2018/08/10 - 2018/08/12
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tanupamさん
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小説の舞台になった場所への旅
そして映画化されて一躍有名になったり・・
松本清張「砂の器」の亀嵩なんてところとか
川端康成「伊豆の踊子」の舞台とか
日本文学を代表するような作家の大作の舞台になった場所は、小説を思い浮かべつつ、そんなシーンがあったなぁ~~なんて、フンフンと頷きながら見て回った青春の頃。
時は過ぎ、還暦を前にして、もう数十年も前に読んだ三島由紀夫「潮騒」の舞台として描いた島=神島へ行ってきました。
実は、この旅には前段があって、私自ら行きたいって言いだしたわけではなく、お誘いを受けて、そう言えばこんな旅もいいよなぁ、って二つ返事でOKしてしました。1月にシンガポールからユーラシア最南端の岬へ一緒に行った旅仲間と一緒です。
「潮騒」のイメージは、
♪潮騒のメロディー 長~い髪をなびかせて海辺の向こうに~~~
高田みづえが歌う曲そのものなんですよね。
あとは、特急「しおさい」
神島とは全く関係ない、東京-銚子間を走る特急です。
三島由紀夫の小説とはちょっと違うか(笑)
■スケジュール
8/10 東京-(ドリーム号)
8/11 岡崎-(jaikochan号)四日市-鳥羽-神島
8/12 神島-鳥羽-伊良湖岬-豊橋-沼津-東京
■やど
8/11 神島 山海荘 和室(2食付)10,800円
<一緒に行った旅仲間の旅行記>
jaikochanさん
https://4travel.jp/travelogue/11387913
kanaさん
https://4travel.jp/travelogue/11378003
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.5
- 同行者
- 友人
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 船 JRローカル 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
8/10(金)
その昔の347M(もっと昔は143レ、143M)、いつでも乗れる大垣ゆきの普通列車なんて言うと、相当以前の話になってしまう、現在のムーンライトながら。指定席を取ろうと、事前予約(リクエストベース)をしておいたものの、届いたメールはごめんなさい。
ネットオークション上での出品も多く、転売目的で購入する輩もいるんでしょうね。由々しき時代になってしまいました。おまけに、定期運転だったこの列車もいつの間にか、年間の運転日数は激減。時代の流れとは言え、並べば座れた時代が懐かしい。
と、最初からブツブツ
オークションで購入するのは、テンバイヤーの思うつぼなんで、そんなことしません。夜行バスに鞍替えです。 -
しかし、日本の旧盆、国民大移動の始まる頃。
バス運賃も一番高いゾーンに。出発から20分遅延。
青春ドリーム号、4列シートで青春のつかないドリーム号(3列シート)に比べやや格下(その分運賃安い)。でも、フットレストやひざ掛けもついていて、一昔前のスキーバスなどのイメージからはかけ離れた良い車両でした。
良い車両でも、高速の渋滞は避けようがなく、運転手が出発時点で案内放送していたとおり、大幅遅延で3時間遅れ。乗っている乗客は寝ているだけなんだけど、運転手はさぞかしお疲れだったであろうと思います。 -
8/11(土)
待ち合わせの岡崎駅。
ムーンライトでも、青春ドリームでも、早朝5時台には到着している予定だったので、この段階で3時間のロスタイムです。
岡崎駅には、jaikochan号が私たちを迎えに来てくれました。 -
8時過ぎていますし、当初予定では三重県へ行ってから朝食を考えていたところなんですけど、すぐにカフェへ。
-
飲物に+220円でのモーニング。
パンも何種類か選べて美味しかったです。 -
岡崎周辺は裏道など駆使してスイスイ、しかし高速に乗ると渋滞しています。
私の行ったことのない自治体も通りそうなので、しかし時間もおしているので、遠回りしてと言うのは憚るし、可能な範囲でカウントします。
愛知県は、
飛島村・・ここは初めて
豊明市、名古屋市緑区・・微妙だったので今回カウント -
三重県は、
木曽岬町、川越町・・初訪問
今回は5市区町村カウントします。
※全国市町村をめぐる旅
https://4travel.jp/travelogue/11202072 -
高速をおりて、昼食は四日市のとんてきのお店へ。
お盆入り前の土曜日、いろいろな客層で賑わって、30分ほど待ってから席に。 -
運転しないと決めたkさんは生ビール。
メインのとんてきが来る前の一品。 -
メインは3人3種類。
トンテキ(醤油味)、こま焼き(塩味)、キモ焼き
