2018/09/18 - 2018/09/18
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j-ryuさん
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☆9/18,初秋の風が爽やかな裏磐梯のあちこちをNHKの人気番組『ブラタモリ』に便乗しつつ
j-ryuの視点であらためて散策してきました。
ご覧になった方も多いと思いますが1016年7月17日に『ブラタモリ』で
裏磐梯や五色沼のお宝の秘密が放映されました。
私は地元なのでそれらのお宝の秘密は全然秘密ではありませんでしたが
やはり全国的人気番組で紹介してもらえるのはとても嬉しいことです。
NHK番組HPでは下記のように紹介されています。
「今まで見た景色のなかで、一番のごちそうです」
初めて磐梯山に登ったタモリさんが、思わず口にした一言です。その驚愕の“絶景”とは、一体???
今回の舞台は、福島県の名峰・会津磐梯山。まさに「♪会津磐梯山は~宝の山よ~」の歌でもおなじみ、
さまざまな色が楽しめる「五色沼」や猪苗代湖からのぞむ雄大な風景に年間500万人が訪れる
東北を代表する観光地です。
タモリさんも長年訪れたいと願ってやまなかった磐梯山が生み出す「宝」の秘密を解き明かします。
磐梯山がいまの形になったのは、実は明治の中頃のこと。
噴火によって山の形は大きく変わり、五色沼をはじめとした湖や沼が誕生しました。
では、どうして隣りあう沼がさまざまな色を見せるのか?
その謎を解くために、タモリさんが磐梯山に挑みます。
スキー場の斜面を延々と登ってたどりついた絶景に、タモリさん茫然・・・
さらに、磐梯山の恵み・温泉から作られる超意外な「宝」や、
噴火によって荒れた大地を観光地に変えようと奮闘した人たちの痕跡など、
数々の宝を生み出す磐梯山の知られざる姿が明らかに!
※https://www.nhk.or.jp/buratamori/map/list44/route3.html
NHKでは紹介されなかったお宝や秘密もj-ryuの視点で紹介したいと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
PR
-
☆裏磐梯・五色沼周辺 ルートマップ。
※Google Mapに加筆
https://www.google.com/maps/@37.6678848,140.0941957,8327m/data=!3m1!1e3
私は福島県民なので裏磐梯は地元って言えば地元だけど
我が家から裏磐梯までは一般道で1時間15分もかかるので
生っ粋の地元って訳じゃありませんが年に4,5回は訪れているので
それなりに詳しいつもりです。 -
☆裏磐梯・秋元湖周辺 ルートマップ。
※Google Mapに加筆
https://www.google.com/maps/@37.6678848,140.0941957,8327m/data=!3m1!1e3
我が家から裏磐梯までは車で約1時間15分。
今回は秋元湖の朝霧&日の出を期待して早朝4時に出発し
5:15に秋元湖畔に到着しました。
日の出は5:30なので到着時にはだいぶ明るくなっていました。
秋元湖へは猪苗代方面からは諸橋近代美術館少し手前に秋元湖方面への標識がありますので、その道を右折し、道なりに秋元集落を通りぬけ突き当たりのY字路を左手、中津川渓谷方面へ進みます。
80mくらい進むと左側にチェーンの手すりの付いた細い歩道があるので、道なりに進むと秋元湖の展望台に出ます。
ここは秋元湖のダムのような堰堤の上にある展望台です。
この展望台からは秋元湖が一望でき、堰堤近くには湖に浮かぶ小島がたくさんあり、霧の季節は幻想的な写真が撮れるビューポイントとして写真愛好家に人気のスポットです。 -
☆秋元湖の夜明け朝焼け
天気予報どおり風はなく水面も穏やかでしたが
残念ながら期待していた朝霧は出ていませんでした。 -
☆秋元湖の夜明け朝焼け
空は焼け始めていますが雲が多いです。
天気予報では朝から晴天のはずだったのですが・・・・ -
☆秋元湖の夜明け朝焼け
NHK『ブラタモリ』では秋元湖の紹介はありませんしたが
写真愛好家には朝霧の美しいスポットとして人気があります。
でもこの日は私一人で途中から女性一人が来ただけです。
