2018/07/03 - 2018/07/04
524位(同エリア605件中)
エネルさん
さぁ~5度目のチャレンジでやっとたどり着いた波照間島
前回できなかった島一周くまなく周るチャリの旅
曇ったり晴れたりの繰り返しですが、チャリを漕ぐにはジリジリのお天気よりもちょうどよかったです!
島の北西部から南東までを巡り、最南端の地を出発して、ついに島の東側へやってまいりました~
北部はメジャーな観光地はないけれど、地味に楽しみな史跡だらけです!
波照間島の観光スポットは島の北西ニシ浜あたりから、南東の最南端の地くらいまでがメジャー観光地で
島の東部、北東部、北部などはどのガイドブックでもマイナー扱いなんですよね~
まぁ確かに綺麗で有名なビーチもないですし、微妙な観光地を無理矢理観光地化している感が否めないです
そんなことを言っていると今回のこのブログ、非常に面白くないのでw
なんとか面白く、ためになるブログにしたいと思います。。。
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それでは~めざすは波照間空港~(地図⑤) -
波照間空港もさんざんいろんなサイトで検索しましたが、空港建て替えたら飛行機飛ばすって言って
本当にこんなに綺麗な空港ができているのに、未だ飛ぶメドもたっていないという。。。もったいないですね。。。 -
中も今すぐにでも稼働できそうですよ!
観光客のこともありますが、第一に島の方の物資や医療などの面を考えると
一日も早い航空便の復活を祈っています -
さて~
空港から集落のほうへ向かい周回道路にでたら、右に曲がります
ぐる~っと周回道路に沿って進んで、右手に可倒式の風車が見えたら
その次あたりの交差点を海側に下ります(超アバウトw)
ため池の脇を通って道なりに下りていくと、たどり着くのが竹富町指定史跡
「シムスケー」(地図⑥) -
シムスケーとは波照間島の北東側にある古井戸のことです
これもまた史跡好きにはたまりませんね~
島の文化は閉鎖的でそのまま大切に残されているものが多いので
ハデさがなくてw 地味なところが、たまらなく惹かれるんですよね~ -
その昔、このあたりはシムス村と呼ばれる村があって、波照間島が大旱ばつに見舞われた時に
シムス村に住むお婆さんが飼っていた赤牛がここに水を探し当てて
そこに井戸を掘って命を救われたという伝説が残されています
水量も豊富で水質も良いことから、島民の生活を支えるとても貴重な水源とされていたそうです -
そしてそのすぐそばのリュウキュウコクタンの木の下には、牛をつないでいた真ん中に穴の開いた石が祀ってあり
シムスケーを探し当てたその牛を神の化身だと崇拝して
牛の死後、手厚く葬り、牛の肝に似たその石を拝所としたそうです
う~ん。。。その場所で空気を感じられることがたまらない歴史ですね -
そしてまた周回道路に戻って、島の北側を西にむかって進んで
4本目くらいの路地を(これまた超絶アバウトw)、右に海の方へ下ったところに
史跡、下田原城跡があります (地図⑦一帯) -
下田原遺跡の手前には人工的に造られた、何かの養殖用?かと見間違う、池のようなものがあります
ここはどうやら、そばにある燐鉱石の採掘跡地からの湧水を貯めているところみたいですね
ここもシムスケーと並び、当時の島の人々の生活を支えた、とても貴重な水源だったようですね。。。
雨水以外、川もない島に湧き出る淡水がいかに重要か、容易に想像がつきますね~ -
そしてその燐鉱石の採掘跡についてですが。。。
波照間島で燐鉱石が発見されたのは1921(大正10)年頃で、1933年から採掘を始めたんだそうです
島は活気づいて、これによって島の人口はピーク時には1422人(1939年)にもなったそうで(現在は約500人)
しかし太平洋戦争で輸送が困難となったことで、波照間島の燐鉱石事業は廃業されてしまいました -
当時の坑道入口は、石垣のように石が積まれて今もポッカリと穴が開いているのが外からもハッキリと分かります
入ってみたいですね~w -
そして下田原遺跡
なにやら朽ち果てた石碑やコンクリート製のベンチがジャングルの斜面に設置されているのが見えますw -
ここは昭和47年に本土復帰祝いとして波照間老人会により整備された
誰も利用した事がないと言われている、伝説の公園だそうですw
その名も 「ぶりぶち公園」! -
地元の人ですら来ることがないそうですw -
公園としての入口もなく、ジャングルの中に石碑が二つと、うす汚いコンクリート製のベンチがあるだけです
どこが公園の入口かわかりませんがw 山の斜面を登っていくと
植物と一体化した巨大な城壁の一部とみられる石組みが現れます
史跡好きには、これはなかなか見応えはあります -
その脇のこれまた朽ち果てた石段を登っていくと
まぁこれといって何もありませんでした。。。 十分でしょう
波照間はハブがいないので、こんな石垣もサンダルで安心して登れますが
ハブがいる島だと石垣は恰好の隠れ家なので、かなり危ないと思われます
「日本一利用者の少ない公園」 堪能しました。。。 -
そしてこの下田原遺跡からさらに海のほうに向かっていくと
