【2018年タイ】雨季のバンコクをぶらぶら2/2　～一番イケてるガネーシャ像はどれなのか確認しにチャチュンサオへ行ってきた～

2018/09/08 - 2018/09/09

夏の繁忙期を乗り切るには目の前にニンジン（旅行）をぶら下げないと・・・・・。
"行ったことが無い所よりも気軽に楽しめる場所"という事で目的地はバンコクに決定。
トランジットで何度も訪れたバンコクも目的地にするのは実に10年ぶり。自由に使えるのは2日間だし、雨季だし、あまり詰め込まず、ゆる～くバンコク近郊をぶらぶらしてきました。

今回のバンコク旅で行ってみたいと考えていたのが"ピンクのガネーシャ"。色々調べてみると、チャチュンサオ近辺には個性的で巨大なガネーシャ像が3つあるらしい。3つなら日帰りでちょうど良いボリュームだし、写真を見ると受ける印象も各々違う。「これは見に行かなくては！」
一番イケてるガネーシャ像はどれなのか確認しにチャチュンサオへ出発！

■日程
2018/09/06
　東京（成田）→バンコク（ドンムアン）
2018/09/07
　ナコンパトム
　　・ワット プラパトムチェディー
　　　　～世界一高いチェディー～
　　・サナームチャン宮殿
　　　　～ラーマ6世によって建てられた離宮～
2018/09/08
　チャチュンサオ
　　・ワット サマーン ラタナラム
　　　　～寝ているピンクのガネーシャ～
　　・クロンクアン ガネーシャ国際公園
　　　　～立っているブロンズのガネーシャ～
　　・ワット プローン アカ
　　　　～座っているピンクのガネーシャ～
　　・ワット ソートーン
　　　　～タイで一番大きな仏教寺院～
2018/09/09
　バンコク（ドンムアン）→東京（成田）

■1バーツ（THB）≒3.5円

エリア バンコク(タイ)

おはようございます。2018年09月08日（土）

天気予報は曇りのち雨。昨日よりもどんよりと曇り空。
07：00　ホテルを出発。

07：30　バンコク東バスターミナル（エカマイ）

建物に入ると"ピンクのガネーシャへ行きたい日本人"がバレバレなのか、スタッフに手招きされるまま、18番窓口へ。何にも言っていないのに、チケットと1THBコインが窓口に。

ロットトゥー　バンコク東バスターミナル（エカマイ）→チャチュンサオ　99THB

07：33　バンコク東バスターミナル（エカマイ）出発

チケット売り場のお姉さんと走ってロットトゥーへ。すぐに発車。素晴らしいスタートダッシュだけど、朝ご飯食べ損ねた。
途中、BTSバンナー駅のターミナルを経由して、車内は満席御礼。一路チャチュンサオへ。

08：50　チャチュンサオ バスターミナル着

本日のテーマは"チャチュンサオの巨大ガネーシャ巡り"

バスターミナルを起点にした各々の位置関係は結構バラバラ＆意外と距離がある。難関はクロンクアン ガネーシャ国際公園で、どう調べても公共交通機関がない。で、考えた作戦が・・・・・。
＜午前＞
トゥクトゥクをチャーターして、バスターミナル→クロンクアン ガネーシャ国際公園→ワット サマーン ラタナラム→バスターミナル
＜午後＞
ソンテウでワット プローン アカへ往復。時間と気力が残っていたら、ワット ソートーンへ。

一応、クロンクアン ガネーシャ国際公園へ行くソンテウがないか、聞いて回るけど、返答はタイ語オンリーだし、一様にワット サマーン ラタナラムへのソンテウに乗ることを勧める。「もしかすると、ワット サマーン ラタナラムへ行けば、そこからクロンクアン ガネーシャ国際公園へ行く手段があるかも・・・・・」と、淡い期待をしたまま、ワット サマーン ラタナラムへのソンテウに乗る。

09：00　バスターミナル出発

ソンテウ　バスターミナル→ワット サマーン ラタナラム　30THB

ワット サマーン ラタナラム

09：35着　ラーフ神とのび太君がお出迎え。
まずは、ここからクロンクアン ガネーシャ国際公園への行き方を聞いてまわるけど、やはり無いみたい。とりあえず、ワット サマーン ラタナラムを見学してバスターミナルに戻ろう。

