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【2018年6月25日 AFP】タイ北部で、豪雨により洞窟が浸水し、サッカーチームの少年らが2日前から内部に閉じ込められている。当局が25日、発表した。洞窟内では、水中での大規模な捜索活動が続いている。<br /> 現場は、ミャンマーおよびラオスとの国境に近い、チェンライ県にある国立公園内のタムルアン洞窟。サッカーチームに所属する11~16歳の少年12人がコーチ1人と共に、23日に閉じ込められたという。<br /> 同県副知事によると、少年らが出られなくなっているとみられている巨大洞窟内の広い空間に、複数のダイバーが到達。「少年らは洞窟のこの部分に居ると考えている。ここはさらに3キロ続いている」と述べた。<br /><br />【2018年8月9日西日本新聞朝刊/バンコク浜田耕治】タイ北部チェンライ県の洞窟から救出された地元サッカーチームの13人のうち、無国籍だった少年3人と男性コーチ(25)の4人について、タイ当局は8日、タイ国籍を付与したことを明らかにした。地元メディアが報じた。無国籍者は移動の自由が制限されるため、4人は海外のプロサッカーチームから届いた試合観戦の招待を受けることができない可能性があり「かわいそう」との同情論が出ていた。<br /> 4人はいずれも両親が山岳地帯の少数民族とみられ、これまで国籍が取得できていなかったが、8日までに「国内で出生した証拠が確認された」という。<br /> タイではミャンマーとの国境に近い山岳地帯を中心に無国籍者が多く、44万人との統計もある。無国籍でも学校に通えるが、社会保障サービスは受けられず、移動の自由も制限され、公務員にもなれない。<br /> 支援団体によると、タイ当局は隣国からの不法移民の流入を防ぐため、国籍の付与には消極的で、証拠を提出しても取得までに数年かかるケースが多い。少年らは世界的に注目されたため「特別扱いされたのでは」との見方も出ている。<br /><br />チェンライ逍遥~その2<br />https://4travel.jp/travelogue/11404085<br />

チェンライ逍遥(2018年6月)~その1

44いいね!

2018/06/01 - 2018/06/10

45位(同エリア668件中)

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23

タヌキを連れた布袋(ほてい)

タヌキを連れた布袋(ほてい)さん

【2018年6月25日 AFP】タイ北部で、豪雨により洞窟が浸水し、サッカーチームの少年らが2日前から内部に閉じ込められている。当局が25日、発表した。洞窟内では、水中での大規模な捜索活動が続いている。
 現場は、ミャンマーおよびラオスとの国境に近い、チェンライ県にある国立公園内のタムルアン洞窟。サッカーチームに所属する11~16歳の少年12人がコーチ1人と共に、23日に閉じ込められたという。
 同県副知事によると、少年らが出られなくなっているとみられている巨大洞窟内の広い空間に、複数のダイバーが到達。「少年らは洞窟のこの部分に居ると考えている。ここはさらに3キロ続いている」と述べた。

【2018年8月9日西日本新聞朝刊/バンコク浜田耕治】タイ北部チェンライ県の洞窟から救出された地元サッカーチームの13人のうち、無国籍だった少年3人と男性コーチ(25)の4人について、タイ当局は8日、タイ国籍を付与したことを明らかにした。地元メディアが報じた。無国籍者は移動の自由が制限されるため、4人は海外のプロサッカーチームから届いた試合観戦の招待を受けることができない可能性があり「かわいそう」との同情論が出ていた。
 4人はいずれも両親が山岳地帯の少数民族とみられ、これまで国籍が取得できていなかったが、8日までに「国内で出生した証拠が確認された」という。
 タイではミャンマーとの国境に近い山岳地帯を中心に無国籍者が多く、44万人との統計もある。無国籍でも学校に通えるが、社会保障サービスは受けられず、移動の自由も制限され、公務員にもなれない。
 支援団体によると、タイ当局は隣国からの不法移民の流入を防ぐため、国籍の付与には消極的で、証拠を提出しても取得までに数年かかるケースが多い。少年らは世界的に注目されたため「特別扱いされたのでは」との見方も出ている。

