富士登山　登山編

2018/08/12 - 2018/08/12

人生二回目の富士登山に挑戦です。今回は登山用具一式そろえて、山小屋で1泊しての頂上での御来光を見る予定でした。しかし実際は・・・


【6年前のブログです。別サイト】
（富士山7合目まで）
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（頂上まで）
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（お初巡り、下山）
http://gazoo.com/my/sites/0001465409/scenari/Lists/Posts/Post.aspx?ID=244

エリア 富士吉田(山梨)

• 旅行の満足度: 3.0
• ホテル: 3.0

5:30 結局ほとんど寝れなかったです。暑いので車のエンジンかけっぱなしでエアコン付けていても、眠れなかった。

5:30　始発はすでに行ったようですが、まだかなりの人が残されています。時刻表では30分毎の発車になっていましたが、さすがにお盆でかなりの人なので、15分おきくらいにバスが来ていました。

5:40　バスのチケット販売所が空いてきたので、並んで乗車券を購入します。

6:00　バス停に並びます。今日は山小屋に泊まるので、チェックインできる14時までに8合目まで行けばよく、本当は7時か8時頃バスに乗ればよいと思っていました。でも、ここにいても何もすることがないので、5合目まで行くことにしました。

バスのチケットです。往復で購入したのですが、帰りの分は無くさないように財布の中にしまっています。

さすがに6時のバスには乗れませんでした。

私の後ろには誰も並んでいません。

6:15　このバスには乗れそうです。

今回乗車した人は少なめで、隣の席は空いていました。

富士スバルラインを進みます。さすがにバスだとメロディーラインの音楽は綺麗に聞こえなかったです。

途中富士山が見えましたが、山頂は雲で隠れています。

雲海に富士山の影が出来る影富士が見れるかもとのことでしたが、それも見れませんでした。

でも、雲海はきれいです。

7:00　五合目に到着。35分ほどで着きます。

富士山5合目 自然・景勝地

コインシャワーが出来たのですね。1000円は高いですが、汗を流すことが出来るのは助かります。

富士山5合目 自然・景勝地

富士山5合目 自然・景勝地

富士山5合目 自然・景勝地

富士山小御嶽神社です。あとで行こうと思っていて、行くのをすっかり忘れていました。

富士山5合目 自然・景勝地

気温はひんやりする程度で気持ちが良いです。

富士山5合目 自然・景勝地

今日は天気も曇りになっています。

富士山5合目 自然・景勝地

雨さえ降らなければよいですが、明日の御来光が見れるかどうかも心配です。

富士山5合目 自然・景勝地

富士山5合目 自然・景勝地

朝食代わりに、定番の『富士山めろんぱん』を食べようと店に入りました。

富士山5合目 自然・景勝地

残念ながら完売でした。

富士山5合目 自然・景勝地

外に出てみました。晴れ間はあるようです。

富士山5合目 自然・景勝地

雲が取れてきれいに富士山が見れる時もあります。

富士山5合目 自然・景勝地

ただすぐにまた雲に隠れてしまいます。

富士山5合目 自然・景勝地

8:30　少し休憩取りすぎたかもしれませんが、登山に出発です。前回富士山に登った時は、頂上まで6時間だったので、山小屋のチェックインの時間にちょうど良いかもしれないです。

ただ、ここで悲劇が・・・持ってきたビデオカメラの調子が悪く、撮影できない。しかも、いじっているうちに落としてしまって、電池のストッパーが取れてしまった。富士登山をビデオ撮影することも目的だったので残念です。

富士山5合目 自然・景勝地

勿論協力金１０００円を支払って、登山に出発です。

富士山5合目 自然・景勝地

だんだんと雲の中に飲み込まれて行っているようです。

下山する人も多いです。

先が見えないほどの深い霧ですが、涼しいのは助かります。

ここからが上りになる分岐点です。

ツアー客にガイドの人が何か説明していました。

ここからが本当の登山です。

御来光を見に行っていた登山者が次々下りてきています。

ちょっと険しくなってきます。

5合目からまだそんなに離れていない場所なのに、下山してくる人が、この辺りでかなり休んでいます。この時はもう少し頑張れば5合目に着くのに、なぜ休憩しているのだろと思ていました。・・・が、この気持ちは、私自身が下山するときに理解できました。

今回も前回登った時に使った金剛棒を持ってきました。この時の焼き印が”2012"になっていたので、前回登ったのは6年前ですね。

9:00　まだ30分しか歩いてないのに疲れてきました。やはり景色が何も見えないのがすごくつまらない。

有名ないろんな言葉で登山の注意を促している場所です。

外国人も多く来ていますが、富士山は日本人にとっては特別な山ですが、外人にとっても上る価値のある山なのかな？個人的には外国の山なんて登りたくないですがね。

富士山警備派出所に到着。

この辺りは平らになっているので休んでいる人が多かったです。

取り合えずここで水を飲んで、先を急ぎます。今回ハイドレーションを持て来ましたが、これはかなり便利です。リュックから水を取り出さなくても、歩きながらいつでも水が飲めます。買ったばかりだからか、ちょっとゴムの匂いがありましたが、それでもかなり便利なグッツです。