朝霧的には朝晩の寒暖差が大きい日が出やすいのですが
休日が決まっている私に訪問日の自由はありません。 -
☆秋元湖の夜明け朝焼け
秋元湖に朝霧は出ていませんでしたが
水鏡に朝焼けが映り込み悪くないシチュエーションです。 -
☆秋元湖の夜明け朝焼け
湖が大きいほど風の影響を受けやすいので
秋元湖でこのようなベタ凪に出会えるのは運はいいと思います。 -
☆秋元湖の夜明け朝焼け
雲は多いもののベタ凪なので朝焼けや木々のシルエットの水鏡がキレイです。 -
☆秋元湖の夜明け朝焼け
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☆秋元湖の夜明け朝焼け
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☆秋元湖の夜明け朝焼け
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☆秋元湖の夜明け朝焼け
秋元湖は裏磐梯では桧原湖に次ぐ大きな湖ですが、団体観光客はもとより個人の観光客も少ない湖です。
紅葉も五色沼や曽原湖地区に比べやや地味ですが、写真愛好家に人気の絶景スポットです。
とくに晩秋や早春の朝霧の中に浮かぶ小さな島々や朝日に輝く照らされた島々は、神秘的でえも言われぬ美しさだとマニアが口コミを聞きつけ訪れる場所です。 -
☆秋元湖の夜明け朝焼け
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☆秋元湖の夜明け朝焼け
秋元湖を含む裏磐梯と呼ばれるこの地域は1888年(明治21年)に磐梯山が噴火するまでは桧原村などの幾つもの集落や畑があり、湖は存在していませんでした。
1888年(明治21年)、南方にある磐梯山が突如大規模な水蒸気爆発を起こし
中央部の小磐梯山腹が崩壊(山体崩壊)を起こし桧原村方面に大量の土砂が流下、さらに泥流も発生して集落はほぼ全滅する被害を受けました。 -
☆秋元湖の夜明け朝焼け
この際に長瀬川や小野川など裏磐梯地域を流れる河川が山体崩壊や泥流によって方々で堰き止められ、桧原湖や小野川湖、五色沼といった大小様々な堰止湖ができました。
秋元湖は大倉川や中津川が堰き止められて誕生し、裏磐梯三湖の中では水深が最も深く、面積は桧原湖に次ぐ大きさです。
秋元湖の湖水は長瀬川として流れ出し、下流部で猪苗代湖に注ぎます。
さらに猪苗代湖から日橋川を経て喜多方市で阿賀川へ合流し
新潟県で日本海に注ぎます。 -
☆秋元湖の夜明け朝焼け
秋元湖は元々は磐梯山の噴火による自然の堰き止め湖ですが
湖沼群の水量調整や発電のために後に堰堤が造られダムの役目もしています。
この撮影ポイントはダム機能のため造られた堰堤の上です。 -
☆秋元湖の夜明け朝焼け
その堰堤は展望台の役目もしています。
堰堤から向こうは人工物が殆どなく
リゾート化が進む裏磐梯の中では手つかずの自然が多く残る貴重なエリアです。 -
☆秋元湖の夜明け朝焼け
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☆秋元湖の夜明け朝焼け
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☆秋元湖の夜明け朝焼け
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☆秋元湖の夜明け朝焼け
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☆秋元湖の夜明け朝焼け
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☆秋元湖の夜明け朝焼け
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☆秋元湖の夜明け朝焼け
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☆秋元湖の夜明け朝焼け
結局この日の朝は太陽が顔を出すことはありませんでした。
朝焼けしたので太陽は出なくても御の字ですが
できれば朝霧は欲しかったな。 -
☆秋元湖の夜明け朝焼け
北東側は朝焼けも終わり水墨画のような景色です。
