2018/06/25 - 2018/06/25
27位(同エリア346件中)
Kちゃんさん
2011年3月11日の大震災と津波による被害。 その直後の6月に初めて被災地を訪れたあと、1年毎にほぼ同じ場所を訪れ壊滅的な被害を受けた地域がどのように復興の道を辿っているかを素人なりに見てきました。 被災された方の心情も解らず野次馬的なところも承知しつつの旅ですが、今年も同じ道を辿ってみました。 1年前は南三陸志津川に新しく復興商店街が出来たり、陸前高田の嵩上げ地区に商業施設がオープンしたりと、話題もありましたが今回はどうでしょう? 三陸自動車道もだいぶ延伸されてきましが、今回は仙台からスポーツカーをレンタルし味見も兼ねています。
昨年のは https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11260400/
一昨年のは https://ssl.4travel.jp/tcs/t/editalbum/edit/11163652/
- 旅行の満足度
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
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東京駅から東北新幹線で仙台へ向かいます。 表示の1本前に始発のやまびこ号があるのですが、表示真ん中のはやぶさ1号でも仙台到着は4分しか違いません。 指定席料金を払うか少し早いけれど自由席で行くか迷いましたが、30分余計に寝られる方を選びました。
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仙台到着です。 はやぶさに乗ると東京-仙台は本当に早いですね。
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駅近くのレンタカー屋より車を借り出して仙台東部道路へ向かいます。 今回借り出した車、解りますか? 色から察しの付く方は流石と思います。
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仙台東ICより高速に入り北へ向かいます。
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利府から三陸道へ、この辺りの仙台東部道路路面は年ごとに荒れてきている感じです。 ダンプなど復興用車両の通行が多いからでしょうか?
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石巻辺りの三陸道は車線の拡張された区間がだいぶ増えました。 快適です。
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三陸自動車道は今年になり更に延伸されあらたな開通部分が増えていますが「定点観測」の趣旨からいつもと同じ道を辿るため一旦「桃生津山」で降り国道45号へ向かいます。 なお、三陸道は延伸されていても現在でも松島以北は無料区間となっているため通行料の節約にはなりません。
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定点観測的にこれまで借りたレンタカーの燃費比較も取り上げていますが、今回はここまで66.5km、車載燃費は20km/L丁度を示しています。 借りた車の性格もありこの時点で今回の燃費には期待をしていなかったのですが・・
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北上川を渡ります。
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45号線に掛かるJR気仙沼線の陸橋が新調されています。
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近くの陸前横山駅へ寄ってみました。 案の定このあたりまでBRTが気仙沼線軌道を使って運行する準備が進んでいました。 気仙沼線プラットフォームに替えて造られた陸前横山のBRT乗り場です。
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【3年前】、2015年の陸前横山駅です。 上に見えるホームが撤去されBRT乗り場に衣替えですね。 当時は時刻表なども震災前のままでした。
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陸前横山駅をバックに今回のレンタカーを紹介。 今回借り出したのはマツダロードスター。 私は普段この一つ前の型のロードスターを脚として使っていますが、今回の被災地訪問に際し何時も借りているコンパクトクラスでは無く何か面白いものは無いかと探した結果です。 仙台で借りられそうなスポーツカータイプのレンタカーはトヨタ86とロードスターでしたが、自分の車との比較も兼ねてロードスターを借り出しました。 コンパクトですと1日(12時間)借りて¥5000~¥6000位ですが、このロードスターは定価ですとその3倍くらい。 ちょうど30%引きキャンペーンでしたので¥12000弱でした。
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【6年前】
ちなみにこちらは2012年にほぼ同じルートを辿った時に借りた車です。 このときはロードスターを自分の脚に買おうかと思っていた矢先での確認試乗用の意味合いもありました。 -
海岸線へ出る直前ですが女川方面への国道と分岐するIC工事でしょうか?
