2017/03/09 - 2017/03/11
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コゲメシ☆徘徊録さん
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幾ら想ってみたって長期に自宅を離れるのは無理というものです。せいぜい2泊が関の山。それも何かあったら即座に自宅に帰れるよう行動範囲も限られてきています。それでも温泉に浸かって一息つくのが今一番の精神安定剤であります。幸い首都圏の近郊電車で行ける範囲にはまだまだ行った事のない温泉があります。ハワイに行けるようになるまでは近郊の温泉地巡りを楽しもうではありませんか。首都圏から新幹線や特急列車を使わなくっても一回乗り換えるだけで行ける温泉地を目指しましょう。
- 旅行の満足度
- 3.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 3.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- JRローカル
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
乏しい年金で暮らす老夫婦にとっては新幹線とか特急列車とかは無用な存在です。第一老夫婦の暮らす町の最寄り駅には新幹線はおろか特急列車だって殆ど停車しません。せいぜい通勤電車のグリーン車でささやかな旅を始めましょう。
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自宅を午前中に出発して近郊電車を乗り継げば午後2時には温泉地近くのJRの駅まで辿り着けます。勿論、東京駅から新幹線に乗り換えれば凡そ半分の時間で到着するんでしょうけど、そんな勿体ないお金の使い方は出来ません。その代りに近郊電車の車中で美味しいお弁当を頂きましょう。普段なら自宅でおにぎりを作って持ち込むのですが、少しだけ贅沢気分になれるというものです。
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そんな時、老夫婦がお昼ごはんを調達するのは駅の弁当売り場でもありませんし、駅ビルのきらびやかなお惣菜売り場でもありません。普段お買い物をしている鮮魚店なのであります。
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朝10時の開店時間に合わせて鮮魚店に突入します。まだまだお客さんの姿はまばらです。速攻陳列棚のお寿司を確保してレジにむかいます。次いでですが、この鮮魚店は午後から夕方にかけて大混雑します。ご近所の主婦ばかりでなく隣の駅から電車でやってくるお客さん、裏路地の料理屋さんまでも食材の補充にやってくる鮮度抜群の優良店なのであります。
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亀次朗が寿司弁当を確保している間に鶴弥は駅に先行して缶ビールとグリーン券を調達しておく手順になっています。発車時間は10時15分。つまり鮮魚店が開店してから電車が出るまでの15分が勝負になります。駅前商店街を寿司を揺らさないようにドタバタと速足で歩く爺ぃをご想像くださいまし。
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亀次朗が改札を通って鶴弥が待つグリーン車に到着して僅か2分で発車時間になりました。やれやれ、温泉に向かうというのは何と疲れる行為なのでありましょうや。ひとまずは缶ビールで乾杯。二泊三日のミニ湯治の始まりです。
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この日の老夫婦の旅立ちメシは「上握り寿司1000円(上の画像)」と「雲丹・中トロ軍艦巻き1000円(下の画像)」の二品であります。この鮮魚店、店舗の二階にお寿司屋さんも経営しているご近所名物店。朝からお寿司を握って準備をしているんだそうです。一番安い握り寿司や海鮮丼は600円からあるんですけど、せっかくのお出かけです。予算限度最高額(1000円)のお寿司を頂きました。
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さて皆さん、僅かな年金で暮らす老夫婦にとっては温泉宿に泊まるというのは一大イベントであります。効能あらたかな温泉宿の一番安いランクの部屋に泊まって、その分長逗留するのが理想なんです。
そういう意味において亀次朗が最近一番ハマっている温泉宿は箱根外輪山の西に位置する竹倉温泉の一軒宿錦昌館であります。あすこの茶褐色の渋いお湯にどっぷりと浸かって暫しの夢見心地を味わうのは極楽気分になれるというものです。
⇒https://4travel.jp/travelogue/11252544 -
お部屋だってほらこの通り、布団二枚敷いてもテーブルで寛げる充分に広いお部屋で一泊二食6000円とは年金生活の老夫婦にとって嬉しい価格設定なんです。
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処が鶴弥にとっては和室の畳に布団で寝るのはあまり嬉しい事ではなかったそうです。加齢による筋肉の衰退と同時に膝関節の潤滑油切れを起こしている老婆にとっては「布団よりベッド」という選択肢を大切にしたいんだそうです。
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何よりも老婆が譲らなかったのは「お部屋にお手洗いが無いなんて許せない!」というものでした。何も温水洗浄便座までは求めないものの「お部屋に洋式お手洗い」は欠かせないんだそうです。でもそんな我儘言っていたら栗駒高原須川温泉旅館の湯治部屋には泊れなくなってしまうではありませんか。あすこは台所が付いた六畳間で一泊(自炊)4000円程度。勿論お手洗いは部屋の外ですが、何よりも強酸性の白濁濁り湯がどしゃどしゃと注ぎ込まれる源泉かけ流しの大露天風呂なんです。今の内からそういう安い宿に慣れておかないと2020年東京オリンピック避難の疎開生活の際に困ってしまいますぞ。
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何を言っても老妻には勝てないというのが世の常であります。姫さまの仰せの通り、ベッドにお手洗い付きの安宿を探して予約完了したのは出発二日前の事でした。私らには縁がないけど新幹線停車駅から一日二便だけ無料送迎バスが出ているというのです。その時間に到着するよう各駅停車で向かいます。にしてもガラガラ・スカスカな駅前でありました。これでも一応東北新幹線の停車駅なんですけんども。。。。
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何故か送迎バスのボディには予約した宿とは違う名前がでっかく掲げられています。ほんまにこのバスでいいんでしょうか?運転手さんに何度も確認してから車上の人となったのであります。
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無料送迎バスはまだまだ雪が残る山に向かって出発します。スキーシーズンが終わって春の観光シーズンが始まる前のスカスカな時期の温泉旅であります。
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閑散期にも関わらず定員近くまで乗車したお客さんを載せた送迎バスは裏寂しい雑木林をひたすら登り続けます。さて一体どんな宿なんでしょうか?
