ヘルシンキの東にあるセウラサーリ島。<br />この島の一角は、夏季限定の野外博物館になっている。<br />フィンランド各地から移築された伝統的な木造建築が森の中に点在し、調度品は庶民的なものから高価そうなものまで揃っている。<br />日本でいうところの明治村ってところかな？<br /><br />有料拝観の建物では、民族衣装を着たガイドさんたちが出迎えてくれ、必要があれば説明もしてくれる。<br /><br />建物を見学し、森林浴を楽しみ、ハイキングで足腰を鍛え、ビーチで泳ぐことも出来る。<br />いろんな楽しみ方が出来る島だ。<br /><br />パンフレットも説明板も英語表記だったので、読み間違い等でコメントに間違いがあると思います。<br />ご了承ください。<br /><br />

セウラサーリ島の野外博物館　＜白夜のフィンランド旅 2日目その2 ＞

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2018/07/08 - 2018/07/08

166位(同エリア3772件中)

エリア

ヘルシンキ(フィンランド)

同行者: 友人

交通手段: 高速・路線バス

旅行の手配内容: 個別手配

ヘルシンキ中央駅の西に位置する、Lasipalatsiトラム停車場。
そこにあるバス乗り場から、24番バスに乗った。
24番バスの終点が、セウラサーリ島の入口。
バスを降りると、セウラサーリ島に渡れる橋が見える。
地図を見る

一時間もあれば、一周出来そうな大きさの島。
その北半分が野外博物館。

セウラサーリ野外博物館博物館・美術館・ギャラリー

 フィンランド各地から移築された建物が点在　　フィンランドの森を手軽に楽しめる場所 by ホーミンさん
最高気温が23度のヘルシンキ。
太陽に当たると暑さを感じるが、
木陰に入ると、スッと体感気温が下がる。
この頭と尻尾が白い鳥は、人間に慣れているようだった。
ふたつ目の橋から見える小島。
橋を渡りきると、チケット売り場がある。
建物の中に入らず外から眺めるだけなら、チケットを買う必要はない。
9ユーロのチケットを買って、地図をもらい、案内標識も頼りに歩き始める。
野外博物館の地図と、チケット2枚。
鳩が大胆に近寄って来る。
たまにウサギが道を横切る。
今までに見たことのない、ビッグサイズのウサギ。
ウサギは人を避けていた。
白樺に囲まれた、HALLA HOUSE。
入口で、チケットをチェックされる。
中には大きなメインルームひとつと、三つの寝室と、台所がある。
中は薄暗く、窓だけが眩しい。
赤ちゃん用のベッドかな？
幅が広いけど、寝返りをうったら落ちそう。
ミシンがあった。
家のほぼ中央に位置するかまど。
暖房も兼ねているのかもしれない。
焼き畑農夫の家であるSELKAMA HOUSEは、鍵がかけられていた。
窓から中を覗く。
自転車が中にあった。
その前にあった倉庫。
2階のベランダ（？）の切り方が興味深い。
もう一つの倉庫。
森林浴をしながら、先に進む。
現代的なこの建物は、島のほぼ中央にあるレストラン。
このあたりが、野外博物館の一番奥になる。
ママが、赤ちゃんとお散歩中。
スウェーデン製の電話ボックスは、1912年モデル。
この建物も、鍵がかかっていた。
これはサマーハウス。
中にある家具は白樺で出来ており、壁紙はフランス製。
ここも鍵がかかっていた。
PERTINOTSA HOUSEは第二次世界大戦で、ソビエトによって失った地域にあった建物。
どうやらカレリヤの事らしいが、パンフレットには地名は書かれていなかった。

入館にチケットが必要。
1階が家畜小屋で、2階が住まいになっていた。
蒸籠みたいなゆりかご。
穴のあいたものは、多分歩行器。
2階の窓から見た、西フィンランドのSTOREHOUSES。
これらの倉庫には、穀物や衣類や道具類が収納されていた。
一際立派だった、KAHILUOTO MANOR。
1790年に建てられた、荘園領主のロココ調の家。
フィンランド南部のTaivassoaloから移築された。

