2018/03/28 - 2018/03/30
29位(同エリア53件中)
kirinbxxさん
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保護されている森の子達を見た後は、いよいよ野生の森の人がいるジャングルへ。行き先はLower Kinabatangan River Sanctuary、というキナバタンガン川の下流域に広がる野生動物保護区です。ジャングルの中に作られたロッジに泊まり、森の人だけではなく、この川の流域にすむ猿、オオトカゲ、そして野鳥たちを楽しもう、という計画です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 2.0
- グルメ
- 1.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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昼食が終わり、車を変えて道なき道を行く事、20分。
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Kinabatangan River キナバタンガン川へやってきました。
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ここをスーツケースを抱えてゴトゴトと渡り、迎えのボートに乗り込みます。
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2分で対岸に到着、ここが「The Nature Lodge Kinabatangan」、今夜からの宿です。到着したのは3時すぎ。
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簡単なオリエンテーションがあり、荷物を部屋に運び、4時には最初のボートクルーズのために桟橋へ。すでに多くの人達が集まっていました。
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陽気でおしゃべりなガイド兼船頭さん。
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川沿いには他のロッジもあるので、何艘ものボートが出ています。
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川に出て10数分後、あれあれ、と指さされた方向を見ると力強くはばたく鳥。
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これはまた変わった頭の鳥です。ズグロサイチョウ(頭黒犀鳥)Wrinkled Hornbill というようですね。
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おつぎはテングザルです。木の陰になってちょっと見にくいのですが。
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カニクイザルのおちびさん。カニクイザルはこのあたりでは一番ありふれた、見つけやすい猿です。
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それでもこんな風に正面を見てくれることはあまりありません。
テングザルもカニクイザルも沢山いましたが、オランウータンの姿はなし。 -
これはカンムリワシCrested Serpent Eagleでしょうか???
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のんびりとこしかけているテングザル。何年か前、マレーシアの別の場所でテングザルを見るツアーに参加して、なかなか見られず苦労したことがありました。ここに来れば、なんぼでも見られるじゃありませんんか。。。
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6時前、そろそろ陽が沈みかけています。
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夕食ですが・・・ビールは食堂にはなく、レセプションで缶ビールを買ってから持っていかなければなりません。で、料理はビュッフェ。なんというか、食べたい物、あんまりないですね。だいたい、料理は昼間とほとんど同じ物ばっかり。冷めているし、なくなったものもあるし。。。これで美味しかったか?と聞かれてもYESとは言えません。。。。
夜はナイトウォークに参加。うーん、も一つでした。 -
朝5時過ぎに起きて、6時からのボートクルーズに参加します。
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おや、もう来ている人がいました。
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これは対岸にある別のロッジ。なんだかうちのより立派に見えます。隣の芝生は・・・なんでしょうが。
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森の人、発見!逆光で綺麗な写真を撮影することはできませんでしたが、確かにいました。
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みんな一生懸命に目を凝らします。他のボートもやってきました。
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シルエットだけみれば、まさしくこれは人。この日は3つの家族を発見。
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ふとみると少し離れたところから、二人だけ貸切ボートで森の人を観察していた日本人カップル、新婚旅行なんでしょうか、なかなかの通ですね。でもそこからだと見にくくないのかなぁ。それよりは二人の世界の方が大切なのかしらん。若いですね。
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暑い暑いボルネオも、この時間の川の上は風もあって爽やかです。
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7時過ぎにロッジに戻って朝ご飯。お世辞にも美味しいとは言い難い、貧相な朝食でした。ジュースは色水だし。まぁ、食事に期待してくるような場所ではないのですけどね。
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午前中は、Bilit Ox-Bow Lakeまでのネイチャーウォーク。昨年のマダガスカル恐怖のトレッキングに懲りた私は一応確認したのです。何分くらい歩くのか、上り下りはないのか、って。答えは、ほんの40分、上り下りはほとんどない、とのこと。よろしい、では行きましょう。長靴を選んでね,と言われたので一番小さいサイズを選びました。でも、それでもブカブカなのです。うーん。。。。。
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さて、出発です。もういきなりずぶずぶです。
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足元はこんな感じ。足が小さく体重は重い、つまりかかる圧力が大きいので、歩くのが大変です。
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歩いて1分でもうジャングル状態。
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どこまでいってもぬかるみが続きます。
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なんだか変わった木もあります。
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ぬかるみの中をブカブカの長靴で歩くのは、予想以上に大変でした。途中で沢山の人に助けて貰いつつ、どうにかこうにかBilit Ox-Bow Lakeに到着。とはいうものの。。。
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何か変わった水棲動物がいるわけでもなく、とても美しい湖、というわけでもなく、途中で珍しい動物に出会ったこともなく。。何をしていたのだろう。。。
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長靴よりも深いぬかるみもあったりしたので、もう足はどろどろです。
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出会った一番珍しい動物は、首に巻いていたタオルにくっついていたこれ。もう何度もくっつかれ、その度に他国の若いお嬢さん達がよってたかって取ってくれたのですが、最後まで一匹くっついていたようです。
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ロッジの昼食はいつものビュッフェ。ちょっと肉でも食べてみますか。
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夕方のクルーズは4時から。船着き場にいくと。。。
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おやおや、こんな子がいました。
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つぶらな瞳がキュートなミズオオトカゲ、またはマレーオオトカゲ。観光地だけに人慣れてしていて逃げようとはしません。かみつかれると指の一本くらいは持って行かれてしまうそうです。
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すかっと晴れた空の下、ボートが出発しました。
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これはダイサギですね。学名 Egretta alba、別に珍しい種類の鳥ではありません。
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これはオランウータンが川を渡れるように、と人間がつくってあげた橋、勿論、こんな時間帯にここを渡るようなサービスのいい子はいません。
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この子達はほんと、あちこちにいてすぐ見つかる。
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二匹で仲良く毛づくろい中です。
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テングザルの家族もすぐに見つかるのです。
でも、森の人はなかなか見つかりません。結局、奥の方の木にちらりと見えただけでおしまい。逆光なので写真を撮ってはみたものの、自分でもどこに映っているのか判らないくらい。。。。残念。 -
こんなご飯にも飽きました。
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夕食後、8時からボルネオ島伝統のダンスがある、というので待っていたら。。。。なんだ、単に教えるからみんなで踊りましょう、ってことか。。。
てっきり、現地の人達が民族衣装を着て踊って見せてくれるのかと思いました。 -
さて、キンバタンガン川最後のボートクルーズ。カニクイザルの群れ。
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霧のかかる川をボートは走ります。
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一匹だけこんなところに座っている猿がいました。
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くちばしが水色の小さな鳥。ヒロハシ、という鳥の仲間のようですが。。。
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木の枝にしがみついているミズオオトカゲ、寝ているのかな?
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こちらは川岸にいたミズオオトカゲ。
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これはクロアカヒロハシですね。
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結局この朝も森の人には出会えず。ちょっと物足りない気持ちのまま、ここを去るときがやってきました。最後のご飯は目玉焼きつき。いや、食事についてはまるで中学時代の林間合宿みたいでした。
とりあえず、森の人には出会えたのでよしとしますか。
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