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海岸線へ出たところで幌をたたみオープンに。 6月にしては陽が強く暑いですが・・
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昨年お世話になった観洋ホテル。
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観洋ホテル横から志津川湾を望みます。 湾には無数の養殖イカダ。 海辺に見えるのが新造の志津川漁港です。
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志津川地区へ入っていきますが、またまた道が変わっていて、今度は嵩上げされた土地を、さんさん市場の真横を通って気仙沼へ抜けるように取り付けられていました。 これが恒久的なルートなのかもしれません。 観洋ホテルからは、吉野会館を右に見ながら右へカーブし、左下に防災センター跡、次の交差点の左角がさんさん市場、左へ曲がると登米方面、右へ曲がると漁港です。
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嵩上げ土砂に埋もれてしまうのではと心配だった吉野会館跡
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【2年前】ほぼ同じ場所からの風景です。 当時は運び混まれた嵩上げ土砂に埋まってしまいそうでした
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【3年前】ほぼ同じ場所からの風景です。
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【4年前】これは同じ場所を反対側から、まだ嵩上げ土砂は運び込まれていません
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左側には防災センター跡です
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真っ新な道路標識です。
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昨年は話題だったさんさん市場も、平日だからか人の姿はほとんどありません。
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このさんさん市場はどちらかというと復興観光客目当てで、このような豪華ウニ丼、のような店が多く観光客が押し寄せなければ商売になりません。
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こちらも同様
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さんさん市場からは防災センター跡はこんなにしか見えません。
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復興写真館、ですが以前から入場料などとっていましたっけ?
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漁港に降りてみました。 整備された新しい岸壁の廻りはまだ土砂だらけで整備はこれから。 しかし次の写真の2012年当時と比べるとどこがどこだかよくわからないくらい変わっています。
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【5年前】これは2012年に崩れた防波堤付近から撮影したもの。 多分上の写真とおなじような場所なんだと思います。
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【4年前】
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八幡側/志津川の護岸も立派になりました。
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【2年前】2016年にはまだ嵩上げの途中
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【5年前】2013年の風景です。
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【5年前】同じく2013年の風景です。
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いつものように「上の山公園」に立ち寄りますが、もはや山の上ではなく嵩上げされた土地と同じレベルになっています。
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山の上公園横にあった志津川保育園は移転してしまい取り壊しの最中でした。 保育園の建物自体は無事でしたが津波はやはりこの高さまで到達したとのことで、移転の決断でしょうか。 新しい場所へ移ったのでしょうけど園児の歓声が聞こえなくなってしまいました。
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【4年前】2014年の志津川保育園
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さんさん市場が観光客用ならば、こちらはまさに地元民用の商業施設。 食品スーパーに、ドラッグストア、ホームセンター、とほぼ全てが揃うようです。
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内陸側に移された国道45号線の横には新たな分譲地に新築の家が並んでいます。
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歌津てまえでは流された橋の掛け替えも完成間近
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歌津あたりですが、流された橋を迂回するように仮設のルートとなっていましたが、工事中とはいえ元のルートに付け替えられていました。
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これまで国道45号線沿線で復興関係者用宿泊施設といえばプレハブ製の飯場のようなものばかりでしたが、このようなビジネスホテルもオープンしています。
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【2年前】以前はこんな風にプレハブ建物の簡易宿舎ばかりでした。
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もはや列車の走らない気仙沼線高架を跨ぐ三陸自動車道の橋
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気仙沼へ入る直前の松岩駅も国道沿いのBRT駅から旧気仙沼線軌道内へルート変更間近です。
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ほぼ準備の整った松岩駅BRT乗り場
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旧軌道内を走るのはここまでで、気仙沼方面へはまた国道へ戻ります。 軌道の先にはトンネルが・・
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南気仙沼あたり、津波で変形した橋の欄干はそのままです。
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嵩上げ(といっても気仙沼のこのあたりはせいぜい3m?)された土地には漁業関係の施設が新築されています。
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交差点を右に曲がれば気仙沼漁市場方面ですが、この交差点周辺もマンションなど建ち並んで来ました。
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【3年前】2015年当時の多分同じ交差点です。
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と思えば、この場所のように震災後全く手付かずのところもあります。
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この時期、気仙沼港にはかつお漁船が大挙して入港するのもいつもの風景。
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【7年前】震災直後の6月。 港にはまだ火災にあったままの漁船が係留されていました。
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湾の一番奥、大島行きフェリー乗り場越しに教会の塔が見えるのは震災前から変わらない風景なのでしょうか?
