ハンガリー・ブダペスト①　成田線復活したオーストリア航空でブダペストへ。建物もすてきな動物園訪問。

2018/08/07 - 2018/08/14

一昨年はプラハ、昨年はウィーン、そして今年はブダペストと、中央の三都市を三年連続で訪ねる旅となりました。

ブダペストはハプスブルク帝国時代の残り香もありながら、強烈な民族意識を感じさせる美しい街です。

数年前に周遊旅行で訪れたことがありますが、短い滞在だったので、今回はその時行くことができなかった場所を中心に見て回ろうと思います。

エリア ブダペスト(ハンガリー)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

昨年、ウィーンに行くのに、バンコク・ウィーン間でオーストリア航空を利用しました。
その時は成田・ウィーン便は運休中だったんですが、今回は成田便が復活して、再びオーストリア便に搭乗する機会を得ました。

昨年はチェックインの際に「ビエンチャンに行かれるんですか？」と言われて、
「？？」と、こちらが怪訝な顔をすると、スタッフさんがあわてて、「こういうルートでウィーンに行かれるお客さんは初めてなので・。」と言われました。
バンコク経由なのでビエンチャンを連想し。ViennaとＶientianeｗを一瞬間違えたみたいです。
今回は日本発なので、和食もあるし、

日本人のキャビンアテンダントも搭乗しているし、日本人でなくても日本語を少し話すＣＡさんもいて、それに乗客の多くが日本人ということもあって、やはりリラックスできますね～。

映画は昨年のバンコク・ウィーン便でも日本語版が普通にありました。もちろん今回の便でも日本語吹き替え・日本語字幕の映画があります。

毛布や枕の色・デザインもかわいいです。

ウィーン乗り継ぎでブダペストまでは、プロペラ機でした。
プロペラ機に乗るのは初めて。

飛行時間わずか５０分ですが、ビジネスクラスには一応、機内食が出ます。
ＣＡさんもサービスは時間との闘いです。

泊まりはセントラル・バジリカホテル。

イシュトバーン広場のすぐ横で、地下鉄駅やメインの観光場所へ行くのにもとても便利な場所にあるので、ここに決めました。

１９世紀の建物ですが、内部は改装して新しい。

バスルームがすごく広くて、一部がアーチ型になっていて、昔は何の部屋だったのか？

地下鉄一番線に乗ろうと思ってバイチジリンスキー駅に行きましたが、ホームにも地上周辺にも券売機が見当たらず、仕方なくアンドラーシ通を歩いて行きました。
するとホップオンホップオフのバスのチケットを売っている男性がいたので、地下鉄のチケットをどこで買ったらいいか聞くと、「オペラ駅のホームにあるよ、乗車券にはこれこれがあって、これが得だよ」などもとても親切に教えてくれました。

確かにオペラ駅の地下のホームには券売機がありました。また、ホーム上に、人がいるブースがあって、そこでもチケットを売っているようでした。
他の駅でもチケットブースがありましたが、必ずしも開いていませんでした。

切符はバスやトラム、トロリーバスにも共通なので、買えるところであらかじめ買っておいたほうがいいみたいです。
ちなみに、私は１０回の回数券を購入。
場合によっては乗り放題券でもいいかもしれませんね。

とにかくチケットを購入して、写真の左端にあるオレンジ色の打刻機にチケットを差し入れて、日時を打刻します。

ブダペストの一号線地下鉄はヨーロッパで２番目に古くて、ホームも車体もレトロな雰囲気です。

アンドラーシ通りはエルジェーベト広場に近いエリアは高級ブティックなどが並んでいたりしますが、英雄広場に近いエリアは大使館・高級住宅街で、瀟洒な建物が並んでいます。

アールヌーボー大好き人間の私はどうしてもアールヌーボー調の建物に目が行ってしまいます。

アイアンワークが美しい柵。

ドアの窓の鉄細工も素敵です。

優美な女性像。

アザミの彫刻。

こちらの建物は改修工事中で、ドアから中を覗いてみました。

中も素敵ですね～。

かなり傷んでいて、修理をされていない建物も少なからずあります。

英雄広場にある西洋美術館は改修工事中でした。

古典様式の端正な建物です。

あてにしていた西洋美術館に入れなかったので、近くにある市民公園の動物園へ。

とてもかわいらしい入り口が目を引きます。

でも、実はこの動物園にも来てみたかったんです。

見たかったのはこの塔のそびえる建物。

ジョルナイ陶器の屋根を持つとても美しい建物です。

入り口のアーチの上を見るとわかるように、ここはゾウ舎なんです。

陶器でできたゾウの像。

その下のレリーフはサイかと思いきや、トリケラトプス？

こちらはサイとカバ。

ゾウ舎の内部です。

きれいな細工ですね～。

主役はゾウさんなんですが、ついつい建物のほうに目が行ってしまいました。

こちらが主役のゾウさん達です。

園内には日本庭園もありました。

とてもきれいに管理されていました。

枯山水の庭。

日本庭園内では、盆栽が展示されています。

ヨーロッパでも人気なんですね。

どういった経緯で造られたのかはわかりませんが、日本人としては、

ハンガリーの動物園に日本庭園があるというのはちょっとうれしいですね。

パンフレットではバッファローハウスとなっていましたが、水牛でしょうか？

昔の田舎の民家を模した建物とフラミンゴ。

ミニ水族館もあります。

トラをこんなに近くから見ることができます。

すぐ近くに見学者がいっぱいいて、うるさいんじゃないかと思うけど、この場所が涼しいんでしょうかね？

とっても暑い日で、園内のところどころにはミストが出ていました。