2018/07/08 - 2018/07/09
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2018年7月8日
逆さアイガーが映し出されるという池に興味があり、初めて訪れたGrosse Scheidegg/グローセ・シャイデックのベルクハウスに宿泊。
あいにく、到着日には雲で隠れていたアイガーですが、翌朝、お部屋の窓のカーテンを開けると別世界ではないかと思うほど、目の前にアイガーがドーンと聳え立ち、前日とは全く違う世界に魔法にかかったような気分になりました。
さらに静寂な朝の空気の中で、魔法の池といっても過言ではない、逆さアイガーに魅了され感動しました。
そして花の海の中での動物たちとのドラマも♪
花と動物が大好きな私にとってはとっておきの旅となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
Meiringen/マイリンゲンからのバスで途中、Rosenlaui/ローゼンラウイに立ち寄りランチ休憩をとり、そしてまたバスに乗り込みグローセ・シャイデックに到着。
一度は泊まってみたいと思っていたこちらの山小屋に宿泊した。
※Berghotel Grosse Scheidegg -
日本でいうと、離れにあたるのかな。
全部で3部屋あるらしいが、写真に写っている部屋(ドアの左)がアサインされていた。
※ちなみにドアの右手がシャワールームとなる。
他に一組のカップルが利用していたが、夜はとても静かで貸し切りのような感覚で宿泊できてラッキーだった。 -
決して広いとはいけないが、山小屋にしてはコンセントもたくさんあり、お部屋の中にも洗面台、窓際には台があって物を置くのに便利であった。
※共有スペースにも洗面台があり、トイレは2ヶ所、シャワールーム1ヶ所。
シャワーの水圧も問題なし。
※その他備品
バスタオル(2名分)
毛布2枚
(注)ドライヤーはお部屋にはなかったが、申し出れば貸してくれるそうだ。 -
ここは花の海であった。
-
牛たちにとっては天国のような花の庭。
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ここに到着したときには、空はあいにく雲が支配していたが、緑の中のカラフルな色の花々がより一層引き立って明るい雰囲気にしてくれていた。
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特に目立ったのがアルペンローザの海。
「今は私たちが主役よ!」と言わんばかりに誇らしげに笑顔を振りまく。 -
アルペンローザとアルペンの牛。
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アルペンローザの花は曇り空では一層際立って美しく見える。
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この牛さんが挨拶をしに来てくれた♪
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このように素晴らしい環境の元で育った牛はミルクもきっと美味しいはず。
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目線が気になってふと、この牛さんに目を向けたところ・・・
何だか、「アカンべー」のような表情に見える。
他の牛ばかりと戯れていたので、やきもちを焼いていたのかなぁと、勝手な想像をしながら、私をさらに愉快にさせてくれた牛さんであった♪ -
エンチアンも目立たないようにひそかに咲いていた。
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この花もとてもキュートで愛らしい花である。
写真では大きく見えるが、実際はとても小さな可愛い花である。 -
マイリンゲン方面から最終のポストバスがやってきた。
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しばらく私たちは牛たちの庭でお邪魔して花の海を眺めながら、牛たちと戯れる時間は自然のリラクゼーション!
先ほどまで、ハイカー数人とすれ違ったり見かけたりしたが、今、ここでは私と夫と牛たちだけの世界♪
最高の気分♪ -
地元のビールで、素晴らしい場所にたどり着いたことに乾杯!
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当日の夕食メニュー。
メインディッシュは牛肉の煮込み(+エッグパスタ)と「ブラートヴルスト(ソーセージ)」(+レシュティ)のうち好きなほうを選ぶことができた。
私は前者をオーダー。
お味はすべて美味しく、私にとってはボリュームもかなりありお腹いっぱいになった。
サラダドレッシングも手作り風で、私も夫もかなり満足。
すべて食材は地元産のものを使用しているそうで、デザートのアイスクリームはベルンから取り寄せているそうだ。
※ハーフボード(朝食+夕食)での予約。
2名で一泊二食付き。
おまけにグリンデルワルトとマイリンゲン間のポストバスも無料(2018年7月8日現在)という宿泊は、宿泊料から換算するとかなりお得であった。 -
空を眺めると夕刻の太陽は素晴らしい光線をみせてくれたが・・・
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日が暮れるまでアイガーは雲に隠れたままであった。
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だが、翌朝、このお部屋の窓から見る光景は別世界にタイムスリップしたかのようで
あった。
(夜明け前、窓のカーテンを開けると白いアイガーがドーンを姿を現していた!) -
夜明け前の東の空。
私は逆さアイガーが映し出されるという池(沼地)に向かった。 -
外には誰も歩いていない。
何と素晴らしい雰囲気なんだろうと、ため息が出る。 -
Wモルゲンロート。
静寂な空気の中で、厳粛な儀式を見つめる。
太陽の最初の光はアイガー(右)とメンヒに黄金色の冠をかぶせる。 -
夫は私よりも数分間、ベルクハウスのところで待機していた。
そして、ドラマが始まった! -
First/フィルスト方面に向かう道のほうから、たくさんの牛たちが一斉に足早にやってきたそうだ。
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たくさんの牛たちが切れ目なくやってくるので、その場を離れられなくなったという。
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これは縁起が良い!
