2018/07/14 - 2018/07/16
11位(同エリア47件中)
あっぷるさん
この旅行記のスケジュール
2018/07/14
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Bazer Hostel泊
2018/07/15
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バスでの移動
中央バスターミナルから、ティラスポリ行きのマルシュルートカに乗る。
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徒歩での移動
ティラスポリバスターミナルに到着し、市内観光
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バスでの移動
マルシュルートカでキシナウ空港へ
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飛行機での移動
キシナウ空港→ウィーン→ドーハ→羽田
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この旅行記スケジュールを元に
未承認国・・何だか謎めいた響きがありますよね(^^♪
世界には未承認国家というものが存在します。主権国家として宣言をしながらも国際的な国家承認を得ていない国の事です。沿ドニエストル共和国もその一つです。
モルドバとウクライナに挟まれたドニエストル川に沿った細長い国。1990年にソ連からの独立に反対するロシア系住民が独立を宣言しました。しかし国際的にはモルドバの一部とされています。
宿泊を伴って滞在するには所定の手続きが必要となるため、モルドバ滞在中に日帰りで行ってみることにしました。著名なガイドブックでさえこの国を扱っていないので、実際行った人のブログなどで事前にリサーチ。
そもそも地図は国家機密に当たるらしく(ホントか?!)観光案内所さえも存在しないとの事。観光収入など、はなから期待をしていないという事なのでしょうね。
モルドバのキシニョフ中央駅からミニバスで約2時間弱で、終点のティラスポリ駅に到着します。途中の国境では、モルドバ側は自国とみなしているので出国審査はなく、沿ドニエストル側のみ入国審査がありました
ティラスポリ駅には両替所があるので、まずモルドバ通貨を現地通貨に両替しておきます。紙幣の他におもちゃのようなプラスチックで出来た珍しい硬貨があるので、記念に混ぜてもらいました。
駅にはタクシーの呼び込みもありましたが見所は徒歩圏内なので、とりあえず駅から続く一本道を歩いてみる事に。ほどなくしてロシア正教会のあるキロフ公園が見えてきました。エントランスのモニュメントや赤と緑の色合いが美しい教会が印象的です。
あとはプリントアウトしてあった写真を地元の人に見せて、行きかたを教えてもらいます。総じて皆親切でした。
ロシア語圏なので街には英語表示は見当たらなく、英語も通じません。まず見ておきたいのはレーニン像です。政府市庁舎前などに建てられています。多くの旧ソ連構成国ではレーニン像は撤去・破壊されました。今や見られる場所は限られるので希少価値といえますね。
街は旧ソ連らしく時折り無機質で古く大きな建物が目に付きます。発展途上国ですが予想以上に街がきれいです。
まぁ、ゆっくりも出来ないんです。指定された時間までにこの国を出ないといけないので、数時間の滞在後モルドバに戻りました。
何だかと~ても刺激的で、好奇心がそそられる国でした。(^^♪
【行程】
7/13 MM899 HND PVG 02:45 05:00
MU 261 PVG SVO 18:05 19:10
7/14 LO515 WAW KIV 14:30 17:20
7/15 OS656 KIV VIE 15:55 16:40
OS125 VIE FRA 17:10 18:40(当初の予定ではこの便)
HN224 FRA HND 20:45 14:55(+1)(当初の予定ではこの便)
7/15 QR186 VIE DOH 22:40 04:55(+1)(実際の便)
7/16 QR812 DOH HND 06:45 22:40(実際の便)
【宿】
ワルシャワセンターホステルLUX PLN66(2211円)
Bazar Hostel MDL450(3420円)
【レート】
PLN1(ポーランド・ズロチ)=31円クレカ(33.5円 キャッシング)
1Lei=7.6円(モルドバ)
1沿ドニ・ルーブル=7.9円
【ワルシャワ編】
https://4travel.jp/travelogue/11381487/
【キシニョフ編】
https://4travel.jp/travelogue/11383609
【ティラスポリ編】←ここの旅行です
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
【キシナウ】の続きです。
https://4travel.jp/travelogue/11383609
キシナウの中央バスターミナルを6:50に出発したマルシュルートカは、1時間20分で国境に到着。
モルドバ出国は簡単でしたが、沿ドニ入国には入国審査のため車を降ります。
こんなところで置いて行かれたんじゃたまらないので、誰より先に列に並びます。(笑)
どのくらい滞在する? 2~3時間。
どこに行く? ティラスポリ
こんな簡単な質問だけでした。
印字された入国カードを渡してくれました。
これは出国の際渡すのかと思いましたが、確認しただけで持ち帰れます。良い記念です。
再び車に乗り込んでいよいよ沿ドニ入国です。 -
車内はWi-Fiまで飛んでいます。
途中で一人降り、二人降り・・
途中でドライバーは9:50発キシナウ行きのプレートに差し替えていたので、この車はティラスポリで1時間休憩してたらキシナウの戻るのでしょう。 -
8:40 終点の沿ドニバスターミナル(駅)に到着。
所要時間は1時間50分でした。 -
とりあえず沿ドニのお金を入手しないといけません。
この駅舎の両側に両替所がありました。
800Lei=772沿ドニルーブル
1沿ドニルーブル=約7.9円です。 -
駅に入ってみるとこんな感じ。
電車も少ないんでしょうね。 -
沿ドニ・ルーブルの通貨。
「ソ連の一部」として活動する国だから、通貨もルーブルなのか。
コインはプラスチック製で珍しい。
あ、これ裏だったわ。
プラスチックには青のほかオレンジ、黄緑があるはずなので、コインに交換し欲しいと言うと、青しかないらしい。 -
駅の切符売り場で帰りの時間を確認。駅に向かって左の入り口です。
珍しい沿ドニの地図が貼ってありました。 -
真ん中の時刻だと言われます。
10:55分の切符を購入。(実際は11:10発)39.95沿ドニ・ルーブル(315円)
駅にはトイレもあり、2沿ドニ・ルーブル(16円) -
駅前にはタクシーも泊まって呼び込みもされましたが、とりあえず徒歩で行きましょう。
駅前は一本道なので道路に沿って歩きます。 -
まだ9時前だから、歩いている人も少ないわね。
maps.meも立ち上げずに歩きます。 -
建物も道路もキレイです。
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しばらく歩くと右手に見えてきました。
何てかわいいモニュメントと、向こうの赤と緑の教会。 -
キロヴァ公園内のロシア正教会です。
可愛いですね~ -
左に回ってこの入り口かな?
