バルカン半島三ヵ国の旅　1

2018/08/10 - 2018/08/11

2018年8月10日～17日

　バルカン半島の三か国（モンテネグロ、コソヴォ、アルバニア）を巡る一人旅。

　大学時代の旅で東欧諸国は殆ど制覇していたのですが、国家として存在しなかったモンテネグロ（2006年独立）、コソヴォ（2008年独立、日本は独立国家として承認していますが、承認していない国も多くて立場的に微妙）、アルバニア（当時ネズミ講による経済破綻で鎖国状態、到底訪問できる状態でなかった）の三か国が残ってしまっていました。ちなみに今はベオグラードを首都としているのはセルビア共和国になっていますが、私が訪問した時点ではいわゆる新ユーゴスラビアでした。2003年にセルビア・モンテネグロに改称して、最終的に分離独立しています。

　関空発、成田着のバンコク経由のタイ航空、ミュンヘンIN、ウィーンOUTにチケットを繋げました。休日出勤の振替休日を8/10にあてて、夏休みとくっつけての10連休にしました。成田からは横浜の実家に戻ります。

　今回はかなりハードなスケジュールでしたが、直前の台風には内心かなり焦りましたが、それてくれてホッとしました。去年の様な大幅な飛行機遅延もなく来れました。非常にマイナーな国々なので、情報も少なかったので、英語のインターネットサイトでも情報収集をして、後は出たとこ勝負でした。これで通算93ヵ国訪問、旧ソ連地域を除くヨーロッパは全て制覇しました。




★08/10　福井～関西空港～バンコク～
★08/11　～ミュンヘン～ティラナ泊
　08/12　ティラナ～ベラティ～ジロカストラ泊
　08/13　ジロカストラ～ベラティ～プリシュティナ泊
　08/14　プリシュティナ～
　08/15　ポドゴリツァ～コトル～ポドゴリツァ泊
　08/16　ポドゴリツァ～ウィーン空港～
　08/17　バンコク空港～成田空港～日暮里～横浜

エリア ミュンヘン(ドイツ)

8月10日（金）
　昼前の関空発のタイ航空なので、間に合う計算なので福井から電車を乗り継いで関空へ。福井駅はついに自動改札が導入されます。

　途中、大阪府北部の高槻市、茨木市辺りで屋根がブルーシートで覆われた家々も多く、改めて大阪北部地震の大きさを感じました。最近は西日本豪雨のニュースばかりですが。関空快速、大して早くないのでたるいかも。

福井駅 (福井県) 駅

　タイ航空のラウンジで一息。

関西国際空港 空港

　11:45発のタイ航空924便でバンコクへ。今回のヨーロッパ往復のチケット探し、タイ航空がぶっちぎりで安く、関空発成田着もできて、なおかつ最近制度が変わったみたいで安い航空券なのに全日空のマイレージが100%貯まるという非常においしいチケットでした。機内エンタメも、それなりに充実していますし。

関西国際空港 空港

　6時間ほどでバンコクへ。

9時間ほどのトランジットがあるので、バンコクの街に出てみる。バンコクの街に出るのは６年ぶりで、記憶がややあやふや。観光名所は殆ど閉まっているので、夜のバンコクを探検。

エアポートトレインでマッカサン駅へ、

マッカサン駅 駅

この歩道橋は、前回来た時はなかった気がします。

なんか日本だと怒られそうな光景です。タイだと日常茶飯事かもしれません。

そのままスクムウィット通りを散策。

スクムウィット通り 散歩・街歩き

更に移動して、

シーロム通りへ。この辺りは何度か来ているので何となく覚えている、が以前よりも出店の数が減ったような気もする。

シーロム通り 散歩・街歩き

タイ料理も食べてみる。

お姉さんのお店も多い一方で、お兄さんのお店の多い通りもあり、あれは一体どういうお店なのか気になって仕方ない。怖くて入らなかったけど。

タイマッサージで癒される。フットマッサージは初めてやってみました。

8月11日（土）
　バンコクの空港に戻り、ラウンジでシャワー浴びようとしたら4人待ちと言われて、飛行機の出発時間が迫っていて焦っていたら、機転利かせてくれて向かいのラウンジのシャワーが空いていたので、そちらを使わせてもらえた。

ロイヤルシルクラウンジ (スワンナプーム空港内) 空港ラウンジ

タイ航空924便でドイツ・ミュンヘンへ。

スワンナプーム国際空港 (BKK) 空港

霧に包まれるミュンヘン空港周辺。

　初ミュンヘンで、トランジットまで9時間ほど時間があり、荷物どうしようと思っていたらルフトハンザグループの共同チェックインカウンターで次に乗るアドリア航空のチェックインと荷物預かりが出来たので、チェックインを済ませる。ちなみにアドリア航空は、スターアライアンス加盟のスロベニアの航空会社です。

フランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港 (MUC) 空港

（空港ターミナル）

フランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港 (MUC) 空港

　ミュンヘン市街往復であれば一日チケット買った方が割安なので、自動券売機で買おうとしたものの、なかなか買い方がわからず、駅員さんに教えてもらえてようやく購入。心なしかかなり涼しい。

　40分ほどでミュンヘン中央駅に到着。

ミュンヘン中央駅 (ハウプトバーンホフ) 駅

バンコクよりも静かで少しホッとする。

ミュンヘン中央駅 (ハウプトバーンホフ) 駅

地上に上がると、いかにもヨーロッパの駅という感じである。チューリッヒ中央駅もこんな感じだったなーと思いだす。

ミュンヘン中央駅 (ハウプトバーンホフ) 駅

町中を散策してみる。

5分ほど歩くと、カールス門に到着。

カールス門 建造物

　ミヒャエル教会、アルプス以北では最大の丸天井を持つルネッサンス様式の教会。

聖ミヒャエル教会 (ミュンヘン) 寺院・教会

　更に歩いていくと、

　町の中心、マリエン広場に到着。新市庁舎が堂々とした姿で立っている。

ミュンヘン新市庁舎 建造物

　そこからさらに北に向かうと、

　バイエルン王家であるヴィッテルスバッハ家の本宮殿、「レジデンツ」に到着

ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー

（記念の一枚）

ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー

　中には宝物館と、王宮の当時の姿が残されている博物館があり、まずは宝物館へ。

ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー

　うーん、まさにドラクエの世界。

ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー

　次は博物館へ。ルネッサンス様式の丸天井が印象的なアンティクヴァリウム。

ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー

ヴィッテルスバッハ家の子孫の肖像画が並んでいる祖先画ギャラリー、

ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー

いろんな意味ですごいと思う。

ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー

迷路のようだった。

ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー

（レジデンツ博物館）

ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー

（レジデンツ博物館）

ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー

（レジデンツ博物館、何となく緑色の部屋なので　笑）

ミュンヘン レジデンツ 博物館・美術館・ギャラリー

マリエン広場の時計台は11時と12時になると機械時計が動くので、

マリエン広場 広場・公園

その時間に合わせて観光客が集まっていた。

マリエン広場 広場・公園

　時間にあると動き出す

マリエン広場 広場・公園

　からくり時計

マリエン広場 広場・公園

からくり時計のショーが終わると、一気にすいてきた。

マリエン広場 広場・公園

（記念の一枚）

マリエン広場 広場・公園

ランチでホーフブロイハウスという有名なビアガーデンへ。

ホフブロイハウス 地元の料理

内部は3000人近く収容できる巨大ビアレストランで、ビール1リットルとか頼めるけど、ビール飲めないので、

ホフブロイハウス 地元の料理

ミュンヘン名物の白ソーセージだけ食べてみる。 仔牛肉にパセリや香辛料を混ぜたすり身を白い皮で包んだソーセージで、結構おいしい。

ホフブロイハウス 地元の料理

　マリエン広場横の聖ペーター教会へ。

聖ペーター教会 (ミュンヘン) 寺院・教会

塔の上からマリエン広場が望めるものの、入口の時点で大混雑。

聖ペーター教会 (ミュンヘン) 寺院・教会

ようやく塔の入口に入ってもエレベータなんて言うものはなくひたすら92mを上る。狭くてすれ違うのも困難な階段をひたすら上る。

聖ペーター教会 (ミュンヘン) 寺院・教会

他に高い建物もなく、上から見た景色は奇麗だった。

聖ペーター教会 (ミュンヘン) 寺院・教会

（新市庁舎とフラウエン教会）

聖ペーター教会 (ミュンヘン) 寺院・教会

（新市庁舎とマリエン広場）

ペータース教会 寺院・教会

（フラウエン教会、ミュンヘン中央駅方面）

聖ペーター教会 (ミュンヘン) 寺院・教会

マリエンプラッツ駅から空港に戻る。

マリエンプラッツ駅 駅

ラウンジで一息ついて、

ルフトハンザドイツ航空ラウンジ (ミュンヘン空港) 空港ラウンジ

アドリア航空713便でアルバニアの首都・ティラナへ向かう。

フランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港 (MUC) 空港

（アドリア航空機体）

フランツ ヨーゼフ シュトラウス国際空港 (MUC) 空港