この辺りから結構急こう配になります。

相変わらず霧が濃いです。

富士山 自然・景勝地

富士山 自然・景勝地

10:10　山小屋が見えてきました。ただ、まだまだ先です。

富士山 自然・景勝地

ひたすら面白みのない景色を眺めながらの登山は、苦痛でしかないですね。

富士山 自然・景勝地

富士山 自然・景勝地

ここで崖が現れました。

富士山 自然・景勝地

自分の記憶では、こんな崖を登ったのは登山の後半だと思っていたので、道が変わったのではないかと思っていました。でも、6年前のブログを読み返すと確かにこのような崖はありました。記憶なんてあてにならないですね。

富士山 自然・景勝地

ようやく一番最初の山小屋に到着です。

富士山 自然・景勝地

10:30　到着。

富士山 自然・景勝地

『花小屋』です。やはりこのような山小屋は、登山の際の一つの目安になります。各山小屋の前には座れるスペースが設けられているので、休憩できます。

富士山 自然・景勝地

10:40　10分ほど休憩して先に進みます。

富士山 自然・景勝地

絶壁です。ただ、このような場所の方が比較的登りやすいです。登っているという実感もわきますしね。整備された道は一見歩きやすそうですが、地面が完全に固められているわけではないので、足を持っていかれ歩きにくいです。

富士山 自然・景勝地

10:45　『日の出館』に到着。

日の出館 宿・ホテル

富士山 自然・景勝地

休んだばかりなので、ここはスルーです。

富士山 自然・景勝地

相変わらずの霧で、先があまり見えません。

富士山 自然・景勝地

次の山小屋らしき建物が見えてきました。

富士山 自然・景勝地

10:50　『トモエ館』に到着。

本八合目 トモエ館 宿・ホテル

富士山 自然・景勝地

このように富士山の山小屋は、売店代わりにもなっています。

富士山 自然・景勝地

値段が高いのは仕方ないですけどね。

富士山 自然・景勝地

さて、また崖登りです。

富士山 自然・景勝地

崖の方が歩きやすいと言っても。疲れないわけはないです。

富士山 自然・景勝地

このころからペースはゆっくりになっています。

富士山 自然・景勝地

それは、私だけでなく、登っている人のほとんどがそうなので、だんだん渋滞してきます。

富士山 自然・景勝地

6年前もこんな崖を登ったっけ？と疑問に思いながらも先を進みました。

富士山 自然・景勝地

ここに救護所がありました。

富士山 自然・景勝地

11:10　『鎌岩館』に到着。

ここでちょっとした出来事がありました。さすがにかなり疲れていたので、ベンチでぐったりしていると、隣に数名座りました。ふと見てみると、そのうちの一人がどこかでいたことあるような顔でした。向こうも気が付いたらしくお互いが声をかけたのですが、隣に座ってきたのが、昨年会社に入社した新人だったのです。そいつは実家が東京らしく、帰省して地元の友人と日帰りで富士登山に来ていたみたいです。こんな偶然あるのですね。

２，３分話した後、若者集団は先に行ったのですが、私は山小屋のチェックイン時間に合わせるため、もうしばらくここで休憩することにしました。

ただ、なんかひんやりしてくるなと感じてはいたのですが、出発しようとしたと同時位にかなり激し雨が降ってきました。一応レインウエアやザックカバーは持って来ているので、すぐさま取り出して、レインウエアを着ました。

こういう時でも山小屋は、宿泊者でないと入れないのですよね。結構雷もなっていたので、入れてくれるかと思いましたが、そんな様子ではなかったです。

結局20分くらい滞在しましたが、やみそうもないので先に進みます。

そういえば、先ほど合った新人は、Tシャツに短パン姿で、バックすら持ってなかったようでした。大丈夫だったのだろうか？

後日会社で聞いてみたら、やはり雨がひどくて、8合目で引き返したようです。

鎌岩館 宿・ホテル

11:30　『富士一館』に到着。

富士一館 宿・ホテル

赤い鳥居が見えてきました。

富士山 自然・景勝地

11:45　『鳥居荘』に到着。

富士山本七合目鳥居荘 宿・ホテル

ここでさらに激しい雨が降り始めました。しばらく雨宿りしていたのですが、なかなかやまない。仕方ないので雨の中進みました。雲に近いからなのか、雨粒がものすごく大きく見えました。雷の音も鳴り響いています。

富士山 自然・景勝地

11:55　雨脚は少し落ち着いたようです。

富士山 自然・景勝地

雨自体は降り続いています。

富士山 自然・景勝地

12:50　『太子館』到着。ようやく8合目です。かなり時間がかかりました。そういえば、行動食としてスーパーでばら売りしていた大福と饅頭を持て来ましたが、これが疲労回復にすごく良かったです。

