2018/07/23 - 2018/07/23
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funasanさん
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私は名古屋からソウルまでアシアナ航空エコノミーで飛びソウルで1泊、翌日、ソウル発フランクフルト行きルフトハンザ航空のビジネスクラス(写真)に搭乗した。わざわざソウルから飛ぶ深い訳がある。夏のハイシーズンでさえ日本から出発する場合に比べて半額以下で飛べるのである。
海外発券の裏技:ルフトハンザ航空のホームページで出発地を韓国のソウル(ICN)と入れて行き先をフランクフルト(FRA)またはミュンヘン(MUC)にして検索してみて下さい。もちろん、ビジネスクラスです。
私の新著出ました。
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ソウル・インチョン空港でチェックインを済ませ、急いでラウンジに行こうとすると、突然、この世のものとは思われないほど美しい女性4名による弦楽四重奏(写真)に出会った。私は感動し、しばらくぼうぜんと見とれていると、1曲終わった直後、妻が私の腕を引っ張ってラウンジに急がせた。嫉妬だ~い。
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純白なドレスに身を包んだ4人の音楽家全員が若くて美しい。トランジットエリアを歩く空港職員も結構美人が多い。こういうのを見せつけられると、韓国社会では美人でないと生きにくい気がする。美容整形大国・韓国の一面か?
写真:アシアナ航空ビジネスラウンジ -
さて、本日のフライトは午後2時20分。我々はお昼の12時頃にはラウンジ(写真)に入ってここで軽いランチにする。妻は私以上に質素倹約家なので、夫婦そろってケチケチ王侯貴族旅の開始である。
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アシアナ航空のラウンジ(写真)でゆっくりするつもりが相当混んでいる。今日は7月23日(月)夏休みに入った直後の旅行シーズンなのか、家族連れも多い。
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ラウンジの食材(写真)を眺めてみるとあまりたいしたものは置いていない。ヌードルカウンターがありシェフが特製ヌードルを作ってくれるので、韓国の麺をオーダーする。
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そして、私のランチメニュー(写真)の出来上がり。味は普通であるが、これからはじまる欧州鉄道の旅に妻も私もノリノリの気分である。
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甘党の私としてはプチケーキの1つでも欲しいところであるが、残念ながらケーキ類は一切ない。カプチィーノ(写真)にビスケットとピーナッツを添えて食後のコーヒータイムにする。
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いよいよビジネスクラスの機内に入る。機種はエアバス340-600の大型機(写真)でビジネスクラスの座席配置は横2-2-2の6列、エコノミークラスは横2-4-2の8列。
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自称ライターの私はビジネスクラスに搭乗する瞬間が一番苦労する。他の客が入ってくる前にまっ先に入場し機内の写真を撮りまくるのである。一方、妻(写真左に座っている)は完全にマイペースである。
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最近のビジネスクラスは個室感覚を重視した横1-2-1のスタッガード式、またはヘリンボーン式座席配置が多い。1人旅の場合は断然その方がいいのであるが、今回は妻と2人の楽しい海外旅行だ。横2列に仲良く並んだ座席に軍配が上がる。
写真:中央の2席 -
我々の席はビジネスクラス最前列から3列目の窓側の席(写真)である。実際に座ってみると足が前の座席まで届かない。座席間に仕切りがないので広々とした開放感がある。
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窓側の席に座れば一人で窓3個分(写真)を独り占めにできる。座席は全角度自由にリクライニングでき完全フラットのベッドにもなる。座席そのものが以前のものよりレベルアップしたようだ。Very Good
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ふと前を見ると、テレビモニター横に大きな袋がかかっていた。さっそくCAに聞いてみると「お休みになる時にベッドに敷くマットでございます」とのこと。これには驚いた。これも以前よりサービスアップ!
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ビジネスクラス用にもらえるアメニティーセット(写真)は楽しみの1つであるが、実際のところ(私にとって)あまり利用価値はない。
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いつも使うのは足首がゆるいふかふかのソックスと香りの良いフェイスクリームくらい。アイマスクや歯ブラシセットはいつも自宅で愛用しているもの持参している。
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さて、このエアバス340-600にはファーストクラス(写真)がある。お客が入ってくる直前に、こちらもCAに「ちょっと見せてもらえませんか?」と言って、写真を撮りまくる。
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ファーストクラスの座席配置は横1-2-1の4席で、最前列から2列のみ、全8席である。個室にしないのがルフトハンザ航空のポリシーのようで、余裕たっぷりの座席配置であることは確かである。
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しかし、窓側の1人席(写真)を見ると、これがファーストクラス?と疑問に思えるほど陳腐で駄作である。参考までに、日本からヨーロッパまでルフトハンザのファーストクラスの値段は約160万円(往復)。片道12時間で80万円、1時間6.7万円。誰が乗るんか?と思いきや、数名の乗客が乗っていた。
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折角ビジネスクラスに搭乗する以上、最高の座席を選びたい。その時に非常に役に立つサイトが「シートグル」(以下)である。どの席がいいか詳しく分析できる。
https://www.seatguru.com/airlines/Lufthansa/Lufthansa_Airbus_A340-600_C.php -
本機材のビジネスクラス(写真)は前半5列、後半4列に分かれており、その間にトイレとギャレーがある。私は前半部分のほぼ中央(ビジネスクラス3列目)に位置する窓側席2席を予約した。
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この窓側に座れば窓からの視界が開けいつでも雲上の景色が楽しめる。また、窓から後方にジェットエンジン(写真)が見えるのでエンジンの騒音が少ない。後半席はエンジンに近い上に視界は両翼に塞がれて何も見えない。