チェンライ逍遥~その2
https://4travel.jp/travelogue/11404085

旅行の満足度
4.5
観光
3.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
4.0
交通
3.0
同行者
その他
一人あたり費用
10万円 - 15万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス レンタカー タクシー 徒歩 バイク 飛行機
航空会社
旅行の手配内容
個別手配

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  • タイ北部の古都,チェンライ。<br /><br />チェンマイと名前は似ているが,もっとミャンマー国境に近いところにある田舎街である。チェンマイからバスで北へ約3時間。<br /><br />この街が好きで,これまで何度も訪れた。もう何回目か数えてもいない。<br /><br />何に魅かれたかと問われても,明快な答えはできない。<br /><br />観光資源はあまりない。ただ,街がコンパクトにまとまっていて旅のあいだに必要な用事はたいがい徒歩圏内で済ませられるという気軽さと,街の変化がゆっくりしているという点は魅力と言えるのかもしれない。<br /><br />長期に滞在していると,毎日の行動パターンはほぼ一定してくる。毎日顔を覗かせる客に対して,店員や露店の売り子たちはだんだんと違った態度を見せるようになる。

    タイ北部の古都,チェンライ。

    チェンマイと名前は似ているが,もっとミャンマー国境に近いところにある田舎街である。チェンマイからバスで北へ約3時間。

    この街が好きで,これまで何度も訪れた。もう何回目か数えてもいない。

    何に魅かれたかと問われても,明快な答えはできない。

    観光資源はあまりない。ただ,街がコンパクトにまとまっていて旅のあいだに必要な用事はたいがい徒歩圏内で済ませられるという気軽さと,街の変化がゆっくりしているという点は魅力と言えるのかもしれない。

    長期に滞在していると,毎日の行動パターンはほぼ一定してくる。毎日顔を覗かせる客に対して,店員や露店の売り子たちはだんだんと違った態度を見せるようになる。

  • 宿は定宿である。<br /><br />「メーコック・ヴィラ」(Maekok Villa)。チェンライの有名な日本人宿のひとつである。<br /><br />もともとは学校だったので敷地はとても広く,緑が深い。<br /><br />定宿と言いながら,私はこの宿の全盛期(90年代)を知らない。後から遅れてきた客である。

    宿は定宿である。

    「メーコック・ヴィラ」(Maekok Villa)。チェンライの有名な日本人宿のひとつである。

    もともとは学校だったので敷地はとても広く,緑が深い。

    定宿と言いながら,私はこの宿の全盛期(90年代)を知らない。後から遅れてきた客である。

  • 2000年代の中頃に新館が建ったが,建築が悪かったのかいつの間にか立腐れのようになってしまった。

    2000年代の中頃に新館が建ったが,建築が悪かったのかいつの間にか立腐れのようになってしまった。

  • これが新々館。<br /><br />エアコンとファンの両方を備え,バルコニーつきの広々とした快適なツインないしダブルの部屋である。<br /><br />新々館の宿泊料金(1泊)は1人350THB,2人600THB(だったと思う)。何泊しようが割引は一切なく,毎日部屋まで飲用水のボトルを1本届けてくれる。これがメーコックヴィラの変わらぬルール。<br /><br />AgodaやBooking.comなどの予約サイトに登録をしていないので,宿泊客は過去に滞在したことがある人かそのクチコミであろう。<br /><br />現在もしぶとく旧館に滞在し続けている客の姿も見る。<br />

    これが新々館。

    エアコンとファンの両方を備え,バルコニーつきの広々とした快適なツインないしダブルの部屋である。

    新々館の宿泊料金(1泊)は1人350THB,2人600THB(だったと思う)。何泊しようが割引は一切なく,毎日部屋まで飲用水のボトルを1本届けてくれる。これがメーコックヴィラの変わらぬルール。

    AgodaやBooking.comなどの予約サイトに登録をしていないので,宿泊客は過去に滞在したことがある人かそのクチコミであろう。

    現在もしぶとく旧館に滞在し続けている客の姿も見る。

  • 広い校庭は駐車場になった。<br /><br />写真は休日のものだが,便利な立地なので平日は満車に近い繁盛ぶりである。<br /><br />入口脇に小屋を建てて,宿の息子がカフェを始めた。はたしていつまで続くのだろうか。

