2018/11/03 - 2018/11/07
24位(同エリア241件中)
しげじんさん
たまたま新聞で見つけた『富山⇔大連便 就航20周年記念』の航空券プレゼント企画。
期待もせず応募すると、まさかの当選!
しかし、就航は土・水のみ。
嬉しいけれど、有休3日が必須となり厳しい・・・。
とにかく5日間の行程を立ててみる。
当該便は、2015年のGWに利用。
その時に訪れた北朝鮮との国境都市「丹東」が印象深い。
しかし、心残りは北朝鮮の国営放送のライブ映像を見忘れたこと。
また、当時は大連⇔丹東は、4時間超のバス移動だったが、高速鉄道が完成間近だった。
さらに、今年3月の『未来世紀ジパング』で「丹東に『江戸温泉城』という施設がオープンし、北朝鮮を眺めながら露天風呂に入れて大盛況」と紹介され興味を持っていた。
そこで、今回の旅の目的を以下に決定。
【1】朝鮮中央放送を生視聴
【2】丹大高速鉄道に乗車
【3】丹東江戸温泉城で入浴
また、前回訪中後、更に北の「図們」では中朝国境線を跨げる地域があることを知る。
行くことはないと思いながらも気になっていた。
ヨシ行ってみよう!
5日間は、自分には比較的長く、一日を「大連」に滞在するか悩む。
そこで、ガイドブックで必ず出てくる日露戦争の激戦地「旅順」を検討。
そんなに気乗りはしないが、事前に知識は得ておこうとDVDをレンタルし『二百三高地』と『坂の上の雲』を鑑賞。
すると、一気に自分の中で盛り上がり、本旅のメインに押し上がる。
幸い有休もゲットでき、以下でGo!
行程は以下の通りで,今回は■部を紹介!
11月3日 ■ 富山(12:30)⇒⇒大連(14:20)
(土) ■ 大連北(16:27)⇒丹東(19:08)
■ 北朝鮮レストラン『丹東高麗飯店』
――――――――――――――――――――――――
11月4日 ■ 鴨緑江断橋
(日) ■ 丹東江戸温泉城
■ 丹東(19:13)⇒瀋陽(20:30)
□ 瀋陽(22:51)⇒
――――――――――――――――――――――――
11月5日 □ ⇒吉林(06:18)
(月) □ 吉林(07:12)⇒図們北(09:15)
□ 北朝鮮「江陽駅」眺望
□ 日光山森林公園
□ 中朝国境線『図們大橋』
□ 図們北(16:10)⇒大連北(22:31)
――――――――――――――――――――――――
11月6日 □ 東鶏冠山北堡塁
(火) □ 203高地
□ 白玉山
□ 天津街
□ 勝利広場
――――――――――――――――――――――――
11月7日 □ 大連(08:20)⇒⇒富山(11:30)
(月)
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- 中国南方航空
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-
ある朝(6月27日)新聞を読んでいるとこんな記事が。
2015年のGW、この就航便で「大連」に行き足を延ばした「丹東」が今でも印象深い。
すると、下の方に「富山⇔大連の往復航空券を1名様にプレゼント!」とある。
このネット時代にハガキ限定応募・・・。
ちょうど官製ハガキが余っていて使い道もなかったので、応募してみる。
ハガキの消費が目的で、当選は期待せず。
5枚+おまけ1枚で6枚応募。 -
応募したことも忘れていた8月2日。
会社から帰宅すると、郵便受けに『中国南方航空』からのレター。
もしかして当選したのか? -
まさかの当選!
