2018/07/09 - 2018/07/09
59位(同エリア111件中)
テスヤさん
昨日、ソロからバスでプランバナンに移動してきた。
今日は朝から周辺寺院群を見た後、ボロブドゥールまで行く計画。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自転車 徒歩
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おはようございます。5日目の朝5:55です。
フロントを起こして門を開けてもらって、昨日借りた自転車で早速出発です。 -
朝の大通りは静か。
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プランバナンの入口は大通りから少し北に回り込んだところにある。
てっきり自転車で中を回れると思って借りたのに、入口脇の駐輪場に停めさせられる。そして、駐車料金1,000ルピア取られる。 -
06:10、なかなかチケットが開かない。
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と待っていると、「外国人はあっちだよ。」と、向かって左側の入口を案内された。
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25USドル。高けーよ。。。
クレジットカードも使える。
ウェルカムドリンク券は後で使う。暑いから観光から帰ってから冷たいドリンクを頂くのだ。 -
正面にプランバナンのメイン、ロロ・ジョングランが見えてくる。
気分の高揚具合が今までとは全然違う。 -
だんだん近づく。
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でかい。
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一見真ん中の祠堂が主祠堂に見えるが、実はもう一つ手前に見えている祠堂で、後ろにあるのが、ロロ・ジョングランなのだ。
これも遠近法を使った視覚効果なのか。 -
崩壊している200以上ものペルワラ(小祠堂)で囲まれた伽藍の中に入ってようやく、ロロ・ジョングラン全景を見る事が出来る。
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夫々の祠堂に上れるようになっている。
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祠堂入口にはしっかりとした彫りのカーラが。
よく見ると、カーラの周りにも神々が配されている。 -
欄干のマカラも独特
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壁龕部に獅子が。
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ロロ・ジョングラン2階部分から東を見る。
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二階層の回廊を回ることが出来る。
高さは無く、この上が祠堂内部となる。 -
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ブラフマー、シヴァ、ヴィシュヌのそれぞれの祠堂には、ラーマーヤナの物語が彫り込んである。
東南アジアではこれが非常に多い。特にインドネシアのものは、お腹に矢が貫通していたり、阿修羅にとってはなかなか厳しそうだ。 -
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猿の描写もポピュラーである。
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ロロ・ジョングラン二階回廊から東を望む。
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タイのSri thep国立公園で見た像に似ている。歴史を辿れば、ラウォーで用いられた様式かもしれない。
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ロロ・ジョングランから南のブラフマー神堂を見る。
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二階回廊部へと続く。上はシヴァ神堂。
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せり出した部分にも彫刻が。
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破壊と創造の神、シヴァ。
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宇宙創造の神、ブラフマー。
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この世のバランスを取っている維持神、ヴィシュヌ。
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富と学問の神、ガネーシャ。
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強き戦いの女神、ドゥルガ神。
そしてこれこそがプランバナンの王妃、ロロ・ジョングランが呪いによって石化されたもの。との神話があるらしい。
他にも、アガスティアやヒンドゥーの神々が祀られていた。 -
森に映える遺跡は美しい。特に他に人工物が無いと殊更美しい。
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2006年の大地震で落ちたストゥーパの上部。
あえて上部に復元せず、落下した地点で柵をして保護していた。 -
外周の崩壊したペルワラ
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ロロ・ジョングランとその周辺遺跡群を北から見る。
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イチオシ
いやぁ。大規模で素晴らしいヒンドゥー寺院だった。
同じ時代に仏教寺院のボロブドゥールが建てられたそうだが、今まで共存してきた事にも希少性があると感じる。
多くの場合、新しい王の下、宗教が利用され、統制・維持が行われてきたというのに。
この辺りは、古マタラム王国とシャイレーンドラ王国との政略結婚が共存を可能としてきたのかとも思う。
今でもインドネシアで信仰されているイスラム教は、他の宗教に寛容であると言えると思う。
別の言い方をすれば、それほど厳格なムスリムという訳ではなさそうである。 -
ロロ・ジョングランを後にして次に向かったのは、すぐ北にある、
LUMBUNG寺院。
ほぼ正方形の伽藍配置で20程度のペルワラに囲まれている。 -
祠堂の欄干部は、同じ時代若しくはジャワ建築に見られる様式が確認できる。
cf:スクー、チュト寺院 -
内部は、仏像が配置されていたとみられる壁龕がある。
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遺跡公園は広い。
トラムが走っているが、すぐに出発するか疑問で、使い勝手は良くない。
レンタサイクルは1時間あたり25000ルピアで高い。
結局セウ寺院までは歩くことにした。 -
次は、BUBRAH寺院。
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先ほどのLUMBUNGと違って、東側に前殿が付いている。
彫刻類は少ないが第二回廊を歩ける作りになっている。
ロロ・ジョングランの小型版という感じだ。 -
違うのはここが仏教寺院だという事。
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candi BUBRAHを後にして北へしばらく歩くと、セウ寺院が見えてくる。
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セウ寺院全景。
セウ(1,000)かどうかは疑問だが、確かにおびただしい数のペルワラの残骸が中央祠堂を囲むように配置されている。 -
セウ寺院、東の入口。
入口をクーベラが護る。 -
通過の際見上げると結構迫力がある。
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辛うじて残存する祠堂には一つ一つ、かなり彫りが深いレリーフが見られる。
こんなに丁寧な寺院をたった一晩で作り上げたとは。
神話だとしても、精霊の力は計り知れないと感じさせる力作。 -
中央祠堂のテラス部分。
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中央祠堂へのアプローチ
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マカラも他のものとは違い、天女のような彫り物が口から出ていて面白い。
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中央祠堂内部で、作業員が何かを蒔いていた。
近づいて聞いてみると、タンスの中などに入れておくナフタリンだった。
コウモリ対策の一環のようだった。 -
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なんという。。。早く石材をどけてあげたい。
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お茶目な、
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修復作業員。
自分もこうでありたい。 -
それにしても修復にあたっては、
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人力で
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一生懸命に、
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やっているんだが、
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テキトー感ハンパ無い。。。
学術的にちゃんと監督・指導する人もいない。
それぞれが「こんな感じやなー」的にやっている。 -
まだまだ山のような石材が転がっているが、修復される日が来るのだろうか。
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セウ寺院。
小祠堂はほとんど崩壊していたがレリーフが何とも良い感じだった。
今日は長いので「その2」に続く。
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