シンガポール行くつもりがプノンペンに行ってしまいました　3-3

2018/08/12 - 2018/08/15

二泊四日のプノンペン旅行、あっという間でした。最終日は自分達だけで街巡りに挑戦、なんだかんだ言っても、とても楽しい思い出が出来ました。プノンペンを再訪する機会があったら、どんな風に発展してるかとても楽しみです

エリア プノンペン(カンボジア)

• 旅行の満足度: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

「オイスター」でしっかり朝食

たった二日間でしたが、味はバッチシ、毎日食べても満足できると太鼓判おせます。今夜日本に帰らなければならないので早めにチェックアウトを済ませ、荷物をフロントに預けた後、私達家族にとっては小冒険に出発です

ホテル前で客待ちしてたトウクトウクに乗車。フロントで片道運賃は＄5が相場と情報を得たので料金交渉をし、より地元密着の市場という「ロシアンマーケット」に行きました

人のよさそうなドライバーさんでした。私がカメラとかビデオで景色を撮ろうとしたら、身振りでバッグの中にしまった方がよい…と教えてくれました。荷物も内側に置くように…と、しっかり持ち直して、身構えて出かけました

15分位トウクトウクにゆられ、茶色の土煙のたってるような通りを走りロシアンマーケットに着きました。大規模なバラックの古い体育館のような建物の中は、商品で足の踏み場も無いほど…意外とヨーロッパ系の観光客の姿も多く見られ、私達にとっては「ここに居るのは私達だけではない…他の観光客もいる」…心強く感じられました

値札は無く、交渉次第。＄札を使います。私はここで布でできた財布やトートバッグを買いました。個数や値段の交渉が楽しくて、思わずいっぱい買ってしまいました…と言っても全部で＄20位分しか使いませんでしたが…

お魚もたらいの水を使ってさばいてたし、肉類もおおきな塊がもろに吊り下げられて売られてました。もっと沢山写真撮りたかったのですが、カメラ持ってる事がちょっと心配であまり撮れませんでした

キツイ臭いの中でも、普通にお食事してました。慣れですね…

見てるだけでも本当に楽しかったです

市場の後は、プノンペンのイオンモールに行きました。さっきのトウクトウクの運転手さんと時間を待ち合わせ、乗せてってもらいました。料金はホテルに戻った時まとめてでいい…との事だったので、私達もいたる所で客待ちしてるトウクトウクよりは安心だと思い、お願いしました。さっきのロシアンマーケットとは全くの別世界、いっきに都会に戻りました

外観も内も、まさに日本のイオンそのもの！！ここで買った洋服で東京歩いても全然違和感無し！！

ダイソー、その他日本でおなじみのショップがいっぱい…

スタバもあり、ちょっと休憩。この3杯で＄10.75

レストラン街には日本食店、ペッパーステーキなども入ってました。私達はここ、「バーベキュープラザ」でランチしました

ボリュームあって美味しかった

ビールとかの飲み物入れて、3人で＄37.1でした

食品売り場も、ほぼ日本と同じ。程よくカンボジアの品々と、もろ日本の商品が清潔に陳列されて売られてます。イオンさえあれば、プノンペンでも暮らして行ける…本当にそう思いました。現地の人々にとっては多分値段高めだと思いますが、クメール人のガイドさんがすすめてくれた、カンボジア名産の黒コショウ、プノンペン空港では1つ＄9がこちらでは＄4.5で半額でした。（ほぼそういった類のお土産品は空港の半値でした）…バラマキおみやげは是非こちらで…品質も安心できますしね

夕方4時前位にホテルに戻ってきました。地元での買い物が楽しめてとてもよかったです。…お世話になったのでチップも用意して、トウクトウク料金を払おうとドライバーさんにお金を渡しましたが、彼の顔色が変わって、枚数が足りない…と言い出しました。おかしいと思って、お金をすばやく取り返して、目の前で一枚ずつかぞえ直しました。結局＄20あったのですが、数えてる途中で彼がオッケー、オッケーと言って、素早くお金を自分の手に取り、パーっと去ってしまいました。…これがカンボジアか～と改めて、油断してはいけないと思いました

フロントに預けてあった荷物を受け取り、予約してた送迎サービスでプノンペン国際空港に向かいました。二晩だけでしたがお世話になったホテルとお別れです。日本語は全く通じなかったですが、スタッフの皆さんには本当に良くして頂きました。…搭乗するＡＮＡ便は22時50分発なのに、早めにホテルを出発したのは空港でゆっくりショッピングでもしよう、渋滞で遅れる騒ぎをするよりまし…と思ったからでした…が…

渋滞も無く、40分位で無事空港へ到着

素朴でかわいらしい空港でした

出発ロビー。こじんまりした田舎の空港って感じ

どごに行っても中国人の観光客が多かったです。トイレは水洗で清潔だったのは嬉しかった。ペーパーはほとんど流せないですけど…

インフォメーションの案内板はこれ1つ

出発ロビーには軽食を食べられるちいさなショップが2つ、それ以外は何も無し。お土産屋さんなんて全くありません。チェックインを済ませて搭乗券をもらわないと、2階の保安エリアに行くことが出来ません。やることが無く、時間を持て余してしまいました…空港へ来る時間、失敗しました