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大島行きフェリー乗り場付近はだいぶ工事が進んでいます。
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フェリー乗り場ビルも新築中。
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フェリー乗り場奥の、たしか消防署かなんか有った場所付近は手付かずですね。
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昔の繁華街(?)へ向かう路地には新しいマンションも建っていました。
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【3年前】2015当時の同じ通りです
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ただ、この旧繁華街自体はこの何年か状況は変わらず」、いや、一旦始めた店も幾つかはまた閉まっています。
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【3年前】2015年当時の同じ場所です
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【4年前】2014年当時の同じ場所です
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気仙沼の仮設復興商店街は既に取り壊されています。
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仮設商店街にあった「旭寿司」さんも新店舗へ
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しかし周辺はまだまだ更地になったままの土地が目立ちます。
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このビルも1階は震災当時のまま
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旧繁華街も静まりかえっていますね。 夜は漁船員相手のスナックが多少開店しているようですが。
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この2年~3年、全く変わった様子はありません。
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【2年前】2016年当時はそれでも1階は何か営業しているようでした。
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鹿折地区へ向かいます。 震災後3年くらいは打ち上げられた漁船が放置されていた辺り。 ドラッグストアなど商業施設がオープンしています。
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【3年前】2015年当時の同じ場所です。 周囲はまだ工事中で建物など施設は有りませんでした。
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陸前高田へ向かいます。 前を走るのは大船渡方面行きBRT
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気仙川を渡ると旧陸前高田市街地
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一本松茶屋も営業していますが、以前より客の数が少ないようです。
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国道から海側は防潮堤と公園の工事で立ち入り禁止。 奇跡の一本松へのアクセス路は以前と変わっていました。
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【3年前】2015年当時は嵩上げ土砂を運ぶ巨大なコンベアーが頭上を掛け巡ってました。
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【4年前】コンベアー設置直後
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奇跡の一本松方面の写真ですが、旧ユースホステル横に設けられていた気仙川の防潮水門は新しいものが工事中です。
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大船渡方面へ向かう国道が100mほど陸側に移設されていましたので、旧道の駅跡へは専用のアクセス路が設けられました。 ただし道の駅跡傍らに設けられていた追悼施設は移転しています。
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震災前から国道脇で営業していたガソリンスタンドも国道の移設で国道沿いではなくなってしまい・・ 近々移転するのですかね?
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嵩上げのために持ち込まれた大量の土砂もだいぶ整理されてきました。
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以前は立ち入れなかった道路も再びアクセス出来るようになっています。
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陸前高田駅の東側にある(あった)踏切も再び姿を現しました。
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【5年前】2013年当時の風景です。 この踏切の線路は遺構として残していくのでしょうか?
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【4年前】同じ踏切です
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同じ踏切ですが西方向(陸前高田駅)
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踏切遮断機の基礎部分ですね。
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踏切跡から海(防潮堤)方面
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一時は巨大な恐竜のようなコンベアで気仙川反対側の山から土砂を持ち込んでいましたが、これまでに見た嵩上げの様子は多分に土砂の一時置き場の様子まで含んだもので全容は解り難いものでした。 借り置き場の土砂も減りやっと全容が見え始めている?
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周囲は工事中ですが陸前高田駅方向へ車を乗り入れてみます。 この辺りは震災前の道路やその縁石などそのまま残っています。
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嵩上げ用に持ち込まれた土砂に埋まるように建っていたこのビルも周囲の土砂が整理されると再び姿が良く見えるようになり、
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3階建ての米沢商会ビル。 震災前は陸前高田を訪れたことが無く、このビルが街のどの辺りに建っていたかは良く解りませんが資料や過去の地図からは駅前から東西に走る通り「東浜通り」沿いに建っていたようです。
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米沢商会ビル階段、マチなし袋 食品包在、などと書かれていますが米沢商会はパッケージプラザとして包装資材のお店でした。
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【4年前】2014当時。 まだ嵩上げ土砂も運び込まれていません。
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【5年前】遠くに米沢商会ビルが見えます
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付近はまだまだ工事中
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遠くに新築のマンションが見えます。
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嵩上げされた地区へ入っていきます。
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嵩上げされた地区に設けられた商業施設「アバッセ高田」。 昨年来たときには設置直後で商業施設も満足に営業していませんでしたが、今や高田市民の買い物の場となっています。
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以前も陸前高田にあった「MAIYA」やドラッグストア、衣料品チェーン店などが入店しています。
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【6年前】震災翌年に訪れたときのもの。 当時も今もここがどこであったか良く解らないのですが、昔の市街図などからは阿部商会ビルのあった東浜通りより更に北側の高田街道(旧国道)沿いにあった商業施設「MAIYA」のようです。 そして、現在の地図とこの位置を比べると、アバッセ高田内に在る新しい「MAIYA」も土地は嵩上げされているものの、もしかするとほとんど同じ場所に在るようにも思います。 詳しい方、どうでしょう?
