2018/08/11 - 2018/08/14
2位(同エリア12件中)
かっちゃんさん
- かっちゃんさんTOP
- 旅行記266冊
- クチコミ61件
- Q&A回答23件
- 389,962アクセス
- フォロワー29人
この旅行記のスケジュール
2018/08/11
-
電車での移動
中国 二連駅(エレンホト駅)
-
電車での移動
20:15モンゴルウランバートル駅
この旅行記スケジュールを元に
シベリア鉄道の支線が北京から出ている!と知ってから、いつかはこの列車に乗りたいと思っていました。
2年前、一度はすべての手配を済ませてあとは出発するだけ!だったのですが、私の体調不良により泣く泣くキャンセル。
そんなこんなで仕切り直しで今年8月。数年越しのプランがようやく実現しました。
2018.8.11(SAT) 北京→ K23乗車 車内泊
2018.8.12(SUN) ウランバートル着
2018.8.13(MON) テレルジ草原
2018.8.14(TUE) モンゴル→北京へ
この旅行記では、楽しみの一つだった国境での車輪交換の様子、そしてまさかのモンゴルでの洪水発生!
果たしてウランバートルへは無事にたどり着けるのか・・・。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 鉄道
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
中国側の国境駅 エレンホト(二連)に到着したのは夜の8:00過ぎ。
時刻表を見るとここで5時間ほど停車することになっています。
というのは、この駅で大事な作業が行われるから。
いきなり・・・。
ガチャコ~ン!!! ガチャコ~ン!!!!!
なんじゃっ!? この音! そして振動はっ!!!!!
騒音&衝撃がしばらく続いたのち、列車は静かに移動しはじめ。 -
するすると車庫の中へ。
これ。 旅の楽しみのひとつだったのですが、何かといいますと。 -
車輪交換!
-
中国とモンゴルでは使用している線路の幅が違うので、ここでモンゴル線路に合わせた車輪に交換する作業があるのです。
-
おぉ~! ガンガン運んでるっ!!!
-
先に車庫に入っていた車両はこのようにジャッキで持ち上げられ、中国側の車輪を外したら。
-
今度はモンゴル側の車輪を取り付けます。
-
最後は手作業で微調整。
-
そうこうしているうちに、私たちの車両がジャッキで上がり始めました。
が、今回はほとんど振動も感じず、上昇している感覚もなし。 -
この間、列車内の電源はすべて落とされます。
しばらく作業を見ていましたが。 -
小腹がすいた。
日本の100均で購入したチキンラーメンと持参した紙コップ。 お湯はこの間も供給されるので、ずるずるっと食べながら作業完了を待ちます。
交換作業が無事終了すると、今度は中国出国手続き。
それが終了すると列車はモンゴルへと動き出し、今度はモンゴル側の国境駅で入国手続き。
出国も入国も、なんだか厳しそうな人が一つ一つコンパートメントを周り必要書類を回収し、更にベッドの下に何も隠していないかわざわざ真夜中にシーツもかかっているベッドを持ち上げるよう指示され、そんなこんなで。
全てが終わったのは夜中の2時すぎ。
ようやく眠れる~! おやすみなさ~い! -
おはよ~ございま~す!
・・・・・。
?????
なんで列車、止まってんの??? -
なぜかず~っと停車したままの列車。
と、その時。 ノックの音がしてやってきたのは列車の乗務員。
そうでなくても不機嫌な顔が普段の何倍も歪んどるやないか? おいおい、どうした?
(写真はイメージです。 とりあえず腹ごしらえしておいた方が良いかと食堂車を観に行きましたがガラガラだったので退散) -
「この先の線路が大雨による洪水で通行不可になりました!」
こ~ずい・・・デスカ。
ま、自然現象には逆らえへんし。
とは言え、私たちはみなウランバートルに向かわねばなりません。 -
関係ありませんが、この車内で長年愛用していたサンダルが遂にぶっ壊れました。
-
洪水のためにモンゴルウランバートル駅へはいけない。
というわけで、とりあえず私たちの列車は最寄りのちいちゃい駅に移動。(さっき晴れてたのに、ここではもう大雨) -
そこで乗客全員、強制下車!
小さい駅の小さい待合スペースに乗客全員集合!
-
外国人率高し!
-
この間、英語のできるモンゴルスタッフがもたらす情報が錯綜して若干混乱しましたが、結局。
-
バス数台に乗り込んで移動することになりました。
洪水で列車が通れない部分をバスで移動し、また別の駅からウランバートルを目指そうということらしい。
土砂降りの中みんな雨に濡れながら荷物を運び、なんとかバスに乗車! -
ここ、ほんまに道かいな?というような浅い池のような道をバスは進み、約2時間後。
-
またまた別の小さい駅に到着。
そこに用意してあった別の列車に乗り込んでウランバートルを目指すことになりました。 -
おぉ! これは私たちが乗りたかった北京発モスクワ行きの列車ではないか!!!
(この列車のチケットは、ロシアまで行く人にしか販売してくれないようです) -
列車内もかなり混乱していて、とにかくみんなのスペースを確保することが最優先。
もともとのチケットはこの際関係なし!
良いコンパートメントは早い者勝ちです。 -
良いコンパートメントは早々に埋まってしまったので私たちは普通のコンパートメントへ。
そこでも譲り合ってなんとか全員座ることができました。
(・・・こんな状況なのに中国からの乗務員ときたら、自分らは一人1コンパートメントをちゃっかり確保しおってからに、さらに禁煙やのにタバコ吸いおってからに、シベリア鉄道の乗務員に関しては総じてイマイチやった)
不便かけてごめんにゃ。
という気持ちなのか、簡単なお食事がでるということなので食堂車へGO! -
モンゴル仕様の素敵食堂車!
-
ご飯はモンゴルのチャーハン。(味はふつ~)
そしてこれまた、ひえっひえ、うまうまのビール!!! -
へとへとの私たちを乗せ列車はウランバートルへと向かい、窓の向こうには草原と青空が!
-
牛さん、もぐもぐタイム! 丘にもいっぱい。
モンゴルだ~!という感じの風景を眺めてるともうワクワクしてきて、つい。 -
ビールも進むってもんです。
-
虹も見えた!!!
ちなみに同じコンパートメントにはオーストラリアからの年配夫婦。
お互いの旅行の話とか、モンゴルに行って何をするかとかおしゃべりしているうちに。 -
夜8時! ウランバートル駅に着いた~!!!!!
予定より5時間以上遅れたけど、無事に着いたことに感謝!
さて、この日宿泊予定のホテルにはあらかじめ駅へのピックアップをお願いしていたのですが、洪水のため予定時刻に到着できない旨をメールで知らせたあと、ホテルからの返信はなし。
仕方ない、タクシー拾って行くか・・・。 -
と思ったら、なんと私たちの名前を持った女性が!!!
メールに返信はなかったけど、どうやらこちらの状況は伝わっていたらしく、ちゃんと列車の到着を待っていてくださったのでした。
嬉しい~! 有難う~!
ウランバートルでは観光する時間はなかったけど、ま、いっか。
とにかくホテルでゆっくり休んで(さっぱりしたくて入ったシャワーは、まさかの水やった!!!)、翌日は草原へ向かいます!
ところで。 -
洪水現場はこんなことになっていたのだとか。
一つ間違ったらこんな災害に巻き込まれていたかも・・・と思うと、とにかく無事に着いたことに感謝、感謝!
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
かっちゃんさんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
34