2018/05/31 - 2018/06/02
108位(同エリア1290件中)
いちごさん
友だちと2人、2泊3日のチェジュド(済州島)の旅。
チェジュ島には、4年前の春、、、もう~4年前かー光陰矢の如し(>_<)、、、に行って2回目です。
前回は島の北部で3泊しました。
その内の1日、オルレ(散策路)を歩いたり、サンバン山(山房山)のサンバングル寺(山房窟寺)へ行ったりと南部も少しだけ観光したけれど、見残したところもたくさんありました。
島の西部へは、1度も行っていないし・・・・・
ということで、今回は島の南部のソギポシ(西帰浦市)のホテルに宿泊して、前回行けなかったところを観光してきました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
HISで大韓航空を予約しました。
昨年、韓国LCC・T-Way航空の関空=済州島線が就航して以来・・・かどうかは知らないけれど、大韓航空直行便が減ってスゴく不便になりました。
私は、ピーチもスカイマークもOKだけど、一緒に行く友だちがLCCに乗りたがらないので -
関空発が午前9:00、済州空港発が19:30、、、まっ過酷な時間帯は4年前も同じだったけど、直行便はこれのみ。
しかも、運航日が限られていて関空発は、火・木・土・日
済州空港発が、月・水・金・土・・・・・旅のスケジュールも運航日に合わせて立て直しました(>_<)
HISで予約した時点でT-wayとそれほど変わらない価格のチケットをゲットしたので、座席指定は出来なくて翼ビューの席です。 -
関空発が午前9時なので、田舎から出向く我々は3時半起床、最寄駅5時まえの始発電車に乗って京都駅へ。
京都駅約30分待ちで、5:45発の始発「はるか」に乗車して関空7:10着。
関空周辺にお住いの方はそれほど多くなかったからか、この過酷なスケジュールのためか、はたまた、みんなT-Wayを利用するのか、機内はガラガラで良かった~
早起きは3文の得(^^♪ -
ちなみに、T-Wayで木曜出発なら14時、チェジュド(済州島)に15時台着です。
大韓航空を利用すると、午前3時半の起床はツライけどチェジュ島には10:45に到着。
帰国便も済州空港19:30発なので、2泊3日で十分な時間があります。
お昼前後の出発で夕方帰りだと私たちの場合、3泊することになりそうなので、LCCじゃなくても費用的にはあまり変わりません。 -
チェジュ島は公共交通機関がバスしかなくて、レンタカーで周るのが一番効率がいいとされているけれど、左ハンドルの車を運転する能力も技術もなくて、バスで観光します。
今どきは、現地のバス事情も自宅に居ながらにしてネットで検索できるけれど、細かなところまでは、なかなか調べきれなくて。
空港にある観光案内所で聞いてみました。
コミュニケーションにも問題アリだけど、市外バスの路線表はあっても市内バスまではないみたいで。
1番聞きたかった市内バス路線の運行については分からないまま。 -
最初の目的地は【チェジュ(済州)民俗村】
空港11:30発の121番の急行バスに乗ります。
これは事前に調べていたとおりで、行き方は分かっていたのですが、帰りのバスが分かっていません。
とりあえず、分からないまま出発です~ -
空港発の121番のバスは【チェジュ民俗村】のすぐ前のバス停で下車できます。
終点です。
ところで、路線の途中、いくつか前のバス停で「何とか~ミンソクマウル(民俗村)」と補足が聞こえて、運転手さんも「民俗村だよ~!」と。
そういえば、空港でバスを待ってるとき「どこ行くの?」と言う運転手さんに民俗村へと言ったら「このバスだよ」と。
同じく民俗村へと言っていた別の人もそこで降りたし、「ええ?ココ?確か終点のハズだけど・・・」とあたふたさせられました。
そこは、ソンウッ(城邑)民俗村の最寄りのバス停。
もうひとつの実際に人が生活しておられる民俗村で、私たちは前回、観光済みの所でした、、、焦った~(^_^;)
ここ【チェジュ(済州)民俗村】は韓国財閥のひとつハンジン(韓進)グループの経営なので、大韓航空の航空チケットを見せると入場料が30%引きになります。
おとなW11000(≒1100円、この時は=1056円)が、W7700になりました♪
最近のハンジングループは何かとお騒がわせのようですが。 -
10%くらいかと思っていたら、30%も割引きになったのが嬉しくて、チケットを買ったところでパンフレットをもらうのを忘れました。
民俗村は広くて、テーマごとにエリアが分かれているので、とりあえず村内の案内図を写真に収めたけれど、小さくて良く分からない。 -
門をくぐって正面に見える建物は「ハルラ館」というレストラン。
お昼も過ぎているしお腹も空いたので、ここで食事を・・・と入ったけれど、店内はこの時期、修学旅行生御用達みたいになっていて、一般の客は入れなかった(>_<)
写真では閑散としていますが、実は村内はあちこちで、小学生のグループが元気いっぱいに走り回ったり、中・高生たちが友だちとはじけて青春していたりと、修学旅行の生徒さんだらけ。 -
しっとりと落ち着いた昔の姿の民俗村を勝手に想像していた私たちは、この喧騒にちょっとゲンナリ。
でも、午後には次第に次の場所へと移動して行ったみたいで、静かになりました。