チケットが必要。
玄関に入ると、そこに宝箱。
今まで見学してきた庶民の家は薄暗かったが、ここは大きな窓がいくつもあって明るかった。
天井も高い。
小さな宮殿のよう。
何に使うのか、全く見当がつかなかった。
わからない事があれば、建物の入口にいる人に質問すれば答えてくれる。
この写真を見せたらいいだけなのに、この時はそれさえ思い浮かばなかった。
建物はシンプルなのに、家具は凝っている。
長い冬を室内で過ごさなくてはいけないので、出来るだけ快適な室内にしたいのだろう。
このベッドには、
天蓋が付いていた。
壁に描かれた模様も、いい感じ。
子どもの遊び道具。
かつては貴婦人を映した鏡に、自分を映してみる。
寒い地方の建物なので、暖炉の数が多い。
一部屋に一台。
台所も、大きい。
昔の食器棚。
ケーキの型も様々。
チャーチボートの収納小屋。
ハメ地方から移築。
村人はチャーチボートをシェアしていて、夏になるとこれに乗って教会に行った。
大きい舟には100人も乗れた。
KARUNA CHARCHは、ミサの真っ最中。
入口の女性が、「今は入れないの」と教えてくれた。

トゥルク郊外の、カルナにあった教会。
入口にガイドさんがいるので、多分チケットが必要だと思われる。
教会の隣にある鐘楼を見学する。
内部にはなぜか、大きなお人形があった。
日本より幅の広い水車。
サタクンタから移築された、小ぶりのウインドミル。
小作農民の家にやってきた。
ちょっと背の高い建物が住居で、低い方は農作業小屋になっていた。
観光客からお呼びがかからないとき、ガイドさんたちは編み物を楽しんでいた。
住居部分。
ここにも穴の開いた、機織り用の椅子があった。
小作農家の庭にあったサウナ小屋。
手前のは井戸で、くみ上げた水を流せるようになっていた。
小作農家の庭にあった、1階が家畜小屋になった倉庫。
野外において、クマや他の動物から食物をまもるBEAR CACHE。
ラップランドから移築された。
キャンパーなどが使用。
めっちゃかわいいお嬢さんが出迎えてくれた、IVARS FARMSTEAD。
1819年にアレクサンドル1世が、立ち寄ったことがある家。
マナーハウス以外の家は、梁がむき出しになっている。
低いものは、160センチくらいの高さにある。
薄暗いので頭上注意。
低い梁は、物置にもなっていた。
日本の桶のようなものが並んでいた。
ロッキングチェアーの足の部分が、三日月でなく半月であるのが面白い。
どの家も見学者が少なく、ゆっくりと観ることができた。
この建物の2階から見えたゲートハウスは、この家とは別の所から移築されたもの。

この他にも羊飼いの小屋、牧師館、ブランコなどがあった。
お手洗いは簡易タイプの、小さなものは有料だった。
博物館の中央付近には、大きな無料トイレもあった。
ガイドさんの説明を受けて見学し、南の方までハイキングしたら、丸1日楽しめそうな島だった。

24番バスに乗って、中央駅まで戻った。

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この旅行記へのコメント（2）

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のんき茂野さん 2018/07/24 07:25:21

おはようございます

セオンクーマ　セイコオレキンピルデ～？
毎日何時熱中症になっても不思議でない天気で
前期高齢者には堪えます・・・

朝から夜までクーラのつけっぱなし・・・初めてです！
人間が『暑い』と感じたらネコは『むちゃ暑い』と
感じているそうです・・・

・・・でも良い時期にいかれましたねぇ～
最高が２５度・・・現在では明け方の１番気温が低い
時間帯よりも低いですから～

今年現時点では北極圏でも、３０度越えの厳しい暑さ
だとか？
暑くても空気が乾燥していたら、まだたすかるのですが～
スエーデンでは森林・山火事が多いとか・・・？

まだまだ・・・お盆頃まで厳しい暑さが続くとか？
なんとか頑張って過ごしたいものです～

熱中症にはお気をつけてくださいねぇ～　　のんき

https://cdn.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/55/01/73/src_55017307.jpg?1532383677

ホーミンさんからの返信 2018/07/24 20:44:41

RE: おはようございます

のんきさま

こんばんは。(o^v^o)
いつも旅行記を読んで下さってありがとうございます。
投票と掲示板への書き込みもありがとうございます。

今日も暑かったですね。
でも今夜はいつもより、ちょびっとだけマシな気がします。
東風が涼しいです。
これが止むと・・・また (｀△´；) ですが。

> セオンクーマ　セイコオレキンピルデ?？

「お元気ですか？」
・・・・でしょうか？

私の知っているフィンランド語は「キートス」一語のみ。
初めて聞くフィンランド語は、地中海沿岸地域の発音に、似ていたような気がしました。
ロシア語にも似てたかな？

> スエーデンでは森林・山火事が多いとか・・・？

らしいですね。
北極圏で30度だとか。
カナダでは積雪2センチ？
狂ってますね。

> https://cdn.4travel.jp/img/tcs/t/pict/src/55/01/73/src_55017307.jpg?1532383677

キートス以外、わかりませんでした。
(ToT)

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