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【6年前】同じく高田街道沿いにあったNTT高田支店
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ここまで仙台からほぼ150km。 昨年は平泉まで遠回りしましたが、それ以外はほぼ同じルートを辿ろうとしています。
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そのアバッセ高田と道を挟んで設けられた何件かの飲食店が建ち並ぶなかに・・
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仮設商店街に店を出していた地元の蕎麦店、やぶ屋 さんが移って来ています。
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エントランス付近も洒落ていて
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丁度お昼時で結構お客さんが入っています。
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絆、と書かれたこれは支援者からの贈り物でしょうか?
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メニューですが、
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こちらへお邪魔したら迷わず「冷やしたぬき蕎麦」でしょう。
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【4年前】こちらは4年前に仮設店舗を訪れた際に頂いた同じ「冷やしたぬき蕎麦」
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アバッセ高田にはこんな施設もあります。 コーヒーショップのようなテラス席?
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いや、こちらはアバッセ高田内に設けられた市立図書館のテラス席。 洒落ています。
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流石に再びの際に備えも、
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嵩上げされた土地の端に、旧道の駅跡にあった追悼施設が旧市街地を臨むように移転されていました。
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追悼施設の真下には米沢商会ビルが・・
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嵩上げされた土地から広田湾と防潮提方向
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復興情報館もこちらへ移設されました。 まだ周囲の舗装も終わっていません。
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復興資料館にある復興市街計画模型です。 こうなると良く解ります。
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こちらは震災前の航空写真
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この模型は嵩上げ用の大量の土砂を気仙側対岸の山から運ぶための巨大なコンベアの様子。 もはや役を終えて取り壊されています。
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嵩上げ地区には住宅用地も用意されています。
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分譲中の区画にはちらほらと新築中の家が
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このお値段、嵩上げ費用も含めば当然なのかもしれませんが陸前高田という場所からは妥当かどうか解りません。
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国道沿いの大船渡寄りに残されるこの住宅はなんだか解りませんでしたが、資料を調べると以前の「定住促進住宅」と呼ばれる施設だったようです。
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5階建ての4階まで壊滅的な状態、5階はベランダのフェンスや一部窓枠が残っていますが、この高さまで波が来ています。
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気仙中学校跡も遺構として残されるようですが、年を経る毎に状態が荒れていくように見えます。
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三陸自動車道のIC。 間もなく気仙沼から陸前高田までつながるでしょう。
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仙台への帰路ですがあのときのことが信じられないような静かな海。
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ここも静かな海岸風景。
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帰路は延伸された三陸道を通ります。 気仙沼市街地の外れにある気仙沼中央ICから。
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延伸された部分とはいえほとんどはこのように工事中で、
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ここで、この新型ロードスターは1500ccなのですが、100km/h時の回転数はほぼ2500rpm
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こちらは別の日に撮影したものですが、私の一つ旧モデルのロードスターは100km/h時に2700rpmと、排気量の少ない新型のほうが200rpmも低い設定となっているのに気が付きました。 巡航用の6速ですからこのくらい速いほうが便利ですかね?
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大谷海岸ICで降ります(その先は志津川まで未完成)
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仙台へ帰着しました
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さて、レンタカー返却の前に給油すると、12.8Lの消費ですね。 思っていたより入りません。
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ここで丁度300km(正確には300.4km)ですからなんと燃費は23.4km/Lという立派なもの。 もちろん給油時の満タン法ですから誤差は大きいと思いますが、スポーツカーとすれば立派ですし、どこそかのハイブリッド車並の値です。 まあ考えてみればコンパクトカーと変わらない1500ccで車重が1tちょっととあればこんな結果も予想できます。 立派。
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その「どこそかのハイブリッドの場合」です。 このときは13.94Lの給油でした。
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仙台市内や陸前高田で多少廻るルートが異なったくらいでこの時は325kmと今回より25km余計に走っています。 で燃費は23.31km/Lと今回のロードスターと一緒(若干悪い)という結果となっています。 「ハイブリッドは燃費が良い」というのはメーカーと車種で大いに異なりますね。 次回は何を借りてみようか、今から考え出しています。
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後日、北海道からの帰路、上空から見た陸前高田です。 こう見ると被災地区はまだ泥の色です。
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こちらは同様に志津川地区
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