ギリシャ・エジプト旅行４　ナイル川クルーズとギザのピラミッド

2018/07/15 - 2018/07/22

ギリシャ・エジプトツアーに行ってきました。
４日目は午前中にギリシャのアクロポリスの丘を観光、午後にエジプトのカイロに移動して夜のナイル川クルーズに参加しました。
５日目はクフ王のピラミッドを始めとしたギザのピラミッド群を観光しました。

エリア ギザ(エジプト)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）
• 利用旅行会社: クラブツーリズム

ギリシャのアテネ空港からエジプトのカイロに向けて移動中。
写真は機内食です。

カイロ空港に到着。
人がごった返してました。

カイロ国際空港 (CAI) 空港

バスでギザのホテルに移動します。
写真は空港のすぐそばの砂地です。
砂の感じが他の国と違う感じがします。

バスの中でガイドからエジプト人の注意を聞きます。
エジプト人は人懐っこいが図々しい。
呼び止めが激しい。
物売りをちょっと相手にすると、いくらなら買うんだとしつこく聞いてくる。
子供でも、写真を撮るとバクシーシ（恵）を要求してくるので夢を壊す。
・・など、いろんな注意がありました（笑）

町の中心地に近づくにつれ、マンションやビルが並びます。
砂漠を埋め立てて、建設を進めてるそうです。

ナイル川の写真。
これが世界一長い川かあと感動します。
ナイル川を挟んで、ギザとカイロに分かれるそうです。
ギザは田舎、カイロは都会とのこと。

街を見てると、壊れたような建物が多いです。
これは建設中の建物とのこと。
ただ、住民は下で生活していて、上は建設中のまま放置されているらしいです。

エジプトは、車の交通が激しいです。
砂埃と排気ガスで、空気が少し臭う気がします。
信号は誰も守らないから無くて、代わりにお巡りさんが道路に立って車に指示を出してました。

ギザの「メルキュール カイロ ル スフィンクス ホテル」に到着しました。
ホテルに入る前に荷物のセキュリティチェックをしました。
エジプトのセキュリティチェックは厳しく、どこのホテルにも荷物のセキュリティチェックがあるそうです。
このホテルのwifiはロビーのみで、部屋にはありませんでした。
また、ロビーもwifiの接続が非常に悪く、結局このホテルではスマホでネットはしませんでした。

メルキュール カイロ ル スフィンクス ホテル ホテル

部屋の様子。
まあまあ綺麗なホテルです。
このホテルの入り口からギザのピラミッドを眺めることができます。

ホテル入り口からの様子。
早くもギザのピラミッドが見えます（笑）
明日、観光で行くので楽しみです。

夜はナイル川クルーズに参加しました。

クルージングからの眺め。
夜景が綺麗です。

なんとなくアラビアンナイトな雰囲気。好きです。

クルーズ船の中で飲んだサッカラビール。
エジプトを代表するビールです。
６ドルでした。

同じくエジプトといえばステラビール。
これも６ドルだったかな。

クルーズ船内はビュッフェでした。
味は、まあ普通です。

クルーズ船でダンスショーが始まりました。
まずは、このスカートを履いたおじさん。

クルクル回りだします。
これがエジプトの伝統的なダンスであるスーフィー・ダンスです。

スカートがキラキラ光りだして、後半は凄いことになりました。

ダンスの後は、観光客と一緒に記念撮影。
おじさんは傘のようにクルクル回します。

続いてベリーダンスが始まりました。

日本でも見たことがありました。

衣装を変えてベリーダンス。
この後、お客さんと記念撮影をしました。

次の日、ギザのピラミッド群の観光に行きました。
一番有名なのはクフ王のピラミッドですが、それ以外に屈折ピラミッド、階段ピラミッドなど、年代によってピラミッドの形が異なります。
ちなみに、最初はピラミッドを作って王様を埋葬していましたが、ピラミッドは作るのに時間がかかるので、ルクソール時代の王様から考えが変わり、谷に埋めることにしたとのこと。
それがルクソールにある王家の谷です。

ナイル川を挟んで西がギザ、東がカイロです。
雨が少ない地域なのでヤシの木がたくさん植えられていました。
みんな実を食べるそうです。

ヤシの木が多いです。

最初の目的地に到着しました。
写真はチケットです。

最初にやって来たのは屈折ピラミッド。
紀元前27世紀ごろに、クフ王の父親のスネフェル王が作ったとのこと。
屈折の名の通り、途中から頂点までの角度が変わっています。
理由は、途中まで作ったところで頂点までうまく作れないことに気づいて、途中で角度を変えて作ったと言われています。

屈折ピラミッド 建造物

近くで見ると、端の方はやや崩れています。
崩れた部分から、大きな石を積み上げて作られていることが分かります。

さらに近づいたところ。

こちらは地面です。
砂漠の砂はどこもサラサラのイメージでしたが、ここの砂は砂利と小石が混じった砂でした。

続いてやって来たのは赤のピラミッド。
近くで見ると赤いらしいけど、自分にはあまり赤く見えませんでした。。

赤のピラミッド 建造物

近くで見た写真。
こちらも石を積み上げて作られていました。
この前に見た屈折ピラミッドより、積み上げられている石が小さい気がしました。

次の目的地に移動する間に、バスの中でガイドさんからお土産候補としてお菓子の試食が配られました。
写真はナツメヤシのお菓子。
中にアーモンドが入って美味しかったです。

