猛暑と猛仕事から大脱出！　1日目は☆諏訪大社四社巡り☆

2018/08/03 - 2018/08/05

今年はモーレツ社員ばりに働いているはなままは、心身ともにもうヘロヘロ。
夏には何としても信州トレッキングに行くのだ！と、この日が来るのを心待ちにしていました。
今回は長野県に突入、ビーナスラインから松本を目指します。

エリア 諏訪(長野)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

今回は久々に旅のしおりを作ってみた。
仕事以外ではPCを使いたくないけど、遊びとなると気合の入れ方が違う。
8時に自宅を出発し、一つめの目的は恵那峡SAで恵那山を眺めること！

順調に愛知県を抜けて、お昼過ぎには恵那山の麓、恵那峡SAにやってきました。
あれが恵那山かな？関西からは近い方なので、はなままでも登れるかなと思って調べていたけど、実物を見ると本格的に高いなぁ。

大きなSAです。
各地の美味しいものやお土産をリサーチしておくのも旅の楽しみの一つ。

そうそう、ここは中山道の近くなので、宿場町の様子が描かれた陶板が飾られています。今回は妻籠宿には行けないけれど、木曽の宿場巡りもしてみたい。

有名な大井川の宿場。冬場は厳しそう。

お昼休憩は何を食べよっかなー ♪

おお、去年立山敗退したときに麓で食べた思い出のルマンドアイス！
ブルボンルマンドって子供の頃には何だか贅沢なお菓子のように思えていた。今じゃ他のお菓子よりはお手ごろなのに、買うのにちょいと勇気がいるのははなままだけ？

この可愛いご当地ドリンクもそそられるわー。だけどお水とはいえ、大体どれも糖質が入ってるんだよね。
フルーツの香りだけがついてて甘くないお水があればいいのになといつも思う。

ちょうどお昼時でフードコートは大混雑。
はなままはつけ麺にしてみた。まぁ普通かなー。

大きな鰻が一切れ。フムム、あいぼうはなかなかのナイスチョイスではないか。

仕事を引退したら、中山道を歩いてみたい。けど、こないだ初めて退職希望調査を受けてみると、なんか急に弱気になりやっぱりもうちょっと働かせてくださいと言ってしまった。
自分の意思で仕事辞めるタイミングってほんとに難しい。

次の休憩地点、駒ヶ岳SAでは憧れの木曽駒ヶ岳を眺めるというミッションがある。
はなままの楽々百名山もだんだん残り少なくなって、木曽駒の番が近づいてきた。

恵那山トンネルの辺りで工事渋滞が始まると、一気に車内がムンムン暑くなった。
今年の夏の暑さは災害級と言われて、夏好きのはなままでもちょっと困るくらいの暑さだ。
そんなわけで、どこに行くにもうちわを携帯する。
天神祭の日に街角で配られるうちわをコレクションしてるのだ。今年のはちょっと斬新なデザイン。

旅の往路では、仕事や家族のこと、日々の悩み事がどうしても頭に浮かんで悶々としてしまう。でもドライブ自体を楽しめるあいぼうは、面倒くさい話もBGMとともに聞き流しながら、快調に飛ばしてくれるのでありがたい。
何だかんだで走ること6時間、遂に松本の地名が登場。

おー、中山道と甲州街道の分岐点、なんてロマンのある響き。

西名阪～名古屋高速～東名高速～中央道と乗り継ぎ、岡谷ICで下りて、諏訪大社にやって来ました。
今回の旅は、ご朱印巡りも兼ねているのだ。
あいぼうはもともとスタンプラリー的なものが趣味らしく、最近はご朱印に目覚めた。
セオリーどおり、この旅に先立ち伊勢神宮と地元の神社でへご朱印をもらいに行ったそうだ。

で、今回は諏訪大社の四社巡りをすることとなった。
調べてみると、諏訪大社は富士山と立山の2つの霊峰を結んだレイラインという直線上に位置するらしい。
ダヴィンチコードみたい！と張り切るあいぼう。

まずは下社秋宮。四社の中ではこちらの参拝者が最も多いそうだ。

なになに？

近づいてみると手水所の龍の口からは熱々の温泉が出ているではないか！
なんて贅沢！もったいないよー蛇口締めてー。あ、これは龍口か？

こちらは清冽な冷水。（手水口はシャッタースピードあげない方がいいかも？(~O~;)）
信州の冷たいお水に触れられるだけで幸せー。
（この写真は綺麗に撮れてるけど、はなままが写り込んでるので、自作でないことがバレてしまった）

おー、まっすぐな大木の前に立つと、スタイルが良く見える効果絶大。

諏訪大社はおんばしら祭りが有名です。

四社は7年毎に造営され、その時に合わせておんばしら祭が開催されます。

出雲大社と同じ大きな注連縄。

すっごく立派な狛犬様は、青銅製では日本最大だそうだ。

3年後のブラタモリで諏訪大社が取り上げられたのがとっても興味深かった。
何でも諏訪湖は糸魚川ー静岡構造線の上に位置していて、その断層が横ズレしてできた隙間に諏訪湖ができたそうだ。