これはまたこれで侘び寂びの世界で素敵かな。 -
☆秋元湖の紅葉 (2013 /10 /29 撮影)
湖の点在する小島はとてもフォトジェニックですが
生えている木々は水分に強いハンノキやヤナギが多く
残念ながら鮮やかには紅葉しません。
でも陽が西に傾いてくると陽射しを燦々と浴び
黄金色に染まってきます。
私的には秋元湖の大好きな景色の一つです。 -
☆秋元湖の朝霧 (2016/ 10 /25 撮影)
秋が深まると朝晩の寒暖差が大きくなり
朝霧が立ちやすくなります。
美しい景色がより幻想的になり素晴らしいです。 -
☆初秋の裏磐梯 曽原湖エリア・ルートマップ。
裏磐梯サイトステーションより。
http://www.urabandai-ss.com/
曽原湖へは
五色沼から米沢方面に進み、裏磐梯国民休暇村北側の道を右折し、道なりに進むと曽原湖畔の貸しボート屋さんのあるT字路に出ますから、そこを右折すると目の前に曽原湖が見えてきます。
曽原湖も大沢沼も曲沢沼も観光客用の無料駐車場はないので
広めの道路端に止めるようになります。
紅葉時の週末は大変混雑するので駐車に難儀するかも。 -
☆初秋の曽原湖
朝焼けの秋元湖を愛でたあとは車で7,8分の曽原湖エリアに向かいました。
秋元湖に霧がなくても曽原湖にはある場合もあるのですが
今回は全くありませんでした。
霧が無いばかりかさざ波が立ち
水鏡にもならずがっかりです(ーー;)。 -
☆初秋の曽原湖
曽原湖の通称一つ島と背後の3つ島を望めるビューポイントは
バンガローが建つ私有地で勝手に入れないのでご注意ください。 -
☆錦秋の曽原湖 (2013/ 10 /29 )
紅葉に水鏡と理想的な気象条件でした。 -
☆朝霧の曽原湖 (2016 /10 /25 )
紅葉と水鏡に加え朝霧も。
これ以上ない最高のシチュエーションです。
こんな恵まれた条件の日はひと秋に1回あるかないかかも。 -
☆初秋の大沢沼
曽原湖の次は大沢沼に向かいました。
曽原湖から大沢沼&曲沢沼へ到るレイクウッド通りに入ると
大沢沼が見え隠れしますが、その周辺は沼に水草が沼面を被いつくし
リフレクション(水鏡)的にはイマイチなので
大沢沼北側の入り江のような部分がお薦めです。
周辺に駐車場は無いので広めの道路端に停め、
車を置いて右折する脇道を徒歩で突き当たりまで歩きます。
車で入れないこともないですが、突き当たりに車2台分くらいしか駐車できません。
無理に進入すると道路脇に駐車できる路側帯もUターンできるスペースもありません。あっても全て別荘の敷地なのでご注意ください。
その突き当たりの森の獣道を少し抜けた場所が大沢沼が湾状に入り組んでいる紅葉のビューポイントです。
紅葉シーズンは右折する道路の周囲に写真愛好家の車がたくさん路駐しているのですぐ分かると思います。
大沢沼の北岸も裏磐梯を代表する紅葉のビュースポットですが
今回はまだ緑に覆われ晩夏のようです(^_^;)。 -
☆初秋の大沢沼
水没樹の植物がわずかに色付き始め
なんとか初秋の装いを感じられました。 -
☆初秋の大沢沼
ここは大きな大沢沼が入り江状の湾になっている部分で
深い森に囲まれているので風が吹きにくく
比較的安定して水面が穏やかで
水鏡が高確率で見られます。 -
☆初秋の大沢沼
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☆初秋の大沢沼
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☆初秋の大沢沼
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☆初秋の大沢沼
沼の中の所々に見える岩のようなものは1888年(明治21年)の磐梯山噴火で川が堰き止められできた沼に水没した水没林の一部です。 -
☆錦秋の大沢沼 (2016/ 10 /25 撮影)
美しい紅葉の水鏡が大沢沼のセールスポイントです。 -
☆錦秋の大沢沼 (2016/ 10 /25 撮影)
あと一月もしないで紅葉の絶景が見られます。 -
☆錦秋の曲沢沼
大沢沼の次はすぐ北隣りの曲沢沼に向かいました。
曲沢沼は沼手前の坂の右手に数台分の駐車スペースがありますが
紅葉シーズンはすぐに満車になってしまうので
