北ルソン島　福山歩兵141連隊の足跡を訪ねて６日目　ダナルフィアン＋オラニ

2018/09/01 - 2018/09/09

６日目　バターン半島にやってきた。
World War II Last Stand Memorialの先は、戦闘があったエリアになる。

エリア ルソン島(フィリピン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 旅行の手配内容: 個別手配

World War II Last Stand Memorial　ここから戦闘状態になった。
アメリカ軍の像かと思ったら、フィリピン兵の像だった。

そうでしたね。
日本は、アメリカ軍とフィリピン軍の両方を相手に戦っていたので、アジアを開放するというより、独立が約束されていたフィリピンから、アメリカ軍を追い出すだけならよかったのに、フィリピン軍とも戦っていたわけです。

デスマーチ（死の行軍）の68km碑もありました。

川がある。おそらく祖父も渡っただろう。

ジャンクショップ

ジャンクショップでは、トライシクルを溶接機で作っていた。
鉄を切って貼って、トライシクルを作っている。

オラニ行きのジプニーが来たので乗ってみる。しかし行先を間違えた。海沿いの方が正式なオラニだったようで、行きたい方のオラニの西行きではなかった。
すぐ降りる。

オラニ小学校前で降ろしてもらい、あとはトライシクルに乗る。
ここにトライシクルのおっちゃんが3人いて、Pag Asa Campsite　に行きたいのだというと、全員乗り気ではない。
えー遠い。あそこは砂利道みたいな雰囲気です。
行き１５０ペソで行ってやれよ。と1人のおっちゃんがイヤイヤ乗せてくれる。

Pag Asa Campsite　のおっちゃん　愉快なオッチャンだ。
なんで日本人が来たの？
ここが戦場だったって？
何か聞いていないか？
と聞いても越してきたらかわからないとの事。ここでは飲んで歌ってキャンプするところらしい。

川をせき止めてプールを作っている。

谷あいに流れる川、両脇は険しい斜面であり、アメリカ軍が防衛線を引くなら、対岸の山あいだろうと思われた。
ジャングルのなかでも、斜面があると対岸や、川を渡ってくる日本兵を狙い撃ちできる良い場所です。
おそらくこの川沿いからナチブ山に、アメリカ軍が構築した防衛線の第一陣が引かれていたと思われる。　

「アサ地区東方」とはこのPAG-ASA地区の事だろうか。
141部隊の詳細記録をもっと調べて、また来ることにしたい。

Pag Asa Campsiteからの帰り道、遠くに見えるのが、ナチブ山。

近くに幼稚園がある。

最寄りに教会があるが、日曜のみ開くらしい。
残念寄付できない。

ジャングルだったところにきれいな道が整備されている。

ニワトリ養殖所。

PAG-ASA小学校