2018/08/11 - 2018/08/26
100位(同エリア193件中)
ちーばんさん
ウラジオストク→ハバロフスク→撫遠→ジャムス(=佳木斯)→ハンカ湖(=興凱湖)→グロデコボ→绥芬河→ハルピン→大連
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2018年8月11日 成田--(S7)→ウラジオストク
8月12日 ウラジオストク--(列車オケアン号)→ハバロフスクと移動し、中露国境3跨ぎのひと跨ぎ目が地図右上B(ハバロフスク)からA(撫遠)までの船旅です。 -
アムール川沿いにあるハバロフスク客船ターミナル。パルスホテルからだと歩いて5分もかかりません。ハバロフスクでは極東美術館がピカイチでした。
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乗船日の2日前に撫遠までのチケットを買いに行った時の客船ターミナル。正門は通常閉まっていて、いかつい警備員が常に睨みをきかせています。ここではチケットは買えません。
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客船ターミナル近くのこの旅行社で明後日の撫遠までの片道チケットを購入。3100ルーブル (5568円)でした。「乗船当日の朝8時にターミナルの門の外に来てね。」と言われました。ロシア語以外に英語と中国語が通じます。撫遠までは1日に2便ありますがかなり混んでる様子です。アムール川の氷結が始まる10月中旬から氷が完全に溶ける5月中旬まで船便はないそうです。
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「旅行社でチケットを購入」と言ってもそこでもらえるのはこの領収書のみ。チケットは乗船当日ターミナルで発券されます。
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ウラジオストク→ハバロフスク間を走るオケアン号で同室だった方とロシア料理店「ルースキー」で夕食。お互い旅行大好き人間で話が盛り上がりました。またこの時、成田空港のレストランで天ぷらうどんを美味しそうに食べてらっしゃったお母さんとお嬢さんをオケアン号乗車時以降再度お見かけし、お声をお掛けしました。ハバロフスクの極東美術館は人が少なく落ち着いて絵の鑑賞ができました。
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中露国境ひとまたぎ目の当日、旅行社から言われていた集合時間より30分早い朝7時半に着いた時、客船ターミナルのゲート前は閑散としていました。そこへ若い日本人が歩いて来て何やら探している様子。聞けば「さっきオケアン号でハバロフスク駅に着いてまっすぐここへ来ました。これから船で撫遠へ渡って今日午後の便で又ハバロフスクへ戻ってきます。」のんびり旅の当方、思わず頭がクラクラするほどの強行軍。あいにく船は満席、彼はチケットを買えませんでした。
一方、写真左の寒そうに空を眺めている中国人のおじさんは気温15度の中をご覧のTシャツ姿。鳥肌をおっ立てておられたので、見かねてウインドブレーカーを貸してあげました。その彼に問題発生。これから乗る船のチケットは、友人が電話予約しただけで3100ルーブルが未払いであることが判明したのです。そこへきて彼は手持ちのルーブルなし。船着き場まで送ってくれた友人を急遽電話で呼び戻し、何とか間に合って事なきを得ましたが、「こりゃあ手持ちのルーブルを貸さなきゃなんないな」と一時覚悟。
おじさんの後ろのドアにご注目。この中に入るのが簡単ではないのです。(続く) -
続々到着する中国人ツアー客。ハバロフスクの青い空に、中国のオバちゃん達のすごい色や模様の服が映えます。
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マイクで「ドアの中には旅行団ごとにしか中に入れないからもう少し待って下さい!」と繰り返し説得する添乗員とその話を不満げに聞くツアー参加者たち。ドアの内側ではツアー毎に乗客一人一人にチケットが発券されますが、それにえらく時間がかかって、30分以上も外で待たされている中国人旅行団の面々は不満タラタラが高じて添乗員に罵声を浴びせ始めました。「なんで俺たちよりあっちの団の方が早いんだ!」とか「何やってんだ!あんた能力ないんじゃないか!」「(ツアーの評価表に)めちゃくちゃ悪くつけてやるぞ!」とかそれこそ言いたい放題。
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これが船のチケットです。ドアの中のロシア人スタッフがもう少しテキパキ事をこなしてチケットを出してくれればいいんですがね。
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でもロシア人のツアー客は辛抱強くドアの外で待ってるんですよ。国民性が出ます。団体優先で私のような個人は後回し。そのうち旅行社のおねえさんがドアから顔を出し手招きし、中でチケット発券。そのチケットを手に客船ターミナルのビルに向かいます。パスポートとチケットがササッとチェックされた後、出国検査です。ここで20分ほど待ちました。出国審査なのに一人3分から5分は時間を要している感じ。審査が終わると晴れて乗船です。
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8時の集合時間から1時間10分後の9時10分に船は撫遠へ向けて出航。当方のウインドブレーカーを着てご機嫌なTシャツおじさん。
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今回船は中国人ツアー客用に1隻、ロシア人ツアー客と当方のような個人用に1隻出ました。この船は3人掛けの席が写真中央の通路を挟んで並び、それが7列ありますから定員42名。この船はうち非ロシア人は9名でした。席に番号は振ってあるけど自由席。川幅2キロはありそうな滔々たるアムール川を行くにもかかわらず救命胴衣着用方法の説明一切ナシ。出発後30分も経つと中国電信のSIMカードに差し替えたスマホが電波を受信し始め使えるようになりました。9時10分出港で10時40分に撫遠到着。所要時間1時間半。時差があるからスマホと腕時計をマイナス2時間。中国時間午前8時40分到着です。