空いている道路端に目一杯寄せて路駐するようになります。
曲沢沼も美しい紅葉と水鏡、水没樹が見所です。
こちらも初秋とはいえ紅葉にはまだまだって感じでした。 -
☆錦秋の曲沢沼 (2016/ 10 /25 撮影)
朝は道路から見て左側の森に陽射しが当たりキレイですが
霧狙いでもない限り全体的に朝は撮影ポイントは少なめです。
裏磐梯に宿泊予定なら午後西日が射すころが狙い目かも。 -
☆小野川不動滝 ルートマップ
※国土地理院地図に加筆
http://maps.gsi.go.jp/?z=16#14/37.682700/140.109200/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1j0h0k0l0u0t0z0r0s0f0
当初の予定では秋元湖と曽原湖エリアの次は
『ブラタモリ』で紹介された磐梯山中腹の銅沼に行くつもりでしたが
天気予報は晴れだったのにどんより曇り空。
銅沼の赤や緑に沼色を撮るには晴天が理想なので
急遽目的地を小野川不動滝に変更しました。
小野川不動滝へは裏磐梯の国道459号の五色沼入り口から少し北、
レイクライン入り口からは少し南にある村道をグランデコスキー場方面に向かいます。
国道にも不動滝へも案内版があるので道なりに進み、
グランデコ手前の標識に従いさ左折し山道を少し進むと
小野川不動滝の駐車場です。
広い駐車場なので止めるのは問題ないでしょう。 -
☆小野川不動滝入り口の鳥居
広い駐車場の山側には小野川不動滝へ到る鳥居があるので
分かりやすいと思います。
途中長い階段の先で丁字路になるので右折して道なりに進みます。 -
☆小野川不動堂
駐車場から徒歩20分ほどで不動滝の手前にある小野川不動堂が見えてきます。
小野川不動滝は先に見える橋の左手上流です。 -
☆初秋の小野川不動滝
裏磐梯へは毎年数回訪れているのに
小野川不動滝へは高校生以来うん十年振りの訪問です。
滝好きの私が長きに渡って再訪しなかったのは
大きな滝の割にズドンとしていて見た目が単調だからです。 -
☆初秋の小野川不動滝
今でこそ駐車場まで車で登ってこれますが
当時はまだグランデコもオープンしておらず
小野川集落から途中までは砂利道の細い林道でを歩き
滝へは山中の獣道程度の山道を登るしかありませんでした。 -
☆初秋の小野川不動滝
高校生当時は苦労してたどり着き
想像以上の大きさ&迫力に感動したのを鮮明に覚えています。
でも滝や渓流の写真をNetで紹介するようになってからは
迫力は十分だけど絵的には変化に乏しい印象がしたので
再訪せずにいました。
今回予定もしていなかったので、我ながらまさかの再訪でした。 -
☆初秋の小野川不動滝
小野川不動滝は西大嶺(にしだいてん)1,982mや、「小野川湧水」の百貫清水などを水源とし、小野川を豪快に流れ落ちる落差25m、滝幅8mの大瀑布です。
下流で幾つかの支流と合流し小野川湖に注ぎます。
その小野川湖の水は秋元湖に流れ、秋元湖からは長瀬川になって
猪苗代湖に注ぎます。
その猪苗代湖の水は日橋川、阿賀川となり新潟県で日本海に注ぎます。 -
☆初秋の小野川不動滝
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☆初秋の小野川不動滝
少しずつ場所を変えて撮影していますが
スドンとした直瀑なのであまり代わり映えしません(^^);。
それでも滝下に渓流があるので
渓流を撮り込めば少しだけ変化が出ます。 -
☆初秋の小野川不動滝
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☆初秋の小野川不動滝
右岸に回りこんでみました。
正面からとは違うと言えば違うけど
印象的にはやはりズドンとした滝です(^^);。 -
☆初秋の小野川不動滝
やはり滝だけでは何処から撮ろうが変化が乏しいので
渓流も撮り込むことにしました。 -
☆初秋の小野川不動滝
渓流を撮り込むのはいいのですが
今回は滝や渓流を撮る予定が無かったので
胴長は持参しておらず長靴で歩き回りました。
水深は知れたものですが急流だと長靴では浸水しやすく
石を飛び渡りながら右岸と左岸を行き来しまいた。 -
☆初秋の小野川不動滝
でも渓流の石は苔むして滑りやすいので
出来るなら飛び移りたくありません。
今回は緊急の対処でしたが
