2018/07/08 - 2018/07/08
212位(同エリア525件中)
ロク69さん
7月8日(日)の天気は快晴、絶好のハイキング日和だ。かねてより予約してあるラウターアールヒュッテ(Lauteraarhütte、2392m)を目指す。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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オーバーワルト(Oberwald、1368m)からバスで峠に向かう。谷間を進んだバスはグレッチ(Gletsch、1757m)でフルカ峠への道と離れ、何度もジグザグを繰り返して高度をグングン上げていく。運転手の技量が頼もしく感じられる瞬間だ。
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途中からはローヌ氷河の向こうにガレンシュトック(Galenstock、3586m)とフルカ針峰群が見えてくる。
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バスの最寄駅はグリムゼルホスピッツ(Grimselhospiz、1980m)だが、バス便だと11時過ぎになってしまうので、グリムゼル峠(Grimselpasshöhe、2164m)を出発点とした。9時15分に歩き始める。
中央の山は先日雨で断念したシーデルホルン(Sidelhorn、2764m)だ。今日は手前の道を右手に降っていく。 -
本日のルート図。ホスピッツからスタートしたかったが、バス便の都合でグリムゼル峠からの出発とした(1時間余分に掛かる)。
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降りていくコースから正面の眺め。下にグリムゼル湖(Grimselsee、1909m)があるが見えない。対岸の右手の縦じまの連峰はブリュングラート(Brüngrat、2742m)、左端にはブリュンベルク連峰(Blünberg、2982m)が見える。
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右手にはゲルシュテンヘルナー連峰(Gärstenhörner、3184m)のギザギザが連なる。
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しばらくすると下にグリムゼル湖とホスピッツが見えてくる。コースは自動車道を避けて付けられているが、日曜日のためかオートバイと自動車の通行量がとても多くその爆音が響き渡ってうるさい。
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30分ほど降るとコースは車道を歩くようになる。バイク等の爆音はますます大きくなり、歩くすぐ側を風のように過ぎていく。ホスピッツは湖に突き出た地形上にあるので、車道を右から大きく回り込んで歩いていく。
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ホスピッツへの取りつき口からの眺め。手前の橋を渡って進んでいく。後方には既に大きな山々が見えてきている。左からヴォルドレ・ツィンゲンシュトック(Vordre Zinggenstock、2921m)、右に雪を持つヒンドレ・ツィンゲンシュトック(Hindre Zinggenstock、3040m)、その右肩はデゾルシュトック(Desorstock、2872m)、その後方は巨人フィンスターアールホルン(Finsteraarhorn、4274m)がある。さらに右にはアガシッツホルン(Aggasizhorn、3946m)が見える。
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10時15分にホスピッツに到着する、出発からちょうど1時間だった。ホスピッツは今はホテル・レストランとして営業しているようだ。園内を通ってコースに入っていく。案内板にはヒュッテまで4時間30分となっている。
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ホスピッツの建物の正面。ギザギザの屋根とレンガ貼りの壁、赤い雨戸が特徴的だ。後ろはゲルシュテンヘルナー連峰だ。
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まずは鉄の階段、続いてコンクリートの階段を降ってダム堰堤まで降りていく。堰堤を向こう側まで進んで対岸へ行くようだ。
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堰堤中央から西方向の眺め。フィンスターアールホルンなど先ほどの山々が見える。
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反対側の東方向、細い水流とバス道路が見える。
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ダム堰堤を渡り切った地点からホスピッツを眺める。中央右の鞍部が出発点のグリムゼル峠だ。
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次いでトンネル状の階段を登って右手のコースへと進んでいく。まだ本格的なルートに入っていないのに結構疲れる。
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トンネル階段のあと急勾配を登ってから折り返して降るというコースは、なんだか歩く人を疲れさせるような気がする。
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暗くてほとんど何も見えないトンネルを通る。左右の壁までの距離が分からないので、ストックで壁を確かめながら進む。
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ホスピッツ出発から30分ほどで大きな滝の流れを通過する。
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とても水量が多いので水煙が周りを包んでいる。
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水量の多さがわかる写真をもう一枚載せておこう。