    広い校庭は駐車場になった。

    写真は休日のものだが,便利な立地なので平日は満車に近い繁盛ぶりである。

    入口脇に小屋を建てて,宿の息子がカフェを始めた。はたしていつまで続くのだろうか。

  • 宿のおばば様は健在である。おばば様が元気ならこの宿は安泰であろう。

    宿のおばば様は健在である。おばば様が元気ならこの宿は安泰であろう。

  • それでは宿を出てみよう。<br /><br />宿を出て目の前の道路を渡ると,いきなり「ワット・プラシン」という名刹に行き当たる。

    それでは宿を出てみよう。

    宿を出て目の前の道路を渡ると,いきなり「ワット・プラシン」という名刹に行き当たる。

    ワット プラシン (チェンライ) 寺院・教会

    ワットプラケオと並ぶチェンライの名刹 by タヌキを連れた布袋(ほてい)さん
  • かなり有名な寺院である。ソンテオやタクシーには「ワット・プラシン」か「Overbrook病院」と言えばたちまち宿へ戻ってくることができる。<br /><br />そんなに広くはないが,伽藍や仏塔はそこそこ見応えがある。

    かなり有名な寺院である。ソンテオやタクシーには「ワット・プラシン」か「Overbrook病院」と言えばたちまち宿へ戻ってくることができる。

    そんなに広くはないが,伽藍や仏塔はそこそこ見応えがある。

  • タイには,色彩が散漫だったり造形が残念だったりしてありがたみを感じにくい寺院も多々あるのだが,そういう点でこのワット・プラシンは大層ありがたみの感じられる寺院である。

    タイには,色彩が散漫だったり造形が残念だったりしてありがたみを感じにくい寺院も多々あるのだが,そういう点でこのワット・プラシンは大層ありがたみの感じられる寺院である。

  • 拝観料は必要ないので,毎日でもお参りすることができる。

    拝観料は必要ないので,毎日でもお参りすることができる。

  • 寺院の北側(道路向かい)には齋(ギンジェー:菜食)の食堂がある。

    寺院の北側(道路向かい)には齋(ギンジェー:菜食)の食堂がある。

  • 同じ道沿いにはTATのオフィスもある。

    同じ道沿いにはTATのオフィスもある。

  • 今やチェンライにも観光用のフリーコーチが走るようになったので,TATで情報を収集するのもよいだろう。<br /><br />空港へもフリーコーチが出ているような図になっているが,今回は空港を利用しないので調べないままになってしまった。

    今やチェンライにも観光用のフリーコーチが走るようになったので,TATで情報を収集するのもよいだろう。

    空港へもフリーコーチが出ているような図になっているが,今回は空港を利用しないので調べないままになってしまった。

  • 話を寺院のところへ戻す。<br /><br />ワット・プラシンの西側の出口を出ると,小さなナームニャオの露店と出会う。<br />(Google Map座標:19.911404,99.829956)<br /><br />カノムジーン(あるいはクイティアオ)・ナームニャオはタイヤイ(北タイ・ミャンマーの山岳地帯。ミャンマーや英語圏ではシャンと称する)の名物である。ナームギャオとかナームヤオとも表記される,発音の通じにくい汁麺だ。

    話を寺院のところへ戻す。

    ワット・プラシンの西側の出口を出ると,小さなナームニャオの露店と出会う。
    (Google Map座標:19.911404,99.829956)

    カノムジーン(あるいはクイティアオ)・ナームニャオはタイヤイ(北タイ・ミャンマーの山岳地帯。ミャンマーや英語圏ではシャンと称する)の名物である。ナームギャオとかナームヤオとも表記される,発音の通じにくい汁麺だ。

  • 卓上には生のもやし,繊切りキャベツ,マナオが用意されていて,これは自由にナームニャオの上に盛ってよい(ゆで玉子は有料)。<br /><br />写真には写っていないが,この地方の高菜漬けも入れる。

    卓上には生のもやし,繊切りキャベツ,マナオが用意されていて,これは自由にナームニャオの上に盛ってよい(ゆで玉子は有料)。

    写真には写っていないが,この地方の高菜漬けも入れる。

  • これはセンレック(米の細麺)で作ってもらったナームニャオ。<br /><br />見てのとおり,ナームニャオはトマトと血を使った赤黒いスープである。<br />スープが辛い店もあるし,ほとんど辛くない店もある。<br /><br />スペイン人がアステカで「発見」したトマトが山深いタイヤイの料理の材料として使われるようになるまでにどのような経過を辿ったのだろう・・・そういうつまらないことに考えを巡らせてしまう。<br /><br />センレックの上に添えてある塊はルアット・ムーという豚血の煮こごりだ。台湾では「紅豆腐」とも呼ぶが,豆腐よりもっとプリプリしていて歯応えがよい。新鮮なものなら血の生臭さはまったくしないが,ハズレだと臭う。その場合は容赦なく食べ残す。

