2018/07/30 - 2018/07/30
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サンクトペテルブルク3日目。
1日目 エカテリーナ宮殿、マリインスキー劇場(オペラ)
2日目 海軍祭(昼の跳ね橋、軍艦、夜の花火)、血の上の教会(外観)、ロシア美術館、ファベルジュ博物館、アレクサンドル・ネフスキー修道院の墓地
3日目 ペテルゴフ、イサク聖堂に行きました。
表紙写真:ペテルゴフ・大宮殿前からの眺望。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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朝一番、ホテルから歩き、通称 lion pier(ライオン像がある)に9時半到着。ところが、Peterhof Express の切符売り場では10時(始発)の切符が売り切れ。10時半の船に乗ることに。出航まで1時間あるので、宮殿橋を歩いてみました。Мост Лейтенанта Шмидта シュミット中尉橋 (中尉は、革命蜂起の指導者)の前には、軍艦やら潜水艦やら…前日の海軍祭の名残りでしょうか。
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海軍祭だった前日には、火が灯っていた、ロストラの灯台柱。
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one senior and one adult と言うと、二人ともー10%になった? この割引を受けるため、ネットでなく窓口で切符を求めました。船は埠頭に、二重駐車…でなく駐船。手前の船の中を通って、向こうの船に乗船。出航!
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所要35分の船旅の始まりです。
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橋の下をくぐります。
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ガスプロム・アリーナ(サンクトペテルブルク・スタジアム/2018 FIFAワールドカップ・ロシア大会の会場のひとつ)は、黒川紀章の設計で、クレストフスキー島にあります。ガスプロムという天然ガス&石油会社は、サッカー場建設費用を出資した会社。
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Лахта Центр ラフタ・センター が見えてきました。こちらもガスプロムの建設。
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Петерго?ф ペテルゴフに到着。今回の旅で、唯一、ネットで入場券を求めておいて良かったと思えた…Nizhny Sad下の庭園 船着場で入場券を求める行列を横目に見ながら牛蒡抜き、下船客の中で、一番乗りで入場しました。7月30日は月曜。宮殿は月曜定休のため、お庭のみの見学です。ヴェルサイユ宮殿の影響が見られるフランス式庭園。こちらは、Bolshoi Dvorets 大宮殿 前の大滝。
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夏の離宮は、ピョートル大帝による建設。1730年代に完成した「獅子の口を引き裂くサムソン像」は、第二次大戦中、ドイツに略奪され、こちらは1947年に取り付けられたレプリカ。旧約聖書に登場するサムソンは、古代イスラエルの指導者で、怪力の持ち主。
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Bolshoi Kaskad/The Grand Cascade 大滝。
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The Samson Fountain サムソン噴水 の噴水口は全部で64。「下の庭園」すべての噴水にポンプを使わず、天然の湧水から高低差を利用して送水。
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Шахматная Гора/ the Chess Mountain.チェス盤を模した滝。
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チェス山からローマの噴水を望みます。
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ピラミッドの噴水。
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'The Sun' 太陽光線を模した噴水。
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海に面した Monplaisir Palace モンプレジール宮殿。ペテルゴフの中に、こうした小宮殿があります。
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1944年のモンプレジール。
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trick fountain: the "Umbrella". 傘の縁から水が流れ落ちてきます。
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trick fountain: the "Little Oak"。木を模した噴水や、チューリップから水が。
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'Adam' アダムと…
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'Eve'.イヴ。
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the "Lion Cascade".左下にライオンが。the Hermitage cascade が朽ち果てた後、跡地に1854-1857年、建設されました。第二次大戦で破壊された後、2000年にポーランドの会社によって復元されました。
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「ライオンの滝」正面。ロシアの女性は、パンツより断然スカート姿が多いですね。
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植え込みには、下野草。「ライオンの滝」には、斑入りの青木が。
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船でサンクトペテルブルクに戻り、連れが疲れたから行かないと言うので、一人でИсаакиевский соборイサク聖堂へ。この近くのホテルに泊まり、毎日、前を通っていましたが、入場は3日目となりました。17時45分に切符売場へ行くと、行列が…18時から夜間料金(聖堂+展望台 昼400rub/夜800rub)。窓口がひとつしか開いていなかったのに、18時きっかりに、別の窓口がオープン。時間切れで昼の切符を買えず、夜の切符を求めました。
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正教会の聖堂としては世界最大。キリスト教で宗派を問わない聖堂としては世界4位の大きさです。北門(ブロンズ製、42㎡)と、前に立つ人との大きさを比べてみて下さい。
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ドームの天井を仰ぎ見ます。この聖堂は、アレクサンドル1世(在位1801-1825)の命により1818年から1858年まで、40年かけて建てられました。日本では、徳川幕府・第11~14代将軍のころですね。
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主聖障(イコノスタシス)の円柱は、内側の青い2本がラピスラズリ、外側の緑は孔雀石(マラカイト)。
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横の小さなチャペルのイコノスタシス。イコノスタシス(聖障)は、正教会ならではのもの。
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内陣。
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イサク聖堂・ドームの展望台に登ります。素晴らしい景色です。
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前日、外観を見に行った、血の上の教会。高さ81mですが、ドーム展望台が60mのため、あちらの方が高く見えます。血の上の教会を建てたアレクサンドル3世(在位1881-1894)は、大伯父(アレクサンドル1世)の建てたイサク聖堂(101m)の高さを超えないよう、配慮したのでしょうか。
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北東を見ると、Смольный собор/Smolny Convent スモーリヌイ聖堂。帝位継承を阻まれたピョートル大帝の娘・エリザヴェータ(在位1741-1762)が尼として暮らすため修道院として立案され、 1748 -1764 年に建てられました。高さ94m。1741年、22歳のエリザヴェータは、修道院に幽閉されそうだと知ると、クーデターを起こし、赤ん坊だった大帝(幼帝)から帝位を奪いました。帝位継承を阻まれたのは、両親が正式に結婚する前に生まれた非摘出子だったため。
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北側を見ると、Сенатская площадь 元老院広場 の花壇が王冠の形をしていることが、分かります。
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こちらが、広場に隣接する元・元老院。今は裁判所が入居。逆光ですが…
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ウラジーミルの生神女大聖堂?
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Троице-Измайловский собор /Trinity Cathedral トロイツキー(三位一体)大聖堂。フォンタンカ川の南に建っており、歩いて川までは行かなかったのですが、展望台から、はっきり見えます。再建中の2006年、火災でドームが焼け落ち、2010年に復元。ピカピカに新しいドームです。
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イサク広場の向こうに、ニコライ1世像、その向こうにマリインスキー宮殿、左手にホテル・アストリア。
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Памятник Николаю I/Monument to Nicholas I ニコライ1世(在位1825-1855)の騎馬像(ブロンズ)。1858年建立。ニコライ1世の一周忌に、アレクサンドル2世(息子)の命により、像の建立が決まりました。サンクトペテルブルクで野外にある19世紀の像で、唯一、現代まで破壊されずに残った像。第二次大戦中は、砂袋を詰めた木箱で覆われていたそうです。高さ6m。
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イサク広場で撮影する花嫁。
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本当に教会が多く、全ての名前を調べるのは大変…ただ、展望台に登ったお陰で、街の全貌が分かったような気がしました。
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