しかし、条件はあり、10月10日から12月22日の期間限定。
就航は、水・土の週2便。
どちらの出発でも3日間の有休が必要。
悩ましいが、行くなら土曜出発の方が良いかな。 -
とりあえず、5日間の行程表を完成。
この検討が、一番楽しい時間
当選規定の30日前までに簡略化した旅程を提出。
出発は 11月3日(土)。
すると『中国南方航空』から、「10月28日より月曜便の増便の可能性あり」と連絡。
(10月13日に増便決定が新聞掲載)
しかし、検討して気分が乗っているので、5日行程で決定! -
出発5日前、空港税・燃油サーチャージ他 9,360円を『中国南方航空』富山支店に支払い。
翌日、FAXでEチケットが送られてきた。 -
前日まで、行程確定できず。
理由は「瀋陽⇒吉林」の寝台列車が、ずっと“売切れ”状態だったこと。
しかし、何故か上記区間を包含する「大連⇒吉林」は空きがある。
出発前日の夕方にようやく「軟臥」40枚開放。
直ぐに予約。
しかし、その数時間後には更に大量放出されていた。
仕組みが良く分からない。 -
【1日目:11月3日(土)】
今回は、富山駅前からバスで空港に向かう。 -
6番バス乗り場。
大連便に合わせた空港直行便がない。
10:05の路線バスに乗車。 -
出発の約2時間前に空港到着。
-
カウンターはガラガラ。
しかし、チケットの発券に手こずっている。
何やら“IDナンバー”らしき入力が必要なよう。
無料チケットが原因か?
3人がかりで何とか解決したよう。 -
待たされたが、無事発券された。
-
最近、ゴールドカードに変えたのでラウンジを利用しよう。
-
3回目の利用。
三女が好きだった『クラムちゃんだ』を4杯も飲んでしまった。
受付の人から「今日の大連便は、30人くらいで少ないです」との情報。 -
確かに、搭乗ロビーは閑散としていた。
-
11:55に搭乗開始。
-
ガラッガラ。
-
窓側確保したが、横も前も後も誰もいない。
通路を挟んだ隣のシート群も誰もいない。 -
ビール飲む前に、事前に入手しておいたSIMに入れ換える。
ちゃんと繋がるか?
(快適に使え、中国では見れないと聞いていた『Yahoo』も『Google』も使えた) -
青島ビールとチキンのランチ。
ビールは少し冷えていた。
ランチの味は、いかにも機内食。 -
青島ビール2本目にいく。
CAさん面倒なのか、プルタブ開けずそのままくれた。 -
自席の左窓側のA席は陽が当たって眩しい。
そこで、使いたい放題の右窓側に移動。
陸地が見える。
GPSで確認すると、北朝鮮の領土。 -
GPSでは、この辺り。
-
結構早くから高度を落とす。
まだ到着1時間前なのに。
と思ったら、着陸体勢。 -
予定の40分前に到着してしまった。
高速鉄道の乗車手続きが、思った以上に時間かかりそうだっただけに助かった。
新しいSIMも認識! -
沖止めバス移動。
-
入国審査もガラ空きで、あっという間に完了。
-
タラップを降りて、わずか10分で中国入国。
-
両替を窓口かATMか悩んでいたのだが、ATM見当たらず。
一店しかない窓口で4.5万円換金。
2,517元になる(17.88円/元)。 -
空港出ても閑散。
前回のような、客引攻勢もない。 -
極めて順調。
計画より1:20前倒しでタクシーに乗り込む。 -
しかし「大連北駅」まで、それなりの距離だった。
思ったより時間かかり、金額もかかった。 -
「大連北駅」の北口前で降ろされたが、入るといきなりチケット確認場。
チケット持っていないが、スマホで予約画面を見せると、苦笑いして通してくれた。 -
そして、楽勝で手荷物検査場をパスしてロビーへ。
-
バカみたいに広い。
しかし、チケット売場が見当たらない。
総合受付で聞いてみる。 -
チケット予約画面を見せるも、受付のお姉さんは言葉が通じないことを分かってか苦戦。
結局、スマホの翻訳アプリで会話。
単純に「真っ直ぐ進んで左に曲がって下の階にある」と言うだけだった。 -
いったん南口前に出る。
こちらが正門のようだ。 -
中国の建物入口に必ずあった分厚いカーテンのようなもの。
冬期、扉を解放されたままにされない工夫か? -
事前情報では、中国の切符売場は物凄い行列とのことだったが・・・。
ガラ空き。 -
前倒しで一本前の15:23発に乗れそうだが、無理をせず予約便(16:27発)にする。
スマホに保存した『Trip.com』の予約済画面を受付に見せ、パスポートを渡す。 -