撫遠に船が到着しても席を立つ人は誰もいません。緊張感が船内を包んだようにも感じました。停船後5分くらい経つと中国人係官が船に乗り込んできて真っ先に当方の所へ。「日本人だよね。中国語できる?」「少しならね。」しばらくして、英語は多分できなさそうな無骨な感じの係官がやってきて、撫遠に以前来たことがあるか、撫遠ではどこで何泊するか、撫遠からどこへ行くのか、旅行の目的は何かなど3分間くらい質問が続きました。英語での受け応えならば英語のできる係官がやってくるのでしょう。 -
下船後、中国入国手続き。「入国カードはないのかな?」と思いつつ列に並んでいると、「ちょっとこちらへ」と年配の係官に呼び戻され、若い係官と2人で10分ほど質問されました。船内と同じ質問以外に、パスポートに押された中国の入出国場所のスタンプを見ながら「成都が多いね」とか「蛇口からも入ってんだ。フーン」「台湾のスタンプもあるね」とかブツブツ言いながら、いくつかの旅行の目的などについて聞かれました。ロシアのビザも数枚眺めながら「あちこち行ってんだねえ。ロシアはハバロフスク以外にどちらへ?」「ウラジオストク、モスクワそれにサンクトペテルブルク。」「おお、いいとこばっかりだなあ」「もうほぼ退職してるからヒマで」「そうスカ」「あんたも早く退職して行くといいよ」話はそんな感じで終わり、係官の態度に高圧的なところは見られませんでした。入国カードを書いて入国審査→荷物検査を終え、めでたく外へ出て建物をパシャ。
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出入国管理局の建物を出たところにタクシーがいるにはいましたが、運動がてら40分ほど歩いて瑞逹大酒店へ。撫遠の道は広くてまっすぐです。
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中国最東端の街らしく午前3時40分には外は昼間のような明るさでした。夏至の頃は午前2時過ぎに太陽が昇るそうです。「中国で一番早く日の出が見られる」撫遠ということで日の出鑑賞スポット「太陽広場」という場所もあります。写真は瑞逹ホテル側の市場で朝6時に撮影したもの。
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市場で。体長80センチはあろうかと思われるワニガメです。これに噛み付かれた後の両手の写真があり、「こんな深い傷でもこの軟膏さえつければたちまちのうちに治るよ!」。ホントかどうかはともかく、人目を引く演出でかつ分かりやすい。ワニガメは生きてはいるもののほとんど動かないので、ちょうど手のところにカメの口が来るようにするなど細心の配慮が伺えます。
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チャーターした車で撫遠から1時間ほど東へ行った黑瞎子島湿地公園へ。そこの入場券売り場で「外国人はダメです。」と言われて入場を断られました。他で聞いたところではウイグル人もダメだとか。黑瞎子島は2005年に中露半々で分け合うことに決まり、写真の地図の左側が中国領。湿地公園は陸続きでロシアと接しているので敏感になっているのでしょう。
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仕方ないので、夏至の頃なら午前2時くらいの日の出を見る太陽広場に行き、ウスリー川越しにロシアの村を眺めました。
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3分8元(126円。但し微信=WeChat払い)の高倍率望遠鏡でロシア側の村を見てみると、地味な服を着たロシアのおじさんがこちら側を見ていました。中国側にはワンサカ観光客がいて、うるさいくらいに盛り上がっています。声は届かない距離ですが、そのうちロシアのおじさんはさもつまらなさそうに踵を返して家の向こうに消えていきました。
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写真左側上から2番目のプレート「哈巴」がハバロフスクの中国語での略称です。ここから直線距離で25㌔しかありません。一方、モスクワまでは6106㌔もあります。
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太陽広場から乌苏镇まではゆっくり歩いて1時間もかかりません。写真奥の橋を右方向へ渡って湿地公園に行くのですが、今回はかなわず。
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撫遠の街では買い物に来たロシア人観光客をよく見かけます。衣類や食料品をよく買っているそうです。
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撫遠の街中心部にあるバスターミナル。次の目的地である佳木斯(ジャムス)にはここから出るバスを利用する手もありますが、のんびり行きたくて列車を選びました。ここから撫遠駅行きのバスは1日4本出ています。撫遠駅出発の列車が1日2本、到着列車も1日2本しかないからです。
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中国で最も東にある撫遠駅は当然ここがどん詰まり。撫遠を14時41分に発車し、22時06分にジャムス駅に到着しました。(続く)
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この旅行記へのコメント (2)
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- はじゃまさん 2018/08/15 23:45:25
- 入国目的
- 私も前回暉春からロシアに抜けるときに「なんで中国こんなに来てるの?」て訊かれました。
最近この手の質問には「好きだから!」って答えるようにしているのですが、
先日の暉春の人は「俺は好きじゃないよ」という新しい反応でした(笑)。
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- はじゃまさん 2018/08/15 23:42:24
- 伝わります
- 写真から十分大陸の皆様のイライラが伝わってきました! 面白いです。
そして船旅羨ましいです。やはり出国員は「船」マークですよね?
ハバロフスクは16度しかないんですね。撫遠もそんなもんなのでしょうか。
なんだか最近中国(といっても青海とかのあたりですが)は
地震が頻発しているようですので、どうかくれぐれもお気を付けください。
少しでも揺れたら外です!
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