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ホスピッツがかなり遠くなってきた。コースは地図で見ていたのとは違う感じだ。湖岸をほぼ平らに進むと思っていたが、実際は50m前後のアップダウンを繰り返すので消耗し易い。また明日の帰路も少し心配になる。これまでのところ降り、特に階段は膝に堪える。
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前後のツィンゲンシュトックも大きくなって近づいてきたのが分かる。
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ホスピッツから約2時間、やっとラウターアールホルン(Lauteraarhorn、4042m)が見えてきた。右側の台形状の山塊の左端、一番高いのがそれだ。
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その拡大。右からラウターアールホルン、左のギザギザはクライネス・ラウターアールホルン(Kleines Lauteraarhorn、3737m)、次いで中央左の3本槍がフギホルン(Hugihorn、3646m)、左端はラウターアール・ロートヘルナー(Lauteraar Rothörner、3469m)と続いている。
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湖尻近くになるとコースは下降してきて横の流れとほぼ同じ高さになる。ここからはヒュッテが見えている。手前の右にせり上がる斜面の灰色から緑色に変わるあたりのやや平らな地点だ。空は一点の雲もない絶好の日和だ。
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ほとんど水面と同じ高さ(約1900m)を歩く。ヒュッテまではまだ400mの高度差がある。
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やがて3本の旗が立つ大きなケルンの横を通過する。旗には小さな文字があるが判読できなかった。
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振り返ってグリムゼル湖方向を眺める。中央のピークはシーデルホルンだ。高度はまだ湖面とかわらないのでこれからの最後の登りに緊張する。
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約70分の最後の登りでやっとヒュッテに着いた。時刻は14時32分、ホスピッツから4時間17分(うち昼食休憩20分)かかったことになる。小屋のすぐ後方はアガシッツホルン、左はフィンスターアールホルンがずっしりと構えている
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ラウターアールホルン連峰の眺望、これを見たくてここまでやって来たのだ。グリンデルワルドから眺めて親しいシュレックホルン(Schreckhorn、4078m)が右端奥にちらっと見えている。手前の氷河、右はラウターアール氷河(LauteraarGletscher)、左はフィンスターアール氷河(FinsteraarGL.)、合流してウンターアール氷河(UnteraarGL.)となる。
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ラウターアールホルン(左)からフィンスターアールホルン(右)までのパノラマ。素晴らしい天候の下、こうした厳しくも美しい山岳美を見ることができた幸せに感謝する瞬間だ。道のりは遠いがはるばるやって来た甲斐があったと実感する。
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フィンスターアールホルンの左手前は、中央のエッシャーホルン(Escherhorn、3097m)、左は雪を抱くショイヒツァホルン(Scheuchzerhorn 3456m)だ。
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次いで中央がヒンテラー・ティアベルク(Hinterer Tierberg 3205m)、左のピークはヴォルデラー・ティアベルク(Vorderer Tierberg、 3111m)と連なる。
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青空とラウターアールヒュッテ。手前の女性は小屋のスタッフで夕食の準備でポテトの皮を剥いているとのことだった。
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小屋のすぐ上に見える岩の塊はロートホレン(Rothoren、3005m)というようだ。
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小屋の前庭にある小さなケルンと山々の眺望。
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ヒュッテの正面玄関。
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スイス国旗と州旗。風をはらんで勢いづいている。
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小屋とたなびく旗2つ。後ろはショイヒツァホルン(右)とヒンテラー・ティアベルクだ。
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のどが渇いていたのでビール2本を注文する。昼食は途中で済ませているのでスープ等は頼まず、ビールで無事横着を乾杯する。
本日の全行動時間5時間17分、うち休憩20分、実働4時間57分、登り811m、降り585m、距離は13.5kmだった。ホスピッツからは3時間57分できたことになる。下りでの膝の痛みは少し良くなってきた気がする。
小屋のスタッフの言うには、「ここはさほどの危険な場所はないが、ともかくアップダウンのある長いトレイルが厳しいものとなっている」。確かに我が家では日帰りは無理(精神的にも)、最高の天候に恵まれてここを訪れることができてとてもうれしかった。続きは「2」にアップいたします。
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