2018/08/16 - 2018/08/23
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tapiocaさん
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メラーノから電車で1時間と少し。マッレスとその周辺はロマネスク好物件の宝庫です。バスの時刻表とにらめっこしながら、1日かけて3つの教会/修道院を訪れました。
翌日はメラーノ近郊のチロル城へ。謎のイベントで賑わう彼の地では、’THE ロマネスク’のかわいい彫刻たちが待っていました。
8月16日(木)深夜便で羽田出発~メラーノ泊
8月17日(金)ボルツァーノへ遠足
8月18日(土)マッレス近郊へ遠足
8月19日(日)メラーノ~ミュスタイア
8月20日(月)ミュスタイア~クール
8月21日(火)ツィリスへ遠足
8月22日(水)チューリッヒから帰国
8月23日(木)羽田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
9:16 Merano --> 10:38 Malles
かわいらしい電車(2両編成。時々4両編成)に乗って、マッレスに向かいます。土曜のためか座席は7~8割方埋まっています。 -
マッレス駅にほぼ定時に到着。まずはサン・ベネディット教会を目指します。 駅からは徒歩15分程のはず。
町の中心部に向かって歩き始めると、すぐにこんな風景に。牛がモーモー鳴いてたりして、のどか。 -
道は入り組んでいるし、似たような見た目の教会がいくつかあって、ちょっと迷ったりしたけど、何とかサン・ベネディット教会に辿り着きました。
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火木土は午前中(10:00~11:30)のみオープンなので、ぎりぎりセーフ。ぱっと見、小さな教会ですし、30分あれば余裕でしょう。
1.8ユーロを管理人(係員?)とおぼしきおばあさんに支払って、建物の中へ。結構剥落や退色が激しく、正直、あまり惹かれる(まぬけかわいい)図柄はありません。写真禁止ということもあって、すぐに手持ち無沙汰になり、15分ほどで見学終了。 -
再び歩いてマッレス駅に戻り、予定より1時間早いバスでトゥーブレへ。
12:03 Malles Venosta, Stazione --> 12:18 Tubre, S. Giovanni [バス811番]
この811番のバスはスイスのPostBusの運行ですが、アルト・アディジェ地域の交通案内サイト(http://www.sii.bz.it/it/)で時刻表を検索でき、Mobilcardも使えます(ミュスタイアまで)。車内のモニターに次のバス停が表示されるので、運転手さんの真横に陣取って降りるバス停をいちいち確認する必要もありません。ほっ。
目当てのサン・ジョバンニ教会の名を冠したバス停で降り、そこから教会までは50メートルほど。 -
ところが、教会の扉は閉まっていて、押しても引いても叩いても開きません。事前調査では、日曜以外9:30~17:00に開いてるはずなのに、、、。
冷静になって案内看板を見てみると、火~土は15:00~18:00となってるではありませんか。まあ、こういうこともあるよね、もう12時過ぎたし、とりあえずお昼でも食べながらこの先の展開を考えよう、と思いながら、レストランを探しましたが、それらしきものが見当たりません。(実際には、ミュスタイア方面に15~20分ほど歩くと小さなカフェやレストラン的な店があるようです。)
仕方ないので、1時間に1本の811番バスに乗って、マッレスにとんぼ返り。
12:29 Tubre, S. Giovanni --> 12:46 Malles Venosta, Stazione [811] -
マッレス駅前のカフェで軽くランチをしながらひとり作戦会議の結果、やはりサン・ジョバンニ教会を訪れることにしました。というわけで、また同じルートでトゥーブレへ移動します。
14:03 Malles Venosta, Stazione --> 14:18 Tubre, S. Giovanni [811]
周囲を散歩したり写真を撮ったりしていると、14:45頃に係の方らしき人がやってきて、教会の鍵を開けてくれました。 -
内部はこんな感じ。全体的に青っぽいというか、群青色っぽい感じです。顔の部分が消えてしまってのっぺらぼうみたいなのが、何となく不気味な気も。。。洗礼の場面、イエスとヨハネの間に飛び込む人が描かれているのが面白いな、と思いました。
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道路と反対側の外壁には、大きな聖クリストフォロ。
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その横の木の階段から2階に上がれます。
