2018/07/09 - 2018/07/09
98位(同エリア162件中)
keithforestさん
- keithforestさんTOP
- 旅行記439冊
- クチコミ169件
- Q&A回答909件
- 410,636アクセス
- フォロワー35人
今年の旅行は、満を持して、もう一度行きたかったミューレンを皮切りに、ブリグ、ボルツァーノ、カナツェー、コルティナ・ダンペッツォまで東進、そしてとって返してトリノ、クールマイユールからシャモニーを経由してくる4週間です。
ここです!ここに行きたいなぁとほんのちょっと思ったのが、今年の旅行のきっかけだったんです。ところが春先にユーラシア旅行社の説明会を聴きに行ったときに、エル・ブロンネ展望台の先に三連のテレキャビンでAiguille du Midiへ渡ることができなくなった、冬の荒天で運転ができなくなったのだと聞かされて、非常にショックでした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
実は当初クールマイユールで抑えていたホテルはバスターミナルのすぐ上にある、Hotel Crouxだったんです。しかし、Aostaに一泊しようと変更しようとしたら、もうとれなくなっちゃって、そのまた裏のHotel Cramponになりました。その分ぐるっと回らなくてはならなくなりましたが、朝ご飯は立派です。
Skywayへ行くバスに乗ります。バスターミナルの切符売り場は女性がふたりですが、これがこれまでのバスターミナルではCortina d'Ampezzoとトップを争うほどの無愛想ぶりでございます。毎回、喧嘩しているようなものでした。
Aostaの女性のプロフェッショナブルなこと。シャモニーの女性の親切なこと、カナツェーのインフォメーションの女性の流暢な英語でてきぱきしている様から比べると目を覆わんばかりでございます。
Skyway行きのバスはどこから出るの?と聞いたら「#3!」とおっしゃるのですが、それって、これです。アハハ、サインボードばっかり探してました!
で、このターミナルの広場をPiazzale Monte Biancoと読んでいるんですが、バスではMonte Bianco Parkingと呼んでいるような気がします。この広場の下が駐車場なんです。
バスを待っていると、またまた関西からお越しとおぼしきほぼ同年齢くらいのご夫婦から声をかけられました。あちこちご旅行されているご夫婦で話が大変に面白く、どうやらStarAllianceのファーストクラス世界一周をやっている見たいです。お金ってあるところにはあるんですねぇ。 -
09:45分発のバスがSkywayの下の駅に着いたのは10:10です。もちろん満員です。ここの駐車場も広いよぉ~!暑いよぉ、今日も。
バスはひとり1ユーロ。
Skywayで二本上がってエル・ブロンネの展望台まで往復でひとり45ユーロです。
なんたって2015年の5月にできたこのゴンドラは上に上がるまでにぐるぐると一周するのです!だから、どこに乗っても、全周見渡せるわけです。凄いアイディア! -
アハハ!モンテ・ビアンコです!すげえ!アハハ!
-
二本目に乗り継ぎました。こっちは定員75名で、ちょっと小ぶり。だけどやっぱり回ります。クールマイユールの街が遙か彼方に見えています。
-
ありゃ、ハレーションしちゃってます。二本目乗り継ぎ駅が標高2,200mで、ここが3,466mだそうです。富士山に迫る!
驚くべきはこんなところにwifi飛ばしてんです。アハハ!Punta Helbronner 山・渓谷
-
すごい、すごいっすねぇ。(あとが出ない・・・・)
-
これを見てからですねぇ・・・
-
これをご覧下され。
-
で、これを見てから・・・・
-
こちらとあわせてご覧下さい。グランド・ジョラスも見えますよ。
-
ありゃ、雲がわき出してきましたね。
-
それでも北側はまだまだ雲ひとつなく、高地ですから寒いのですが、お陽様が気持ちよいのです。皆さんなかなか降りませんよ。われわれも降りませんが。
-
-
ふたりで雪の上を歩いている。
-
Aiguille du Midiが見えています。シャモニーから上がってくるとあのロケットみたいなところに上がることができます。
あっちはなんと標高3,842mでございます。 -
ほら、あのロケットみたいなものの麓にたくさん人が鈴なりになっているのが見えるでしょ?
