2018年のイースターもアルザスに行くことにした　2　２日目は城跡を訪ねて、カーブでアルザスワインを買う　Vieux Windstein, Cleebourg

2018/03/30 - 2018/04/02

2017年のイースター休暇のアルザス行きが思いのほかよかったので、18年もアルザスに行くことにしました。ニーダーブロン・レ・バンというドイツから近い小さな温泉の町に、二食付のリーズナブルなホテルを見つけたので、ここに三泊してアルザスの北の方を回ることにしました。
2日目は土曜日で唯一のお店が開いている日なので、買い物とツーリストインフォメーションで地図などをもらいます。そしてニーダーブロンの町から5キロくらいのところにある城跡のWindsteinに行くことにしました。カーブにも行ってワインを買わねば。これはアルザス旅行が恒例行事となりそうな予感。

エリア フランス

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

3月31日（土）
朝食会場はWinstubです。いかにもアルザスというかドイツ風のつくりです。
でも、ここはフランス。バゲットがおいしかったです。

前の日に見たツーリストインフォメーションでスーパーマーケットの場所を聞きました。地図や各地のパンフレットももらいました。
教えてもらったGundershoffenという町にあるスーパーマーケットにたまたまCleebourgのカーブの人がキャンペーンで来ていました。そのおじさんにもいろいろ聞きます。まずそのスーパーで2箱ワインを買いました。

Le Wintersbergという北ヴォージュで一番高いところ（580ｍ）に行こうとしましたが、道が悪くすぐに引き返しました。

とりあえず、Windsteinに行こうか。二つお城のあとがあるらしいし。

Windsteinに来ました。駐車場に車を置きます。

駐車場のそばにあった大きな石のようなもの。
なんだろう。

説明がついていますが、フランス語しかありません。

19人のアーチストがどうのというのが読めるのですが、どうみてもアーチストのものとは思えないようなものが彫ってあったりしています。

かなり大きいものです。

なぞの物体はこれくらいにして城跡を見に行きます。

Vieux Windstein　の城跡が見えてきました。木が切られたばかりです。

340メーターの丘の上に立っています。

このお城のことが初めて記録に出たのは、1205年のフィリップ王の文書だそうです。

ドイツ農民戦争のときにこの城が破壊されてしまったのかどうかは議論の余地があるところらしいですが、1676、77年にフランス軍によって完全に破壊されたそうです。

これは井戸のあとの写真だったと思います。
井戸は41メーターの深さがあるそうです。

石がつみあがっているので、もとは人の手で作られたものだというのがわかります。
（が、ぼーっとしているわたしは言われないとわからないかもしれません。）

整備された通路が見えています。あそこにも行けるのかもしれません。

ここはこれくらいにして、次の城跡を見ることにします。

ちゃんと案内板があります。

木の間から城跡が少し見えています。
緑の時期だと見えないかもしれません。

さっき上から見えたのはこのお宅の敷地だったようです。
どうしてこんな城跡ぎりぎりなところに家を建てたのか。
ひょっとしてこの城あともこのお宅の持ち物なのかなあ。

Nouveau Windstein へは、30分歩くというのでやめました。

ワインを買う時間がなくなると困るしね。（ただの軟弱者の二人）
駐車場に向かいます。

Gite de Franceの看板が出ています。ここはアパートメントホテル、貸し部屋なんですね。

このかんじ、クイニョンのそばのチャムの遺跡に似てない？と夫に言うと、うーん…。

ほら、あの国道から見えた遺跡のかんじ。
うーん…。

少し走って、かわいらしい町に来ました。

ランバック　Lembachという町です。このバス停のすぐ後ろに公衆トイレがあって使わせていただきました。

ランバックのMairie　市庁舎です。
この町は人口1580人。明日行くことにしているFleckensteinの古城はこの町にあります。

町の中を小川が流れています。

少し写真を撮って、Cleebougに向かいます。

ブドウ畑が見えてきました。

Cleebourg　はワイン街道の一番北にあり、ここではアルザスの伝統的やり方でぶどうを栽培しています。特にTokay- Pinot gris (Rulaender)、 Pinot blanc Auxerrois (Weissburgunder)が多く植えられています。

