ポルトガル旅行　その①～リスボンとその近郊～

2018/09/10 - 2018/09/12

言葉もよくわからないのに、直行便がないから体力のあるうち行きたい！　という思いで計画しました。食べたいものや見たいものがたくさんありましたが終始坂道を上ったり下りたりの旅になりました。

エリア リスボン(ポルトガル)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 徒歩

リスボンに着いたのが午前中だったのに、荷物が出てくるのに1時間待ち。まだかなりの人が荷物を受け取れずに残っていた。結局街に繰り出すのは午後からとなった。レスタウラドーレス広場まで来た。

広場に面したピンクの建物の中にインフォーメーションがあるのでリスボンカードを入手するために立ち寄る。隣はケーブルカーのグロリア線が通っている。

レスタウラドーレス広場は楕円形の島のようだ。歩行者の信号は日本のように点滅せずにすぐ変わるものがあるので注意！さりげなく押しボタンもあります。

グロリア線。壁にも車両にもいたるところに落書きがある。もしかして許されている？

少し歩くと通称ロシオ広場。周りは飲食店や靴屋さんなど。

川方向に向かって右側、カルモ教会はあんな高いところにあります。地図ではこの高低差わかりませんね。

28番は観光客もスリも多いということで、12番に乗ってとりあえず上の方を目指します。ここフィゲイラ広場から乗ると座れる確率が高いです。

細い細いくねくねした道をどんどん登って行ったと思ったら、「もう下っちゃうよ！降りよ降りよ」行き当たりばったりです。市電の停留所の情報は少なく、停留所に貼ってある地図を見てもどこで降りればどこに近いかちんぷんかんぷんでした。

後ろの丘に向かってひたすら上り坂道。洗濯ものが絵になるってなんだろうね。

素敵な階段なのにまた落書き。

たどり着いたのはグラサ展望台でした。

ノッサ・セニョーラ・ダ・グラサ教会に小さなカフェもありました。

ひたすら降りて降りて、サン・ジョルジェ城まで来ました。機内食をひたすら食べて昼食抜きで行動していたのでちょっとお茶します。

というより「NATA」という文字に吸い寄せられたんですね(笑)

ケイジャーダとパステル・デ・ナタ。パイ生地パッリパリ。

サン・ジョルジェ城からテージョ川を眺めます。

4月25日橋も見えます。

カフェやレストランもあり。夕日を見ながらビールですかぁ。でもまだ陽は高い。5時回ってるんですけど。

城壁。

いろんなところから上れます。

なかなか迷路みたいで楽しい。

城を出て、下っていくとアズレージョの綺麗な建物。ここでもナタを売ってるみたい。

エレベーターを発見！下るのもいい加減疲れて腰が痛くなってたところでした。助かった！バイ者地区に降りられます。

28番の市電とセットでよく見かけるカテドラル。

コメルシオ広場まで降りてきました。目の前がテージョ川です。これはアウグスタ通りから勝利の門を通して広場の騎馬像を見たもの。

サンタ・ジュスタのエレベーターは1時間以上も並ぶらしいと聞いて最初からコースに入れてませんでした。確かに左側の階段に人のれてがありました。

裏側から見たサンタ・ジュスタ。

さらにまた上ってカルモ教会へ。リスボンカードを見せてもここは０．５ユーロしか割引してくれませんでした。突き当りに小さい博物館があります。

空が丸見えの教会。何年か前のサグラダ・ファミリアみたいです。

ロシオ駅の前の坂道を降りてきて広場に出たところにあの有名な缶詰屋さんがありました。ここのは全部いいお値段です。

8時になって夕食をとりました。ロシオ広場に面したカフェレストランで。基本外で食べるのが普通のようです。これは魚介のサラダ。なんでかパイナップルと桃の缶詰フルーツがついてます。

これはポテトチップスではありません。メインはこの真ん中に隠れている鱈です。ジュースを２杯つけてトータル３５ユーロでした。

夜になるとライトアップされている建物の多いです。

２日目。リスボンカードも持ってることだし、一駅だけメトロに乗って昨日と同じフィゲイラ広場まで来ました。

今日は１５番に乗り、ベレンまで行きます。女性運転士さんでした。

ジェロニモス修道院前にはすでに５０人以上は人が並んでいましたが、パステイス・デ・ベレンの列のほうが気になってまずそっちに行ってしまいました。

さらに１００人超えと思われるのにナタを食べるために公園に行ってしまいました。

修道院を眺めながらパリッパリのパリッパリのナタを食べ、

発見のモニュメントに行きました。

反対側にも彫刻があるのを知りました。

ベレンの塔に行ったらこの列！！並ぶの嫌だ。や～めた。

ジェロニモス修道院に戻ってきたら２００人超えになっていてこれがなかなか進まない。ここはTDRかぁ！並んでいたら確実に熱中症になりそうなのでやめました。

ただで入れるサンタ・マリア教会だけ見学してきました。

ヴァスコ・ダ・ガマの石棺は人がいっぱいで写真は無理でしたので上の方を撮影しました。

午後からシントラに移動。ムーアの城跡が山の上に見えます。

ペーナ宮殿に行きたかったけど時間がないので王宮を見学することに。ランチの食卓を再現した部屋。アズレージョもきれい。

葡萄の葉っぱとトウモロコシを描いたタイル。葡萄酒はキリストの血、トウモロコシの粉で作るパンはキリストの肉　ということだそうです。

「紋章の間」ではヴァスコ・ダ・ガマの家の紋章もありました。小さいですが右から３つ目です。リボンみたいなのにGAMAと記されています。

王宮を背にして山に向かって坂道を少し行くとケジャーダで有名なお店があります。結局食べ物かい！　番号札をとって順番を待ちますが抜かされることもあるので強く主張しましょう。２０分くらい待ちました。トラヴセイロというお菓子も有名ということでそれも購入。３つで３．２ユーロ。

ロカ岬へ来ました。

「ここに地果て、海始まる」の石碑。

西経９度３０分ってすごい。ひとケタの数字なんて初めてです。

途中カスカイスに寄りました。これは市庁舎。

豚の丸焼きがお店にありました。

なんとメリーゴーランドにも豚がいました。牛もライオンもいたんだけど所変われば回っているものも違うんですね。

夜はレスタウラドーレス広場に面したレストランで夕食をとりました。