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最近よくあるテレビの旅番組で出演のタレントさんが「きゃあ~」とか言いながら広いお部屋に通されたり貸し切り露天風呂にでっかいバスタオルにくるまれてお湯に浸かったり豪華な食事をつまんだりして結局は画面の下の方に「一泊二食32000円~」とかティロップが流れてきて悲しくなったりしませんか。そりゃそんなに高い値段の宿だったら申し分のない旅行が出来るんでしょうけど、年金生活の老夫婦にとっては「古くってもいいから、狭くってもいいから、お料理が少なくってもいいから」予算は10000円以内で収めたいものなんです。
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老婆が「ベッドでなくっちゃ嫌」だの「部屋にお手洗いがなくっちゃ駄目」とか我が儘をこいていますが、そんな贅沢を言っていたら一人一泊二食10000円という大原則が崩れてしまうではありませんか。姫さま(=老婆のこと)の仰せを守りつつ限られた予算で探した宿は北関東の山の中腹に建っていました。エンタランス(上の画像)は古ぼけた昔の国民宿舎のような低層ビルだったんですが、チェックインの順番待ちで通されたロビーはこんな感じ(下の画像)。あれ?何だか豪華です。ほんまに予算内で収まっているんでしょうか?
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大きく開けたロビーの窓からは広大な林野が広がっています。遥か遠くに見えるのはいわき山系でしょうか。いやしかしほんまにこの宿やったんやろか。駅前で違うホテルの送迎バスに乗っかっちゃったんでしょうか?んでも運転手さんが持っていた予約リストでわしらの名前確認したしなあ。ま何処にでも居るありふれた苗字だしなあ。。。
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ようやくチェックインの順番がやってきました。どきどきどき
「あのお予約した鶴亀ですけどほんまに一泊二食10000円でええんでしょうか?」
フロントのおねいさんがほほ笑えみながら答えてくださいました。
「はい、税込み10800円で承っております。」
あ~ホッとした~
「お食事は軽めのコースでよろしいのですね。」
はいはいもう何でも結構ですから泊めてくださいまし。こうして二泊三日のミニ湯治が始まったのであります。 -
【おまけ】今回のお会計はこんな感じ。老夫婦にとってはかなり贅沢なお宿でありました。たっぷりと温泉に浸かってノンビリさせて頂きました。
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さて一泊二食で10800円(税込み)のお部屋とは一体どんなもんなんでしょうか。
そういえばいつだか友人と行ったソウルの宿は凄かった。ドアを開けたらダブルベッド一台だけ。ベッドの周囲にはスーツケース一個置くスペースすら無かったんです。それこそどうやってこの狭い空間にダブルベッドを詰め込んだんだろうって不思議に思える極狭物件だったんです。でもまさか中年おやぢ二人で極狭ダブルベッドに抱き合って寝る訳にもいかず慌ててフロントに掛け合ってもう一部屋取ってもらったんです。あ~ビックリした。忘れもしない鍾路三街の泥酢ホテルだ。建物も綺麗だしフロントもしっかりして好印象だったけどあの狭い部屋には参った参った。閑話休題。
今回のお部屋はどんなんでしょうか。 -
あまり期待もせずフロントで受け取ったルームキーを持って長い長い廊下を歩きます。平面図を見ますとこの建物は平仮名の「く」の字の形をしています。フロントは真ん中の折れ曲がった辺り。「く」の字のてっぺんの辺りまで歩いた処に老夫婦にあてがわれた部屋はありました。ドアを開いて驚いた。めっちゃ綺麗で広いお部屋ではありませんか!入って直ぐ右手にはロッカー、左手にはバストイレ、その先にはクイーンサイズのベッドが二つ、更にその奥には広いリビング部分があるんです。
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ゆったりとしたリビング部分。ここだけで3~4人寝られそうです。滞在中はここでゴロゴロと過ごしました。
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家に帰って調べてみたら42㎡もあるデラックスルームというカテゴリーのお部屋でした。フロントのおねいさんが間違えて広い部屋にしてくれたんかなあ。都心のビジネスホテルの倍くらいある広さです。
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安ブロガーの性としては部屋の設備は全て開けてみたくなります。まずは冷蔵庫。小型の冷蔵庫の中は空っぽ。という事は持ち込んで良かったのかなあ。残念。
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サービス飲み物は日本茶の用意あり。何故か「牛蒡茶」「しいたけ茶」が二杯分あり。御着き菓子やコーヒーは無かったです。
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貧乏な老夫婦には無縁なセーフティーボックスが完備されていました。四桁の暗証番号を自分で登録して一回ごとに更新するタイプでした。
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一泊二食付き税込み10800円のお宿ですが、かなり広いバストイレユニットが付いていました。新式の洗浄便座付はポイント高いですね。
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ラナイから見えるのは雑木林のみ。。。。ま、ここには温泉を楽しみに来たんです。そろそろお風呂に行ってみましょう。
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一泊二食10000円の湯治宿。お部屋は広々42平米。リニューアル仕立ての立派なお部屋でした。食事だって老夫婦には充分なボリュームです。さて肝心なお風呂はどんなんでしょう。大浴場は傾斜地を利用して建築されたホテルから階段を下って向かいます。
