チェコ～ウィーンの旅3（プラハ～チェスキークルムロフ）

2012/09/29 - 2012/10/06

2012年の9月29日から10月6日までプラハ、チェスキークルムロフ、テルチ、ウィーンを巡った旅行記です。

エリア チェスキー・クルムロフ(チェコ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 15万円 - 20万円
• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

HOTEL ANGELS最後の朝食。
これにいつものハム、チーズ、キュウリ、トマト

お部屋を出ます。３泊もするとすっかり我が家状態で、ちょっとさみしい。

ホテルの入り口。
3泊で5569.17コルナ。2人で１泊8千円くらい？お手頃です。

ホテルの前の道はこんな感じ。駅前の大きな通りを曲がったらすぐ。駅の賑わっている方とは逆の口だけど、十分便利。よいホテルでした。

毎日、前を通ったスタロプラメン社ともお別れです。

今日はANGEL駅から地下鉄で中央駅まで向かいます。

ホームまでは結構深くて、そしてエスカレーターが超高速。

B線からC線に乗り換えて一駅。
フラヴニーナートラージーという駅名は日本語でいうと中央駅という意味なのでしょうか。

プラハ本駅 (プラハ中央駅) 駅

中央駅で荷物を預け、電車の時間まで最後のプラハ観光に出かけます。
地下鉄に乗ってユダヤ人地区へ。
駅を出ると向こうにお城が見える。このお城ともお別れです。

旧新シナゴーグ。変な名前ですが、新シナゴーグと呼ばれていたところに、新しいシナゴーグができてこの名前になったそう。そして、現在はヨーロッパ最古のシナゴーグだそうで、全然「新」じゃない。
屋根の形が面白いです。

周辺にはいくつものシナゴーグがありました。

一通り歩いたら最後に旧市街広場へ。
前にもここで何度か見かけたセグウェイのツアーにも遭遇。

旧市街広場 広場・公園

旧市庁舎も再度見て。

最後に広場近くのマヌファクトゥラで自分土産を購入。

プラハ旧市庁舎 建造物

そのままヴァーツラフ広場の方へ歩いて、気になっていたホットドッグスタンドでおやつタイム。ホットドッグは50コルナ。ビールはメモし忘れ。

ヴァーツラフ広場から旧市街方面を見るとこんな感じ。

聖ヴァーツラフの像も青空によく映えます。

中央駅は目の前ですが、膝が痛くて一駅地下鉄に乗りました。
よくわからないけど３デーチケットの元は十分取っているような気がします。

中央駅に着いて荷物を受けとる前にトイレに。
とてもきれいなトイレです。

チェコのトイレ事情はとてもよく、入るのにお金がかかるけれど、その分きれいで安心、安全。
金額もだいたい１０コルナ程度。こんな程度で心地よくトイレに入れるのだったら何の文句もありません。
街中でもマックやデパートに入ればトイレはあるし、マックで何も注文しなくても、トイレにお金を払うのだから気になりません。

小さな町でも外のトイレもちっとも怖くなく、ほんとチェコではトイレはストレスフリーでした。

私たちが乗る列車が入ってきました！

２等車に乗ります。

映画に出てきそうなコンパートメント。
乗客はそんなに多くなく、コンパートメントを独り占め。
この列車でチェスケーブディェヨヴィツェへ。

旅のおとも。

途中の駅で子供たちが大勢降りていきました。

まるで世界の車窓からの世界。

チェスケーブディェヨヴィツェ到着。
ここでチェスキークルムロフ行きに乗り換えです。

出発も近いのに、まだチェスキークルムロフ行きが何番線表示が出ていません。

ここで相方さんはトイレに。ここのトイレは４コルナ。プラハはだいたい10コルナだったけど、やはり物価がプラハより安いのかな。

無事やってきた列車は２両編成で、いかにもローカル線という感じ。
２両しかないので、結構混んでいました。
窓からの景色はすっかりのどかになってきて、相方さんは、ヤギにエサをやっているおばあさんを見たそう。チャペックの世界そのものです！