こちらはピラミッド型のチョコレート。
ブラックチョコなので、暑くても溶けにくいそうです。

続いてやって来たのは、メンフィスの野外博物館。

メンフィス博物館 博物館・美術館・ギャラリー

建物に入ってすぐラムセス２世の巨大な彫刻が安置されています。
左腕と膝から下は壊れてますが、それ以外は綺麗な状態です。
像は石灰岩でできてるそうです。

うーん凛々しい。

近くで見るとますます凛々しい。
ラムセス二世は９２歳まで生きたので、長生きで有名らしいです。
ラムセス二世のミイラはルクソールで発見され、現在はエジプトの考古学博物館に安置されています。

左足から歩き出そうとしています。
これは生きている証を示しているとのこと。

野外の様子。

小さいスフィンクスがあります。
顔が可愛いので女性の王が作ったと考えられています。

これは誰だか忘れましたが、調べてみたらラムセス２世の像とのことでした。

野外博物館を後にします。この道った先に通ってあるのは・・

続いてやって来たのはサッカラの階段ピラミッド。
調べてみたらジェセルという王のピラミッドとのこと。
紀元前2600年くらいに作られた最古のピラミッドです。
現在じゃ築4600年。すごいですね。
もともと一段目だけの予定だったものの、天に昇って行けるように後から階段を増やした推測されています。

もう一つピラミッドがあったものの、こちらは壊れてしまったそうです。

ちなみに、ここの地面の砂はサラサラした砂漠らしい砂でした。
砂を記念に持ち帰るなら、ここの砂が良いと思います。

彼らは物売り。
入り口からツアー客のようにずっとついてきます。

見納めの一枚。階段ピラミッドともお別れです。

続いて、パピルスのお店にやって来ました。
作り方の実演もあり、見ていて面白かったです。
小さいのは１５００円程度からあり、ツアーのお客さんも記念に買っていました。

昼食です。
甘くないナン（？）に野菜などを載せて食べます。

これは何のスープか忘れました。。

これも何だったか忘れました。
とりあえず残すことなくおいしくいただきました。

ミックスジュース。
確か、黄色がマンゴー、白が桃、赤がストロベリーかグァバだったかな。
最初はそれぞれの場所にストローをさして単品の味を楽しんで、最後は全部混ぜて飲みました。最高でした。

デザート。
熱い国らしくケーキは甘い甘い甘い超甘いです。

昼食のお店。

続いてエジプトのハイライト「クフ王のピラミッド」です。
ピラミッド群の中で一番綺麗な正三角形とのこと。
よく見るとピラミッドの頂点に鉄線が刺さっています。
頂点は少し崩れており、元の高さはここまであったことを示す鉄線とのことです。
また、ガイドさんからの注意点として、物売りが多く、物売りからあげると言われても受け取ってはいけないとのこと。
後からお金を請求されるそうです。

ギザのピラミッド 建造物

近くで見ると圧巻です。
歴史と感動を感じずにいられません。

クフ王のピラミッド 建造物

近くで見ると綺麗な岩を積み上げて作られています。
この巨大な石をどうやって持って来たかよく話題になりますが、今では昔はナイル川がこの近くを流れていて、洪水で水かさが増えたタイミングで石を流して運んだと推測されているようです。

アップしすぎ（笑）

上ってピラミッドの中に入ります。
内部は撮影禁止で、カメラは入り口のスタッフに預けます。
でも、スマホは持ち込みOKなので、撮影しようと思えば可能です（笑）
ちなみに中には何もなかった何も無かったです。
中腰で階段を上ったり、戻る人たちとのすれ違いが大変でした。

ピラミッドはどこも砂漠のど真ん中にあるイメージでしたが、クフ王のピラミッドはこんな感じで街中にあります。

クフ王以外にカフラー王、メンカウラー王のピラミッドもあります。
クフ王、カフラー王、メンカウラー王の三大ピラミッドを並べて撮影しました。
一番エジプトらしい写真かも。

この観客席は、夜に開催される音と光のショーの会場です。
自分は参加しなかったので会場の写真だけ撮影しました。

続いてスフィンクスにやって来ました。
体は動物の神様であるライオン、顔は王様とのこと。
カフラー王を守るために作られました。
首は最も弱い部分で、修復が施されています。
もとは髭もあったそうですが、取れてしまったとのこと。
その髭は、今は大英博物館にあるそうです。

スフィンクス 建造物

スフィンクスとピラミッドを並んで撮影。
うん、様になってます。

この後はガラス細工のお店に来ました。
グラスや香水の瓶などが飾られていました。
ガラス細工作成の実演もありました。

と言いつつ、自分は興味は無かったんで見てるだけ（笑）
待ってる間にハスのお茶をいただきました。
酸味が強いですが、美味しかったです。

夕飯はホテルでビュッフェ。
お腹が空きすぎててんこ盛りです（笑）

なんとなく撮ったエジプトのお金。

長くなったので、今回は旅行記はここまでになります。
お読みいただきありがとうございました。