おいしいお米を食べたい新潟の旅

2018/08/13 - 2018/08/14

行ったことない新潟県に行ってみようと思い立ち、せっかくお盆休みなので時間をかけて行きはのんびり在来線で行きました

六日町に一泊して、二日目はちょうど同じ時期にやっていた大地の芸術祭をちょっとだけ見てきました。ほぼ屋外にいたのでものすごく暑かった…
そして至るところで食べたお米がどれも本当に美味しかった！！

8/13(月)7：30出発→高崎でお昼を取って14：30六日町に到着
8/14(火)十日町で芸術祭の作品鑑賞→18時頃の新幹線で大宮へ

エリア 十日町・津南(新潟)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 旅行の手配内容: 個別手配

8/13(月)
朝7時半に自宅を出て新潟県に向かう
今回往路は新幹線を使わない在来線の旅なので、途中駅でちょこちょこ電車待ち

写真は東武東上線から高崎線への乗り換えの時間
暑い…

小川町から八高線に乗換えて高崎へ

ここまでで自宅を出てから3時間経過
高崎でお昼を食べて上越線で水上乗換で六日町まで後半2時間半

八高線以降の電車は本数がぐっと少なくなるから、電車に乗り遅れないかどきどきしていた

7時半に自宅を出てからお昼込みで7時間後、新潟県六日町駅到着！
長かったーー

駅前には商店街があって、夕飯食べるところありそうで安心

駅から歩いて10分ちょい、今日の宿に到着
古そうだけど大きいホテル

今日は夕食なし朝食のみプラン

六日町温泉郷　ほてる　木の芽坂 宿・ホテル

チェックインして部屋に通してもらうと座卓の上にお迎えのお菓子と、南魚沼産コシヒカリで握ったという小さいおにぎりが置いてあった

小腹がすいてたのでお茶を入れてさっそく頂いたらめちゃくちゃ美味しい！
明日の朝食べられるのが楽しみ

部屋は昔ながらな感じの和室
窓の外は緑がたくさんで気持ち良い～

まだまだ小腹がすいている夫が、部屋で食べられるおつまみセットを注文
おつまみ3種と好きなお酒を選べて千円だった

夫が頼んだのは八海山
おつまみちょっと分けてもらったけどこれも美味しかった！

まだそんなに人が居なさそうなうちに温泉に入って、散歩がてら今日の夕飯を食べるお店を探しに外へ
宿の前は田園風景と山々

駅反対側、商店街があった方に歩いて行って町中をぐるぐる

いくつかお店があったけど、定食が食べたかったのでメニューにありそうなお店を探して入ってみた

注文したのは刺身定食
刺身もお米もお浸しや漬物も全部美味しかったけど、特に海老でだしを取った味噌汁がおかわりしたいくらい美味しかったーー

萬盛庵 駅前店 グルメ・レストラン

お店を出て外観の写真を撮ろうとしたら「準備中」になっていた
まだ19時前だけどもう閉まるのかな？

とにかく美味しかったの余韻がすごくて、宿への帰り道ずっと「美味しかったな…」と夫とつぶやきながら歩いた

だんだん暗くなってきた
ひと気のない商店街

8/14(火)
楽しみにしてた朝食

和食メインのバイキングで、やっぱりごはんが美味しい
お米だけおかわりした

早めにチェックアウト
帰りの新幹線は夕方なので今日は大地の芸術祭をちらっと回る予定
ほくほく線に乗って十日町へ向かう

十日町駅から歩いて10分くらいで越後妻有里山現代美術館[キナーレ]到着
まだ10時前だったのでそこまで人は多くなかった

二階建ての建物が回廊になっていて、建物に囲まれた内側に巨大な池がある
今はこの池自体も作品になっていて、一定の位置から見るとちゃんと絵が見えてくるらしい

キナーレでは「2018年の方丈記私記」という企画展をやっていた
いろんな作家さんが四畳半スペースにいろんな作品を作っているそうで、池の周りを囲むようにいろんな作品が展示されていた

入ってすぐのところにあった「つくも神の家」

中には鍬がたくさん

しばらく外の方丈記作品を見ていたけど、屋外のあまりの暑さに耐え切れず建物の中に避難
そこにいた「羊の美容室」

実際に美容室としてお客さんを入れるらしい
中やわらかそうだけど暑くないのかな…

建物2階に上がったら、おにぎりが売られてる！
新潟のいろんな地域のお米を食べ比べできるようになってて、行ったときは4地域のお米があった

まだ10時過ぎくらいで朝ごはんから3時間も経ってないけど、お昼になったら混みそうだし…と今食べることにした

どのお米にするか夫と悩んで、松代と中里のお米にした
ちょっと固めの炊き方でコシがあるのに固すぎなくて、美味しい！
それぞれ味が違って面白い

お米食べてたところの天井は、お米みたいなのがたくさん

そのまま2階を回ってみる
窓から見下ろした中央の池

この位置からだと、何かが描いてあるのはわかるけどまだ絵には見えない。。

お米ゾーンを通り過ぎて、次の角を曲がって進んでいくと、、
池に建物が映ってる！！

さっきの角度からだとまったくわからなかったのに…

建物の天井の裏側部分までちゃんと描かれていて、ほんとに綺麗に映ったように見えるのがすごい！

ちょっと位置を変えると途端に絵がずれてしまうのが不思議

ここではもう完全にずれてしまった

これはレアンドロエルリッヒさんの「空の池」という作品
金沢21世紀美術館のプールの人で、こないだ六本木でも美術展がやってて観に行った好きな作家さんなので、ここで見られてよかった

