2018/05/31 - 2018/06/02
489位(同エリア1290件中)
いちごさん
2日目、オーダーメイドツアーでハルリム公園を見学したあと、島の西海岸を南下。
さまざまな姿の海岸線を辿りながら、チェジュ島最大のリゾート地、チュンムン(中文)リゾートへ。
チュンムンリゾートでタクシーを降りて、オーダーメイドツアー終了。
空港発のリムジンバスが、チュンムンリゾート内の有名高級ホテルをくまなく廻ってソギポ(西帰浦)市のKALホテルまで行くので、ロッテホテルでオーダーメイドツアーを終えて、その後はリムジンバスでホテルの近くまで帰る計画です。
私たちが泊まっているホテルは、ザンネンなことに、リムジンバスが停まってくれるホテルではないので。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
ハルリム公園を出て、最初に立ち寄った海岸は【ソンアッサン(松岳山)】
海に突き出た部分が標高104mの【ソンアッサン(松岳山)】です。
突端に展望台があります。 -
車で行けるのは、入り口の駐車場まで。
運転手のパクさんが、ここで待ってるので、その辺りをグルッとひと回りしてきて下さい、、、とおっしゃるので、そのように。
向こうに霞んで見えるのは【サンバンサン(山房山)】
【ソンアッサン(松岳山)】は、回れ~!右!!、した方向にあります。 -
ここの港からは、韓国最南端に位置する【マラド(馬羅島)】へ行くフェリーが出ています。
近年、人気番組のロケが多くなって、訪れる人も増えた注目の島だそうです。
1時間に1便程度、運行されているそうで、ちょうど、マラ島から来たフェリーが。 -
マラ島へ行く予定もない私たちは、その辺りをグルッとしています。
第2次世界大戦当時日本軍が軍事物資を隠すために、海岸の絶壁にいくつもの洞窟を掘った跡が残っています、、、チェジュ島の人々が動員されたとか。
テレビドラマ【チャングムの誓い】のロケ地になったことで、観光スポットのひとつになっています。
坂道の先で、立ち入り禁止の看板とロープに行く手を阻まれました。
洞窟やその前で撮った写真をネットで見たのに・・・と思ったら、5年前から入れなくなっているそうです(>_<) -
この辺りは、オルレ(遊歩道)第10コースの1部なので、歩道も歩きやすくキレイに整備されています。
ちなみに、チェジュ島では、島を1周できるように21コースのオルレが作られています。
パクさんの思いは、この辺りの、その道をグルッとひと回りしてきて~、、、というものなのですが -
じつは、私たちは突端の展望台か、せめてその手前のプナム(布南)岬まで行きたい~と思っていました。
その展望台から眺める景色が絶景らしくて。
【ソンアッサン(松岳山)】の周囲を1周できる道が整備されていて、1周2.8km。
この道が、そこへと続いています。
そこまで行かなければ【ソンアッサン(松岳山)】へ行った気がしない。 -
1周はムリでも、展望台へは1.6km・・はムリでも、プナム(布南)岬までは1.07km、、、行きたい~!
パクさんに見つからないように(笑)、ゆるい坂道を上ります。
途中まではオルレ10コースの1部なので、リボンがオルレコースの道案内をしてくれます。 -
けれど、私たちは運転手さんを待たせている身。
岬まで1km少しだとしても往復すると2km、、、さすがに、事前の許可なしにそこまで待ってもらうのは裏切り行為。
こういう所がツアーのツライところだけれど、公共交通機関では訪れるのも大変そうなところなので、今回のところは100mほど上った所から景色を鑑賞して終わりに。 -
ということで、【ソンアッサン(松岳山)】での見学をほどほどで終了したので、予定より早く【サンバンサン(山房山)】近くまで来ました。
【サンバンサン(山房山)】は前回の旅で訪れて、山の中腹にある【サンバングルサ(山房窟寺)】へ参拝して、周辺のオルレも歩いた所。
なので、今回のルートからはハズして素通りにしていたのですが -
少し時間があるし、パクさんが「ココを見ないでチェジュ島へ来たとは言えない」とおっしゃるので、サンバンサン(山房山)の麓にある【ヨンモリ(龍の頭)海岸】へ立ち寄ることにしました。
海岸線だけれど有料(サンバンサン・ヨンモリ海岸セット券はW2500)。
W2000(≒200円)払って海岸へ下りて行きます。 -
【ヨンモリ海岸】が【サンバンサン(山房山)】の山脈の1部だというから驚きです。
数千万年の年月をかけて堆積した砂岩層(砂が集まって固まった岩石)が、風や波の侵食によって、複雑で入り組んだ海岸線を作っているのだそうです。 -
何層にも重なっている岩石を見ていると、何か~、洋菓子のパイを思い出してしまうのですが。
-
橋はたぶん、自然じゃないので、それなりに雰囲気を統一。
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歩いていても分からないけれど、上空から見ると、海岸は細長く海に突き出ていて、
それが、龍が海に飛び込む姿に似ていることから、ヨンモリ(龍の頭)海岸と呼ばれています。 -
数千万年間に積み重なった地層は、これまで見たことがないような珍しい姿をしています。
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海岸の形が入り組んでいるので、先の方が見通せません。
どこへ、どんな風に続いているのか分からない分、あの曲がり角(?)を曲がったらどんな景色が広がっているのか~楽しみ~♪ -
日本でも各地に奇勝奇岩があるし、実際に見たのは数か所にすぎないけれど、
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よく、こんな~!と、衝撃さえ受ける奇岩。
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自然の力は偉大。
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フジツボ(?)も、べたっと張りついて生命維持を。
海の生物にとっても、ここは楽園~
・・・でもないか?
