという地元密着型の日本酒。 -
戦前は、根室から定期船で北方四島や千島列島に運んでいた酒も造っていたのだとか。
その頃の賑わいも、今は遠い昔のこと。 -
根室市役所。
東京へは983km、歯舞群島へは24km。
忘れてしまいそうですが、そもそも北海道自体、東京への距離よりもロシアへの距離の方が近いのですよね。 -
駅前の「一爐庵」でお土産のお菓子を購入。
1928年(昭和3年)に歯舞群島の多楽島で創業され、終戦後の1945年(昭和20年)に現在の根室に移転してきた老舗洋菓子店です。 -
町中の鮮魚店の前には、解禁になったばかりの秋刀魚がトロ箱で積み上げられています。
ニュースによると今年は大漁だとか。 -
根室市のマンホール。
国の天然記念物「シマフクロウ」
シマフクロウは、現在では道東の一部地域で140羽程度が生息するだけの希少な鳥です。 -
根室市のマンホール。
「道東と4島のかけはし」カラーバージョン。
北方領土返還祈念シンボル像「四島のかけ橋」。 -
根室市のマンホール。
「旧根室懸庁舎」
1882年、北海道に「札幌懸」「函館懸」「根室懸」の3県がおかれ、根室は道東の拠点として栄えていたそうです。 -
「吉田家倉庫」
昭和2年の建築。
昭和48年の根室半島沖地震、平成6年の北海道東方沖地震で正面1面を残して崩壊してしまっています。 -
根室港から弁天島を望んで。
江戸時代の商人・高田屋嘉兵衛が島に弁財社を建てたことから、弁天島と呼ばれるようになりました。 -
1965年(昭和40年)創業の洋食店「ニューモンブラン」。
エスカロップ発祥の店「モンブラン」の流れを汲む老舗です。 -
豊富なメニューの中でもライスメニューは謎が多い。
「ホワイトライス」「オリエンタルライス」「ビドックライス」とは何だろう? -
創業当時は洋食店というよりも純喫茶。
店内は、昭和の面影を色濃く残しています。 -
根室名物「エスカロップ」
バターライスの上にさっぱりしたデミグラスのかかったとんかつ。
寒い町にぴったりな味。 -
レジ前の壁に、創業当時の「ニューモンブラン」の写真が飾られています。
いつまでも在り続けてほしい店です。 -
13時過ぎに再び根室駅へ。
どこからともなく、次の列車を待つ人たちが集まってきました。 -
13時33分根室駅発の釧路行き切符を買って。
-
根室駅のホームから。
いよいよこの町ともお別れです。 -
釧路方面からの列車がやって来て。
-
このレールの先には、終点のマークがあるだけ。
終着駅独特の哀愁を感じてしまいます。 -
思っていたよりも乗客が多く、座席はほぼ満席に。
-
ここからはしばらく車窓の風景。
「東根室駅」
昨日も訪れた日本最東端の駅です。 -
根室半島を西へ。
牧草地の中を列車は走ります。 -
「昆布盛駅」
1日10人にも満たない利用者の小さな駅ですが、高校生が何人か降りていく姿がありました。 -
海を背景に、獲れた昆布を並べて干しています。
-
落石~別当賀間では車両の左側に太平洋が広がります。
天気がいい日であれば、真っ青な空と海が遠くまで見渡せそうです。 -
車両の最後尾からは、景色が遠くへ過ぎ去っていきます。
根室がふるさとの人は、きっと悲しくなるだろうこの景色。 -
「厚床駅」
根室市としてはこの駅が最後。 -
「浜中駅」
ルパン三世の作者、モンキーパンチ氏は浜中町の出身。 -
糸魚沢駅を過ぎた頃から、少しずつ水辺の風景に変わってきました。
-
別寒辺牛川流域に広がる別寒辺牛湿原。
車窓からでも野鳥が多くいるのが見えます。 -
ラムサール条約にも登録されている湿原。
-
北海道の原風景の一つ。
ありのままの自然を残しているようで。 -
次第に水の量が多くなってきました。
-
「厚岸湖」
ピーク時の12月頃には5,000羽程の飛来するオオハクチョウの大規模な越冬地。
ラムサール条約に登録されています。 -
「厚岸駅」
根室からの駅の中では一番大きな町。 -
「上尾幌駅」
ここから次の「別保駅」までは、ほぼ森の中を走ります。
途中、エゾシカの群れも見られました。 -
釧路川の橋梁から見える旭橋。
根室からやってくると、さすがに釧路は大都会です。 -
15:51 釧路駅に到着。
「さいはての 駅に降り立ち 雪あかり さびしき町に あゆみ入りにき」
歌人石川啄木が、1908年(明治41年)1月に釧路駅に降り立ったときのことを、後にと詠んだ歌です。 -
釧路駅舎。
啄木が感じた「最果て感」は、今となってはなくなってしまいましたが、「釧路」という響きは、今なお旅好きの憧れであり続けているような気がします。 -
釧路市のマンホールは「タンチョウ」。
-
まずはホテルにチェックイン。
今日の宿は駅近くのコンフォートホテルです。 -
ユニットバスは苦手なので、例によって外にお風呂に入りに行きます。
昭和18年創業の銭湯「栄湯」。
少し混雑していましたが、地下水を沸かしたいいお湯でした。 -
この日はもう何も予定などなくて、美味しいものを食べて美味しいお酒を飲むだけなので。