それぞれに風味とコクがあって、美味。
1種類だけでなく、3種類食べられて何だか得した気分。
これに、ごはんとトン汁がつきます。 -
さらに高速に乗って、鳥羽へ。
神島への最終定期船が17:40発なので、あんまりのんびりしてられません。
途中の渋滞も考えられるので、とりあえず直行。約1時間前には港に着きました。 -
鳥羽市営定期船運賃表。
基本は、鳥羽を起点に各島へ向かっています。経由便もあるため、島間の運賃の設定もあるようです。
神島目的だと、島経由の周遊券も設定ありました。あらかじめ時刻がわかっていれば周遊目的もいいと思います。 -
一番遠いのが神島です。
いつか答志島、菅島、坂手島にも行ってみたいものです。 -
古風な船が航行、遊覧船でした。
-
17:40発の最終便に乗船します。
乗船前に宿の予約をしていただいたjちゃんが確認の電話、しっかり予約されていました。 -
乗船口でチケットを確認して乗り込みます。
-
券売機でのチケット、下船時に回収されてしまいました。
-
船内は空調が効いた座席、前夜の夜行バスの寝不足感もあって景色を見る間もなくウトウト。
-
高速船の30分、あっという間に神島に到着。
海上から見た港周辺は意外と開けてる感じかな。 -
桟橋に到着、乗船してきた船。
-
潮騒の地へ旅人を迎えるモニュメントが港に設置されていました。
-
今夜の宿は、山海荘。
下船後、すぐに宿に行かず、港周辺をフラフラしたいたら、宿の方が心配したのか、迎えに来てくれました。 -
宿に入ると、かわいらしい看板が掲げられていました。
-
部屋は和室、港ビューの部屋です。
当初は3人1部屋と聞いていたのですが、余裕あったのか、jaikochanは別の部屋になりました。 -
夕食前に宿の周辺を散歩。
夕陽を眺めて・・電線が邪魔。 -
水平線に沈む夕陽は眺められませんでした。
-
夕食の時間です。
部屋食も可能だったようですが、テーブルのあるダイニングでいただくことにしました。
おっとビックリ、大きな舟盛りのさしみ。 -
他に、天ぷらや煮魚などがテーブルを賑わします。
たらふく食べて、旅話に花を咲かせて、島の夜は更けていきました。 -
8/12(日)
部屋で寝ていたら、ドアをとんとん叩く音。
ひょっとして寝坊、と寝ぼけ眼でドアを開けると、元気満々jaikochanが朝ごはんだよ~~って。
時計を見たら、まだ予定時間の30分前。
さすが早起き+朝からパワー全開。 -
朝食をいただきます。
-
なんと、煮魚もプラスで供されました。
日常と違った開放感が食欲を増進させてくれるのでしょうね。
今日も元気だ朝飯うまい・・
とは言っても、まだ体は寝起き、力が入りません。 -
11:35の定期船で鳥羽へ戻りますので、それまで島めぐりです。
チェックアウトは10時ということ(部屋を11時まで使っていてもいいよ・・とは言われませんでした)なので、荷物をまとめてからお出かけします。 -
島内は公共交通機関などありませんので、自分の足で歩きます。
これが本来の旅の姿ですね・・。
214段の階段。
最初はなんてことなかったものの、途中でダウン気味。 -
3人なんとか階段を登り切って、八代神社へ。
小説の舞台としても登場します。 -
さらに歩を進めて、神島灯台へ。
恋人の聖地として認定もされています。 -
灯台は、ひょっとしたら登って海を見られるか~~と期待したものの、ドアには施錠されており、開放されていませんでした(残念)。
実際に灯台に登れるところは、全国でも数少ないようです。 -
恋人の聖地
という年ごろでもありません、私は。
しかし、同行のkさんやjちゃんは思うところあるのかもしれません。
彼らの心の中まで私にはわかりません。 -
午前中というのに、猛暑です。
汗が噴き出しています。
地図を見ると、この灯台で1周のちょうど3分の1くらい。jちゃんはお疲れになったようで、先に宿に戻ってクールダウン。 -
さらに上りが続いて、ようやく監的哨跡へやってきました。
戦時中に建てられた戦争の遺物です。 -
小説の舞台にもなっており、kさんはここを訪れたかったそうです。
-
戦時中は陸軍がここから試射弾の着弾点を確認したというだけあって、眺望は絶景です。
-
かすかに見えるのは伊良湖岬かな。
-
もう半分以上歩きました。
カルスト地形を眺めながら先に進みます。 -
神島小中学校、集落から離れた場所にあって、環境は良さそうです。でも、通学大変そう(天気悪い時など・・)。
1周終えて、宿の近くで自販機のドリンクをゴクゴクと。汗かいたあとの炭酸、美味しい~~。宿では部屋は使わせてもらえませんでしたけど、シャワーはOKということで、シャワーで汗を流してさっぱり。
先に戻ったjちゃん、宿のダイニングでちょっと休んで元気を取り戻していました(一安心)。 -
港の待合室、クーラー効いて快適。
-
乗船券は、券売機で購入です。
現在では、全国津々浦々、どこでも券売機ですね。 -
11:35発の定期船は、答志島の和具港を経由して鳥羽へ向かいます。
