2018/09/15 - 2018/09/15
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ばねおさん
フランスではパリを中心に日仏友好160年を記念した『2018ジャポニズム』のイベントが進行中。
さまざまな分野の人が日本からやってきて文化の紹介にあたっている。
そうした中、在パリ数十年の知人からエッフェル塔の光のショーを見に行こうと誘われた。
以前、セーヌ川に架かる橋を照明デザインした石井さん親子による2日間限りのスペクタクルだという。
住まい(とりあえず今パリに住んでいます)を出れば、通りの行く手正面に見えるのにいまさらエッフェル塔でもあるまいと思いながらも誘いに応じて行くことにした。
待ち合わせは住まい近くのミラボー橋の上。
ここからは遮るものなくエッフェル塔が見えるのだ。
しかもセーヌと自由の女神付きで....
以下はほぼ写真を並べただけの、何の芸もない鑑賞記
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
こちらがミラボー橋からの眺望
時刻は20時過ぎだが、まだ十分に明るい。
写真左手には自由の女神が建っている -
別の日の昼間の写真
自由の女神が右手を挙げて呼びかけているのが見て取れる
お~い!元気にやってるか、と -
さて、待ち合わせの時間
自分としては珍しく定刻通りに合流地点である橋の中央に到着
見物人などは誰もいない
すると、待ち合わせ相手から電話が
「ミラボー橋からだと塔の側面なので正面に行かないとダメ!」とのこと
へ~エッフェル塔に正面と側面があったんだ
「感心していないで急いで!」
自分はもう移動しつつある、とのこと -
急ぐ理由は8:30 分に日本の皇太子の手で点灯スイッチが押されるからだという
点灯式に立ち会うわけでもないのに、在仏数十年の身にとってはまるでわがことのように思えるのだろう
ともかくセーヌ右岸沿いに知人を追うこととした -
グルネイ橋を越え、前を行く知人に追いついたころにはすでにスペクタクルショーは始まっている様子
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ビル・アケム橋が近くなってきた
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歩を進めながら
変化する様子を時々パシャリ -
なかなか渋い感じですね
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ビル・アケム橋も過ぎた
この辺りでも十分観れるじゃありませんか
と、歩行停止を促すも知人は聞く耳持たず
前進あるのみ -
写真を撮ると前に進めず
歩いてていると写真がとれない
変化が多すぎて困るんですが -
途中にあるカフェやビストロでは人々がビールや談笑に花を咲かせている
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そういえば誰もエッフェル塔に注意を向けていない
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川沿いの通りにも見物人らしき姿はごくごくわずか
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まあ、パリジャンにとってはあらためてエッフェル塔を眺めようとする気持ちはないのだろう
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でも、今日の色はいつものとは違いますよ
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色の変化を見るだけでも楽しいじゃあありませんか
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これなんぞ凝っていますよ
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見てみて!
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また変わった!
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いよいよ「正面」が近くに見えてきた
観光船の多いこと
もしかしたら船からの花火見物ならぬエッフェル塔見物ですか -
いよいよイエナ橋も見え、ほぼ正面近く。
もうここらでよろしいんじゃありません
真正面から眺めるより、やや斜めに構えた形の方が好きなんですが -
ここまでくると柄模様もだいぶはっきりしてくる
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これってフランス人の好きな色じゃありませんか
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スピーカーを通して邦楽が聞こえてくる
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それにしても川面の遊覧船
まぶしすぎませんlか -
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それにしても河川沿いにはさぞかし人だかりがしているだろうと思いきやスカスカの状態がどこまでも続く
日本なら考えられないことだ
われもわれもと押し寄せて、多数の警官が交通整理にあたっている光景が浮かんでくる -
エッフェル塔から四方に発光が
頑張ってね、と声をかけたくなるシーンだ -
声援に応えるかのような強い光
うーむ、念力が通じたか -
今度は音楽のテンポに合わせて塔が踊りだしたような
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と言っても、写真では分かりようがないのだが
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踊るエッフェル塔~?
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とにかく踊っているのです♪ ♪ ♪
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文字らしきものも中央に浮かび上がった
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何やら絵柄が見えている
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イエナ橋まで来てシャイヨ宮の方をみると
多くの人が見学している様子がみてとれた
たしかにエッフェル塔を真正面から望むことができる
No1観光スポットのことだけはある -
イエナ橋上にも多くの人だかりが見える
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遠くでは分からなかったが
ここでは細部の意匠も見える -
おかめとひょっとこ
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知人の説明だと、これは昇りゆく朝日
日本の象徴を表している云々 -
もちろん落日より日の出が勢いがあってよいには決まっています
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素晴らしい日本という国がそうあってほしいと思うのですが..
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富士山ですね
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白波に富士
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尾形光琳の「燕子花図屏風」
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こちらは風神雷神でしょうか
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満開の桜のイメージでしょうね
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こちらは、背景に流れる力強いボレロの曲とよくマッチしている
橋の上や周辺には人が多いのだが、ほとんどが観光客
しかも混雑というほどでもない
ということが、ちょっとした驚き
日本であれば押し合いへし合いという状態が必至であろう -
橋の両サイドに設けられた大掛かりな機器
-
こちらが発光器?