手際よく手続き進み、直ぐにチケットが出てきた。
-
そして、再びチケット確認場へ。
ここでは、怖いおじさんが「パスポートも出せ」と怒りだす。
そして、手荷物検査もパスして後は乗るだけ。 -
まだ出発まで1時間以上ある。
2階のフードコートへ。 -
『真味』という店へ入店。
-
排骨麺36元と青島ビール15元を購入。
ビールは「冷えたやつの方が良いか」聞かれた。
だいたい海外の食べ物は、クセがあっても美味しいと思うのだが、ここの麺はイマイチ。
旅行記を書きながら時間を潰す。 -
出発30分程前に席を立ってロビーを散策。
何故かマッサージチェアが沢山並び、満席。 -
電車のお供にビールとポテチを購入。
-
15分ほど前になって改札。
-
見てみたかったアジアっぽい鉄道のホーム。
圧巻。 -
先頭車両を撮ろうと前に進む。
撮ったのは16号車で、自分の席は1号車。
写真撮影後、急いで1号車に向かう。
発車2分前くらい、車掌に車内に入れられる。 -
無理矢理入れられた6号車から中を歩いて進む。
二等席は日本の新幹線の普通席とほぼ同じ。
しかし、床が汚く、食べ物の臭いもキツく、何よりうるさい。 -
予約した一等席は、新幹線のグリーン車のよう。
-
静かで綺麗でフットレストもある。
約1,000円の上乗せならば、断然こちらが良い。 -
今回の旅の目的の一つ『丹大高速鉄道』の乗車は達成!
しかし、日本の新幹線と変わらないので、直ぐに飽きる。
2:41の乗車は長い。 -
一等席にはコンセントあり。
-
定刻通り19:08「丹東駅」到着。
1号車の先頭から写真を撮ろうと奥に進む。
しかし、何故か車掌に奥に行くことを遮られた。 -
丹東駅前。
以前訪中した時の雰囲気のまま。 -
明日 出発時にバタバタしないよう、切符を買っておこう。
ここでも切符売場は離れていた。
無駄に広いチケット売場。
まだ19時台なのに、深夜のような静けさ。 -
翌日の切符も買えるか心配だったが、予約画面を見せて一瞬で完了。
-
駅前の毛沢東の巨像。
-
「丹東駅」に別れを告げ、鴨緑江に向かう。
-
鴨緑江到着。
この時期はオフシーズンなのか、橋のライトアップがされていない。
河畔の公園も活気がない。 -
期待していたのに、前回(GW)より圧倒的に露店が少ない。
冬近く閑散期?
相変わらず北朝鮮の紙幣など売っている。 -
鴨緑江は後からブラつくとして、まずホテルにチェックイン。
前回と同じ『鴨緑江断橋』が見下ろせる『丹東中聯大酒店』。
一泊280元。 -
二年前にも宿泊。
巨石のあるエントランスの記憶も鮮明。 -
宿泊した「808号室」。
-
暗くて眺望不明瞭だが、前回よりは低層。
今回の旅の目的の二つ目『朝鮮中央テレビ』を視聴。
と思ったが、全てのチャンネルを二度見てみるも、それらしい番組はない。
残念ながらダメだったようだ。
この目的は諦めた。 -
早速、街に繰り出す。
計画では北朝鮮レストラン『丹東高麗飯店』で夕食予定。
直ぐに見つかったが、なかなか一人で入店する勇気が出ない。
ウロウロして、前で立ち止まって中を覗く。
意を決して、入口に立っているチマチョゴリのお姉さんに「一人です」のジェスチャーをして入店。 -
ステージ近くの席に案内される。
すると、北朝鮮国旗のバッチを付けた若いお姉さん三人がやって来る。
言葉が通じないと分かると、何故か爆笑。
北朝鮮の女性は、綺麗だけどクールなイメージだったが、キャピキャピした女子高生のノリ。
メニューを見て、皆で「コレ、コレ」とプッシュしてくる。
まず勧められたうちの一つの「ウナギの蒲焼き」を注文。
次に「平壌冷麺」。
そして、北朝鮮の『大同江ビール』。
ビールはお姉さんが開けてくれたが、泡が吹き出す。
そして、また爆笑する。
とにかく明るい店員達。 -
まずウナギが出てきたが、脂が乗りすぎでご飯がないとキツい。
その後も、チョコチョコとお姉さん達がちょっかいを出してくる。
お客さんが少なかったこともあるが、一人客をほっておかないように教育されているよう。 -
途中から「ハンドホン、トランスレーション」と言ってきた。
スマホを介して会話を始める。
なかなか楽しい一時。
冷麺が出てきたが、こちらは冷えておらず酸味もなく、正直不味い。
それでもお姉さん達には「美味しいです」とスマホ会話。
途中、一番良く相手をしてくれたお姉さんAが、テレサ・テンの『時の流れに身をまかせ』を歌い出したので一緒に歌う。