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2階にもフレスコ画。大部分剥落してますが、一部残っているものは色や表情が1階のものよりははっきりしてる印象でした。スコップみたいなもので作業してる職人さん?や、絵描きの頭頂部(やや薄毛進行中)&筆を持つ手など、おもしろいモチーフのものや、首を落とされる人(聖ヨハネなんですかね、やっぱり)、などなど。
見学の後は、本日通算4回目の811番のバスでマッレスに戻ります。
15:29 Tubre, S. Giovanni --> 15:46 Malles Venosta, Stazione [811] -
16:00 Malles Venosta, Stazione --> 16:12 Monte Maria Burgusio (Malles V.) [バス277番]
マッレスから、本日最後の目的地、モンテマリア修道院に向かいます。(個人的には、何となくドイツ語読みの「マリエンブルク修道院」の方が雰囲気あるなーと思う。)
ここのクリプタ(地下聖堂)にある、鮮やかな青がとっても印象的なフレスコ画を是非見たいと思っていたのでした。
クリプタに入れるのは、6~10月の毎日(日曜除く)17:30~のミサの時だけです(5月のみ15:00からガイドツアー有り)。先達の情報によると、ミサの間にうろうろと見学できるわけではなく、あくまでもミサの「参加者」として入れる、ということのようです。
それはいいとして、気がかりはミサが何時ぐらいに終わるのかということ。というのも、277番のバスは18:47がマッレス行きの最終なのです。万が一最終バスに間に合わない場合に備えて、ふもとのブルグシオまで歩いて274番のバスに乗るパターン、それにも間に合わない場合は、最悪マッレスまで歩いて戻り何とかメラーノ行きの最終電車に間に合わせるパターン、等、シミュレーションは完璧です。(帰国後友人に話したら、「タクシー呼べばいいじゃん」。うッ、そのとーり。。。) -
最寄りのバス停から修道院までは坂道を登って5分程。ミサの参加者は17時30分に中庭(写真の場所)に集合です。併設のミュージアムと売店は17時で閉まりますので、絵ハガキ等購入したい場合はご注意ください。
なんやかんやで時間を潰してるうちに、だんだんと人が増えてきて、17時30分の時点では待ってる人が30人はいたでしょうか。案内係の修道士さんは参加者と談笑しきりで、一向に案内する気配がありません。何度も言いますが、最終バスの件があるので、ちょっとヤキモキ。17時45分頃、ようやくクリプタへの移動が始まりました。約30名がぞろぞろとついていきます。 -
想像していたよりこじんまりとしたクリプタ内部は、地下のせいかひんやり。鮮やかな青色が目に飛び込んできます。
ミサの前にクリプタについて短い説明があると聞いていたのですが、全員が入ると即座に着席するよう促され、フレスコ画をじっくり鑑賞する隙などありません。
クリスチャンでもないのに出しゃばるのもナンなんで、後方の目立たぬ席に座り、見える範囲の(全容は見えない)絵をひたすら鑑賞します(ミサの内容はわからないし、もはや何語で喋っているのかすらわからない。時々、周りの人に合わせて立ち上がったり十字を切ったりしないといけないので、油断はできない)。
写真のこの子(天使)がちょうど目の前にいたのはラッキーでした。(写真撮影禁止なので、絵ハガキです) -
ミサは約30分で終了。ミサの後でちょこっとクリプタ内をうろついてフレスコ画を見れるかな、なんて思ってましたが、案内係の修道士さんが(今度は)さっさと皆を外へ連れ出しました。
フレスコ画をじっくり鑑賞したい方は、5月のガイドツアーへ参加されることをお勧めします。(詳細はHPで確認できます。https://www.marienberg.it/en/info/info-s-for-our-visitors.html)
バスの時間にも余裕で間に合うわ~、と足取り軽くバス停に向かっていると、空には虹が。イエスの父さんからのメッセージかもしれませんが、神の子でない私には内容はわからず。ただ、何だか明日も良い1日になりそうな予感がします。
予定どおりのバスと電車を乗り継いで、メラーノに戻りました。
18:47 Monte Maria --> 18:59 Malles Venosta, Stazione [277]
※ちなみにこのバス、定刻より5分近く早く来ました。要注意。
19:03 Malles --> 20:13 Merano -
9:51 Merano -->10:05 Tirolo, Autostazione [バス221番]
翌日。チェックアウト後、ホテルに荷物を預けてチロル城へ。
可愛らしいチロルのバスターミナルで降りると、ほぼ乗客全員がぞろぞろと同じ方向へ歩き出しました。地図を確認する必要もなく、ついて行きます。 -
間もなく見えてきたチロル城らしき建物。
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舗装された道はほぼ平坦だし、周りには観光客も大勢いるし、アッピアーノ城と比べれば楽勝です。(最後、ちょこっとキツめの上り坂有り)
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リンゴ畑越しのチロル城。