キレイに整備された草花や木々による自然の演出にはホッとさせられます。 -
伝統家屋風造りのお土産物やさん。
雰囲気たっぷり。
チェジュ島は火山島であり、その地は火山岩が多く川はあっても水はけが良すぎて水が溜まらない土地柄。
水道が無い頃は、水汲みは女性の仕事だったそうで、ところどころで見かける水汲む女性の像は、トルハルバン(石のおじいさん像)とともにチェジュ島のシンボル。 -
青々とした新緑が目にまぶしい。
-
生っているみかんは季節柄、夏みかん系かと。
チェジュ島は韓国みかんの発祥の地で、特産品のハルラボン(デコポン)は日本から移植されたそうです。
ハルラボンを使ったお土産も多数あるけれど、収穫時期は日本の温州みかんと同じ頃なので、今、ハルラボンのみかん畑は秋の収穫に向けて準備段階。 -
【チェジュ(済州)民俗村】は5万坪余りの敷地に、チェジュ島で生きてきた祖先の方たちの生活を再現し展示しています。
1890年代の民俗資料を総合的に展示していて、特に100戸余りの伝統家屋は、実際にチェジュ島の人々が生活していた民家の柱や石を、そのまま移して復元したものだそうです。 -
これらの伝統家屋には昔の生活用品・農機具・家具・石造物など、約8000点にのぼる民俗資料が展示されています。
その中には、昔からの木工芸、書刻、楽器などの民俗工芸職人さんの工房もあって、それらを体験することもできるようです。
こちらには、国家 重要無形文化財 第42号の楽器匠さんの工房があります。
そして、そのエリアは、韓国ドラマ「キム・マンドク」のロケ地になったところ、、、だと案内が。 -
ここでいう楽器は太鼓。
太鼓を作ることを家業にし、伝承しているユン・ジョングク職人。 -
韓国の伝統音楽に欠かせない太鼓ですが、ユン・ジョングク職人は、ソウルオリンピック開・閉会式用の大太鼓製作に参加したり、2002年日韓ワールドカップ開幕式用の大太鼓を製作された方です。
韓国は国際スポーツイベントの始まりには大太鼓を鳴らすのですね。
他にも、海印寺、仏国寺、通度寺の大法鼓など多数の太鼓を製作をされた巨匠。 -
韓国ドラマ「キム・マンドク」のロケ地に使われたところでもあります。
韓国歴史ドラマで、こういう屋敷はいつも出てきます。 -
【済州民俗村】は、有名大ヒットドラマ「チャングムの誓い」のロケ地だったことも前面に押し出してアピールしています。
村内全体のあちこちに撮影場所があって、その場所に看板が立てられていたり、
村内の一角にはドラマに登場する漢方薬剤や衣装、ドラマの風景写真などが展示されたエリアもあるけれど私たちはパス。
「チャングムの誓い」は面白くてハマったドラマだったけれど、私は、ずぅ~っと前、韓流初期に見たドラマです。
10年ぐらい前、初韓国旅行の時に、キョンギド(京畿道)の当時はあったチャングムテーマパークへも行ったし、地方への旅では、時々チャングムのロケ地に出くわしたりと、さすがに、もう~チャングムと言われてもピンと来ません。 -
チャングムたちも囚われていた【オッ(獄・かん獄)】
チェホムジャン、、、体験場になっています。 -
三無とはチェジュ島の特徴を言い表す特徴のひとつで、「泥棒がいない」「乞食がいない」「門が無い」と、昔は島外から入る人も無く島民が助け合って暮らして居た治安のいい所だったそうです。
現在は、そうでもないらしいけれど。
そんな所に囚われ人が。 -
朝鮮時代は、チャングムをはじめ王族やヤンバン(両班=貴族)が島流しにされた所でもあったので、獄につながれる人も。
体験出来るらしいけど、遠慮しときます。 -
チェジュ島のシンボル、守り神としてのトルハルバン(石のおじいさん像)は、島のあちこちで見かけます。
-
そして、見かけると一緒に写真に納まります。
【チェジュヨンムン(済州営門)】は官庁です。
中に入ると執務所や牢獄が再現されていて、ドラマでお馴染みの「百たたきの刑」や、「拷問刑具」での刑罰体験も出来るらしい、、、くわばらくわばら~ -
お昼もだいぶ過ぎました。
門を入ってスグのレストランにふられたので、もうひとつの食事処、民俗市場の【チャント食堂】へやって来ました。 -
メニューは、海鮮鍋、スープ類、ピピンパッ、麺類、チヂミなど。
クッス(麺)とチヂミに決定。
韓国の食堂は何でも量が多いので、チヂミは友だちとシェア。 -
お昼を過ぎているのでお客さんも少ないし、伝統家屋で花もキレイに咲いていてステキな雰囲気のお店です。
-
ここまで食事が出来る所を探しながら歩いて来たので、ザクッとしか見てこなかったけれど、
お腹もいっぱいになったので、さきほど通り過ぎた公演場で伝統芸能を観覧します。 -
1日3回(11:20 13:30 15:30)、農楽隊の公演が行われています。
私たちが行った時はすでに始まっていて、野外の数少ないベンチも満席。 -
観客から笑いを取ったり、巻き込んだりしながら芸を披露。
前列で見ていた欧米のお客さんをいじりながら楽しませてくれてる(みたい)。
言葉が分からないので、オモシロさも半分ですが(^_^;) -
先ほど素通りした【鳥類飼育場】
案内板で見るかぎりは7種ほどの鳥類がいるみたいですが、鶏系しか確認できなかった。
奥の小屋でお休み中かも。 -
【鳥類飼育場】の外に居る鳥も。
網の向こうに居るのも、こちらに居るのも同じ種類の鳥みたいだけれど、君は何故に?外に?
