2018/07/06 - 2018/07/23
2位(同エリア6件中)
youさん
白夜の季節に北極圏を巡るクルーズを楽しみました。
日程は下記。
7月6日 成田→アムステルダム経由→トロンハイム(泊)
7月7日 午前中トロンハイム観光→ゼニス号に乗船
7月8日 終日ノルウェー海の航海
7月9日 レクネス寄港→ロフォーテン諸島の観光
■7月10日 終日ノルウェー海の航海
■7月11日 ロシアのムルマンスク寄港→ムルマンスク観光
7月12日 ノルウェーのホニングスヴォーク寄港→ヨーロツバ最北端ノールカップ観光
7月13日 ノルウェーのラクスエルブ寄港→ロシアのムルマンスク観光
7月14日 終日バレンツ海の航海
7月15日 ロングヤービーエン寄港→スビッツベルゲン島観光
7月16日 終日バレンツ海の航海
7月17日 アルタ寄港→アルタ観光
7月18日 トロムソ寄港→トロムソ観光
7月19日 ナルヴィク寄港→ナルヴィク観光
7月20日 終日ノルウェー海の航海
7月21日 朝トロンハイム帰港→トロンハイム観光(泊)
7月22日 トロンハイム→アムステルダム観光→
7月23日 成田
この旅行記では、ロシアのムルマンスク観光を掲載します。
表紙の写真は、ムルマンスク港の遠望
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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ゼニス号で航く北極圏クルーズ・・トロンハイム・ロフォーテン諸島のつづき。
7月10日 ロシアのムルマンスクに向けて終日クルージング。
朝食前、デッキ12のジョギングコースを大海原を眺めながら10周ほどします。これで約2.5Kmはあるので、愛犬と一緒に毎朝散歩するのと変わらない距離となります。
デッキ11の中央にプールがありますが、早朝の時間帯は利用する人はおりません。日中は日光浴を兼ねる人達で賑わっています。 -
15時ころ 船はノルウェーの最北端ノールカップ岬沖を通過しています。崖上にポツンとノールカップ岬のモニュメントが見えています。あそこには、後日訪れることになっています。
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7月11日 この日はクルーズで唯一のロシア領のムルマンスクに寄港します。
7時ころ 船はバレンツ海から両側に陸地が見えるようになり、コラ湾に入ってきたようです。大きなタンカー等が見えています。 -
これも大きなタンカーです。
湾の奥に進むにつれて船の往来が多く見られるようになります。北極圏最大の港なんだとか、だからかぁ~ -
ムルマンスクのある湾は、1年中凍結することがなく、世界最北の不凍港の一つで、ソ連時代からの海軍基地を有しています。あの辺に見えるのは軍艦でしょうか。
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ムルマンスクに近づいてきたようです。
このあたりは、位置的にノルウェーやフィンランドとの国境に近く、漁業や海運業を主産業としているとか(船が発行している資料)。 -
陸地の丘上に、ソ連ぽい大きな兵士の像(アリョーシャ像)が見えています。
バスツアーで後で訪れました。 -
イチオシ
丘の上に同じような形のアパートが多数並んでいます。こんなロシア最北の地に大きな都会があるのにびっくりです。
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ムルマンスクの桟橋に間もなく接岸します。クルーズ客を乗せるためのバスが多数待機しています。
ロシア入国に際しては、本来ビザが必要ですが、船会社が主催するツアーバスに乗る場合に限って、ビザは不要となっています。ロシアのクルーズ客歓迎の特別措置とのことです。 -
10時過ぎ ロシアにビザなしで入国しました。ただ、下船時にロシア人によるパスポートチェックがあります。船に預けていたパスポートの受け取りや、ツアーバスの振り分け乗車などに要領が悪くて、1時間ほどかかりました。
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ムルマンスクの観光ツアーバスの車内です。ソ連カラーの赤で統一されていますwww。各国から訪れた乗客らの混載で満席です。ガイドの説明は、スペイン語と英語で行われます。
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港から街の中心に向けてバスは出発します。道路沿いに蒸気配管が見えて、ソ連の街との実感が湧いてきます。
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これも無機質なソ連ぽい建物です。
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1階が商店となっているアパートも見えてきました。
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おっとと・・・第1ロシア人・・・発見!!!。
ロシア最北端の街ですが、バスを待つ人達は夏スタイルです。7月のこの日の気温は、20度前後とのことで寒くはありません。
訪れた2018年夏、ムルマンスクの気温は30度を超えたとの報道がありましたが、日本だけでなくどこでも温暖化が進んでいるのかも・・・。 -
緑の並木通りも発見。。。夏姿の住民が結構歩いています。
ロシア最北端の閑散とした町を想像していたのに。。。。 -
黒塗りの高級乗用車も走っている~
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洒落たこの建物はムルマンスク駅です。最北の駅らしい淡いグリーン色のドーム屋根がいいですね。
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駅前通りを歩くロシアの人達。。。
ロシア最北の町でも、人々は普通に生活しているようです。人口約32万人の大都会、当り前かぁ~ -
1階が商店のアパートが並ぶ通りに出てきました。
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中央スタジアムの横を通っています。傍にソビエトの英雄・ブレドフの像が見られます。
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屋根の上にロシアの旗がひらめいているので、政府系の建物のようです。
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円柱が並ぶ豪華な建物も見られます。
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こちらは、町で一番高い16階建てのホテルです。