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廃墟!?
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入り口を間違ったようです。(-_-;)
正面の反対側が入り口でした。 -
礼拝の最中のようです。
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入るのは控えましょう。
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どんどん道を歩いて行きます。
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お店もまだオープンしていません。
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結構きれいな街で驚いたわ。
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人に聞きながらレーニン像のある政府庁舎を目指します。
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信号を右折すれば見えて来るらしい。
マンションですね。 -
これは何のマークかな?
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あぁ、また足が痛くなってきた・・・
まったく、たった2泊でもパンプスなんて履いてきちゃだめね。
会社のお昼休みに、自宅に取りに帰ればよかった。 -
もうすぐなんでしょうけれど、耐えられない。
すると上手い具合に1台のタクシーが近くでお客を降ろしたので、ラッキー!
それに乗ります。 -
車だったら数分で到着。1992年のトランスニストリア戦争の慰霊碑のある広場。
元気なら充分駅から徒歩圏内です。 -
戦車も置かれています。
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トランスニストリア戦争の慰霊碑。
トランスニストリアって沿ドニのウクライナ語なんだね。
トランスニストリア戦争は、沿ドニエストル共和国とモルドバ共和国の間で、1992年の5月2日から7月21日にかけて発生した武力衝突。 -
分かりにくいですが炎が燃えていまう。
戦争で亡くなった方を弔っているのでしょうか? -
トランスニストリア戦争の慰霊碑。
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道路挟んでこれは政府庁舎。
ジャ~~~ン!レーニン像。マントが不自然なほど直角になびいています。
多くの旧ソ連構成国ではレーニン像は撤去・破壊されたので、今や見られる場所は限られています。希少価値ですね。
私が見たのはベラルーシのミンスクとロシアのウラジオストクです。 -
トランスニストリア戦争の慰霊碑公園の奥にはドニエストル川。
この川に沿った国だから沿ドニエストル共和国なんですね。 -
何と海水浴ならぬ、川水浴しています。
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平和だなぁ~
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ドニエストル川。
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運転手はついて来て案内してくれました。
良い人です。 -
モルドバの切手が欲しいとプリント見せながら伝えると分かってくれたようです。
1990年は独立を宣言した年。
これは公用旗のデザインで、共産主義のシンボルである鎌と槌、赤い星が左上に描かれているが、このシンボルを描かないデザインの旗も民間旗として使用が認められておいて、一般には後者が使用されることが多いとか。
この国を国として承認しているのは、同じく未承認国のアブハジア共和国と南オセチア共和国だけです。ロシアでさえ認めていません。
前者はロシアから、後者はジョージア(グルジア)から行かれるようです。
南オセチアに行ってみたいなぁ~
ちょっと事前申請とか面倒らしいけど、ジョージア再訪の際に検討しようかな♪ -
郵便局です。
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室内は閑散としていました。
切手を10枚くらい欲しかったのですが、2枚しかありませんでした。 -
駅に戻って来ました。
タクシー代はメーターで38沿ドニ・ルーブル(300円)です。
気持ちよく案内までしてもらったので、チップを支払いました。
630沿ドニ・ルーブルを再両替し、30ユーロと少額のモルドバ紙幣に。
コインはないようなので、そこらにいたタクシーの運転手にモルドバ紙幣とコインを交換してもらいました。多めに紙幣を持っていかれたような・・(笑)
沿ドニには1,3,5,10ルーブルコインがあるようです。
何度見ても可愛いわぁ~、プラスチックというのがまた良い。
1ルーブルは手に入らなかったので、また次回に。
左は沿ドニ独自の切手です。国内用ですね。
エアメールはモルドバの切手しか使えないようです。 -
10:55のマルシュ・ルートカは11:10に変更になったようです。
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モルドバLei。
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右手に座ると、さっきの教会が見えてきました。
この教会の色合いがまた良いですね(^^♪ -
賑わっている街を通ります。
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アパートに干してあった絨毯?