ほどなくチェスキークルムロフ駅に到着。

田舎の小さな駅です。

旧市街はここからまあまあ距離があります。歩いてもいけるようなこともガイドブックに書いてありましたが、荷物もあるし、迷ったらやだし、駅のインフォメーションに聞きにいきました。

チェスキークルムロフの旧市街には本当はプラハからバスの方が便利なのですが、どうしても世界の車窓からを体験したくて、列車にしました。
あんなに乗っていた乗客たちはみな、迎えの車などでどこかへ消えてしまい、インフォメーションには、私たちと同じように尋ねに来た中国からの観光客が。
多分バスがあるはずなんだけど。

インフォでバス乗り場聞いて、言われたところで待っていると、すぐにバスがやってきました。
あーよかった。

バスは現金で10コルナ。乗るときに支払いました。
乗り合わせた韓国からの一人旅の男の子がユーロしか持っていなくて困っていたので、10コルナ払ってあげました。

隣のスロバキアもユーロを使っているのに、なぜかチェコはいまだ独自通貨。
通貨が違う方が旅情があるけど、確かに1か国だけ違うとちょっと不便かも。

地図とにらめっこしながらバスに揺られ、どこで降りるか考えましたが、街の入り口近くで降りてみました。
後から、終点のバスターミナルまで乗った方がホテルに近かったことが分かりましたが、まあ、こちらから歩いた方が街の全体が見えるので悪くはなかったかも。

街の門をくぐるとそこは中世の世界。

ヴルタヴァ川の橋まで来ました。

お城！
絵本のような世界にワクワクしますが、まずはホテルを目指します。

街の広場についたら左の通りに入り少し行くとホテルがあるはず。

ホテルコンヴィツェ。思った以上に素敵そうです。

左はレストランでその隣がホテルの入口です。レセプションでお部屋を案内してくれたご婦人は、なんと外へ出ていくではないですか。え？どこへ行くの？とついていくとすぐ脇の細い路地を少し下ったところの建物に案内されました。

この小さな扉が入り口です。

小さな扉を入って、狭い階段をどんどん上っていきます。スーツケースを抱えながらついて行く私たち。

階段の途中にまた扉があって、さらに上がります。
えー、どこまで行くの？

一番上まで上がって、やっと部屋が。

屋根裏の部屋です。とても広い。
隠れ家のようなお部屋にワクワク。

家具は少し古いですが、別に気にならない程度。
写真の小窓からお城が見えるんです！

照明もおしゃれ。

ここに２泊します。
チェスキークルムロフはプラハから日帰りする方も多いのですが、小さな街こそ泊まってゆっくり観光したい。

洒落た椅子。

お部屋に置いてあったホテルの案内とポストカード。
窓の外にお城が見えて、このホテルの昔のようす？？

階段の下には街の古い地図が飾ってありました。

もう夕方なので、とりあえず周辺のお散歩へ。路地の隙間にお城が見える～。

ホテルの前の道を少し行くと街が見渡せる公園がありました。

観光客がたくさん。日本人も大勢います。

ヴルタヴァ川の向こうに見えるのがエッゲンベルク醸造所。明日はあそこに行ってみよう。

なんの建物でしょう。窓がかわいい。

マンホールに塔の絵柄が。

旧市街の端まで来たので、また戻って、街の真ん中の広場の方へ行くと、感じのよいホテルを発見。ここも素敵だなぁ。

窓がいい。

もうだいぶ暗くなってきたのでホテルに戻り、夕食はホテル併設のレストラン。

ポークステーキを頼んだら、こんな豪勢なプレートが。180コルナ。

ペンネもおいしかった。150コルナ。

ビールは40コルナ。お水は35コルナ。かろうじて水の方が安かった。

プラハのマヌファクトゥラで買ったもぐら君のストラップ。

明日は本格的にチェスキークルムロフ観光です。