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途中、こんな恐ろし気なトンネルが。車1台がやっと通れるぐらいの幅で、実際に車も通ります。
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トンネルの入口に信号がありました。
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バスターミナルから歩いて20分ほどでチロル城に到着。
チケット売り場に行くと、今日は無料とのこと。貼ってあるポスターによると、どうやら「中世祭り」的なイベントが開催されているようです。 -
中庭は、中世っぽいコスチュームの人々と観光客でけっこうな賑わいです。
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中世キッズも活躍。
中には甲冑を付けた人もいたりして、この暑い中、仕事とはいえ難儀なことよのう、と同情してしまいました。 -
おっと、いけない。中世コスプレを見に来たんじゃなかった。お目当てのロマネスクを目指します。
まずは建物に入ってすぐの扉口。
大天使ガブリエルの受胎告知シーンや、耳をガシガシ噛まれてる(ようにしか見えない)ダニエル(らしい)など、かわいい物件が山盛りです。 -
植物モチーフやドラゴン、セイレーンなど、柱頭の彫刻もお見逃しなく。
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さらに奥に進み、礼拝堂の入口。
右手前あたりに、タッチパネル式でモチーフを選ぶと解説が出てくるモニターがありましたが、実物の鑑賞で忙しく、使用せず。 -
どの彫刻も見飽きることのない可愛さなのですが、この日はミュスタイアまで移動しなくてはならないので、後ろ髪をひかれつつ、チロル城を後にしました。
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221番のバスでメラーノに戻り、パッシリオ川沿いにあるレストランでランチ。ホテルで荷物をピックアップしたら、スイスのミュスタイアに向かいます。
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この旅行記へのコメント (4)
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- mistralさん 2019/03/01 20:39:50
- 今後ともどうぞよろしくお願い致します。
- tapiocaさん
昨夜、前列に座っておりましたmistralと申します。
昨夜はゆっくりお話しする間も無く
お先に失礼させて頂きました。
次の機会には、よろしくお願い致します。
キルベックの旅行記、以前拝見しましたが、
どういうきっかけで見ることが出来たのかはわからないのですが、
なんだかお導きがあったのかも?などと思っています。
チロル城、可愛らしいロマネスクがあって
機会があったら訪れてみたいと思いました。
cokemomoさんもtapiokaさんも軽快な文体で読者を
引き込むお力がおありで、もちろん内容も興味深いですし!
今後ともよろしくお願いいたします。
mistral
- tapiocaさん からの返信 2019/03/01 21:45:28
- Re: 今後ともどうぞよろしくお願い致します。
- mistralさん
こちらこそ、どうぞ宜しくお願い致します!
cokemomoさんから、「mistralさんの旅行記はとても詳しくて、行った気になるよ~」と聞いておりました。まずはロマネスク関連から拝見しておりますが、写真や周辺情報も豊富で、自分が行ったような気になってます(笑)
本当に行ったことのある、モロッコやマルタやトルコの旅行記も、少しずつ拝読させて頂きます。(あと、奈良も好きなので、、、)
来月の講座は行けるかどうかまだわからないのですが、次の機会にお話し出来るのを楽しみにしています。
tapioca
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- マリアンヌさん 2018/09/23 14:21:22
- 南チロル
- tapiocaさん、再び☆
トレンティノ=アルト・アディジェ州は未踏の地、でもロマネスクありますねぇ。
tapiocaさんのガイドをもとに訪れてみたいと思います。
表紙のタンパン、可愛いですね。
その他柱頭も私にとってワンダーランドです♪
また続き拝見します。
マリアンヌ
- tapiocaさん からの返信 2018/09/24 00:19:42
- Re: 南チロル
- マリアンヌさん
お読み頂きありがとうございます!
アルト・アディジェ界隈のロマネスクはフレスコ画が多いようで、今回訪れた中ではチロル城が唯一の彫刻系でした。修復部分もかなりあるらしいですが、とりあえず可愛いからいいか~、という感じです。
アクセスもいいので、あのあたりに行かれる際は是非!
tapioca
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