朝ご飯

センレックに魚介の出汁が効いたココナッツ風味のスープ+魚のつみれ。たまごと野菜には手を付けなかった。
ごくごく、普通においしかった。40THB。

こんな感じのマーケットをてくてく歩いていくと。。。

えっ、いきなり？

スペックは、横16メートル×高さ22メートル。全身ピンクだから？。スペック以上の存在感。なんだか少しカワイイ感もあり。しかし、まったりし過ぎだ。

ガネーシャの周りには7匹（色）のねずみ+2匹の金色ねずみ。7匹（色）のネズミは誕生曜日のネズミ。人気があるのは（と、言うよりも大混雑）金色のねずみ。金運のご利益があるんだとか。作法に則って片耳を塞いでお願いごとをした。

他にも色々あるみたい。サラッと境内を見学しよう。

水を吐くナーガと意味不明な人形。

リアル過ぎて怖い。

怖い～？楽しいYO！

観音像も巨大。

巨大観音像の隣はビンズー教のブラフマー神。こちらも巨大。

もう何でも巨大。

TDLにありそうな色彩のナーガ。こちらは普通サイズ。

"ワット"という位なので仏教寺院なんだけど、色んなキャラクターがいたりして、ちょっとしたテーマパークの様。「これなら家族で来ても子供達も大喜びだね！」と、前向きに解釈してワット サマーン ラタナラムの見学を終了。
10：50発のソンテウでバスターミナルへ戻る。

時刻表は11：20以降しか記載がなかったけど、30分間隔でバスターミナルへのソンテウがあるみたい。

11：30　チャチュンサオ バスターミナルに帰って来た。

人の良さそうなトゥクトゥクに、バスターミナル→クロンクアン ガネーシャ国際公園→ワット プローン アカ→バスターミナルを何バーツでチャーターできるか交渉してみた。答えは700THB。予想では1000THBと言われて800THBに交渉する予定だったから、一発快諾。

11：35　バスターミナル出発

クロンクアン ガネーシャ国際公園

12：05　着
スペックは、像：30メートル+台座：9メートル。ブロンズでガッチリとした造形のガネーシャ像は迫力がある。

このガネーシャ像が他のガネーシャ像と違うのは、農業が盛んなチャチュンサオ県が五穀豊穣を願って建造した像という点。なので、他のガネーシャ像が持っている"折れた牙"の代りに"マンゴー"や"バナナ"などの食べ物を手にしている。

足元には、タスマニアデビルぽいねずみ。

意外とね、マッチョなのよ。

足元には願い事を書いたねずみが沢山。白いのは1個100THBで売っていた。

色々なガネーシャがあるんだね。
たぶん、それぞれに意味があるんだろうけど、そこまでは理解できなかった。

ガネーシャとねずみ

ねずみはガネーシャの乗り物で人間の御用聞き。これは、象の頭をしたガネーシャがねずみに乗ることで、最も大きなもの（象）から小さなもの（ねずみ）まで、大小あらゆるものを表し、ガネーシャが、宇宙のすべてであることを示している。そして、貧欲の象徴であるねずみを完璧に乗りこなすことができるガネーシャは、欲望を完全にコントロールできる聡明さを表現しているんだとか。

公園はバーンパコン川沿いに立地。ワット サマーン ラタナラムのピンクのガネーシャとクロンクアン ガネーシャ国際公園のブロンズのガネーシャは東を向いている。なので午前中に来たかったんだよね。でも曇り空だからあまり意味が無かったかも。

遠目に雄姿を１枚
　　
グーグルマップではヒンズー教寺院として記載されているけど、あくまでも単なる"公園"。他には、ガネーシャの母であるヒンドゥー教の女神パールヴァティー像、そして父であるシヴァ神像のみ。
お店なんかも少なくて見学には30分あれば充分。関係ないけど、ここのトイレは日本レベルで綺麗だった。