さらに次の角を曲がって作品ゾーンへ

ここにもレアンドロエルリッヒさんの作品があった
「トンネル」

そのまんまトンネル型の作品になってて実際に中を通れる
車もあって、写真で撮ると普通にトンネルみたいなんだけど…

トンネルは大人が通れるくらいの高さで、車は腰よりも低いので
車の横を通ると巨人になった気分

さらに奥に見えるトンネルは壁に描かれた絵なので、間の明るいところで作品の外に出られるようになってる

このトンネルが楽しすぎて、3周くらいしてしまった

通り抜け系の作品もう一つ「Rolling Cylinder, 2012」

トリコロールカラーのぐるぐる壁
前方と後方に鏡があるから永遠にぐるぐるが続いてて、さらに壁がゆっくり回転するので目が回りそう

ここから見る空の池

池に建物が映ったときの状態を見た後だと、こんな風になってるんだなーとじっくり見てしまう

正面の位置のちょうど反対側
よく見ると、池に映ってる看板の文字とかもちゃんと逆さ文字で描かれてる

池は泳がなければ大人も子どもも入ってOKになってるので、入って涼んでる人がちらほら
私も入りたいな…

1階に戻って、方丈記めぐり再開

「asobiba / mimamoriba」
ロープで作られたコンパクトなアスレチック
実際子どもが遊んでて、大人はうらやましい…

鮮やかな糸が並んでるのが綺麗でずっと見てしまった
「TRANSFIGURATION HOUSE」

糸の断面越しの建物
糸が細すぎてうまく写真で撮れなかったけど、色がほんとに綺麗だった

屋外の作品をまわってさすがに暑くなってきた今なら入ってくれるだろう！と、夫に「池に入ろうよ、冷たくて気持ちよさそうだよ」と提案
池に入れるのを事前に調べていたからちゃんと足ふき用タオルも持ってきたんだ…

そして念願の池の中へ。水の中気持ちいい！
池には屋根がなく太陽がガンガン照りつけて暑いので、入ってる人はそんなに多くなかった

キナーレを満喫したので昼食へ

お米の次に絶対食べたかったへぎそばを食べられそうなお店を探して入ってみた
ちょうどお昼時で待ち時間は15分くらい、あとで調べたら有名なお店だったらしい

写真はへぎそば2人前。布海苔をつなぎに使っているそうで、ほんとに海苔の味がかすかにして美味しい～

越後十日町 小嶋屋 本店 グルメ・レストラン

夕方の新幹線まではまだ数時間ある、でも電車の本数が少ないのでそんなに遠くまでは行けない…ということで、十日町駅まわりのアートを見に行くことにした

駅から歩いてすぐのところにあった2作品
「喫茶TURN」(手前)と「10th DAY MARKET」(奥)

まずは「喫茶TURN」へ
日比野克彦さんが手がけたそうで、お菓子を買うとコップ一杯の日本茶をサービスしてくれる

なんかお茶がぬるめだなと思ったら、水が入った巨大なホースが建物の外壁に設置されていて、ホースが太陽熱で温められて中の水がお湯になったらそのお湯でお茶を入れる…
というのを元々想定していたものの保健所から許可が下りなかったため、温められたお湯と同じ温度のお湯でお茶を入れるようになったらしい

店内ではその日の温度のお湯が天井から流れてきていて、触るとぬるい

外に出た。相変わらずあっつい！！！
建物外壁。このホースの中に水が…

奥のかまぼこ屋根は雑貨やさん
ひびのこづえさんという、日比野克彦さんの奥様らしい

ここではかわいいタオルハンカチを購入

まだもうちょっと時間があるので、飯山線で一駅隣の魚沼中条駅へ
いや～～暑い…

駅兼待合室みたいな建物は無人で空調もなく、あつい、、、

駅のすぐ横にアート作品「目」

2つ並んだ岩があって、全く同じ形同じ見た目になっている
ロープが張ってあって触れないようになってた

この駅には他にも作品が見れるところがあるんだけど、次の電車を逃すと新幹線に間に合わないので駅周辺を徘徊
暑すぎてコンビニでアイスを買って耐える…

電車の時間が近づいてきたので駅に戻る
のどかな風景で良いんだけど、とにかく暑い

綺麗な空の青と夏雲と田園が綺麗
汗だらだら

やっと電車きたーーーーー
あれ？来るとき乗った八高線と車体が似てる

やっとクーラーの効いたところで座れる…

このとき乗った飯山線は2両編成で、自分たちがいた車両には他にお客さんは1人しかいなかった

がらがらのローカル線、雰囲気最高

越後川口駅で上越線に乗換え
お盆ということもあってこっちの電車は混み混みだった
さっきの飯山線のがらがらは何だったんだ…

浦佐駅　ここから新幹線に乗る
出発まで時間があるので駅まわり散策…と思ったもののコンビニくらいしかなかった

17：59
浦佐発の新幹線ときで大宮へ

猛暑の中歩きまわって、汗だくでグッタグタだったので夫と共にうつらうつらしてました
帰り新幹線取っててほんとによかった…と噛みしめながら旅終了