2018/09/23 - 2018/09/23
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shararaさん
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世界遺産の聖地・熊野本宮大社が今年御創建2050年ということを知り、今年中に行きたいねと友人たちと話していました。
当初は夏休み数日を使って、ゆっくり熊野古道を楽しみながら廻るプランを考えていましたがお互いの日程調整が難しくあきらめかけていたところ、関西からの日帰りツアーがあることを知りすぐに申し込みました。
当日はお天気にも恵まれ、神聖な空気の中で大自然のパワーを感じながら、心身ともにリフレッシュすることができました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 3.5
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7時集合に間に合うよう夜明け前に自宅を出発。
予定通りバスは走り、途中「紀州路ありだ」でトイレ休憩。
高速のPAなのに、中はそのまま地元の道の駅のような雰囲気でした。吉備湯浅パーキングエリア 上り ショッピングコーナー グルメ・レストラン
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時間上、昼食もバスの中で済ませることに(>_<)。
連休中の晴れ間とあって、和歌山に入ってから高速も渋滞し、約5時間かかり最初の目的地に到着。 -
「熊野本宮大社」に着きました。
「八咫烏、舞い降りし甦りの聖地」と言われています。 -
一礼して鳥居をくぐると、石段が現れます。
一歩一歩、周りの緑と奉納のぼりを味わいながら昇ります。
いつの間にかさわやかな秋風に変わっていました。158段あります。 -
山々に囲まれた熊野詣最初の到達点。
荘厳な総門です。 -
また一礼して総門をくぐると…。
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イチオシ
日本的な落ちついた、趣のある御社殿があらわれます。
熊野本宮大社 寺・神社・教会
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第一殿・夫須美大神、第二殿・速玉大神、第三殿・家津美御子大神、第四殿・天照大神が祀られています。
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厄除け、交通安全、家内安全他のご利益があります。
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ここ熊野は「よみがえり」の聖地「再生」
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今までのこと、これからのこと…。自分自身を見つめなおす時間でした。
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熊野本宮大社は、中辺路・小辺路・大峯奥駈道といった、いくつもの参詣道の交差点に鎮座しています。
凛とした空気の中、杉の大木も何の迷いもなくまっすぐに生きている感じがしました。 -
ここは「試練に耐えた旅人の 切なる想いを受けとめる」場所でもあるそう。
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参拝を終え、限定の書置きの御朱印を頂いたのですが、待っている人が多く予想以上に時間を要しました。
下りた先、国道を超えた所にある「大斎原」へ行きたかったのですが、あえなく時間ぎれ…。 -
熊野本宮大社から50分ほど走り、新宮市内へ。
「熊野速玉大社」
「下馬橋と鳥居」昔はここで馬を降りていたのだろうか。 -
境内に掲げられた「熊野速玉大社参詣曼荼羅」
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「手水舎」
象のように鼻の長い龍神様でした。 -
神門の手前で「もうで餅」が売られており気になりつつも、気持ちを整えて神門をくぐります。
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本宮大社とは対照的な鮮やかな朱色が目を引きます。
神紋はやっぱり、八咫烏。 -
美しい拝殿。
境内の木々が、拝殿の鮮やかな朱色をより引き立たせてくれています。 -
青・緑・朱・白と太陽のコントラストが美しい社殿。
熊野速玉大社 寺・神社・教会
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「拝殿の額と注連縄」
目が惹かれた注連縄。 -
八社殿の左に鎮座する「熊野恵比寿神社」
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境内には、平清盛の長男である平重盛公が植えたと伝えられる梛の大樹があります。
説明書きには、「どうか心静かに手を合わせ、全ての命あるものを慈しみ、世界の平和をお祈りください」とありました。 -
樹齢1000年の御神木。
梛の葉は丈夫で切れにくいことから縁結びの木とされています。
「ナギの木」の実で奉製した「なぎまもり」を御朱印と一緒に頂きました。
参拝を終えた後は、神門近くで売られていた「熊野もうで餅」を購入。 -
「那智山参道入口」
駐車場の周辺には、休憩できるような飲食店やお土産屋さんが並んでいます。 -
10分ほど階段を上り続けると鳥居が。
ここから又さらに階段を上ると境内に到着です。
右へ向かうと「青岸渡寺」へとつながります。 -
「熊野那智大社」
ここからさらに階段を上がると境内に到着です。 -
もう一つ上の鳥居にやっと到着。