しかし、このお姉さん「大学は出ているのか、仕事は何なのか、(仕事で造っている製品は)いくらなのか。」等聞いてくる。
若干、北朝鮮の暗い部分を見てしまった気がして凹む。
間食したこともあり、満腹感半端ない。
ウナギも冷麺もビール(2本注文)さえも少し残してしまった。 -
お会計は、二番目に良く相手をしてくれた大石絵理似の元気な子が担当。
会計は253元だった。
そして、会計にある募金箱を笑いながら叩くので、1元投入。
そして、入口まで見送ってくれた。
バイバイしてくれたので、タッチしようとすると思いっきりハイタッチしてきた。
渋谷に居そうな女の子と何ら変わらないな。
緊張し一人で気兼ねしながらも、それなりに貴重で楽しいひと時だった。
ちょうど1時間滞在。 -
外は猛烈な霧。
北朝鮮にうっすら光が灯る -
霧も濃いし、ちょっと早いが21:40にはホテルに戻る。
お腹いっぱいなので、海外では必須の夜ビールもせず、風呂に入って就寝。 -
【2日目:11月4日(日)】
5:45に目覚め。
霧が濃い。 -
旅行記を書きながら6:14の日の出を待つ。
期待空しく日の出の時間になっても霧は晴れず。
しかし、二つの橋は少しずつ姿を見せ始めてきた。 -
エレベーター横のゴミ箱。
凄いことになっている。
中国を感じる。 -
7:30に、予定通り朝食に出かける。
-
あるネットの書き込みで興味を持った『大姐粥店』。
思ったより近く、迷わずに到着。 -
ちょうど直前に、初めて来店したと思われる客が入店。
その人へのシステムの説明を横で聞く。
少し理解することができた。
まず、小鉢に惣菜のような付け合わせを取る。
二品とってみた。 -
そして、お粥は良く分からなかったので、おばちゃんが丁度かき混ぜていた品を指定。
あと、巨大な餃子のようなものをチョイス。 -
店内の雰囲気は、田舎の食堂。
-
お粥はトウモロコシだろうか?
全く味がしない。 -
そこで、逆に味付けの濃い総菜をお粥の中に入れてみる。
少しマシになった。
巨大な餃子のようなものは普通に美味しい。
そしてお会計は、おばちゃんがパーを見せて、5を2回示す。
5.5元、ほぼ100円。
安い! -
ホテル方面に戻る。
道中、前回来たときに昼食をとった北朝鮮レストラン『三千里』の前を通る。
店じまいして無惨な姿になっていた。
何となく悲しい。 -
まだ霧濃く、遊覧船は楽しめなさそう。
しばらく鴨緑江沿いを散策。
石碑で記念撮影。
と、石碑が動く。
ん? -
見た目は重厚な石碑だが、キャスターの付いたハリボテだった。
-
ここは、中朝国境。
-
『中朝友誼橋』付近は、中朝の貿易路。
軍人が見張っていることもあり半径500mは写真撮影禁止の警告。
しかし、こんな一大観光地で無茶な話。
守っている人ナッシング。 -
『鴨緑江断橋』は渡ろう。
-
前回無かった入橋チェックの施設。
チケット見せるだけだが、物々しい佇まい。 -
鴨緑江は、霧濃く北朝鮮もよく見えない。
-
先端近くに前回なかった巨大モニターが設置してある。
日本統治時代に建てられた歴史的な橋に何てえげつない(ToT)。 -
先端は、記念撮影の人だかり。
北朝鮮は、ここが一番近く眺められるが、対岸には人っ子一人見えない。
北朝鮮の現状を見せつけられる。
昨日の屈託ない笑顔の女性達が健気に思えてくる。 -
米軍の破壊場所と爆弾のオブジェ。
-
ここに、前回無かったお土産屋さんがある。
-
見てみると、旅先で必ず買う観光地マグネットもある。
25元の言い値で購入。 -
隣にある『中朝友誼橋』。
汽笛を鳴らしながら、丹東側から列車がゆっくり走ってきた。
多くの人が列車に向かって写真を撮っている。
平壌行きの旅客列車か? -
動かない観覧車の横に、洒落た近代的な建物が建設されている。
対中国の国力アピールか。 -
約1時間程の『鴨緑江断橋』観光。
正面が宿泊ホテルで、赤枠がマイルーム。 -
それから、お土産屋さんを物色。
どの土産店でもマグネット見つけられず。
断橋で買っておいて正解だった。 -
昨日、北朝鮮レストランで『大同江ビール』のラベルを取ってこようと思っていたが剥がれなかった。
この地以外では、まず入手困難だろう。
コンビニへ入ってみる。 -
あった。
『大同江ビール』15元。 -
そして、チェックアウトに備え11時過ぎにホテルに戻る。
早速、ビール瓶をお湯に付けラベルをふやかす。
うまく剥がれた!