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窓側に座った妻は大満足でニコニコ顔。出発前のウェルカムドリンク(写真)でまずは妻と乾杯をする。出だし絶好調である。ウェルカムドリンクはシャンパンかオレンジジュースの選択で、ボトルの水は各座席に既に配置されている。
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外国発の飛行機で困るのが機内誌・機内食メニュー(写真)である。一切日本語がない。ソウル発のルフトハンザ航空なので、ドリンクや機内食メニューはドイツ語、英語、ハングル語である。日本語しかダメな人にはちょっと苦しい。
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若くて綺麗な韓国人CAが食事の前の飲み物の注文を聞きにきた。チャンス到来とばかり、つまらないことを少しだけ質問し、彼女とコンタクトをとる。私はビッターレモンとハーブティーを、妻はシャンペン(Champagne Jacquart Brut,France)を注文する。
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食前酒とナッツ類を楽しんでいると、先程のCAがコース料理のオーダーを聞きにきた。先ずは前菜として3種類からの選択で、「Marinated Prawns With caramelized Apple and Pear Salad,Blue Cheese and black Olives」(写真)について私がCAに質問する「PrawnはShrimp(エビ)のこと?」CA「はい、そうです」
私「Big Shrimpですか?」CA「…、え~、ま~」、彼女のはにかんだ笑顔が素敵!妻はこれに決定。 -
お次の前菜「Veal Carpaccio,sweet Pumpkin,Chicory,black Olive and Truffle Sauce」(写真)について再び質問。私「Veal は牛肉のことですか?Carpaccioとはカルパッチョのことですか?」CA「はい、子牛のカルパッチョです」。私はこれに決定。実はPrawnもVealも知っていて質問したのである。前菜は、この2種類のほかに「Couscous Zucchini Cannelloni on a Bed of Carrot with semi-dried Tomato」もある。
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お次はメインだ。メインも3種類からで「Chicken Saltimbocca+Mixed Greens Salad」、「Herb crusted Cod with Tomato Coulis,panfried Polenta, mixed Vegetables and Bok Choy+Mixed Greens Salad」(写真:妻の選択)私の質問「CodとはFish?」CA「はい、Codfish(タラ)です」
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メインの3種類目はソウル発の特別メニューで「Sanche Bibimbab」(写真)私は日頃食べる機会がないビビンバを選んでみた。結果はイマイチだった。注:辛味が苦手な私の味覚の問題です。
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コース料理はまだまだ続く。お次はチーズセレクション(写真)。カマンベール、ブルー、チェダーと3種類のチーズを頂く。ここでワインでも飲みながらチーズをたしなめればいいのであるが、私はジンジャエールを追加して喉を潤す。
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妻はチーズの代わりにフルーツ盛り合わせ(写真)を美味しそうに食べている。
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そして、最後は「フルーツタルトとコーヒー」(写真)で本日の1回目のコース料理が終了した。非常に満足、お腹満腹ではちきれそうだ。
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満腹になると頭が空っぽになり眠たくなってくる。フランクフルトまでは約12時間と長い。ここは眠るに限る。座席をフラットベッドにし、特製マットを敷いて私のベッドルーム(写真)を作る。
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隣には長年連れ添った妻(写真)がいる。彼女は久しぶりの海外旅行で満ち足りた感じで旅行を楽しんでいる。熟年夫婦がビジネスクラスでヨーロッパまで飛べば出費はきつい。(注:数々の裏の手あり)
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しかし、雲上のレストランでフルコースの料理を楽しみ、好きな時に、映画、読書、音楽を楽しみ、眠くなればフラットベッドにして熟睡する。夫婦仲良く並んで…。こんな贅沢ができる人生を夫婦で振り返れば、「色々苦労してきたけど、いい人生だったわね~」という言葉が奥様から出てくるのでは?
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2時間くらい睡眠をとり、その後、映画を1本見て、読書、音楽鑑賞をして、少しお腹が減ってきた頃、トイレに行って驚いた。CA達がギャレーで大忙しで食事(写真)の準備をしている。
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見事に並んだ料理の数々、これはメニューにも載っていない単なるスナックサービス(エコノミーは通常、おにぎり・プチサンドイッチ)だった。妻も私も急に元気が出てきて全種類もらう。まずは、小腹が空いてきたおやつタイムとして小エビのカクテルと海苔巻き(写真)を頂く。
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そして、デザートタイムとして、「フルーツ盛り合わせ、ケーキ類」(写真)それらをほろ苦いコーヒーと一緒に頂く。もう完璧なおやつタイムである。ルフトハンザ航空ビジネスクラスで最もサービスがアップした点であろう。
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座席に備えてあるヘッドフォンはボーズ社製のノイズキラーヘッドフォンで、これでクラシック音楽を聞くと飛行機の騒音がほとんど消えて、座席がオーディオルームになる。これもアップしたのでは?
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2度目の食事はメインが2種類「Beef Stew」又は「Spicy Chicken Thigh」で二人ともビーフを選ぶ。以下、メニュー解説。
写真中央:前菜「マリネされたエビとドライビーフ、レモンソースかけ」
写真右:メイン「赤ワインのビーフシチュー、マッシュポテト・ニンジン・インゲン添え」
写真中央上:「Black Forest Cake」ケーキの表面に黒い森のようにチョコレートを立てて装飾したケーキ。
それぞれが結構うまく、かなり食べてしまった。そして食事の後は再びコーヒーを頂く。人間の胃袋の大きさと食欲の凄さを感じるが、この際、本能のまま楽しもう! -
7月23日(月)現地時間午後7時、定刻より少し早めにフランクフルト国際空港に到着。ソウルから約12時間弱にわたる長い長いフライトが終わった。しかし、疲れはほとんど感じていない。時々ベッドで休めたことが大きい。いよいよ「欧州鉄道の旅」がはじまる。→ホテル「ヒルトン・フランクフルト・エアポート」に続く。
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