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形が全部一緒のマンション。
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道路も綺麗に整備されています。
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ひまわり畑。
観賞用ではなく、油を取るんでしょうね。
とうもろこし畑もありました。 -
何かのモニュメント。
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線路。どこと繋がっている?
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天気が良くて良かった。
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この建物も面白。
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これはホテル?マンション?
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観覧車まであります。
空を見ると飛行機が飛んでいます。
あれ?空港が近くにあるのかな?初めてmaps.meを立ち上げると、空港の横を走っているようです。
「キシナウ空港?」と聞くと「そうだ」と。
「降ります!降ります!」 -
キシナウ市内まで行かずに時間短縮できました。(^^♪
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ラッキ~!
沿ドニエストル共和国、いたって普通の国でした。
発展途上国にしたら街はキレイで、人々は親切。
今度はしかるべき手続きを取って、泊まっても良いね☆彡 -
空港敷地には飛行機が。
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まだチェックインには早かったので、しばらく待ちます。
ようやくチェックインが開始になりました。
早くラウンジに入りたい!
え?ラウンジはないんですか? -
小さな空港です。
搭乗待合室も一つだけ。
二階のレストランに。
128Lei(973円)もしたわ。(-_-;) -
お土産屋さんもワンフロア―の中に。
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乗りこみます。
とまぁ、ここまで順調だったんですが・・
OS656 KIV VIE
15:55 16:40
ところが出発が30分も遅れました!!
ウィーンでは乗り継ぎ時間が30分しかないのに、間に合うの!?
結局30分遅れてウィーン到着。乗り継ぎアウト!
案内に従ってOSのカウンターへ。
ステータスを持っている人、ビジネスクラスの人は並んでいる人を飛ばして先に案内されました。皆さん急いでいるのに悪いですね~
結局アライアンスを飛び越えて、以下の便に変更となりました。
7/15 QR186 VIE DOH 22:40 04:55(+1)
7/16 QR812 DOH HND 06:45 22:40
本当なら羽田には14:55に着いているはずなのに8時間も遅れてしまいました。
日本はまだ夜中なので、メールで羽田空港発の地元行きのジャンボタクシーの予約を入れておきます。
ウィーンも時間を持て余すくらいなので仕方なくレストランに入って食事をします。その後空港内で400円もするお高いミネラルウォーターも買いました。
帰国して遅延等による海外保険(クレカに付帯)で下りることに気が付いて食事代など3000円弱保証してもらいました。
空港レストランではワールドパップのフランス優勝のテレビに皆さん釘付けのよう。
時間になりました。
出国審査を終えても、ワンワールドのラウンジもなく、ただただ搭乗を待ちます。
ようやく搭乗。
もう疲れてしまって、機内食はパス。ひたすら寝ます。 -
ドーハで、ジャンボタクシーの会社からメール返信があり、満席とか・・・。
そうですよね、連休最終日ですもの。
どうしよう・・ -
二度目の機内食。
-
羽田に着きました。もう公共交通機関はありません。明日始発電車で帰ったら会社には30分遅刻します。これはまずい!(お盆に入社以来の9連休取ってるし・・)
清水の舞台から飛び降りるつもりで、信州までタクシーで帰ります。(-_-;)
タクシー乗り場はご覧のように長蛇の列。連休最終日だからかな。
Uberを呼んで帰ります。
都内を走るくらいでは安くはないですが、夜中だと夜間割増しもなく、高速料金請求もなく、Uberの方が安いとか??
お盆には9連休取ります。ここで汚点を残すわけにはいかないですから。
悲しいかなサラリーマンよ!
結局、もう一回欧州に行けるくらいのUber代でした。(-_-;)
最後の最後で痛い目に遭いましたが、楽しかったので良しとします。
次はお盆、エチオピア、南アフリカ、レソト、モザンビーク、エスワティニ(今年スワジランドから改名)と6泊9日で5カ国周遊してきま~す(^^♪
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この旅行記へのコメント (2)
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- satochanさん 2018/08/25 06:48:01
- ドニドニ!
- ドニ行かれたんですねー。私も最近行ったばかりなので次回お会いするときに熱く語りたいです!
そして乗り継ぎ。。。大変でしたね。
お盆にもう行かれたのかな、アフリカのそのあたり、私はこれから行くところです(笑)
- あっぷるさん からの返信 2018/08/25 12:39:13
- Re: ドニドニ!
- Satochanさん
コメントを有難うございます。
私より少し前に行かれたのですよね?
観光案内所まで出来ていましたね✨
そこでお土産買ったり、市内の観光案内図まで貰えるらしいですね。
いやいや、沿ドニは今迄のままでいて欲しかった(笑)
次回は南アフリカ周辺国でしたか?
レソトや、エスワティニは素朴で是非再訪して田舎に行ってみたいですね✨
楽しんで下さい♪
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