良い土産が出来た。 -
霧も晴れてきた。
せっかくリバービューで取った部屋から記念撮影。 -
双眼鏡も完備。
-
無事チェックアウト。
チェックイン時、デポジットで500元取られたが、予約通り280元で清算。 -
予定では、12:30から北朝鮮のショーが見れる『柳京酒店』へ。
しかし、高そうな店構えが入りにくい。
「昨日、北朝鮮レストラン行ったし無しでいいや。」
そこで、昨日行った店がやってるのかなと思って行ってみる。
チマチョゴリの女性が立っている。
「昼からやってるんだ」と思ったら、その女性が手を振ってきた。
良く見ると、昨晩ハイタッチした彼女じゃないか!
思わず振り返す。
営業スマイルだけだと思っていたが、なかなか器量よしで是非幸せになって欲しい。
(写真はNGの可能性あるので、遠目で撮影) -
その後、タクシーを捕まえ、今回の旅の目的の三つ目『江戸温泉城』に向かう。
タクシーの運ちゃんの運転が激しく荒く、クラクションは鳴りまくるわ、跳ばしまくるわ。 -
結構遠かったが、約20分で到着。
-
時間があるので、まず鴨緑江沿いへ。
荒涼とした北朝鮮を望む。 -
『新・江戸城』。
何が「新」なのだろうか? -
それっぽい構え。
-
入って直ぐにライトの演出。
お洒落に造ってある。 -
入口に入ると店員の「いらっしゃいませ」のお出迎え。
BGMはキロロ。
しかし、受付は中国語。
日本語も英語もダメ。
外国人が来る想定がないのかなぁ。
ここでもスマホの翻訳が活躍。
単に「入場料は39元」と言う案内だった。 -
正面には主張した施設銘板。
-
お風呂は、眺望意識してか最上階の5階。
4階から更衣室へ入る。 -
ロッカーキーは電子鍵になっている。
本家の日本では、自分は見たことのないシステム。
新しいだけあって中はとても綺麗。 -
受付から直行できるよう、更衣室にエレベーター。
エレベーターを降りたら、全裸の人がいるのもどうかと・・・。 -
素っ裸になった後、更に階段を上らされる。
-
5階に上がると風呂があった。
門番のような係りも居る。 -
早速、露天風呂へ。
北朝鮮を眺めながらの露天風呂。
趣味は良くないが、唯一無二の発想。 -
写真撮りたく、一応スマホは持ってきていた。
ただ、人が居なくなる(=写真を撮れる)タイミングがあるだろうか?