    これはセンレック(米の細麺)で作ってもらったナームニャオ。

    見てのとおり,ナームニャオはトマトと血を使った赤黒いスープである。
    スープが辛い店もあるし,ほとんど辛くない店もある。

    スペイン人がアステカで「発見」したトマトが山深いタイヤイの料理の材料として使われるようになるまでにどのような経過を辿ったのだろう・・・そういうつまらないことに考えを巡らせてしまう。

    センレックの上に添えてある塊はルアット・ムーという豚血の煮こごりだ。台湾では「紅豆腐」とも呼ぶが,豆腐よりもっとプリプリしていて歯応えがよい。新鮮なものなら血の生臭さはまったくしないが,ハズレだと臭う。その場合は容赦なく食べ残す。

  • ちなみにこれはチェンライの別の食堂のセンミー・ナームニャオ。<br />(tripadvisor検索:Namn Ngiew Pa Nual Aharn Yuan)<br />(ただし,本当の店名は「ヌアンおばさんのナームニャオと北タイ料理の店『パンガー(Phang Nga)』」と思われる。) <br /><br />具材はほぼ同じだがスープの色はかなり違うことが分かる。<br />値段が露店の2倍以上するのでさすがにコクがあって美味しい。スープの中には名前の由来である「ニャオ」(ワタノキの花を乾燥させたもの)が入っていた。<br /><br />チェンライにはナームニャオの有名店「Nam Ngiao Pa Suk」があるのだが,宿から歩いていくにはやや遠い場所にあるため未食のままである。

    ちなみにこれはチェンライの別の食堂のセンミー・ナームニャオ。
    (tripadvisor検索:Namn Ngiew Pa Nual Aharn Yuan)
    (ただし,本当の店名は「ヌアンおばさんのナームニャオと北タイ料理の店『パンガー(Phang Nga)』」と思われる。)

    具材はほぼ同じだがスープの色はかなり違うことが分かる。
    値段が露店の2倍以上するのでさすがにコクがあって美味しい。スープの中には名前の由来である「ニャオ」(ワタノキの花を乾燥させたもの)が入っていた。

    チェンライにはナームニャオの有名店「Nam Ngiao Pa Suk」があるのだが,宿から歩いていくにはやや遠い場所にあるため未食のままである。

  • さて,ナームニャオの露店から南のほうへ数分歩くと旧時計塔がある。<br /><br />旧時計塔の周辺は,毎日朝市と夕市が立つ。<br /><br />特に夕市は夕食用の食品や惣菜を売る店がたくさん立ち並ぶので賑やかだ。<br /><br />香ばしい手作りのナームプリック・ヌム(焼いたししとうとニンニク,玉ねぎを搗いたディップ)を売る屋台があって,そこで10THB分のナームプリックと20THB分のケープムー(豚の皮をカリカリに揚げたもの)を買うのが日課のようになっていた。

    さて,ナームニャオの露店から南のほうへ数分歩くと旧時計塔がある。

    旧時計塔の周辺は,毎日朝市と夕市が立つ。

    特に夕市は夕食用の食品や惣菜を売る店がたくさん立ち並ぶので賑やかだ。

    香ばしい手作りのナームプリック・ヌム(焼いたししとうとニンニク,玉ねぎを搗いたディップ)を売る屋台があって,そこで10THB分のナームプリックと20THB分のケープムー(豚の皮をカリカリに揚げたもの)を買うのが日課のようになっていた。