まっ、いいか~ -
門を入って少し進んだ先で、道が左右に分かれています。
さっきは、食事処を探していたので、ここから進路を左にとりました。
なので、右の方へ。 -
山村エリアです。
海抜300m以上の場所に立ち並んでいた家々の展示。 -
半農半牧の生活様式です。
水はけが良すぎて水を溜めておくことができないチェジュ島では、お米はほとんど作れないのだそうです。 -
水汲みのカメは必需品ですね。
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部屋の中はこんな風で、こんな風にお食事を。
-
1本柱の家もあります。
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覗いてみたら
中央の自然の木のような柱が屋根を支えています。
ぱぁーっと広げた傘みたい。 -
村内には、山村のほか、中山間村、漁村などのエリアに分けて島民の暮らしが展示されています。
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トイレの展示もリアルです。
横で豚が狙っているので、棒を持って臨戦態勢。 -
フォトゾーンがあったり
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昨年の春、コチャン(高敞)で学習したコインドル(支石墓)があったり
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チェジュ馬がいたりと、バラエティに富んでいます。
ちなみに、この馬はホンモノです。
いうなれば客引き馬。
チケット売り場の奥が乗馬場で数頭の馬が居ます、、、子ども専用ですが。
初心者もOK。 -
ココだけ見たら、100年前の昔に時間旅行してきたみたい。
-
民俗遊びの投壺。
矢を壺の中に投げ入れる遊びで、韓国歴史ドラマでは、世子(セジャ=王子)がよく遊んでいます。 -
私も挑戦してみました、、、
2~3mほど離れた所に立ち位置の目印があるので、そこから、5本ほど矢を手に持って投げてみました。
3回して成功率は、私の場合20%弱、あまりに入らなくて楽しくなかった(笑) -
休憩所も伝統家屋でベンチは木製。
お尻の形状に合わせて作られていて、座り心地が良さそう。
村の奥の方へは行かなかったけれど、ほとんど1周して来ました。
そろそろ民俗村を出て、今宵のホテルへ向かいます。 -
ホテルは南部のソギポ(西帰浦)市にあるので、民俗村から西の方へ行くバスに乗ります。
問題点が。
民俗村真ん前のバス停に西帰浦(ソギポ)行きのバスは来ない。
来た時とは路線が違うので、急行バス101番が停まる【チェジュ ウンネン(済州銀行)】停留所へ行く必要があるところまでは下調べしてきました。 -
【チェジュウンネン】バス停、地図上では確認できるし歩いて行けるみたいに思えたけど、実際に民俗村へ来てみたら見える範囲には全然無さそう。
地図に従って100mほど歩いてみたけど、疲れるわりには、地図上ではいくらも進んでなさそうで気が遠くなる。
引き返して、受付の方に優秀な友だちが聞いてくれました。
そうしたら、スグ前のバス停で待って空港方面へ向かうバスに乗り、コレを運転手さんに渡せ!と。
メモ用紙には「チェジュウンネン(済州銀行)バス停の近くで降ろしてください」と書かれていました。 -
バスに乗って運転手さんにメモを見せたら、「ココだよ~!」と、あるバス停で停まって「降りて真っすぐ歩いて2つ目の信号を右へ(と聞いたような)」
親切な受付の方たちと運転手さんのおかげで、無事、【チェジュウンネン】バス停に辿り着きました。 -
急行バス101番は空港発で、島の東側をぐるっと廻ってソギポ(西帰浦)まで行きます。
1時間に1本ないしは2本の、まあまあの便数です。
もうひとつ問題が。
今宵のお宿、【デイズホテル チェジュ ソギポオーシャン】の最寄りのバス停が分からない。
バスの路線によっては、共有しているバス停もあれば該当のバスしか停まらないバス停もある。
またまた、友だちが運転手さんに「【毎日オルレ市場】のバス停で降りたい」と有名な目印を告げてくれたので、ホテルに結構近い所で降りることが出来ました。
助かるわ~!!チング(友だち)
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