6時ごろからぶらぶらと歩いて繁華街へ。 -
釧路の飲食街はどこも美味しそうで、賑やかで、楽しそう。
当然ながら、釧路発祥といわれる炉端焼きのお店が多い。 -
その中でも、釧路の炉端焼き発祥といわれるお店があります。
-
「くしろ炉ばた」
創業50年以上の老舗炉端料理店です。 -
炉ばたのメニュー。
焼き物、刺身、野菜、一品料理など美味しそうなものばかり。 -
席は囲炉裏を取り囲むようにカウンターのみ。
煙の向こうでおばあちゃんが一人、黙々と焼いてくれています。 -
大正8年創業、地元釧路の福司酒造「福司」を燗で。
奥にある甕から柄杓ですくって、湯飲みに入れてもらうのです。 -
「アスパラ」
焼きも塩加減も、全部おばあちゃんのさじ加減。 -
お客さんからの注文を受けて、次々に食材が網の上へ。
自分が注文したものが焼かれているのを、リアルタイムで見られるので、とても楽しいです。 -
「秋刀魚」
たった今、目の前の炭火で焼かれたサンマです。
脂が乗ってて、とにかく美味しい。 -
「しいたけ」
傘を下にして網に置いておくと、しいたけから出るスープが内側に溜まるのです。 -
「いか味噌」
烏賊の旨みと甘辛のたれが、さらにお酒をそそります。 -
熱燗のお替りもして。
常にお客さんが満席なので、予約なしでは難しいのかも。 -
釧路には数多くの炉端料理のお店があります。
どれも美味しそうなお店ばかりですが、発祥の店「炉ばた」は押さえておくべき一店。 -
「炉ばた」ではあえてご飯を食べなかったので、次のお店を物色しながら街を歩いてみます。
-
お鮨にしようか、お蕎麦にしようか、ラーメンにしようか。。。
旅先で、夜の繁華街を流して歩くのは妙に楽しい。 -
結局、この佇まいに惹かれて決めました。
「ラーメンたかはし」
創業50年以上、ずっと釧路の繁華街で続けている老舗ラーメン店です。 -
予想以上に小さなお店で、カウンター5席と2人掛けテーブル1つ、そして小上がりのみ。
壁にかかったメニューから、どれにしようかと悩んで。 -
二人とも正油ラーメン。
スープはコクがあって、あっさり。
優しくて、懐かしくて、たまに思い出しては食べたくなるような美味しさ。
釧路の夜を堪能しながら、深夜にホテルに戻りました。 -
5日目 8月29日
旅の最終日。
早めの時間に、荷物をフロントに預けてチェックアウト。 -
釧路の観光ポイントの一つ「幣舞橋」。
今回の旅でもずっと走ってた、国道44号線の起点にもなっている場所。 -
幣舞橋の上から。
太平洋からの河口にも近く、微かに潮の香りも漂っています。
穏やかな水面が釧路の街を映して、朝の散歩にぴったりの雰囲気。 -
駅近くまで戻って「和商市場」に。
今日の朝食はここでと決めていました。 -
「和商市場」は、昭和29年に設立された釧路で最も歴史のある市場です。
今では「勝手丼」の発祥として、全国から観光客が訪れる場所。 -
まずは市場の中をぐるりと一周見て回ります。
-
アサリ、シジミ、ホタテ、ホッキ貝、ツブ貝、牡蠣・・・
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青ソイ、タラ、キンキ、クロハモ・・・
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根室でたくさん食べた花咲ガニも。
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お店も、食材も、たくさんあり過ぎて。。。
どれもこれも美味しそうで。。。 -
ご飯を少なめにして、まずは1杯目の勝手丼。
時鮭、いくら、ほたて、ウニ、おひょう、八角。
「旬のものとお店の人のお勧め丼」 -
イートインスペースはこんな感じ。
見たところ、6割ぐらいがアジアからの観光客。 -
お店によって、特徴というか専門のようなものがあるようで。
-
いくつかの店でネタを選んで、好みの丼を作る楽しさ。
-
2杯目の勝手丼。
さんま、花咲ガニ、ほっけ、桜鱒、メンメ、アブラカレイ、ソイ。
「北海道を満喫丼」 -
お腹も満たしたところで、次はお土産の番。
十勝産「レッドムーン」と富良野産「ホワイトコーン」を購入。 -
さすがに1尾まるごとは難しかったので、5切の切り身を購入。
いくらの醤油漬けも、こちらのお店で買いました。 -
お土産も済ませて、旅の予定を全部終えて。
10時30分釧路駅発の連絡バスで、11時15分に釧路空港に到着です。 -
12時30分のフライトまで、あと少し。
今回の旅では、ヒグマや台風で見残した場所もあったので、近いうちにまた根室を再訪しようと思います。 -
15時 関西国際空港。
大阪に戻ると再び灼熱の夏。
今回の根室への旅は、風蓮湖、花咲岬、納沙布岬、歯舞群島、根室本線、釧路の夜と和商市場・・・道東の大自然と旬の幸を存分に味わった5日間でした。
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