  • 旧時計塔からは新時計塔を見通すことができる。<br /><br />この道路の右手一帯が広い常設市場となっている。

    旧時計塔からは新時計塔を見通すことができる。

    この道路の右手一帯が広い常設市場となっている。

  • 常設市場の南側には大きなモスクがある。<br /><br />漢字で「雲南清真寺」と書かれていることから分かるとおり,タイ南部のマレー系ムスリムとは異なる雲南回民系のモスクである。<br /><br />雲南回民とタイヤイの関係史は非常に面白いのだが他へ譲り,ここでは街歩きの観察のみを記す。<br /><br />モスクの周辺には清真食堂が数軒ある。このあたりでは買物をしているヒジャブ姿のムスリマの姿をよく見かける。<br /><br />彼らの姿恰好を見ていると,その多様さに気付く。地元民と大差ない容貌の人に加えて,どう見てもベンガルな男,パキスタンな男。そしてタイ南部を歩いていそうな肌の色をしたムスリマが子供を連れて歩いていたりする。

    常設市場の南側には大きなモスクがある。

    漢字で「雲南清真寺」と書かれていることから分かるとおり,タイ南部のマレー系ムスリムとは異なる雲南回民系のモスクである。

    雲南回民とタイヤイの関係史は非常に面白いのだが他へ譲り,ここでは街歩きの観察のみを記す。

    モスクの周辺には清真食堂が数軒ある。このあたりでは買物をしているヒジャブ姿のムスリマの姿をよく見かける。

    彼らの姿恰好を見ていると,その多様さに気付く。地元民と大差ない容貌の人に加えて,どう見てもベンガルな男,パキスタンな男。そしてタイ南部を歩いていそうな肌の色をしたムスリマが子供を連れて歩いていたりする。

    Darul Aman Mosque 寺院・教会

    「雲南清真寺」であることに注目したい。 by タヌキを連れた布袋(ほてい)さん
  • モスクの400mほど西に清真食堂の「カオソイ・イスラーム」がある。<br />(Google Map座標:19.907680,99.826498)

    モスクの400mほど西に清真食堂の「カオソイ・イスラーム」がある。
    (Google Map座標:19.907680,99.826498)

  • 1929年創業を謳う老舗である。<br /><br />カオソイは鶏肉と牛肉を出していたが,今回来てみたら牛肉はなくなって魚に替わっていた。<br /><br />「ココナッツカレーラーメン」などと呼ばれて日本人にも大人気のカオソイだが,清真食堂系の伝統的なカオソイを食べた人からは不評の声を聞く。味が優しいからだ。<br /><br />レストランや有名店で出てくる今風のカオソイは,風味がはっきりとスパイシーで香辛料・油・砂糖を多用している。一方,清真食堂のカオソイは風味が弱くて味は薄く,麺は伸びて柔かく,量はとても少ないことが多い。<br /><br />この店のカオソイもご多分に漏れない味だが,これは「まずい」のではなく「そういうもの」なのだ。

    1929年創業を謳う老舗である。

    カオソイは鶏肉と牛肉を出していたが,今回来てみたら牛肉はなくなって魚に替わっていた。

    「ココナッツカレーラーメン」などと呼ばれて日本人にも大人気のカオソイだが,清真食堂系の伝統的なカオソイを食べた人からは不評の声を聞く。味が優しいからだ。

    レストランや有名店で出てくる今風のカオソイは,風味がはっきりとスパイシーで香辛料・油・砂糖を多用している。一方,清真食堂のカオソイは風味が弱くて味は薄く,麺は伸びて柔かく,量はとても少ないことが多い。

    この店のカオソイもご多分に漏れない味だが,これは「まずい」のではなく「そういうもの」なのだ。

  • 優しい味のカオソイは苦手だという人にはカオモッガイを食べる手がある。<br /><br />「ビリヤニ」と説明されることが多いが,インド(ハイデラバード)のビリヤニとはまるで違うし,ミャンマーで食べるダンパウともやはり違う。<br /><br />カオモッガイはタイでしか食べられないイスラム系の料理なのだ。<br /><br />(つづく)<br />チェンライ逍遥~その2<br />https://4travel.jp/travelogue/11404085

    優しい味のカオソイは苦手だという人にはカオモッガイを食べる手がある。

    「ビリヤニ」と説明されることが多いが,インド(ハイデラバード)のビリヤニとはまるで違うし,ミャンマーで食べるダンパウともやはり違う。

    カオモッガイはタイでしか食べられないイスラム系の料理なのだ。

    (つづく)
    チェンライ逍遥~その2
    https://4travel.jp/travelogue/11404085

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