12：35　出発

音はブリブリうるさいけど、あんまりスピードがでないトゥクトゥクで水田地帯を爆走。

ワット プローン アカ

13：10　着
スペックは、高さ46メートル。2018年9月現在、世界最大のガネーシャ像。

先ほどの"ブロンズのガネーシャ像"が立像で（台座部分を含めて）39メートルに対して、座像で46メートル。近づくと"見上げる"ていう感じ。

足元にはお約束のねずみ。
でも、これは大きいから・・・・・。

人間対応サイズの御用聞きねずみが２体。

様々なガネーシャ像。もぅお腹いっぱい。

中身は飾りっけ無く現代的。

池を挟んで、特徴ある外観の本堂。

四方にはヤックが立ち、仏教寺院なんだけど、なんかインドっぽくもあり。

あまりにも殺風景でがらんとした内部。自分以外誰もいない。

本堂から見るガネーシャ像。

"髪"生えているんだね。

ランチ？おやつ？

空腹MAXでカオラーム。もち米をココナッツミルクで炊いたやつ。少し小豆が入っていた。優しい甘さがGood。25THB。

無事に"チャチュンサオの巨大ガネーシャ巡り"完了。バスターミナルへ帰ろう。
13：50　出発

14：10　バスターミナル帰着。

当初の予定とは少し違ったけど、バスターミナルから立地的に遠いクロンクアン ガネーシャ国際公園とワット プローン アカの組み合わせは正解だったかも。

で、"一番イケてるガネーシャ像はどれか？"。自分は、クロンクアン ガネーシャ国際公園のブロンズのガネーシャ像。一番カッコ良かったかな？

14：20　時間が少しあるので、勢いでワット ソートーンへ向かう。

ソンテウ　バスターミナル→ワット ソートーン　8THB

ワット ソートーン

14：30　着
アユタヤ時代後期の1764年に建立された寺院で、世界で一番大きな仏教寺院らしい。参拝者数はバンコクのワット プラケオに次いで２番目。現在の建物は1996年に建てられた。白亜の大理石に金の装飾が豪華絢爛。

いきなりこんなのがいて、気が抜けるが・・・・・。

中央に座するのがソートーン大仏

このソートーン大仏は、様々な奇跡を起こしながらバーンパコン川に漂流してきた3体の仏像のひとつで、ご利益は無病息災。参拝者は真剣そのもの。ちょっと居づらい雰囲気。

大理石の床には想像上の生き物を含めた海の生き物たちが描かれている。高い天井には宇宙が描かれ、天と海を対比させている（のかな？）。

本尊？参拝者がいない。。。

広い境内には複数の大きな建物が点在。綺麗に整備されている。

本堂に隣接して祈願堂あり。こちらは大混雑でなかなか踏み込める雰囲気ではなかった。参拝者が多いだけあって、周りのマーケットも大規模だった。
さて、バンコクに戻ろう。

15：15　ソンテウで出発

チャチュンサオ ジャンクション駅

15：25　着
往復ともにロットトゥーはつまらないので、帰りは鉄道で。ちょうど、15：34発でフアラポーン駅行きの普通列車があった。

タイ国鉄　チャチュンサオ ジャンクション駅→フアラポーン駅　13THB

どうせ遅れてくるだろうと油断していたら、定刻に到着。
カビンブリーという所からきた列車みたい。結構混雑。

15：34　チャチュンサオ ジャンクション駅出発

無事、席確保。

のんびりと車窓を楽しむ。

フアラポーン駅まで乗って、ヤワラー辺りを散策しようかと思ったけど、なにも準備をしていない＆めんどくさくなり、パヤタイで下車。定刻の到着。

16：58　パヤタイ駅着

おやつ

セブンイレブンに入ったら"SHIBUYA TOAST"なるものを発見。味は・・・・"超甘さ控えめでオイリーなフレンチトーストみたいな物"だった。しかし、パッケージの画像と実物が違い過ぎる。

今日もタイマッサージ

BTSラチャテウィー駅近くのマッサージ屋さんにて。
タイマッサージ2時間　500THB（400THB+チップ：100THB）。

Jae Dang（"ジェー ダン"かな？）

2日連続でイサーン料理。
口コミ評価が高くて期待してきたんだけど、意外と普通だった。

ソムタム風たまごのサラダ+ラープ ガイ+カオニャオ+水　200THB

腹ごなしにパヤタイ通りを北上。

デイリークイーンの10THBアイス

今日も〆はコレ。閉店間近な時間だったから？1山（巻？）分多くしてくれた。「プレゼント！」だって。　コープンクラップ！

21：00　戦勝記念塔

07：00からノンストップで動いていたからクタクタ。明日は帰国。寝坊なんて許されない。ちょっと早目に休もう。

おやすみなさい。

おはようございます。2018年9月9日（日）曇り

場所はホテル7Fの朝食会場。朝食込みで予約をしたんだけど、初日は寝坊、2日目は最初から食べる予定なし。なので今日は絶対に食べようと07：00に一番乗り。
種類は少ないけど、タイ・ウェスタンの両方を用意。味も良かった。