左手には下田原貝塚があり、下田原式土器などこれまで数々の土器や石器、骨製品、貝製品など出土しています
(紀元前1800年前の遺跡だそうです)
貝塚があることからもわかるように、ここには港があり湧水も豊富なことから
人々がここで暮らし始めたと言われています
そしてその薮をぬけると -
なるほど~ その昔、港だったブドゥマリ浜にでます
マイナースポットですね~w
(地図⑦先端)
おまけに干潮でまったく綺麗に見えません 満ちている時はそれなりに綺麗みたいですよ
僕も今回初めて来ました~ -
波照間はとにかく海は綺麗ですけどね~ ちなみにここも、遊泳禁止です
波照間で泳げるのはニシ浜くらいですもんね
ゆったりまったりするためのビーチが多いですね -
そして見には行かなかったけど、このブドゥマリ浜にも今は砂に埋もれて枯渇しているけど
これまた当時の生活を支えた湧水の、ケーラと呼ばれる泉があって
水の湧きだした跡や流れた跡など今もハッキリとわかるそうです
左手には現在の波照間港が見えました
そうしてちょうど波照間島を一周して、主要な観光地を巡れましたね
波照間島制覇ですw -
一度、宿に戻ってシャワーを浴びて、夕食にでかけました!
集落の中心付近にある「あがん」という居酒屋さんを18時に予約してました
波照間では有名ですね
本当は宿の目の前にある「味○」(みまる)という居酒屋を予約したかったのですが
残念ながら臨時休業ということで「あがん」さんを予約しました
(本当に島のお店は、定休日に限らず突然休んでいることが多々あります)
まぁ波照間でメインの居酒屋さんはこの二軒だけですけどね
「あがん」へ向かう途中、ぶらぶらと集落を散策しながら島の風景を写真に収めていきます -
なぜかみんな写真に撮っているマンホールw いろんな方のブログを見ても結構な率でのってます
確かに、デザインしゃれてますよね -
ちょうど小学校が改築していました~
なにやら立派になりそうですね すごーい! -
はい!こちらも既に観光地化されている、日本最南端の駐在所ですね~
日本地図に台湾まで入ってるのはなぜ? -
そしてふらふら歩いてコート盛まで来ました 駐在所からまっすぐ150mくらいかな~
周りはなーんにもないw
コート盛、いわゆる遠見台ですね~ どの離島にも今は史跡、見どころとして残っています -
波照間島のものは二段式で形も綺麗ですね 島の北側全体の眺望に優れているんだそうです
島にはこの他、ホタムリ、ミザトゥムリ、カッチンヌブヤムリなどの遠見台が残っていますが
ここが一番、観光地化していますね 形も綺麗だし -
頂上には方位を刻んだ石が埋められています
あとは香炉がありました
お天気がイマイチなので見えずらいですが、この高さでも北側の海がよく見えます
さぁ~て、そろそろ予約の時間になりました
「あがん」に向かいましょう!
歩いて3分くらいです -
「あがん」でもちろん泡波ボトル~
いや~美味しかったですよ~ 何を食べたか忘れてしまいましたけど
お会計も超お安くてびっくりです
そして「あがん」で手に入れた「泡波」持ち帰って、宿で飲みなおします
今日は充実した一日だったなぁ~
一日中自転車こいでいた心地よい疲れのおかげで、早めの睡魔に襲われました。。。
おやすみなさい -
おはようございます
波照間島、2日目の朝です
昨夜はゆんたくでベロベロになり、22時半には眠りに落ちていました。。。
若い頃は早く寝ても、いつまででも寝ていられたのですが
早朝から電動チャリでお散歩へ
ぐるぐると島を周り、売店が開く7時半に冨嘉売店に立ち寄ってみます
「あやふふぁみ」特製のこれまたしゃれてるおにぎりを2つ買って
(あやふふぁみの説明は後程)
波照間港の防波堤に行ってみます
やっぱり今日も雲が多くて風も強いです。。。 さざ波が。。。 -
それでも刻々と変わる空に少しの青空も見えてきたり -
ニシ浜の青い海の色の変化も見ながら、「あやふふぁみ」のおにぎりを食べました
ゴマ油で握られた、雑穀米のおにぎりの中身は
コンビーフと卵の炒めたもの?が一つ、アジフライをカットしたものが一つ
一口食べた時に本当に美味しくて、今日のお昼は「あやふふぁみ」だなと決めました -
宿に戻って先にチェックアウトの準備などを済ませ
今日もニシ浜へ向かいます
う~ん。。。やっぱり今回の旅ではニシ浜は本当の顔を見せてはくれませんでした。。。 -
波が強く海中で砂が舞い上がっているせいでしょう。。。
海の中の透明度はゼロです
それでも浜からずっと海を眺めていたら、何度か波打ち際まで泳いで来る、ウミガメが見れましたよ~ -
こんなに波があって透き通ってないニシ浜にはガッカリです。。。
まぁまた来いということですね。。。 -
シュノーケルもできないしヒマなので、ペー浜まで歩いてみよう!ってことで浜崎までのんびりビーチコーミングしながらテクテク -
ペー浜へ曲がる角の浜崎まで来ました 誰~もいません -
キメの細かい真っ白な砂のビーチは本当に綺麗です
何を撮っても絵になります -
しかし、このあたりまで来るとものすごく風が強くなって、とても同じ浜とは思えないくらいでした
島の西側から吹きつける風で、波の強さ高さもハンパないです! -
その先は。。。いや、もう暴風ですよ! うおおおお!