八合目太子館 宿・ホテル

次の目標はあの山小屋です。さすがにへとへとで、ちょっと気を抜けば、屋久杉を見に行った時のように、足がつりそうです。危ないなと思ったら、立ち止まって足をマッサージし、なんとかここまで来れました。

富士山 自然・景勝地

13:10　『蓬莱館』到着。

蓬莱館 宿・ホテル

まだ雨が止む気配がしません。

富士山 自然・景勝地

こうなったら一刻も早く、泊まる山小屋に着きたい一心で先を進みました。

富士山 自然・景勝地

ジグザグとまだまだ道が長く続いています。さすがに体力的にも疲労の頂点に足しているようで、右端まで行って折り返す前に休憩。左端に行って折り返す前に休憩の繰り返しで、休憩する回数が増えてきました。

富士山 自然・景勝地

13:30　ようやく雨がやみ、雲の切れ間も見えてきました。

富士山 自然・景勝地

ようやく山小屋が近づいてきました。

富士山 自然・景勝地

13:50　『白雲荘』に到着。

富士山８合目　白雲荘 宿・ホテル

富士山 自然・景勝地

あと2つ先に宿泊する山小屋があります。

富士山 自然・景勝地

14:10　『元祖室』に到着

元祖室 宿・ホテル

次の山小屋が、宿泊する山小屋です。

富士山 自然・景勝地

ここからまだ結構遠い。

富士山 自然・景勝地

山中湖が綺麗に見えます。

富士山 自然・景勝地

だんだん近づいていますが、この階段状の道が意外とつらい。

富士山 自然・景勝地

14:40　宿泊する『富士山ホテル』に到着。ホテルと名前が付いていますが、ただの山小屋です。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

頂上に一番近い、御来光館とどちらにするか悩んだのですが、御来光館は2人で布団一つ。富士山ホテルは一人に一つ寝袋があるので富士山ホテルにしました。いくら同姓でも、一つの布団に他人と寝るのは勘弁してほしかった。

富士山 自然・景勝地

すでに雨は上がっています。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

ﾁｪｯｸｲﾝ後、すぐに部屋に案内されます。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

この6番が、私の場所です。リュックは中に掛けるところがあります。着替えなどは別の部屋でできるようになっています。まだほとんど宿泊客が来ていないので、今のうちに着替えようとリュクから着替えを取り出そうとすると、冷たい感触が・・・着替えがすべて水浸しです。着替えをナイロン袋に入れてくるのを忘れていました。今はいているズボンも下着も少し濡れていますが、これで明日まですごさなければなりません。正直頭が真っ白になりました。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

一旦外に出て、冷静になります。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

Tシャツ1枚は、何とか濡れてなかったので、汗でびしょびしょのTシャツで過ごさなければならないことだけは回避されました。でも、Tシャツ1枚とレインウエアだけではかなり寒いことが予想されます。
この時点で、夜中に頂上に行って御来光を見ることはあきらめました。ズボンも蓮ウエアとの境目の辺りが濡れていただけなので、このまま過ごすことにしました。
折角登山用具一式購入して、重たい荷物背負ってここまで来たのにすごく残念です。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

でも、そういうことに決めてしまえば、4時くらいまで寝て、ここから御来光を見ればよいので、楽といえば楽です。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

15:10 　先ほどの雨が嘘のように晴れてきました。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

太陽まで出てきています。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

この富士山ホテルは上にも部屋があります。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

収容人数はかなり多いのではないかと思います。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

下からはまだ登ってきている人がたくさんいます。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

食事が16時からということなので、少し横になっておきます。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

本当にぎゅうぎゅう詰め状態なので、上の段より下の方が何かとよさそうです。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

16:00 食事の時間です。定番のカレーです。ペットボトルの水ももらえます。味は意外に美味しかったです。ご飯が柔らかいのではないかと思っていましたが、ちょうどよい硬さでした。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

同時に明日の朝食の弁当も渡されます。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

18:10　食後はまた寝袋に入っていましたが、なかなか寝れません。夕焼けが見れるかもと、再度外に出てみました。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

ちょっと雲が多いですね。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

ちょっと小腹が空いてきたので、カップヌードルを食べました。600円也。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

23:45　その後寝袋に入っていましたが少しは寝てたと思いますが熟睡は出来ません。本日満室なのかと思ていたら、向かい側はがら空きです。こんなに詰め込まずに少し余裕をもたせた配置にしてくれればよいのに。
トイレに行きたくなり外に出ました。するとすごく夜景が綺麗です。これを見るために山小屋に宿泊したのを忘れていました。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

さすがに自分思っているカメラだとこの景色をきれいに撮れませんでしたが、これを見れただけでもここに来た価値があります。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル

なんだかんだ言って、さすがにTシャツとレインウエアの上着だけではかなり寒いです。

本八合目 富士山ホテル 宿・ホテル