滝や渓流の撮影には是非とも滑りにくいソール(靴底)の
胴長(ウェダー?)などを履くのがお勧めです。 -
☆初秋の小野川不動滝
三脚はいつも車に積んでいるし
スローシャッター用のレリーズも常時カメラバックに入れてあるので
急遽の予定変更に対応できたので準備はしておくものですね。 -
☆初秋の小野川不動滝
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☆初秋の小野川不動滝
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☆初秋の小野川不動滝と大文字草
滝下渓流の岩場ではダイモンジソウ(大文字草/ユキノシタ科ユキノシタ属)が
ちょうど見頃を迎えていました。 -
☆初秋の小野川不動滝と大文字草
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☆初秋の小野川不動滝と大文字草
ダイモンジソウ(大文字草/ユキノシタ科ユキノシタ属)は北海道~九州の
低地から高地の湿った崖や岩などに自生します。
名前は見ての通り、花が大の字の形からで、同じ大の字の花としては
ユキノシタやジンジソウがありますが、花びらを拡大して見ると
ダイモンジソウのハナビラに模様ははありませんが
ユキノシタの短い花びらは薄いピンクで紅色の斑点があり花期は初夏です。
ジンジソウの短いハナビラには黄色い斑点があり、花期は秋です。
ただ残念ながらジンジソウの自生地は関東以西で
福島ではまだ見たことがありません。 -
☆初秋の小野川不動滝と大文字草
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☆初秋の小野川不動滝と大文字草
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☆初秋の小野川不動滝と大文字草
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☆初秋の小野川不動滝と大文字草
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☆初秋の小野川不動滝と大文字草
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☆初秋の小野川不動滝
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☆初秋の小野川不動滝
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☆初秋の小野川不動滝
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☆初秋の小野川不動滝
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☆初秋の磐梯山・銅沼(あかぬま) ルートマップ。
当初の予定では秋元湖→曽原湖→大沢沼→曲沢沼
→銅沼→五色沼と回る計画でしたが
天気予報の快晴とは裏腹にどんより曇り空だったので
急遽、曇り空向きの滝の撮影に変更し小野川不動滝に寄り道しました。
寄り道で時間を稼いでいる間に少し晴れ間が見えてきたので
計画時間より少し遅れて磐梯山中腹の銅沼(あかぬま)に向かいました。
銅沼への行き方は簡単、
国道459号から標識に従い裏磐梯スキー場を目指し
スキー場の駐車場に止め磐梯山に向かって登っていきます。
スキー場は夏場はもちろん営業していませんが
駐車場(無料)は利用できます。
なお、トイレは利用できないので済ませておきましょう。 -
☆初秋の磐梯山・銅沼(あかぬま)
スキーシーズン以外は営業していない裏磐梯スキーセンター。
無料駐車場はこの建物の反対側なので
車を置いたらスキセンターの磐梯山側に進みます。
センターを挟んで右でも左でもゲレンデに出られますが
磐梯山に向かって右側の方が最短です。 -
☆初秋の磐梯山・銅沼(あかぬま)
銅沼や磐梯山登山の人は右側のルートを登っていきます。
『ブラタモリ』でもここから登って行ったことになっていますが
古希を過ぎたタモリさん(73歳)は本当に自力で銅沼まで
登ったのかな~??