これがああなって、こうなって
と言われても理解不能なほど綿密に制御された仕掛けであることだけは分かる -
同行の知人が顔見知りの誰かとあいさつを交わしている間に
こちらはアイルランドから来たというたくましい女子学生たちに取り囲まれてしまった
スマホで写真お願いしま~す
よほどヒマそうに見えたのか次から次へと注文が来た
私と一緒にツーショットでお願い、というオーダーがなかったことが残念ではあるが、自撮りは不得手であることを察知してくれたのだろう -
最後に照明デザイナーの石井さん親子にお会いすることができました。
ご苦労様です -
お空には
2人の姿が投影されているような影ふたつ
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この旅行記へのコメント (10)
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- くわさん 2019/01/02 09:40:27
- モンパルナスタワーからのライトアップ
- ばねおさん、こんにちは。
同じ時刻、私もエッフェル塔を見ていました。ジャポニズムの特別ライトアップ。
ただ、見たのはモンパルナスタワーから。
真っ暗でした。どこにエッフェル塔があるのすら分かりませんでした。
モンパルナスタワーからこの日のライトアップが見えないと知ったのは、展望台に着いてから。
https://4travel.jp/travelogue/11436821
正面から見るとこんな風に見えていたのですね。
ありがとうございました。
くわ
- ばねおさん からの返信 2019/01/09 22:12:29
- Re: モンパルナスタワーからのライトアップ
- くわ さん
メッセージをお寄せいただきありがとうございます。
モンパルナスタワーからエッフェル塔が見えなかったというのは随分と意外でしたね。
パリの空に突き出た2本の柱の1本から他方を眺める構図は魅力的なのにたいへん残念でした。
このイベントのために他面の照明は落としたのでしょうか?
私もこの時のライトアップはどこからでも眺められるものと思い込んでいたのですが、旅行記にも書きましたようないきさつで「正面」に廻りこみ存分に堪能することができました。
見逃した方々すれば、本当にラッキーだったと云えますね。
ばねお
-
- mistralさん 2018/09/23 20:57:07
- 今年のパリの。
- ばねおさん
お久しぶりです。
エッフェル塔のライトアップ、実はパリに向かう機中で
知りました。
イベントに合わせて皇太子様も訪仏されて。
ライトアップは13、14日でしたか?
両日ともレストランの予約と、サントシャペルのコンサートと
予約を入れてしまっておりました。
残念でした。
時間さえ合えばきっとシャイヨー宮あたりでみていたかもしれません。
実際の様子を、ばねおさんの旅行記で拝見できて良かったです。
その後、ディジョンからナンシーへ回りました。
スタニスラフ広場でも2018ジャポニズムのイベントに合わせてか、
松や竹の木がたくさん運び込まれていました。
すでにパリにお住まいをお持ちなんですね。
石井さん母娘が撮影に応じられるばねおさん!
照明業界の方?それとも政府関係者の方?などなどと
楽しく想像致しました。
mistral
- ばねおさん からの返信 2018/09/24 05:44:35
- RE: 今年のパリの。
- mistralさん こんばんは
今、フランスにおいでなのでしょうか?
エッフェル塔のライトアップは13、14日の両日でしたね。
私が見たのは13日でしたが、旅行記には間違えて15日と記してしまったかもしれません。
今日、たまたまある集いがあり、皇太子に同行した大使館関係者の話がありました。
ジャポニズム2018の行事がフランス各地で同時進行しているため超多忙とのことでしたがナンシーでも関連行事が行われているのですね。
その方の話ではありませんが、ジャポニズム2018はオランド大統領の時に決まり、2020年東京オリンピック、続く2024年パリオリンピックと絡めて準備が始まったとのことで、今まさに正念場を迎えているということでしょう。
> 照明業界の方?それとも政府関係者の方?