空調効いた船内で、またウトウト。 -
鳥羽からは伊勢湾フェリーに乗船して伊良湖岬へ。
お盆の時期で予約できず先着順なので混雑が少々心配でしたけれども、増発もあり、次の便に乗船できました。 -
伊勢湾フェリー、伊良湖岬と鳥羽を結ぶ、昔からのゴールデンルートです。
フェリー乗り場に掲げられていました、歴史ありますね。 -
ここでも、冷房の効いた船内で、ウトウト。
どれだけ寝たら気が済むのか、ってくらい眠くなってしまいました。 -
車両用のデッキ、かなりの台数を積載できます。
この便、まだ余裕ありました。
左右はバランスよく駐車します。でも、前後は進行方向前の方に詰めて積載、どこのフェリーでも同じで、前方を重くした方がフェリーの重心上好ましいのでしょうか。 -
伊良湖岬では、名物の大アサリを食べるつもりです。
私は、大アサリが名物って知りませんでした。伊良湖岬=田原市は、以前出張で行った際に食べた青さのリの味噌汁が美味しかった印象があって、てっきり青さのリが名物かと思っていました。
お店は混雑していて、待ち時間の間に幸せの鐘、ここも恋人の聖地。
1日に2か所も恋人の聖地へ、そんな歳ではないと思いつつも、ひょっとして何かあるかなぁ、なんて・・いやあるはずない。 -
恋路が浜の萬八屋で食事。
メニューを見ていたら、ついつい「お値打ち」のマークに惹かれて、大アサリではなくて岩ガキフライ定食にしてしまいました。
大アサリは、焼きアサリをkさん、アサリフライをjちゃんからいただいて、しかかりと食べました。う~~~ん、満足。
ちなみに、しじみ<あさり<はまぐり という大きさ。さて、大アサリってどこに入るでしょうか? -
車を走らせ豊橋駅へ。
ここで、jaikochan号(運転手jちゃん)とお別れです。
今回は2日間とも運転はずってjちゃんにお願いしてしまいました。
ルートやお店のセッティング、飲物用意していただいたり感謝です。ありがとうございました! -
私とkさんは、豊橋から青春18を使って、東海道線を上ります。
浜松で乗り換え沼津まで。なつかしの211系、長い間高崎線で運用していたので私は好きな車両です。ただ、JR海車なんで、微妙な違いもあって、やっぱり211系はオリジナルなJR東の車両がいいかな、と独り言。
沼津で乗り継ぎ1時間くらいの間に駅前で夕食。
沼津からは、1日に7往復だけのJR東からの乗り入れの上東ライン、グリーン車を奮発(780円)で新橋でkさんと別れ、その後も延々と埼玉まで帰りました。
思いがけず、小説の舞台への旅を誘っていただき2日間、充実した時間を過ごすことができました。jちゃん、kさん、お世話になりました。また次の機会もよろしくお願いします!
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この旅行記へのコメント (2)
-
- jaikochanさん 2018/09/07 20:38:44
- しじみ<あさり<はまぐり<大あさ
- たぬ様、ちゃお〜♪
その節は大変お世話になりました〜。
とっても楽しかったです。
青春18切符じゃなくて時間的にも大変な旅でしたが、楽しめましたか?
じゃいちゃんは個人的にたぬ様を自慢の新幹線展望台にお連れできたことが一番の喜びです。
そして、朝からハイテンションで、ごめ〜んね☆
早く私の王子様たちに会いたかったの・・・てへ(*´∀`*)ポッ
イタリアのちょいワルオヤジに囲まれウホウホのじゃいちゃんより
- tanupamさん からの返信 2018/09/14 12:39:18
- RE: しじみ<あさり<はまぐり<大あさ
- じゃいちゃん
ニーハオ!
> その節は大変お世話になりました〜。
> とっても楽しかったです。
こちらこそ、お迎えからお見送りまで
何から何までお世話になりました。
暑さをぶっ飛ばすような、素敵な週末でした。
> 青春18切符じゃなくて時間的にも大変な旅でしたが、楽しめましたか?
> じゃいちゃんは個人的にたぬ様を自慢の新幹線展望台にお連れできたことが一番の喜びです。
はい、ムーンライトながらは正攻法ではダメだったことが残念ですが
ヤフオク等でのプレミアム価格には、旅行記にも書いてますけど、ど
うも気に入らないので、今回はバスで良かったです。
新幹線展望台、あっという間に通り過ぎてしまった〜〜〜
機会あったら、しばらくたたずみたい所です。
> そして、朝からハイテンションで、ごめ〜んね☆
> 早く私の王子様たちに会いたかったの・・・てへ(*´∀`*)ポッ
いやいや
朝のお目覚め、良かったですよ。
だんまり朝食は、気にもしていなかったのですけど、無口になってし
まったのかなぁ〜〜〜
> イタリアのちょいワルオヤジに囲まれウホウホのじゃいちゃんより
なになに
どこに出没中?
ホントは、先週末台湾で海老釣りだったのに・・
私は韓国行ってしまいました。
早く海老釣りいきましょ!
tanupam
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