-
おや、東の方向はどんどん雲が出てきちゃいました。やっぱり山は朝一番というのは本当なんですね。
-
もうふかふかに見えますよねぇ。
-
雪原になんか、ポツポツあるなぁと思っていたら、よく見るとテントが張ってあります。
-
-
三人のパーティーが行きます。
-
11:40 ようやく中間点まで下山します。なかなか皆さん降りてこないので、ロープウェイのゴンドラはガラガラです。こうなるとぐるっと回るゴンドラって、結構虚しかったりしてね。
-
中間駅の外には、高山植物園になっています。お姉さんがひとりおられて、切符を見せると、絵はがきを暮れます。
-
-
-
-
こうしてみるとここのゴンドラは本当にユニークです。
-
面白いなぁ、この作り込み。
-
-
どれもこれもみんな可憐な花ばかりです。
-
中間ステーションから見ています。
-
-
-
一番下まで降りてきました。
-
こんな立派な施設は今回の旅の中で初めてですが、シャモニーからAiguille du Midiへ上がるゴンドラはやっぱり古くなっているなぁ、という実感は否めませんからね。
-
SkywayからPiazzale Monte Bianco行きのバスだって一日にこれしか走っていないんですから。彼らは全然不便じゃないと思ってんでしょうけれど。
13:10発のバスで街へ帰ります。 -
さて、クールマイユールのバスターミナルまで戻ってきて、今度はCourmayeur Mont Blanc Funivie に乗ろうじゃないかというので、とぼとぼ暑い中、通りを下っていきます。ドーラ・バルテア川を渡ります。凄い流れです!
-
で、これがそのゴンドラに乗る入り口なんですけど、なんか考え違いしちゃったんだろうなぁ。ほとんど誰もやってこないこの時期のこの時間にこれを見ると、しらけます、実際の話。
-
もうギッタギタになっているポリカーボネートの窓から外を見ると、木々の中をテレキャビンが上がっていきます。
-
今時こんなところに上がってくる人は滅多にいないみたいで、乗り場、降り場のおじさん達は人が上がってくると慌てて出てきます。
テレキャビンからリフトへ乗り継ぐ間を歩いていると、向かいから10人ほどの男ばかりの集団が来ます。それも、およそこの場面にそぐわない格好で、ほとんど街中の観光旅行のようです。それが30-40代くらいの日本人だったのです。以前にもこんな雰囲気の一団にスイスで遭遇したことがあります。地方自治体議会の議員達のいわゆる「視察旅行」という名称の遊び旅行です。まだやってんだ・・・。 -
クールマイユールの街がよく見えます。
-
スキーチェアリフトの終点からちょっと上がったところに、Rifugio Maison Vieilleという名前の小屋があります。よくある、山小屋ですが、今回の旅で立ち寄った山小屋としてはハードもソフトも最低レベルの小屋といっても良いかと思います。何しろ古いのですから、設備的には致し方ないのですが、スタッフの対応もこれまで見たことがないくらいアンフレンドリーなもので、驚きました。
-
しかし、景色は抜群でとっても和む景色です。
実はこの小屋は、TMB(Tour de Mont Blanc)のルート中のVal Venyのルートで、ここへ上から降りてくる人たちのほとんどは、そのルート中にある人たちなのです。私たちはもっとも安易な方法で上がってきてしまいましたが、彼らはこの日一日重い荷物を背負って、ここまで来ましたから、靴を脱いで、思いっきりリラックスしています。 -
赤いパラソルでお陽様を避けながら、私たちは、サラダ、ボロネーズ、そしてパンニーニを注文しました。炭酸水を入れて、全部で25ユーロ。
食べ物はごく普通でございます。まずいわけではありません、念のため。 -
-
-
私たちの先のパラソルの中に、東洋系ではないかと思われる若い男性がひとりで座り、靴を脱いで、ゆっくりビールを楽しんでいました。私の若い友人に後ろ姿がそっくりで、思わずどきっとしました。
-
さて、降りましょうか。
-
あの向こうがモンブランではないのでしょうか。
-
宿へ戻る途中で、ツーリスト・インフォメーションによって、ハイキング用の地図を改めて入手。例のバスの切符売り場でシャモニー行きの切符を買う。ひとり15ユーロ。カルフールでサラダ、水、果物。8.78ユーロ
10,239歩 -
夕暮れ時 そら真っ赤。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったスポット
イタリア の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
51