Cave vinicole de Cleebourg　にやってきました。
住所はRoute du Vin. そのままです。

年中無休で、日曜祝日もやっていました。ただ毎日昼休みがあります。

カーブの中です。

人の集まっているところがカウンターで、ここで試飲ができます。

夫は少し試してすぐに3箱購入しました。

この右手にみやげものを売るコーナーもあります。

入り口の横の大きな扉から買ったワインが台車に乗って出てきました。

このカーブの隣にホテルがあったので、そこのカフェでコーヒーとケーキで休憩しました。もういつの間にか4時くらいになってます。

そろそろホテルに帰ることにしました。

けっこうかわいい町を通りかかります。フレッシュウィレル　Froeschwillerという町です。
もう来ることはないだろうなと思って降りて写真を撮りました。
（実はそのあとも2回通りました。意外と交通の要所？）

人口510人。

Eglise de la Paix　プロテスタントの平和教会　町の中心です。

木組みの家がきれいに手入れされています。

写真を撮っていたら、ここのご主人が出てきて
どこから来たの？自分はベルリンに昔、軍の仕事で住んでいたことがあるよと話しかけてきました。
とても気さくなおじさんでした。

こんなにかわいい町ですが、普仏戦争、1870年8月6日にBataille de Froeschwiller　フレッシュウィレルの戦いという戦いの舞台となったということです。

ガイドブックに4行出ていました。（後で気がつく）

5時半頃ホテルに帰ってきました。

夕食までまだ時間があるし天気もいいので、川沿いにある公園を歩いてみます。

Allee Bad Schoenborn という名前の通りです。
この町Niederbronn les Bains はBad Schoenborn　というドイツの町と姉妹提携をしています。温泉つながりでしょう。

ミニゴルフ（っていうのですかね）がありました。

ゴルフをおととしから始めて凝っている夫とやってみます。

1時間くらい楽しくしました。最初はたくさん人がいたのですが、最後のホールまでする人はあまりいないようです。

さて、今晩のメニューです。

前菜に魚のテリーヌとあったので、それプラスエスカルゴと注文したもののエスカルゴだけ来ました。ちょっと残念。
エスカルゴはにんにくがたっぷりきいておいしかったです。

Kalb mit Kartoffelpuffer

カトフェルプファーってなんだろうって思ったら、デュッセルドルフあたりで言うライベクーヘンでした。
地方によって言い方が違います。わたしはどちらかというとこれは苦手です。
油っぽいので。

チーズはMunster　ムンステールです。
くせがありますが、好きです。

デザートのオレンジのムース。ちょっと甘めだったので、後でエスプレッソを頼みました。

2日目はこれで終わりです。
ここまで見ていただいてありがとうございました。

この旅行記へのコメント （2）

• Eiji Haitaさん 2018/08/07 18:54:49

  ドイツ、本当にきれいな街いっぱいありますね。

  きれいな街ですね。わたくし、城跡見るの結構好きです、国内でも海外でも。
  石塔の前に立っている方、ご主人ですか、いかにも大学教授然としていますが。
  ところで、Nouveau Windstein へは、30分歩くというのでやめましたとのことですが、その位は歩かなければいけないんです。

  nekochanさん からの返信 2018/08/09 03:57:09

  Re: ドイツ、本当にきれいな街いっぱいありますね。

  Haita　さん　おはようございます。時差にはなれましたか？
  
  ここは元ドイツですが、今はフランスなのです。でも、町並みは本当にドイツ風の木組みの家ですね。生活習慣は、ドイツとフランスのいいところが混ざっていると思いました。ここらへんにも行かれたらいいと思います。ここも自転車でかなり走れますよ。
  
  言い訳ですが、Vieux Windsteinまでも歩いたし、うちの夫、足の調子が悪くなっているので、無理はしないようにしています。（完璧にいいわけー）
  そうです、なぞの物体の前に立っているのが夫です。