2017年のイースター休暇のアルザス行きが思いのほかよかったので、18年もアルザスに行くことにしました。ニーダーブロン・レ・バンというドイツから近い小さな温泉の町に、二食付のリーズナブルなホテルを見つけたので、ここに三泊してアルザスの北の方を回ることにしました。<br />3日目は日曜日なので買い物はできません。とりあえず、古城のFleckensteinに行ってみることにしました。どこかで集めたパンフレットの中にアルザス古城パスポートというのがあって、スタンプを集めるとメダルがもらえるとあったのです。これは、スタンプ集め、ポイント集めが趣味の一つのわたしとしては行かないわけにはいきません。最初にFleckenstein、次にWissembourgに行きました。

2018年のイースターもアルザスに行くことにした　3　3日目もまず古城を訪ねて、そのあとかわいい町を見に行く　Chateau de Fleckenstein, Wissembourg

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2018/03/30 - 2018/04/02

514位(同エリア985件中)

エリア

フランス

旅行の満足度: 4.0

観光: 4.0

同行者: カップル・夫婦（シニア）

交通手段: 徒歩

旅行の手配内容: 個別手配

4月1日（日）
10時半ころホテルを出発しました。
この山の中ここでいいんだよねと思うようなところを通って駐車場に出ました。
残念ながら天気が悪く寒いです。10度ありませんでした。

この看板によるとこのそばにあと３つお城があって歩いて回れるようです。
わたしたち向けではありませんが。
お城はこんなかんじです。
かなり高いところにあります。
お城の入り口のチケット売り場に来ました。
入場料は大人4.5ユーロです。
中世のものを再現したコーナーもあります。
振り返って、お城の入り口にある建物を見たところ。
ここには、P'tit Fleck　という子供向けの施設もあります。（別料金がかかります）

このお城は12世紀に建てられ、そのころはアルザスの領主の北の国境を守るものだったそうです。

お城は、1680年にルイ14世のフランス軍により破壊されました。
買ったチケットをお城の下にある入り口で器械に通して入場します。
北側のファサードの復元図。
そして現在の姿です。
歩いて上のほうに行ってみます。
ここは井戸の塔です。
これは何だろう？
中世では、体の部分を使って物を計っていました。たとえば足の大きさがフィートです。などという説明がありますが、この物体は何かを計るものではないようです。
階段を通って真ん中の階に出ました。
見晴らしがいいです。
天気がよければとてもよかったのですが。
そのさらに上の部分。
どうやって行くのかな。

跳ね橋があってその向こうは領主の居住地区です。山の城で一番大切な井戸を守っていたそうです。
今は楽に歩いていけます。
少し上って振り返ってみたところ。
少し階段を上がったところに大きな部屋があり、お城の模型などがあります。

これは破壊される前のお城の模型。
そして今のお城の模型です。
階段を上がって一番上の部分に来ました。
（確かここに来るときの階段は磨り減った古いものだったと思います。）
下に見えているのが、チケットを買った建物です。
かなり高いところまで来ました。
眺めはいいですが、あいにく天気が悪くて寒いです。もう十分なので帰ります。
あそこまで降りないと帰れません。
新しく作られた階段があったので、楽に降りられました。ふう。
さて最後の見納めのお城。

チケット売り場で、Route Chateaux Alsace Passeport　にスタンプをもらいました。やった！
夫は写真集を買ってました。
お手洗いを使って（50セント）出発です。
このFleckenstein城には、バス路線もありました。バスでも来れます。

ウィッセンボー　Wissembourg行きです。ちょうどわたしたちが出発するときにバスが出るのを見かけました。お客さんは乗ってなかったような。
ウィッセンボー　Wissembourg に着きました。駅の辺りでFleckensteinからのバスに追い抜かれました。バスのほうが早い？

車をPl. de la Foire　の駐車場に停めました。
Hotel de Ville　市庁舎に向けて街歩き開始です。
ウィッセンボー　Wissembourg　は、人口7662人の町です。
7世紀の頃ここにできた修道院とともに町は大きくなりました。

ドイツの国境から10キロくらいのところにあります。
Hotel de Ville 市庁舎につきました。
ここにパスポートにスタンプがもらえるツーリストインフォメーションがあるのですが、日曜はお休みでした！がーん。
きょう二つスタンプ集められるかと思ったのに。また来るしかないです。
ここは、Maison du Sel 塩の家　です。
1448年に建てられた建物で、町の最初の病院でした。そのあと塩の倉庫、畜肉処理場として使われました。
違う角度から。

屋根に特徴があります。
この川はLauter　川です。
川を渡って　Eglise- St-Pierre- et- St- Paul　聖ピエール聖ポール教会に向かいます。
教会の前の修道院(?)で飼っているらしい鶏。一度、門から出てきましたが、あせって戻って行きました。

道路を歩く鶏って東南アジアを思い出します。
Eglise- St-Pierre- et- St- Paul　聖ピエール聖ポール教会です。

幅が22ｍ長さが60ｍの大きさです。
この13世紀に建てられたゴシック建築の教会は、7世紀からのベネディクト派修道院に属しています。

ここには15世紀の11ｍの高さの聖クリストフォルスのフレスコ画もあります。
以前あったロマネスクの教会の一部の塔がそびえています。
街歩きを続けます。

ガイドブックにLe Schlupf 地区がいいとあったので、行くことにします。
多分このあたりです。
Schlupfgass' と通りの名前が出ている小道が、家の間にありました。
ここは絶対に行く道です。
Lauter　川に出ました。さっきの教会の塔が見えます。

ここもLa Petite Venise と呼ばれているようです。
とても風情があります。
古びた木組みの家がまた味わい深いです。
さっきの道を戻って、どこかカフェに行くことにしました。
コーヒーとケーキで休憩です。

駐車場に戻る前にたまたま開いていたAu P'tit Kougelhopf というパン屋さんで小さいクグロフ　Gugelhupfs　を買いました。アルザスのケーキです。
20 rue Nationale
旧市街のはずれです。
ここから城壁が始まっています。
ウィッセンボー　Wissemboug　はあまり知られていませんが、とてもきれいな街です。わたしたちはだいたい2時間くらいいましたが、たくさん見るところがありました。城壁の中を歩くなどツーリストインフォメーションでもプランを作っているようです。

この後は、Hunspachという村に向かいました。
これがRoute des Chateaux d'Alsace　のパスポートです。

チップのマークがパスポートぽくってかわいい。
中はこんなふうにその15箇所のお城の紹介とスタンプの部分になっています。
左のページは、Wissembourg　スタンプはもらえませんでした。
これはやはりもう一度行くしかないです。（いつまでこのスタンプやってるかなあ）
他にはObernai　や　Haut Koenigsbourg　などが出ていました。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
次は、小さな村のHunspach　です。