参道入口から467段の階段を昇りきりました。 -
標高約330mに位置し、6棟からなる社殿は、夫須美神を御主神としてそれぞれに神様をお祀りしています。
…とのことでしたが、あいにく社殿は修復中でした。 -
「宝物殿」
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熊野那智大社の境内にある「御縣彦社」
日本サッカー協会のロゴにも用いられている八咫烏の烏石がありました。
社殿の雰囲気もここから感じることができました。 -
八咫烏は熊野の神様のお使いである、三本足の烏です。
「より良い方向へ導く、お導きの神様」とされているそうです。 -
もともとは那智の御滝の近くで祀られていたそうですが、約1,700年前に現在の場所に遷られたとのこと。
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大楠(胎内くぐり)「樟霊社」
幹が空洞化しており、護摩木(300円)を持って通り抜けることができます。熊野那智大社 寺・神社・教会
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樹齢約850年の樟の御神木です。
平重盛のお手植えと伝わっているそう。 -
御神木を抜けると、すぐ奥手に「青岸渡寺」があります。
重厚感・存在感のあるお寺なのですが、同じく大規模修復中…。那智山青岸渡寺 寺・神社・教会
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イチオシ
青岸渡寺を少し抜けた広場には、三重塔と滝が見える写真スポットがあります。
「ここまで来てよかった!」と思える一枚。 -
日本らしい、いいい眺め。
同じような写真を何枚も撮ってる(^^♪ -
イチオシ
結構な時間かけて上ってきただけあって、境内から見える那智山も壮大で美しい。
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また、改修後に訪れたい。
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参道入口から少し降りた場所にある、世界遺産「那智御滝」
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「飛瀧神社」に御神体として祀られているのが那智御滝です。
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杉の木に囲まれた階段を降りていきます。
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途中の苔も自然のまま。これだけ参拝客が多いのにゴミ一つ落ちていませんでした。
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延命長寿の信仰があつく、この御瀧の水は延命長寿の水として尊ばれているそう。
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「高さ133m・銚子口の幅13m ・瀧壺の深さは10m」
流下する水量は普通毎秒1トン程度とか。飛瀧神社 寺・神社・教会
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水音を身体で感じながら、しばらくの間見入っていました。
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写真では伝わりにくいのですが…
落差、水量日本一というスケールの大きさを改めて感じました。 -
イチオシ
「熊野那智大社別宮飛瀧神社」
熊野の神様は元々ここでお祀りされていたとか。飛瀧神社 寺・神社・教会
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ここで御朱印を頂きました。
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イチオシ
数年前に行った屋久島の苔の森を思い出しながら…。
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マイナスイオンたっぷりの空気の中で、清々しい気持ちで帰りました。
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イチオシ
熊野らしい…私のお気に入りの一枚。
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この後、ツアー恒例のお土産屋さんに立ち寄った後、高速をひたすら走り続けて深夜に自宅へ到着。
マンネリ化した日常が、この旅で一度リセットできたような気がします。
唯一残念だったのは、地元の食事が味わえなかったこと、近いうちに再訪できることを祈りつつ旅を終えました。道の駅 くちくまの 道の駅
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翌日、お土産を並べてみました。
もうで餅はまわりに玄米粉がまぶしてあり、素朴でやさしい味でした。
一緒に入れてくれていた「ナギ」の葉は今も大切に保管しています。
もうで餅と一緒に売られていた、隣のさつま芋のお菓子、お芋感タップリで美味しかったです。なぎまもりもかわいい。 -
「熊野牛王神符」
上から熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社のものです。
「おからすさん」とよばれカラス文字で書かれた特色ある御神符。
鎌倉時代には誓約書として用いられ、熊野信仰の人々を災厄から護っていただいたと言われています。
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