インフォメーションでカウンターが開く時間を聞くと、出発時刻の3時間前…とのことでした。到着ロビーと出国ロビーのあいだにフードコートがあり、食事が出来るお店が何店か入ってました。日本の吉野家もありました…仕方ないので私達はそこで時間をつぶす事に…

帝皇殿…という中華料理やさん

普通においしかった。飲み物入れて全部で＄41.3でした。保安エリアに行けばラウンジに入れたので無駄遣いっていえば無駄遣いですが…カンボジア価格で感覚的には安かったので仕方ない…時間も潰せたし…

定刻やっとＡＮＡカウンターがオープン。半分くらいＡＮＡの明かりが点いたような…ＡＮＡ、気合を感じます

異国で「ザ・日本」を目にすると、妙に安心感がわいてきます

搭乗券をもらい、速攻でエスカレーターに乗り上の階へ…。こちらは出国手続きを受けてるところ…ゆるかった…。その目の前は免税店です

出国手続きが終わると、目の前にこの写真スポット。ゆるすぎです

コンパクトでしたが、一通りの品ぞろえは在りました。カンボジアの胡椒とか、アンコービールとか現地品もありましたが、そういうのは概ねイオンの倍位の値段でした。ＡＮＡ便が22時50分発の深夜便なので、この時間帯の免税店、客の6割くらいは日本人のようにみえました。ブランド品は数が少ないです。買うというよりは、搭乗するまでの目の保養、気に入った民芸品を買う…それなら十分たのしめるスポットです

お店もそれなりにありました

しゃれたレストランも数店あり

こんなとこにもスタバ進出

共通のラウンジが1か所あります。さっき食べたばかりなのでお腹空いてませんでしたが、せっかくなので「プラザプレミアムラウンジ」行ってみました

受付でインビテーションカードをみせ、ＷＩＦＩパスワードをもらって中へ入りました。出発ロビーではＷＩＦＩ使えませんでした

意外に広々としていて高級っぽかったです

シャワールームも完備

アルコールも結構種類ありました。生ビールが冷えてて美味しかった…と亭主が言ってました

麺類はその場で熱々を作って提供してくれます

甘いものも用意されてて、プノンペンのこのラウンジ、意外とレベル高い…と思いました

さっき食べたばかりなので、ちょこっとだけ頂きました

みんなが並び始めたので、私達もラウンジを出てゲートへ向かいました

今から搭乗するＮＨ818便・22時50分プノンペン発です。成田には翌日の早朝6時45分着、5時間55分のフライトです

機内からパチリ、ちょっとカルチャーショックを受けたプノンペンでした。…思いがけず訪れた国でしたが、よい思い出ができました

深夜便なので食事は出ず、飲み物と一緒にいくつでも選べるアミューズというのが提供されました。せっかくなので一通りの種類いただきました。サーモン美味しかった…

本当にお腹空いて無かったのですが、こんなチャンスは滅多に無い…と、いつでもたのめる軽食…ってのを、再びオーダーしてしまいました。麺類は、往路便で体験しガッカリしたので今回はパス。ミニ牛丼をオーダー、メニューに書かれてる通りの、隣りのカップと同じ位の大きさの、ジャスト・ミニ丼でした…。ふーんって感じ…。美味しかったですけど…

帰りのギャレーの上には、小腹が空いた時用の、いつでも食べられるスナックが用意されてました。歯ブラシ等のアミューズもありました

成田到着少し前に、朝食サービスがありました。こちらは娘が選んだ洋食のオムレツ。おすしみたいに一口大に並べられたフルーツがかわいかった

私が選んだ和食、もちろんお互い食べ比べしました。…が、なんせ食べ続け状態、美味しかったですが、さすがに少し残してしまいました

足がパンパンにむくんでしまい、機内でほとんど寝れませんでしたが、ウトウトしてるうちにあっという間にほぼ成田…。短距離でも無ければ中距離でもなさそう、ちょっと中途半端な路線でした。ビジネスの割には満足度がもう一つ…って感じでしたが…（特典航空券のくせに贅沢言ってすみません）

早朝の成田に定刻無事到着

今乗って来た機体です。飛行機だと、ＦＡさんが日本語でサービスしてくれるのが一番ありがたいって、つくづく思います

なんだかんだと文句言ってましたが、楽しい旅行ができました。家族向けの観光地とは言い難い場所ではありましたが…。次回もどこか行って色々な経験ができるよう、一生懸命マイル修行しよう…、日本に着いたとたん、心に刻み込みました

ちなみに往復ともスリッパは提供されました。復路のみ、歯ブラシ・耳せん・アロマ紙等がセットされたポーチ、頂きました。…ケチっぽくない？