がしかし、ここは中国。
あまりモラルと言う観点は重要視されないようだ。
普通にスマホを持ち込んで、風呂に入っていじっている人がいる。
自分も遠慮なく北朝鮮や風呂の様子を撮影。 -
何故か浴室内はスリッパ履きルール。
-
内風呂。
葛飾北斎で日本を演出。 -
これが日本のイメージなんだな。
-
風呂を出て4階ロビーへ。
休憩スペースからも北朝鮮が一望。
しかし、誰も窓の外には興味がなさそう。
単純に温泉を楽しみに来ている人がほとんどのよう。 -
13時半を回っているので昼食にする。
-
これが変わっているので注文してみる。
-
出てきた料理は写真詐欺。
普通のカレーライス。
ただし、日本の味は忠実に再現。
家で食べているようだが、安心の美味さ。 -
北朝鮮を眺めながらの昼食。
-
望遠で見える町。
-
ロビーの廊下に面して、岩盤浴もある。
温度別に4つ。 -
人気はない。
-
退館前に、もう一度入浴。
北朝鮮をバックに。 -
4階ロビー。
-
エレベーターも畳敷と徹底している。
-
600円程度なら、日本では大人気になりそうな施設だな。
-
タクシーで市内に戻る予定だが、全然流していない。
町に向かって歩き、バス停を見つけた。
バスも来ないが・・・。 -
15分程経って、ようやく通ったタクシー。
既に若いお姉ちゃんが乗っており、相乗り。 -
無事『鴨緑江断橋』到着。
これで、電車に乗り遅れる心配は無くなった。 -
まだ16時半なので遊覧船に乗ろうとしたが、終わっていた。
-
電車の時間まで2時間以上あるので、もう一度『鴨緑江断橋』に入ろう。
16:40に受付行くと「17時まで」みたいこと言われるが強行。 -
あの建物の姿が鮮明に見えている。
完成したくらいにまた来ることはあるかな? -
右は、ネオンの中国。
左は、暗がりの北朝鮮。
17時過ぎ、断橋の最終退場者になる。
周りはかなり暗くなってしまった。
「丹東駅」に向かおうか。 -
17:20過ぎに「丹東駅」に到着。
まだ出発まで2時間ほどある。 -
時間調整に駅前通りの食堂へ入店。
-
鴨緑江ビール。
-
ハマグリの蒸し物。
写真では美味しそうに見えたが、かなり生っぽい。
46元もしたが、お腹壊したら最悪なのでほとんど残した。 -
キクラゲ多すぎだが、こちらは美味しく完食。
-
列車出発の1時間前に駅へ。
-
2階の待合フロア。
閑散としている。 -
出発15分ほど前に改札開始。
-
電車は、何故か遠くで停車している。
長いホームをテクテク歩く。 -
今回も一等席。
1号車。 -
入口から一番遠い車両だった。
-
定刻通り20:30に「瀋陽」到着。
電車の電光掲示板では、外気温4℃。 -
吉林行きの出発は、22:51。
まだまだ時間がある。
切符の発券もあるので、いったん外に出る。 -
そんなに寒いのか・・・。
寒かった。
完全に冬。
念のため持ってきた手袋が役立つ。 -
切符売場は多少人がいたが、楽勝でゲット。
-
人生初の寝台列車。
日本では絶滅しそうなので、非常に楽しみ。 -
満州国時代に思いを馳せ、旧「奉天駅」の「瀋陽駅」を撮影。
こんなに電飾ギラギラになってしまって・・・。 -
駅前通りなのに、ゴミか工事か酷い状態。
日本では囲いくらいするなぁ。 -
繁華街をブラついてみる。
すると、長蛇の列の屋台。
ガラス越しに覗いて見る。
クレープ生地のような物にゆで卵を砕いて入れ、ソボロのようなもの、キュウリを入れ巻いている。
味のイメージがつかない。
食べてみよう。 -
芙蓉餅?
極寒の中、約30分でようやく順番が回ってきた。 -
生地の残りは、10枚も無いようだ。
ギリギリセーフ。 -
現金払いは10元。
しかし、中国では、こんな屋台でも電子マネーが普及。
皆、バーコードにスマホをかざし割引価格8元で購入している。
食べにくいが、しっかりした味付けで美味い。
日本でも流行りそう。 -
駅前のコンビニで、寝台列車での夜食を調達。
-
中国の列車は、必ず給湯があるとのこと。
カップラーメンは絶対買う! -
出発の1時間前に「瀋陽駅」に戻ってきた。
『中国東北地方4泊5日(2)【図們】北朝鮮の国境線を一歩だけ越える』に続く・・・。
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