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それぞれ風呂に入る前に風呂上りの待ち合わせ場所の確認。脱衣室の手前にまるで温室のようなガラス張りの明るい部屋がありました。マッサージチェアーやウォーターサーバーもあるので鶴弥の長風呂にも待っていられそうです。書き忘れましたが部屋の鍵はシリンダー錠。流行りの非接触カードキーではありませんから、先に部屋に帰るコトは出来ません。
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お肌すべすべ、疲労回復に効果あり。ゆっくりと一週間程逗留してみたいですね。
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このクラスの湯治宿にしては珍しく洗い場に衝立が固定設置されています。知らないおぢさんやロン毛の若い衆のシャワー攻撃を受けないで済むのは極めて得点高いです。もっとも閑散期なもんだから相客は誰も居ませんでした。
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内風呂は沸かし湯。さらさらとしたとても温まるお湯です。体を温めてから露天風呂に出陣です。
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平日お昼過ぎの露天風呂。誰も居ません。たっぷりの白濁の湯に肩まで浸かりましょう。
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う゛~
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やっぱり日本人には濁り湯ですなあ
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お楽しみの夕ごはん。といっても一泊二食税込み10800円の宿です。お部屋はリニューアル直後の広々42㎡。その分、夕ごはんには期待しない方がよさそうです。
最初申し込んだ時に「特別/取り分け和洋創作料理」となっていましたから、きっと何か仕掛けがあるんでしょう。
もう一つ老夫婦には理解し辛い点がありました。夕ごはん会場に行くのに「浴衣は不可!」っていうんです。せっかくの温泉湯治に来てゆっくりたっぷり温泉に浸かった後、夕ごはんを食べに食堂に行くのに着替えてくださいって云うんです。湯上りのくった~っとした気分で生ビールで乾杯といきたいのになあ。 -
ともあれ席に案内されると、本日のメニューが用意されていました。何だかちゃんとしています。お会計が心配になってきました。
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前菜盛り合わせ。これは二人分。
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キノコの紙包み焼きは各々にやってきました。
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処がメインの「サワラと小エビのソテー」はこれで二人分。一人一切れしかありません。これが噂の「取り分け料理」というヤツなんでしょうか。。。。
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次に登場したローストビーフで理解しました。厚さ4mm位のローストビーフ四枚がワンプレート。これが二人前の「取り分け料理」なんです。他のテーブルを見回しますと、皆さんそれぞれにこのローストビーフ四枚一皿がサービスされています。つまりはメイン料理の量が普通のプランの半分という事なんですね。それでも喰いきれない老夫婦。歳は取りたくないもんです。(涙)
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ご飯は卵粥。流石にこれはそれぞれに頂けます。
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何故か充実していたデザート。コーヒー、アイスクリームはそれぞれに頂けました。
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今時の温泉宿の朝ごはん。
人出不足を反映しているのでしょうか。バイキング方式が一般的になっています。あまり食べられなくなってきた老夫婦には、鯵の開き・目玉焼き・納豆にお漬物といった正しい日本の朝ごはんが嬉しいのですが、今時そういう朝ごはんを食べられるのはもっと高い旅館に泊まらねばならないのでしょう。 -
たっぷりの野菜やパンが並んでいます。高原牛乳にカレーなんかもあってお腹いっぱいになってしまいそう。
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亀次朗のチョイスはこんな感じ。カレーライスに野菜サラダ、高原牛乳を頂きましょう。こういうバイキング形式だとウィンナーソーセージとか卵焼きが無いなあ。安いプランだから仕方が無いと思っていました。
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そしたらウェイターさんが大きなお皿にお惣菜を盛り合わせて運んできてくださいました。あらら、このおかずが銘々に頂けるそうです。めっちゃ豪華じゃありませんか。
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後でお聴きしたら、人の物は自分の物というお国柄の団体客が押し寄せて来た時にバイキングのお惣菜をハイエナのように食い散らかしてしまって大人しい日本人湯治客が全然食べられなかった事があったんだそうです。それ以来、宿泊人数が少ない日にはこうやってセミバイキング方式にしているんだそうです。湯治湯も苦労してるんですね。
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