ムルマンスクは永久凍土地帯にあるので、地盤が弱くて余り高い建物は建てられないとのことですが・・・・。北極海の航路が確立すれば、やがてこの街も更に高いホテルが建ち並び、更に賑やかになるのでしょう。 -
ムルマンスクの中央広場。噴水は夏の時期だけに出ているのでしよう。
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1916年に造られた文化宮殿に来ました。文化宮殿と言っても、市民のための文化交流の場として活用されているとのこと。
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文化宮殿の前の広場には、キーロフ像が建っています。
彼は、レーニンと同様、ソビエト社会主義国家を築き上げた立役者の1人だそうです(ガイドの話)。 -
1階がレストランになっているモダンカラーのルネッサンス・ホテル。
看板によれば、朝食は200P(330円位)とあり物価は高くはないみたい。 -
丘の上に登ってきました。
星マークの付いたヘルメット・・・ソ連ですねぇ~ -
丘上に建っている巨大な兵士像にやってきました。地上からの高さは42mとのことです。
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イチオシ
足元から兵士像を見上げています。
第二次世界大戦中、ソ連がナチスドイツと戦って、勇敢に祖国を侵略から守った人々を称える記念碑で、アリョーシャと言われています。 -
兵士像の前には、永遠の炎が燃えています。大きな戦争モニュメントの前の炎は、ロシア・スタンダードの様です。
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兵士像の建っている丘は、ムルマンスクの港が一望できる絶景スポットです。
冬の時期は、オーロラ鑑賞の場にもなります。 -
イチオシ
港をズーム。
北極圏最大の港だけあって、沢山の船で賑わっています。中央付近の白い船体は、世界初の原子力砕氷艦レーニン号でしょうか。今は博物館になっていますが、ツアーバスがあそこに行く時間はなさそうです。 -
丘の中腹には、ロシア正教の教会や湖が見えています。
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丘を下った広場にある夫の帰りを待つ女性像。
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女性像のある広場の花壇。
市民の皆さんが夏の時期だけに彩られる花を植え付け中でした。 -
広場から湾の美しい風景を見渡すことができます。
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丘上に並ぶ10階建てパネル式のアパートです。
このようなアパートは、船からも良く見えていましたが、ムルマンスクの多くの人達が住んでいるようです。 -
これは住民の足となるローカルバス。
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こちらはトロリーバスです。
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ローカルバス。
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イチオシ
水辺の救世主教会(スパス・ナ・ヴァダフ教会)に来ました。
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教会脇に建つ石碑で、十字架のキリストが刻まれています。
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救世主教会の鐘楼。白とライトブルーのロシア最北カラーが美しい~。
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礼拝堂です。イコンが並ぶ祭壇と立ってミサをするロシア・スタイルです。
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教会から続く階段を下りた先に建つ灯台。
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灯台の中はどうなっているのか??。気になってドアを開けましたら、中はこんな部屋でした~。灯台らしくありません。
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灯台の脇に、潜水艦の頭部分を模った慰霊塔が建っています。
これは、2000年、バレンツ海で演習中の原子力潜水艦が事故を起こして沈没し、多くの犠牲者が出ましたが、その慰霊碑です。合掌。
ところで、原子力潜水艦が事故って海に沈んでいる・・・ということは、海水の放射能汚染問題はないのでしょうか~気になります。 -
教会前のテラスから先に訪れたアリョーシャ像を眺めています。
ムルマンスクの町は、このような丘陵地に広がっているのです。 -
無機質なアパート群が並ぶ住宅街を通過します。
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色とりどりのモザイクで装飾された建物が見えています。
雪が降りしきる寒い冬、の時期が約8カ月も続くのですから、色鮮やかな建物があるのも分かる気がします。 -
町のメインストリートを通過しています。
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1957年に開設された郷土博物館。
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州立ドラマ劇場。古代ギリシャの宮殿を思わせるような雰囲気の建物です。
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木々の合間からかってのソビエト社会主義国家の指導者レーニン像が見えています。ロシアや旧ソ連邦のお国には良く見かける像で、ここでも健在のようです。
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町のメインストリートを通って港に向かいます。
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14時過ぎ 船に戻ってきました。ビザが無いのでツアーバスから降りた後、勝手に街歩きなどはできません。
バルコニーから眺めるムルマンスク港の風景です。工場の煙突が2本並んで立っていますが、煙が出ていないのでソ連時代の名残なのかなぁ~
ゼニス号で航く北極圏クルーズ・・・・ノールカップ・ラクスエルブ編につづく。
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