牛たちも朝の光を浴びて、赤牛になる!
ベルナーオーバーラントのキングたちの前に赤牛たち。 -
仔牛もポーズをとってくれる!
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スイスアルプスの切り絵のような風景♪
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私は魔法の池で逆さアイガーを見つめていた。
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水面を見ると、何だか吸い込まれそうな不思議な感覚に陥る。
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この池は何も知らなければ素通りしてしまうような小さな池ではあるが、最初に逆さアイガーが映る池として発見した人は素晴らしいと思う。
※Antseewen(Antseeuwen) /アントゼーヴェン -
ベルクハウスに戻ると、さすがに朝の光は眩しかった。
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そして、こちらの池でもドラマが始まった!
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この池でカモのファミリーが朝の日光浴をしていた。
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すると、4羽のこどものうち1羽が迷子になった。
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焦点が合っていない写真で申し訳ないが、
あとから迷子のカモちゃんが何度も何度も必死に泳ぎながら・・・
「ピーィ、ピーィ、」と、「マミィ、マミィ」と呼んでいるかのようであった。
そして、母親は「ここよ!」みたいな感じで、きちんとその都度、返事をしていた。
旅はやはり面白い! -
時はすでに8時。
美しい風景の中でその場を動きたくなかったが、夫がサインを出す。
「お腹空いたよ~」・・・と。(*^▽^*) -
朝食は私たちが一番最後だった。
ホテルの朝食と比べると簡素ではあるが、
数種類のパン、ハム・チーズ・コーヒー・ジュース・ミルク・コーンフレークなどあり、朝食としては十分であり、先に書いたようにトータル的にコストパフォーマンスは良いと感じる。 -
山へ行くと必ず、ジュースの他にミルクを飲むことにしている。
ここのミルクは今まで味わった中で一番美味しいと感じた。 -
9時15分頃、グリンデルワルトからの2台のポストバス。
乗客の中には、日本からのツアーらしきグループと個人グループ2組がいた。
皆、フィルスト方面に向かってハイキングへ出発。 -
私はお部屋の窓からアイガーたちに別れを告げる。
-
私たちはメンリッヒェンへ向かうため、このバスに乗車してグリンデルワルトへ向かった。
この2日間利用したポストバスの中からの眺めも非常に良かった。
山、川、氷河、そしてたくさんの花々の風景を楽しむことができた。
スイスの旅をするたびに、いつも思う。
「ありがとう、スイス!」
※ちなみにオーナー(男性)は日本/日本人ファンで最初の印象は一見、不愛想な感じだったが、話しかけるとフレンドリーで、私が日本人だとわかると、空手の真似をされたり、話がはずんだ。
帰りのバスに乗り込む前、最後に御礼の挨拶をしたときハグまでしてくれた。
地元の人たちとの交流も非常に良い思い出である。 -
グローセ・シャイデックで咲いていた主な花々
(アルペンローゼ・エンチアン以外)① -
グローセ・シャイデックで咲いていた主な花々
(アルペンローゼ・エンチアン以外)② -
グローセ・シャイデックで咲いていた主な花々
(アルペンローゼ・エンチアン以外)③ -
グローセ・シャイデックで咲いていた主な花々
(アルペンローゼ・エンチアン以外)④ -
グローセ・シャイデックで咲いていた主な花々
(アルペンローゼ・エンチアン以外)⑤ -
グローセ・シャイデックで咲いていた主な花々
(アルペンローゼ・エンチアン以外)⑥
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