海女さんが海産物採りにもぐるけど。 -
大迫力、奇岩の衝立。
あの角を曲がってもまがっても、こういう風景が広がっているので、そろそろ引き返します。 -
海岸では、ところどころで、私たちが近づくと手拍子で
ヤーヤーヤー♪ ネナイガオッテソー♪(や~!私の歳がどうだって~)
と、有名な韓国トロット(演歌)を歌って客引きをしつつ、獲れたての海産物と焼酎を売っている地元の海女さんが。
お客が来ても来なくても、のんびりしていて、ほほえましい~
【ヨンモリ海岸】見学は、天候と潮の状況によって頻繁に入場規制がかかるので要注意だそうです。 -
【ヨンモリ海岸】を後にして、【テポ(大浦)海岸 チュサンジョルリデ(柱状節理帯)】へ。
入り口は広い公園になっています。
ここは【チュンムン(中文)リゾート】の近くで、【チュンムンリゾート】を通り越して来ました。
ここの海岸にある難しい名前の奇岩帯も景勝地だから、有料です。
W2000(≒200円)。 -
ここは、傍まで近寄る事は出来ません。
-
キレイに整備された歩道を歩いて
-
高い所から見物します。
ここからでは、まだ遠くて良く分からない。
でも、異様な姿をしているのは、見てとれます。 -
少し近づいて来ました。
それにしても、海の色がキレイ~ -
【チュサンジョルリ(柱状節理)】がハッキリ見える所まで来ました。
【チュサンジョルリ(柱状節理)】って何もの?・・・の正体は
海に流れ込んだ溶岩が海水によって冷却され、垂直な柱状に形成された岩柱のこと。
テポ(大浦)海岸では、岩柱が2kmに渡って立ち並んでいます。
東尋坊など、日本でも各地で見られるようです。
ちなみに直方体に形成されたものは、方状節理といって長野の寝覚の床などに見られるそうです、、、へ~そうだったのか。 -
火山活動によって誕生したチェジュ島が、たび重なる噴火と大自然によって作り出した絶景をオーダーメイドツアーで見て回りました。
【チュンムン(中文)リゾート】は、すぐソコです。
運転手のパクさんに、お世話になったお礼に感謝の気持ちを込めて、先ほどのヨンモリ海岸の売店で買った【ハルラボンジュース】を渡して、リゾート内にあるロッテホテルの玄関前でタクシーを下車。
6時間のオーダーメイドツアーを終了しました。 -
チェジュ島最大のリゾート地【チュンムン(中文)リゾート】、こちらは人間の手によるものですが。
シーラ、シーエス、ロッテ、ケンジントン、ハイアット など、名だたる高級ホテルが建ち並んでいます。
ほかに、博物館や植物園、渓谷や滝などの観光スポットが。
ロッテホテルの玄関前でタクシーを下車したのは、風車や椰子の木に囲まれたプールが魅力的だと有名なホテルの庭園を見物して、せめてリゾート気分だけでも味わおうと思ったから。
で、イザ出ようとしたら、炎天下で日影がひとつも見当たらない。
すでに、この日の暑さと疲れで下がりつつあった気分がスッカリ低下したので、お茶して退散することに。
ロッテホテルの玄関先には空港からのリムジンバスが停まるので、バスでソギポ(西帰浦)バスターミナル(新)へ、、、そこで市内バスに乗り換えてホテルまで帰りました。
これなら、オーダーメイドツアー、私たちの宿泊ホテルまでにすれば良かった。
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