戦勝記念塔のすぐ横に立地。便利だった。
さて、チェックアウトして空港へ。

07：50　BTS戦勝記念塔駅発

08：03　BTSモーチット駅着
あの"A1"バスに乗れるか？

行っちゃった。

でも、すぐに"A2"バスが続行で到着。

08：10　モーチット発

08：25　ドンムアン空港着

エアアジアのチェックインカウンターは常に大混雑ってイメージがあったけど、空いていてドキュメントチェック+荷物の重量チェック（7.5キロだった）もあっという間に完了。

08：40　エアサイド

ホテルをチェックアウトしてから、ここまで55分。日曜日の朝って事もあるんだろうけど、スムーズ過ぎ。

我が、タイ エアアジアX XJ606は定刻出発の予定。
前便の上海からの便は、09：35にドンムアン到着の予定だから、遅れる事は無いでしょう。
免税店でバラマキ土産を物色したり、他のゲートで"今度はココ行きたいな～"とか妄想しながら時間をつぶす。

エアアジア職員の見事な客捌きであっという間に搭乗完了。ぱっと見、満席御礼の機内。
11：10　プッシュバック
11：22　離陸

"さようならタイ"というよりは、また来るから"今回もありがとう。タイ！"って感じ。

左手に銚子港・鹿島港を確認して、到着遅延を確信。
19：43　成田国際空港着

19：58　到着ロビー

降機してからココまで10分。素晴らしい。
20：07の京成線はパス。小休止して20：31の京成線に乗って帰宅。

やっぱりタイはいい！

4年ぶりのタイ。自分的には弾丸スケジュールだったけど、予定していたことを100％クリアできたし、往路の飛行機を除けば、偶然とはいえ全てがスムーズだった。あとは、"都会ではなく郊外"に行ったのも良かった。最近、歳のせいか都会は疲れるだよね。次回の訪泰は未定だけど、イサーンや北部（チェンライとか）に行ってみたいな。

【2018年タイ】雨季のバンコクをぶらぶら　旅行記完結です。
ありがとうございました。

この旅行記へのコメント （4）

• ももであさん 2020/01/13 10:03:55

  一番萌え

  クロンクアン ガネーシャのガネーシャ像も良いですが...
  自分的には
  
  怖い～？楽しいYO！小坊主像に一番萌えました♪

• cocovanilaさん 2020/01/10 00:52:48

  ワットサマーン以外にもあるんですね

  ピンクガネーシャ以外　初めて知り　・・・
  
  行きたいアジア　行き倒し　弾丸なら　またガネちゃんタイだ　と思っていたら　チュチュンサオ　ガネちゃん３巡りあるんですね　次の目標ができました！
  

• salsaladyさん 2018/10/25 10:01:49

  ガネーシャ大集合！

  ☆ピンクのガネーシャはちと態度がでか過ぎると思うけど。。。
  
  ☆ガネーシャは本来インドで珍重されてるのかと思いきや，タイやヴィエトナムでも飾りとして？（プールの噴水口等に）よく見かけますね。
  
  ☆最初に知ったのがシンガポール駐在中にジムで知り合った女の子（16歳くらい？）がインドから親戚を訪ねて遊びに来た話から～偶々次男が夏休みで来ていたのでお習字の真似事など為て見せて（カリグラフィは人気があるの）名前をカタカナで教えてあげたら，数日後ポストに素敵なガネーシャと羽ペンが入った封筒が送られてきた事！
  
  ☆インドにも行きたかったけれど、とても治安が悪いと言われて断念～namasute～

  mochimochi_kingdomさん からの返信 2018/10/28 19:30:18

  RE: ガネーシャ大集合！

  Hej der　salsaladyさん
  
  旅行記への訪問と"いいね"ありがとうございます。
  
  言われてみれば、ガネーシャの態度は「だりぃ〜んだよ」って感じが無きにしもあらず。
  ヒンズー教も仏教もインド発祥だから、ガネーシャだけでなく、多くの神々が仏教に取り込まれていますね。なんともアバウトですが、対立するよりは仲良くっといった感じでしょうか？
  
  ではでは。