ペー浜は大荒れです 真正面に見える、昨日行った浜シタン群落は海水の雨が吹きつけていることでしょう
空もだいぶ曇ってきてしまいました
テンション下がるお天気なので、そろそろビーチは引き上げます
そしてそろそろランチで「あやふふぁみ」へ -
「あやふふぁみ」は波照間島で人気の食堂?カフェ?です
島産島消、島の幸(食材)を生かして、美味しい料理に仕上げ
それでいて東京の中心にあるような、とてもオシャレなランチメニューを提供してくれるお店
僕は一番人気の「ラフテー定食」を! ホント美味しかった~
ご飯は朝食べたおにぎりといっしょでした おかわりも自由~
お腹もいっぱいです
さぁてどこ行こうかぁ? -
もう一度ニシ浜を覗きます -
2015年同じ場所で撮影
やっぱ晴れてたら違いますわ。。。
仕方ない。。。何度も自分を納得させる。。。
そうして新コート盛と言われる「底名溜池展望台」も覗いてみました~ -
コート盛と同じデザインで造られた展望台です
(階段逆まわりだし、二段式にもなっていないね つまり別のデザインですw)
まぁまぁまぁ。。。似てるしw
南側の海岸線をずっと見渡せます -
2015年の写真と見比べると、いかに海が荒れているかがわかると思います。。。 -
2015年撮影
めっちゃ天気いい!!!
今回は海も空もおどろおどろしいもんね。。。 -
そして僕はあえて誰も通らないであろう農道を、ガタガタと自転車で散策しながら宿に戻りました
なんとなくで走っていてもなんとかなるもんですね
宿のベンチでビール飲んでウトウト。。。最高に気持ちいい時間 -
そして最後の集落散策にでかけました
日本最南端の郵便局 「波照間郵便局」 -
幻の泡盛「泡波」の波照間酒造所さん -
島の唄手、故後冨底周二さんのお店 「あとふそこ」 生の唄声聞きたかったなぁ~ -
石垣とフクギ並木の美しい集落内 -
集落はずれの素敵な形の木 どうしてこういう形に育つのか。。。 -
ここは空家みたいですね~ 築何年くらいだろ?いい味だしてます -
普通に島バナナがなっています -
波照間小学校
表札の文字がめちゃくちゃカッコイイ! -
波照間中学校 門は違うけど同じ場所の隣同士にあります
小学校とは字が違うのね? なぜなんだ?w -
はてるま幼稚園 -
はてるま保育所 -
波照間で「あやふふぁみ」と並ぶ有名店 「ククルカフェ」 -
たった一晩でしたがお世話になった 「ハウス美波」
奥の突き当りの部屋に泊まりました -
17時05分の船に乗るため、16時半ころ宿のお父さんに港まで車で送ってもらいました
おー!もうすでにだいぶ沢山の方が船の到着を待っていました
4便もぱいじま2の運航です
帰りも揺れるかな。。。 -
波照間島とお別れです
いや~充実してたなぁ~
でも今度こそいいお天気の時に泡波買いに来よう!(そこ?w)
帰りの船はお天気が悪かったわりには、ほぼほぼ揺れませんでした
だいぶ気構えてましたが
ウトウトして、隣に座った沖縄本島から一人旅で来たおじぃとお話ししてたら
あっという間に石垣に着きました~ -
まぁ。。。ゆうても2時間かかりましたけどね。。。
貨客フェリーと同じくらい時間かかるのはなんともなぁ。。。
料金倍するしね
意味ねーし!
石垣港に着くと、結構な雨が降っていました
明日、お天気大丈夫かな。。。(????)
明日は西表島の南西部、奥西表船浮網取にシュノーケルツアーに行きます!
https://4travel.jp/travelogue/11389213/
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