スキーシーズン外だからもちろんリフトは使えないけど
許可さえあればリフトの終点までは車で行けそうです。 -
☆初秋の磐梯山・銅沼(あかぬま)
メイゲツイタドリ(名月草/タデ科イタドリ属)
白い花を咲かせるイタドリの中で紅色の花や種を付け草丈の低いものを
ベニイタドリとかメイゲツソウと呼びますが
草丈が高く花が紅色を帯びるものをメイゲツイタドリと呼びます。
中間的な草丈や花色もあり明確な分類は難しいです。 -
☆初秋の磐梯山・銅沼(あかぬま)
エゾリンドウ(蝦夷竜胆/リンドウ科リンドウ属)
冬場はスキーゲレンデとなる草原状の山の斜面には
たくさんのエゾリンドウが咲いていました。 -
☆初秋の磐梯山・銅沼(あかぬま) エゾリンドウ
エゾリンドウは中部以北~北海道の山地やジメ地に自生し
茎は太く直立し、背丈は30~80㎝ほど。
葉は対生し披針形で長さ6~10㎜、縁はざらつかず
裏面は粉白色を帯び、柄はない。
花は8~10月、上部の葉腋と茎頂に5~20個付く。
エゾリンドウと良く似たエゾオヤマリンドウは山形県以北~北海道に自生します。
エゾリンドウの高山型で、背丈は20~30㎝、外観はエゾリンドウに似て、花が茎頂にだけ付き、花冠はやや短い特徴がありますが
中間的な株もあり明確な区別は難しいと思います。 -
☆初秋の磐梯山・銅沼(あかぬま) エゾリンドウ
エゾオヤマリンドウは茎頂だけに花が付くことからすれば
これらは葉腋にも花を付けているのでエゾリンドウだと思いますが
エゾオヤマリンドウだとする情報もあり悩ましい区別です。 -
☆初秋の磐梯山・銅沼(あかぬま) エゾリンドウ
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☆初秋の磐梯山・銅沼(あかぬま) エゾリンドウ
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☆初秋の磐梯山・銅沼(あかぬま) エゾリンドウ
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☆初秋の磐梯山・銅沼(あかぬま) エゾリンドウ
エゾリンドウも初秋を感じる花ですが
所々で草紅葉も見られ本格的秋の訪れが近いことを物語っています。
一連に流れからすれば銅沼まで紹介したかったのですが
この日撮影した写真の数からPart①と②にしたかったので
中途半端ですが今回はここまでとさせていただきます。
後半のPart②では銅沼と鉄板の五色沼を紹介します。
ここまでご覧下さりありがといございます。
そして”いいね”もありがとうございます。
では、Part②をお楽しみに。
j-ryu
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この旅行記へのコメント (2)
-
- 働きマンさん 2018/10/02 06:38:40
- 相変わらずおきれいで・・・
- j-ryuさん
おはようございます!
表紙のお写真がいつもとは趣が異なりますが、とても素敵でため息が出ます(笑)
相変わらずお綺麗で・・・(って男性に対する声かけとは思えませんが・・・(笑))
朝焼けとのこと。
なかなか、計画していかないと目にすることができない景色なんだと思いますが、いつの日か、見にいけたらなーとj-ryuさんのお写真を見ていると思います!
滝のお写真も素敵!
滝なのに・・・アメリカのアンテロープキャニオンみたいですよね?
働きマン
- j-ryuさん からの返信 2018/10/02 19:21:15
- Re: 相変わらずおきれいで・・・
- 働きマンさん、こんばんは。
いつもご来訪&いいね&コメントありがとうございます。
そして過分なお褒めも恐縮です(^^);。
>朝焼けとのこと・・・・
》子育て真っ最中のお母さんには中々難しいですよね。
でもやがてはお二人とも巣立っていくわけで
それからでも十分チャンスはあると思います。
>滝なのに・・・アメリカのアンテロープキャニオンみたいですよね?
アメリカ本土は乗り継ぎでしか入国したことがなく
アンテロープはいつか行ってみたい絶景です。
北米に限らず都市部にはあまり興味はありませんが
北米の大自然は憧れです。
でも広大過ぎてオジサンの一人旅は寂しそう(^^);。
では、また。 j-ryu
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