残念ながら私は照明業界とは縁がなく、ましてや政府関係者でもありませんので、一通行人が収めた一枚の写真から想像をたくましくなさらないようにくれぐれもお願い申し上げます。
> すでにパリにお住まいをお持ちなんですね。
パリには40年連れ添ったパートナーが定住し、私は当分日本と行ったり来たりの生活です。
どうぞmistralさんのディジョン〜ナンシーの旅の綴りをお聞かせください。
ばねお
-
- あおぞらさん 2018/09/21 20:14:08
- 日本の美 フランスで輝く
- ばねおさん
ご無沙汰しております。
「 ジャポニズム2018」がパリで開かれ、光でエッフェル塔に日本の美をまとわせる特別ライトアップについてはテレビのニュース、そして14日の夕刊でも取り上げられていました。コメントのタイトルは夕刊の記事の見出しです。
エッフェル塔が桜色、富士山、尾形光琳、赤い太陽などに染め上げられた様子、
私は美しくてため息をつきながら日本で観ていました。
ですから、ばねおさんがその瞬間をパリで、しかもお住まいの近くのミラボー橋からエッフェル塔に近づいて行きながら一枚一枚、美しいエッフェル塔を記録に残して下さり、こうして旅行記で拝見させて下さった事、本当に嬉しいです。
とくに、照明デザイナーの石井幹子さんと石井リーサ明理さんと出会い記念写真を撮るくだりは大興奮しました。
パリで暮らしていかれるそうですね、ばねおさんの旅行記これからも楽しみにしております。どうぞ、お元気でお過ごしくださいね。
あおぞら
- ばねおさん からの返信 2018/09/22 12:29:19
- RE: 日本の美 フランスで輝く
- あおぞらさん こんにちは
エッフェル塔の照明スペクタクルが日本でそれほど報道されているとは知りませんでした。
おそらくTVだと事前に定めたいくつかの撮影ポジションからきれいに映したことでしょうね。
今回はあらかじめ予定を組んで行動したのではなく偶然の積み重ねのような結果でした。持参した小型デジカメも高性能とはいえないものでしたが、対象がインパクトのある内容でしたのでそれなりにお伝えすることができたのでしょう。
とても旅行記には載せきれないほど多くを撮ったので、編集の仕方によってはさらによく表せたかもしれないのがちょっと残念です。
石井さん親子とは偶然お会いできたもので、記念に一枚撮らせていただきました。
当日は曇天で低い雲にエッフェル塔の先端が投影され、こけしのように2つの影ができたのがまるで石井さん親子のようでした。
> パリで暮らしていかれるそうですね、ばねおさんの旅行記これからも楽しみにしております。どうぞ、お元気でお過ごしくださいね。
ありがとうございます。
ただ、フランスへの完全移住には未達です。
パリの住居は定めましたが、当面は日本と行ったり来たりの二重生活なのです。
あおぞらさんも、よりよい旅をお続けください!
-
- yunさん 2018/09/21 09:10:24
- 輝くエッフェル塔
- パリのばねおさん
真夜中にこんばんは お久しぶりです。
日仏友好160年をパリで暮らしていらっしゃるのですね。以前からの計画を達成!をお祝い申します。
エッフェル塔、このショーがとても気になっていたところです。アップしていただきとても嬉しいです。2日間限定だったのですね。
エッフェル塔に雷神風神!おかめ・ひょっとこまで。楽しくかつ綺麗。
デザイナーの石井母娘さんに会えるとは…
ばねおさんの正体やいかに?
ミラボー橋の近くにお住まいとの事。
暮らして見える発見がいっぱいでしょうね。
東京でパリの天気予報を見る限りは、気温が乱高下しているように思えますが、相変わらず、愛しきパリは「気まぐれさん」?
滞在中、地方へもお出掛けの事でしょう。
素敵なフランスのご案内をお待ちしています。
yun
- ばねおさん からの返信 2018/09/21 17:51:05
- RE: 輝くエッフェル塔
- yunさん お元気ですか
ずっと晴天つづきのパリでしたが、今朝は雨
めったに傘を使わないパリジャンたちですが、今日は傘が目立ちます。
エッフェル塔の照明ショーは、日本ではどのように取り上げられたのでしょうか
実は、現地ではほとんどニュースになっておりません。
旅行記でも少し触れましたが、わざわざ観に出てくる人もなく
たまたま居合わせた外国からの観光客と日本人だけが盛り上がっていた観が無きにしも非ずです。
ちょっと残念な気がします。
こうしたスペクタクルは、画像に記録するしかない、と小さなデジカメで撮りまくりましたが、うまく伝わったでしょうか。
> 日仏友好160年をパリで暮らしていらっしゃるのですね。以前からの計画を達成!をお祝い申します。
ありがとうございます。
あらためて別記で述べたいと思うのですが、実は計画はまだ半分しか達成しておりません。
> 暮らして見える発見がいっぱいでしょうね。
まさしくその通りです。
これまでも数カ月単位の滞在は繰り返してきましたが、様相はまったく異なります。
「生活体験」と「生活」とは別物といったほうがよいかもしれません。
いずれ、生活者の視点からみえる事柄も述べてみたい気がします。
さて、yunさんの変わらぬ活動ぶりは、いつも頼もしく拝見拝読しております。
ひとつひとつに目を通していくのはなかなか労力が必要な中でコメントまでお寄せいただき、ありがとうございます。
いつの日かパリで遭遇できるといいですね。
ばねお
- yunさん からの返信 2018/09/24 17:32:15
- いつか
- いつの日か
パリの街で「遭遇」できる日を楽しみにしております。
根拠もなくなぜか… 偶然、ばねおさんを発見できる気がします ふふっ。
yun
- ばねおさん からの返信 2018/09/25 02:57:43
- RE: いつか
はい、それでは遭遇できる日まで旅を続けましょう。
ばねお
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