しかもなんとこの地には中央構造線も通っており、糸静線との交差点になっているとのこと。
太古の昔からの大地の動きを収めるべく、四社が置かれたのかな。
とすると、タケミナカタの神様の任務は重大だ。

いただきました～。
信濃国一の宮に誇りが滲むわー。

ユニークな御紋ですね。

続いて車で５分くらいの春宮に向かいます。
その前に、すぐ近くにある万治の石仏様を見に行ってみよう。

わー、綺麗な川が流れています。

子どもたちの歓声が聞こえてきた。映画のワンシーンみたいだ。

気持ちよさそう！こんなところで水遊びできたら最高だよね。

万治の石仏様。
「万事治まりますように」と唱えて時計回りに回ります。

素朴で安心感のある存在。

前に寛平さんと西岡徳馬さんがキャンピングカーの旅番組で訪れていましたが、こんな綺麗な川の畔だとは、想像以上でした。

小さな女の子もお父さんと水遊びの思い出、一生忘れないだろな。

はなまま隊も手や足を浸して万事休す？
こんなところで暮らしていると、心も澄むような気がするなぁ。

続きまして春宮門前のおんばしら祭の資料館「おんばしら館よいさ」を見学。
なんと木に乗って斜面を滑り降りる体験コーナーがあった。ニュースで見る度に気になっていたはなままは、すぐさま乗ってみる。あいぼうは恥ずかしかったらしく、断固拒否。
だけど実際に乗ってみると左右にも転がるのが危険だろうなーとわかった。

♪パッパパッパラッパパーパッパパッパラッパパー♪
騎馬隊が突撃する時のラッパが鳴り響いて、このおんばしらは馬に跨って駆け降りる様をイメージしているらしい。

さてさて、もう5時になりました。
ご朱印をもらいそびれると大変なので、急いで春宮へ向かいましょう。

こちらは滋味溢れる懐かしい雰囲気です。

この斜面も滑り降りる。

ご祈祷が終わる5時まで、境内のベンチに腰かけて待つことにした。
元気のいい蝉の声と緑の香り、何となく懐かしくて切なくなった。

もしかしておんばしらはこの斜面を滑り降り下りるのね。
・・・想像していたより短くて傾斜も緩やか？

5時で終了ー！でなくて良かった。

この先が中山道です。
本日はここで時間切れ～。
そろそろ車山の宿に向かいましょう。

夕暮れの林道を走ると・・

見晴らしの良い車山高原に出ました。

富士見台展望台からは、お天気がよければ八ヶ岳や富士山が眺められる。

はー、この静かさとこの空気。

旅はいつも楽しいけれど、はなままくらいの年頃になると日常には悲しいことやどうにもならないこともたくさんある。

スーハースーハー深呼吸すると

何でかなぁ、涙が出そう・・。

ところどころで停まって夕陽を眺めながら

車山スキー場近くにある車山スカイパークホテルに到着しました。

早速夕食のレストランへ。ビュッフェです。
地ビールでカンパーイ！
長距離の安全運転ありがとう！

高原野菜を堪能しました。
あ、もちろんローストビーフやお魚もありましたよ。

標高は1,500mくらいだと思いますが、もうこんなに膨らんでる。

ラーメンも。

これはウイスキーです。
ハイボールも美味しいんだよね。

せっかく高原に来たので、あいぼうは夕食後に星空を見に行きました。
ホテル前からはよく見えないなー。

諏訪の町の明かりも見えます。
♪町の灯りキラキラ～♪堺正章さんの歌が好きです。

思っていたより本格的なリゾートホテル。

日の出は5時前。東向きのお部屋をお願いしたので、蓼科山や八ヶ岳が眺められます。
富士山までは残念ながら見えなかった！

ロビー横のラウンジも山小屋風で素敵です。

建物の高さ制限があるそうで、お部屋のある棟からフロントやレストランの棟へは、地下1階の通路を通って行きます。

朝食も新鮮なお野菜をたっぷりと濃厚なトマトジュース。

写すの忘れましたが、高原牛乳やヨーグルトも美味しかったです。

ホテルを出発する前に、周囲の庭園をお散歩してみよう。

ホテルの周囲に木道が整備されています。

ナチュラルガーデンが素敵。

ヤマアジサイってほんとに綺麗。

こちらはチャペル。

こんなところで結婚式したら、参列する方にも絶対喜ばれるー。

一泊ではもったいないお宿でした。お世話になりましたー。
さあ、いよいよこの旅のメインイベント、霧ヶ峰トレッキングに向かいましょう！